新潟県三条市の三条凧(いか)協会(須藤謙一会長)が主催する「三条凧合戦 秋季大会」が19日、三条市上須頃のミズベリング三条(三条防災ステーション)で開幕した。秋季大会では過去最多となる27組が参加。午後になると強い風が吹き始め、何枚もの大凧が一斉に空へ舞い上がって盛んに空中戦を繰り広げた。大会は20日まで。
午後から風強まり何枚もの凧が一斉に空へ
三条凧合戦は350年以上の歴史を持つ伝統行事。春の本大会に対し、秋季大会は若手や新人の育成を大きな目的として毎年開かれている。
19日は午前8時半から開会式を行い、午前9時開戦。午後から会場を吹き抜ける風が強まり、各組の凧が次々と舞い上がり、十数枚が一斉に揚がることもあった。
秋空にたくさんの三条六角巻凧が揺れ、揚げ師たちは風を読みながら糸を操って相手の凧へ接近。揚げ糸を絡ませて相手の糸を切ろうと走る三条凧合戦ならではの空中戦があちらこちらで展開された。
過去最多27組、初めて4チームによる団体戦
ことしの秋季大会には過去最多の27組が参加し、初めて団体戦を導入した。参加組を抽選で「白虎」「朱雀」「青龍」「玄武」の4チームに分け、各組の成績を残しながらチームとしても勝敗を競っている。
団体戦は、組の垣根を越えた技術交流をさらに進めようと企画した。互いに技術やノウハウを教え合いながら次世代の揚げ師を育てる狙いがある。
20日は小中学生による「IKAGASSEN NEXT」
大会2日目の20日は、午前8時半から子ども凧合戦「SANJO IKAGASSEN NEXT」の参加者を受け付け、9時から開会式と組分け抽選会、9時半から合戦開始となる。
「IKAGASSEN NEXT」は、おおむね10歳から15歳までの小中学生を対象にした次世代揚げ師育成の取り組み。昨年初めて開催し、ことしは競技を昨年の2回戦から4回戦に倍増してより本格的な合戦を目指す。
大人の合戦で使う30枚張りや50枚張りより一回り小さい20枚張り(2.7×2.1メートル)の凧を使い、大人の揚げ師が各組をサポートする。午後0時半から表彰式と閉会式を行う。
午後2時からは本番の合戦を再開。19日と合わせて計10回戦を行い、午後3時50分から閉会式と表彰式を行う。会場では20日も「凧マルシェ」を開き、飲食や雑貨などの店が並ぶ。
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- 三条凧合戦(新しいウィンドウで開く)
