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三条高校「県民の森」の「バタフライガーデン」でチョウの食餌木の植栽とチョウなど昆虫の観察会に30人参加

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民間団体の代表者などでつくる三条高校「県民の森」企画運営委員会は、21日午前9時から県立三条高校敷地内に造成された「県民の森」の一画「バタフライガーデン」で、チョウの食餌木の植栽とチョウなど昆虫の観察会を開き、約30人が参加して自然に親しみながら森づくりを進めた。

21日、三条高校「県民の森」の「バタフライガーデン」チョウの食餌木の植栽とチョウなど昆虫の観察会、説明する岩崎さん

21日、三条高校「県民の森」の「バタフライガーデン」チョウの食餌木の植栽とチョウなど昆虫の観察会、説明する岩崎さん

参加したのは、家族連れや夫婦、委員など2歳から80歳代まで。チョウが卵を生む木、幼虫が葉を食べる木、成虫がみつを吸う花が咲く木など、チョウが一生を過ごすために必要な木のなかから、ヤマハンノキ、ネムノキ、カラスザンショウ、サンショウ、アベリア、シジミバナを計35本、植えた。あわせて三条ホタルの会副代表でもある岩崎武さんを講師に昆虫の観察会を行った。

植栽した木

植栽した木

三条高校「県民の森」は、校舎正面の市道側で、2006年に1,250本の木を植樹。地元の山に自生するケヤキやクヌギ、ヤマモミジなどで形成する里山風の森を苗木から30年、50年と時間をかけて学校や地域で育てていく計画だ。

その一画のバタフライガーデンは、チョウが好む植物などを植えた。2年がたち、さまざまなチョウが訪れている。

晴れていればヒョウモンチョウやキチョウの舞う姿を見られるが、この日はあいにくの小雨。成虫は見られなかったが、アゲハチョウなど数種類のチョウの卵や幼虫、サナギまでを観察した。

葉の上にいた体長1、2センチの幼虫は、参加者が近づくと黒い体からオレンジ色の角のようなものを出して威嚇。岩崎さんに「においをかいでごらん」と言われて顔を近づけた子どもたちは「臭い!」と顔をしかめた。

「県民の森」で採取した昆虫

「県民の森」で採取した昆虫

岩崎さんは、「身を守るため、においで攻撃している」と説明。参加者は、気にもとめない身近にある小さな自然の世界に感心していた。

将来はウルトラマンか虫博士になりたいという三条市井栗、木原健君(7つ)は姉の皐さん(9つ)と参加。岩崎さんの話を一番前で聞き、昆虫を見つけては「先生、何かいた~」と目を輝かせていた。

同委員会は、「ここで一生を過ごすチョウが増えてきているのが楽しい」と達成感を味わっており、いつかは国蝶のオオムラサキが来てくれればと夢は膨らむ。クヌギやコナラの木も成長しており、来年はカブトムシとの出会いに期待している。

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