民間検査・研究機関の(社)県央研究所(三条市吉田・高野雅志理事長)と米の栽培や品質管理、販売までを専門に研究するNPOごはん科学研究所は、27日午前10時から研究用に栽培した8種類の古代米を昔ながらの方法で稲刈りする「平成20年度版 もうひとつの小さな稲刈り」を行うので、参加者を募集している。
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29日に平成20年度版もうひとつの小さな稲刈りが行われる赤や黒の穂を実らせてストライプを描く古代米 |
昔ながらにかまでイネを刈り、タケで作る稲架(はざ)に、天日干しするためのイネをかける“稲架かけ”も体験してもらう。また、小型脱穀機での脱穀体験や温暖化対策についての同研究所の発表も行う。
さらに、参加者には昨年、収穫した古代米の種(玄米)を小さな瓶に入れた小さな土産をプレゼントする。正午ころ終わる。
同研究所は、米研究事業の一環として5年前から地元の小学生親子などに参加を呼びかけて春に田植え、秋に稲刈りの体験を行っている。同事業は田んぼの生物や泥の感触を知って社会の文化や自然環境を理解し、主食とは何かを見つめ直してもらうのが目的だ。
今年度は新たな研究課題として「水田機能を利用した温暖化対策と米の品質向上に関する研究」に取り組んでいる。その一環として、ことしも5月に研究用に栽培する8種類の古代米の田植えを地域の子どもなどに体験してもらった。
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赤い穂を揺らす古代米 |
その田んぼが収穫期を迎えた。古代米は「紅花(ベニカ)」、「越前(エチゼン)」、「紫宝(シホウ)」、「朝紫(アサムラサキ)」など8種類で、稲穂といえば黄金色だが、古代米のなかには赤や黒の穂をつけたものもある。
同研究所などは、田んぼをコメを作るための単なる道具ととらえるのでなく、温暖化抑制や環境修復機能の新しい可能性に注目。「コメ作りからイネ作りへ」とイネ作りは地域環境を考える身近な場と考えており、「もうひとつの小さな稲刈り」を通してコメの不思議と温暖化の問題を肌で感じてほしいと参加を呼びかけている。
参加費は無料。軍手やかまは主催者が用意するので、参加者は汚れてもいい服装、長靴などで現地に集合する。雨降りでも行う。会場で当日参加も受け付けるが、土産の準備もあるのでなるべく事前に申し込む。申し込みや問い合わせは、(社)県央研究所(電話:0256-34-7072、電子メール:info@kenoh-labo.or.jp)へ。






