3日、阪神甲子園球場で行われた第90回全国高校野球選手権記念大会第2日の第4試合、新潟県代表として初出場した新潟県央工業高校は、東兵庫の強豪、報徳学園と対戦。九回裏の報徳学園の本塁打で2-4でサヨナラ負けし、1勝の願いはかなわなかった。
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試合が終了、報徳学園の校歌が流れる阪神甲子園球場 |
気温が軽く30度を超え、浜風は吹いたものの蒸し暑い球場で、予定より40分近く遅れて午後4時37分に試合開始。県央工高新潟県央工高は1回表の攻撃、1死3塁からスクイズを決め、先制点を上げる幸先のいいスタートを切った。
| 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 | |
| 県央工 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 報徳 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2x | 4 |
石田投手は報徳学園の強力打線を四回裏まで無安打でぴしゃりと封じ込め、続く五回表に2死走者2塁から右前打で1点を追加して0-2と差を広げた。
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球場へ到着した県央工高野球部員 |
6回裏、1死走者2塁の場面で鈴木監督は、新潟大会での戦い方と同様、ここまで1安打だけと好投していた石田投手から古村投手へ交代。しかし、古村投手は2死としたあと、左翼席へ本塁打を打たれ、2-2の同点となった。
そして9回裏、2死走者3塁で延長戦突入が濃厚となるなか、古村投手が放ったスライダーは捕手の構えた内角低めではなく、真ん中高めに浮いたところをはじき返され、白球は右中間スタンドに吸い込まれ、万事休す。2-4でサヨナラ負けを喫した
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次々と球場に集まる県央工高応援団 |
県央工高は野球の名門校、報徳学園に対しておくせずに立ち向かった。安打数では報徳学園の6本を上回る7本を数え、互角かそれ以上の戦いぶりは鈴木監督に「負けた気がしない」と言わせた。
最後の最後に勝利の女神に見放されはしたが、三条市、あるいは県央地域の高校野球史に輝かしい一歩を刻み、来年以降にもつながる見事の戦いぶりを見せてくれた。
その後に地元三条市で始まった大花火大会は祝砲とはならなかったが、県央工高ナインの健闘を祝福、称賛する花火となり、その戦いぶりは地元市民の感動を呼び、ナインが胸を張って地元へ戻る姿を期待しているはずだ。



