2027年夏の国道289号八十里越の暫定開通に向けて25日、新潟県三条市下田地区の八木ヶ鼻オートキャンプ場で「八十里越フェス」が開かれた。新米を味わう「しただ米フェス」と音楽ライブを組み合わせたイベントで、近くのスポーツセンターはやぶさでは24、25日の2日間、「八十里越ハロウィン2026」も開催。2日間ともあいにくの雨だったが、大勢の家族連れなどが訪れ、秋の下田を楽しんだ。

下田の新米を味わい、音楽ライブも
25日の八木ヶ鼻オートキャンプ場では、地元農家による新米の販売や釜戸炊きの新米の振る舞い、飲食、雑貨、アートなどのブースが並び、来場者は下田の秋の味覚や買い物を楽しんだ。
「しただ米フェス」は、下田のお米のおいしさをもっと知ってほしいという地元の子どもたちの思いから2020年に始まったイベント。今回は森町小学校と笹岡小学校の児童が育てた米の販売や、森町小5年生によるステージ発表など、子どもたちも主役となって地域の魅力を発信した。
広告

森町小5年生が考案したレシピをもとに、道の駅漢学の里しただが商品化した「コーンとバターとしょうゆのおにぎり」と「栗ごはんのおにぎり」のセットも登場。子どもたちのアイデアを生かした新たな味で下田産米をアピールした。
音楽ステージでは、地元や県内の出演者に加え、福島県から参加したビートマック・スペシャルなどがライブを展開。雨のなかでも音楽を通して会場を盛り上げ、八十里越の開通で結ばれる新潟、福島両県の交流にもつなげた。
ハロウィンには家族連れ お菓子まきも
一方、スポーツセンターはやぶさの「八十里越ハロウィン2026」は24、25日の2日間にわたって開催。会場には、けん玉やボードゲームなどの体験コーナー、園児の絵画展、ハロウィンのフォトスポットなどが設けられ、子どもから大人まで楽しんだ。
25日にはBSNアナウンサーの麦島侑さんとフリーアナウンサーの伊勢みずほさんがスペシャルゲストMCとして参加。八十里越フェスの司会進行のほか、お菓子まきなどでイベントを盛り上げたほか、麦島さんは三条市出身のラッパー、SWAMPさんのステージに飛び入りしてラップを披露し、会場をわかせた。

会場では、道の駅漢学の里しただの市川耕太パティシエが考案した「とろけるお芋の生ドーナツ」も販売。下田産サツマイモを使った秋らしいスイーツで、地域の食の魅力を伝えた。
広告
来年の八十里越暫定開通を祝うフェスに期待
今回のイベントは、これまで別々に開催してきた米フェス、音楽フェス、ハロウィンイベントを連携させ、一体となって八十里越の開通に向けて地域を盛り上げようと企画された。

新潟県三条市と福島県只見町を結ぶ八十里越は、長年にわたる道路整備が進み、来夏の暫定開通を目指している。
2日間とも雨という恵まれない天候だったが、多彩な催しに大勢の人が集まり、食と音楽、交流を通して八十里越の開通に向けた機運を高めた。
あわせて八十里越暫定開通を祝うことになるであろう来年のフェスの弾みとなり、関係者は早くも来年の企画に思いをはせていた。




