三条市保内地区の保内緑の里管理組合(本田寿栄組合長)と自治会は25日、新潟と長野の2県にまたがって129カ所で行われた「にいがた狼煙(のろし)プロジェクト」に初参加し、同地区の山手2カ所でのろしをあげた。
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保内公園展望台でのろしを上げた参加者 |
同プロジェクトは、新潟の震災復興や観光復興を目的に昨年から行われており、ことしで2回目。午前10時に7カ所でいっせいにのろしを上げてスタートし、長岡市・国営越後丘陵公園に向けてのろしをリレーした。
保内緑の里管理組合は、三条市内の参加がないことを知り、保内地区の活性化や交流を図ろうと初参加。同地区の保内公園の展望台脇と姫ノ城址の2カ所でのろしを上げた。
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白煙をもくもくと上げるのろし台 |
保内公園の展望台には組合員25人が集合。19日に周辺整備をして伐採したナラやホオで作ったのろし台に、スギの葉を入れて準備万端。スタートから1時間足らず、10時50分ころに田上町・護摩堂山から立ち上る、のろしの白い煙を確認したのを合図に、展望台ののろし台の中の葉に点火した。
参加した組合員らは、園芸や造園業者など木を扱う専門家が多く、のろし台の製作は手慣れたものだったが、のろしは、いかにたくさんの煙を上げるかが重要。「煙を出すには、緑色のスギの葉をいぶすのがいい」、「乾燥したのは燃えてしまってだめだ」など若手からベテランまで年齢に関係なく力を合わせてスギの葉をくべたり、水をかけたりして少しでも立派なのろしを目指した。
本田組合長は今回、プロジェクト参加に向けて下調べしたおかげで、展望台からの眺望が成長した樹木によって遮られていたことなどを知り、展望台ができてから初めて付近を整備したと言う。伐採からの共同作業によって親ぼくが深まり、環境も整備されたとも。
また、「何か行動を起こすと、共鳴した人が集まってくれる」と、まず一歩を踏み出すことの大切さを実感するとともに、一段と親しみが強まった保内公園を大勢の人に利用してほしいと願っている。


