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加茂市が独自ルートで熊本地震を支援 職員5人を八代市へ派遣 「八代市職員のつもりで」藤田市長が激励

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新潟県加茂市は、令和8年熊本地震で被災した熊本県八代市へ8月28日から9月3日まで市職員5人を派遣する。27日、加茂市役所で出発式を行い、藤田明美市長は「八代市の職員になったつもりで、被災された皆さんの気持ちに寄り添った対応を」と激励した。

熊本地震被災地の支援で派遣される職員
熊本地震被災地の支援で派遣される職員

首長同士のネットワークを通じた独自支援

今回の派遣は、国や新潟県からの要請によるものではなく、藤田市長が参加する「活力ある地方を創る首長の会」のネットワークを通じた加茂市独自の支援。八代市の小野泰輔市長も参加している。

7日には八代市へブルーシート80枚を提供しており、さらに人的支援として今回は職員を派遣することにした。

派遣されるのは、財政課の渋谷肇さん、総務課の猪俣隆由さんと吉田蒼己さん、健康福祉課の井上歩佳さんと山口隆盛さんの5人。

藤田市長が壮行
藤田市長が壮行

渋谷さんは罹(り)災証明事務を担当。保健師を含むほかの職員は、高齢者世帯への訪問や避難者の健康チェックをはじめとした保健師活動やその補助などにあたる。5人は28日に八代市へ向けて出発する。

「八代市の職員になったつもりで」

出発式にはそのうち4人が出席し、送る側も含め全員が防災を着てやや緊張した雰囲気に。藤田市長が、今回の派遣がこれまでとは異なる新しい形の支援になると説明。派遣職員の多くにとって災害派遣は初めてで、自ら志願したことについて「非常に頼もしく感じている」と感謝した。

現地での活動については、「お手伝いという感覚ではなく、ぜひ八代市の職員になったつもりで、被災された皆様の気持ちに寄り添った対応をしていただきたい。八代市の職員さんの力にもなってほしい」と求めた。

熊本地震被災地への派遣職員の出発紙器

被災地では必要とされる支援が刻々と変化することから、臨機応変な対応も要請。「それぞれの役割をしっかり果たしてほしい」と呼びかけた。

さらに現地の厳しい暑さにも触れ、「体調管理をしっかりして、確実に応援していくこと、そして無事に帰ってくること。この経験が加茂市のためにもなる」と話し、「被災された皆さんの力になると信じています。精いっぱい力を尽くしてきてほしい」と送り出した。

派遣職員「心身のケアに力を」

派遣職員も一人ずつ決意を述べた。保健師の職員は、災害によって心を痛めている被災者や、疲労がたまり始めている現地職員の状況を踏まえ、「微力ながらでも力になれれば」と話した。新潟県にも地震災害のリスクがあることから、今回の経験を将来の防災にも生かしたいと述べた。

熊本地震被災地への派遣職員の出発紙器

別の職員は「被災された方々に寄り添い、現地の力になれるよう誠心誠意努めたい」と決意。初めて被災地に派遣される保健師も「被災されている方の心身のケア、心に寄り添うことを大切に、精いっぱい自分のできることをしたい」と話した。

派遣への応募理由についても、日ごろの地域保健活動や防災業務に携わる立場から、災害時の支援を実践的に学びたいとの声が相次いだ。

出席した幹部職員からは、被災者に寄り添う一方で「本当に大事なのはあなた方の命。絶対に無理をしないように」と安全を最優先にするよう呼びかけもあった。

5人は9月3日まで八代市に滞在し、現地の被災者支援にあたる。

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