角利産業

kenoh.com

ケンオー・ドットコム

燕三条・新潟県央地域のニュース

燕地区商店街に「フードバンクつばめ」の2拠点がオープンへ

広告

廃棄される食品を生活に困っている人に配布する「NPO法人フードバンクつばめ」(青柳修次理事長・新潟県燕市)は、燕市燕地区の商店街通りにいずれも空き物件を改修した2つの拠点施設を開設するのを前に20日、オープニングセレモニーを行った。

仲町拠点に設置した「新潟コミュニティフリッジ」
仲町拠点に設置した「新潟コミュニティフリッジ」

燕地区の商店街にこども食堂の「宮町拠点」とつばめベースの「仲町拠点」

「フードバンクつばめ」は2021年に設立。住宅地から離れた小池地内に拠点を構えているが、子どもたちが歩いて来られる場所にと、商店街に新たな拠点を求めた。

空き店舗に「宮町拠点」、銀行だったビルに「仲町拠点」を開設する。「宮町拠点」では、こどもは無料で利用できる「こども食堂」、一般の食堂と同様に有料で営業する「宮町食堂」、保育士や保健師が子育ての相談にこたえる「子育て相談室」、「こども食堂」に併設されたカフェスペースの「休憩室」を設置した。

宮町拠点
宮町拠点
仲町拠点

「仲町拠点」は駄菓子の販売スペースや卓球台を設置する「つばめベース」、ボランティアによる個別学習指導「無料塾つばめ寺子屋」、学用品などを無償で提供する「就学支援事業」や「学用品リサイクル事業」、24時間いつでも冷蔵庫で食料品や日用品が受け取れる「新潟コミュニティフリッジ」、衣類などをワンコインで引き取れる「ZUPPE つばめ」などの機能を設ける。

4階建ての大きな建物なので、上階には新潟市のナマラエンターテイメントや三条市のNANO BRANDのオフィス、日本ボーイスカウト燕第1団の拠点も開設される。

仲町拠点の「つばめベース」の駄菓子コーナー
仲町拠点の「つばめベース」の駄菓子コーナー
宮町拠点のこども食堂
宮町拠点のこども食堂

県内初のスマホ開錠で24時間利用できる冷蔵庫「コミュニティフリッジ」を設置

なかでも注目は「新潟コミュニティフリッジ」。18歳未満の子どものいる生活保護や児童扶養手当を受給する世帯から申請してもらい、登録するとしている家庭などが事前に登録をすることで利用できる。

「新潟コミュニティフリッジ」の内部
「新潟コミュニティフリッジ」の内部

建物の裏手にあるので人目にふれにくく、スマートホンでロック解除することで24時間、いつでも利用でき、冷蔵や冷凍で保存されている食品も受け取れる。しかも新潟県内の世帯が対象。岡山県で始まったシステムで、県内では初めて、全国では「フードバンクつばめ」が9カ所目になる。一部を除いて11月1日から事業をスタートする。

地域に守られて子どもたちが安全に集まれる場所に

青綾木理事長
青綾木理事長

青柳理事長は「子どもがひとりでも来られる地域の安全が守られる場所でいろんな人たちが集まる場所にしていきたい」と話した。鈴木力市長は「ここに来てびっくり、すごい施設ができたと感動している」と述べた。運営には広告掲載などによる収入を充てるが、「こういった取り組みに産業界が物心ともに応援してくれるところがほかの自治体に対し誇れるところ」と鈴木市長は感謝した。

仲町拠点で行われたオープニングセレモニー
仲町拠点で行われたオープニングセレモニー
オープニングセレモニー前に行われた記者会見
オープニングセレモニー前に行われた記者会見

関連リンク

広告