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秋祭りの楽しみは昼も夜も 燕で19日に初のビアガーデン、20日は縁日を拡大

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新潟県燕市宮町にある戸隠神社の秋季祭礼に合わせ、同神社境内や宮町商店街で9月19日(土)に「つばめまちなかビアガーデン」、20日(日)に「えんにちひろば」が開かれる。商店街の有志が続けてきた縁日を拡大し、ことしは宵宮の夜に飲食店の味を屋外で楽しむビアガーデンを初めて企画。子どもたちが喜ぶ祭りの風景と、店を訪れるきっかけを、商店街の手でつくる。

燕・宮町商店街で19日(土)に「つばめまちなかビアガーデン」、20日(日)に「えんにちひろば」
燕・宮町商店街で19日(土)に「つばめまちなかビアガーデン」、20日(日)に「えんにちひろば」

主催は任意団体「つばめまんなか商店街」。代表でフリーカメラマンの歸山芳文さん(40)がえんにちひろばを、メンバーで「Bar Healer(バー・ヒーラー)」店主の平原健太さん(37)がビアガーデンを担当する。2人とも宮町商店街を拠点に仕事をしている。

子どもたちの笑顔を励みに、境内から商店街へ

えんにちひろばの始まりは2023年。秋季祭礼に露店が出なくなり、歸山さんたちが「商店街でできることをちょっとやろう」と、キッチンカーを呼んだり、遊びのブースを設けたりした。雨天中止の年を含め、ことしで4回目の企画となる。

初めは神社境内にテントを3、4張り並べるほどの規模だった。それでも、来た子どもたちは喜んで帰っていった。その姿に歸山さんは「やっぱりなくしちゃいけないな」と感じた。少しずつ内容を充実させ、昨年は約700人が来場した。

平原さん経営の「Bar Healer」で歸山さん(左)と平原さん
平原さん経営の「Bar Healer」で歸山さん(左)と平原さん

ことしは境内に加え、商店街の通りにもテントを並べる。これまで神輿が出る時間などに限っていた交通規制を、準備から撤収までの時間帯に広げ、まちなかを会場にする。

20日は「えんにちひろば」

開催は20日午前10時から午後4時まで。「たのしいひろば」には7団体・店舗が参加し、射的や的当て、コーンホール、モルック、ミニボウリングなどを用意する。糸鋸やモールドールのワークショップ、古本絵本の販売、つばめベースでのゲートボールも楽しめる。

県央地域の若手農業者らでつくる「どろんこ塾」は、農産物販売や宝探し収穫ゲームを行う。歸山さんは、秋祭りに五穀豊穣の雰囲気も取り入れたいと考え、収穫物を使って農業に触れられる遊びを企画している。

えんにちひろば
えんにちひろば

「おいしいひろば」にはキッチンカー7台が集まる。阿部商店、キッチンカー多聞、気まぐれnono、旅する居酒屋ヤヘドン、CHINAMI、chou chou* Crepes、モグモグlaboratoryが出店し、唐揚げやクレープなどを販売する。

19日は初のビアガーデン、店の味を屋外で楽しむ

19日のビアガーデンは、平原さんが飲食店を巡るイベントを考えていたことから実現した。歸山さんが宵宮に合わせた開催を提案し、これまで本祭の日だけだった商店街の企画が、前夜にも広がった。

午後4時から、参加店がテイクアウトメニューを提供。「美しい時間」前と宮町シェアオフィス前に屋外席を設け、各店で買った料理や飲み物を持ち寄って楽しめるようにする。店舗で通常通り飲食することもできる。

つばめまちなかビアガーデン
つばめまちなかビアガーデン

「ビアガーデンって、やっぱり外で飲みたいじゃないですか」と平原さん。普段は持ち帰りに対応していない店にも、この日のためのメニューを相談し、容器は主催側で用意する。

重視したのは、飲食店が無理なく参加できること。平原さんは一軒ずつ当日の対応や準備にかかる手間を聞き、主催側で補えることを確かめながら進めている。普段の営業や常連客を大切にしながら、テイクアウトで売り上げを増やしてもらう仕組みだ。

参加するのは、つばめカフェ・のこのあ、喫茶軽食ルーム217、まちトープ、美しい時間、ピアポイント、Bar Healer、大万、タカバタケCHAYA、旅する居酒屋ヤヘドンの9店。このうちタカバタケCHAYAは屋外販売、ヤヘドンはキッチンカーで出店する。

商店街で生まれたアイリッシュ音楽が秋の夜を彩る

一夜限りのビアガーデンがお目見えする「美しい時間」前の駐車場
一夜限りのビアガーデンがお目見えする「美しい時間」前の駐車場

午後5時半ごろからは、宮町を中心に活動する「つばめアイリッシュ」が屋外会場で演奏する予定。同商店街でのアイリッシュ音楽の催しをきっかけに生まれたグループで、来場者のいる場所へ移動しながら演奏し、夜のまちなかを盛り上げる。

屋外会場とキッチンカーは午後8時まで。各店舗の営業時間は異なる。

その日だけで終わらず、普段の来店につなげたい

平原さんによると、この辺りの飲食店には、近くにあっても「ここへは行くけれど、こちらには行ったことがない」という客も多い。今回のビアガーデンを、まだ知らない店を訪れるきっかけにしたいという。「今後の営業につなげるためにって考えたイベントでもあります」と、催しの後も足を運んでもらえることを願う。

歸山さんも「僕だけだとできないので、健太さんが夜のイベントをやりたいと声を出してくれたんで、形にできた」と話す。つばめまんなか商店街の名前には、宮町だけでなく燕の中心部一帯に変化をつくりたいとの思いを込めた。

秋季例大祭で夜店が出なくなった戸隠神社
秋季例大祭で夜店が出なくなった戸隠神社

歸山さんは、店にも来場者にも喜ばれる形になれば、来年も続けていきたいと考えている。子どもの遊び場を残す取り組みと、飲食店の日常につなげる新企画を、仲間と育てていく。

20日は宮町・仲町の一部で交通規制

戸隠神社の祭礼日程は、19日午後5時半から稚児・太夫舞奉納、午後7時から宵宮祭、午後7時半から歴代物故者慰霊祭。20日は午前11時から例大祭、午後2時から江戸神輿渡御、午後3時から町内子供みこしを予定する。

「Bar Healer」で飲めるビール
「Bar Healer」で飲めるビール

20日は午前9時から午後5時まで、宮町から仲町の一部区間で交通規制を行う。両日の特設駐車場は、会場から徒歩約5分の燕庁舎(旧水道局)第二駐車場。

問い合わせは、ビアガーデンが平原さんのメール「kenta.hh@gmail.com」、えんにちひろばが歸山さんの電話080-1064-4252へ。

■つばめまちなかビアガーデン

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