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子育て支援カード「HUGCA」登録4514件 三条市長9月定例会見、八十里越の冬期通行にも言及

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新潟県三条市の滝沢亮市長は10日、市役所で9月定例記者会見を開き、9月1日に利用が始まった子育て支援カード「HUGCA(ハグカ)」の登録が9日現在で4514件になったことをはじめ、子育て支援サイトのリニューアル、市長とのふれあいトーク・シニア編、消防・防災イベント、三条市美術展、栄ふるさと祭り、スポGOMI大会の7項目を発表した。来年夏に暫定開通する国道289号の交通不能区間「八十里越(はちじゅうりごえ)」の冬期通行について滝沢市長は、積雪状況に応じて通行期間を柔軟に判断する必要があるとの考えを示した。

滝沢三条市長の定例記者会見
滝沢三条市長の定例記者会見

HUGCA登録4514件、協賛店は200店

1日にスタートした三条市子育て支援カード「HUGCA」は、9日現在で4514件の登録があった。協賛店は1日現在で200店舗となった。

HUGCAは三条市LINE公式アカウント上に表示するデジタル形式の子育て支援カード。18歳未満の子どもを1人以上養育する保護者と妊婦が対象で、市の施設利用料の減免や協賛店での割引などの優遇サービスを受けられる。

これまでの「サン・キッズカード」は原則として3人以上の子どもを養育する家庭が対象だったが、HUGCAでは子ども1人から利用できるようになり、対象世帯は約7倍の約7000世帯に広がった。

父母それぞれが登録できることから、市は対象者を約1万4000人と見込むが、実際の登録者はやっと30%を超えたところだ。

対象拡大に伴って協賛店の負担も増すため、毎日実施していた割引を日曜・祝日だけにするなど、従来のサン・キッズカードからサービス内容を変更した店もある。

滝沢市長は、旧カードの利用者から「使いづらくなった」といった声があることも話したが、「対象世帯は約7倍になった。三条市全体として子育てしやすい環境になった」と理解を求めた。

また、スタート後の課題として、子どもが1人、2人の家庭には制度そのものがまだ十分に知られていないことと、旧カード利用者からサービス変更への不満が寄せられていることの2点を挙げ、制度の趣旨を引き続き丁寧に発信していくとした。

子育て支援サイトもリニューアル

三条市子育て支援サイトのトップページを8月25日にリニューアルした。市内の子育て関連イベントを一覧できる「イベントカレンダー」を新設したほか、HUGCAの協賛店情報、Instagram「三条市公式さん☆キッズ」の投稿も掲載する。

目的別のメニューも見直し、新たに「障がい児支援」を追加。「各種相談・育児サポート」を「各種相談」と「育児サポート」に分け、必要な情報を探しやすくした。

市長とのふれあいトーク、今度は「シニア編」

7、8月に子育て世代を対象に行った巡回型「市長とのふれあいトーク」は、10月から「シニア編」を行う。燕三条エフエム放送のパーソナリティー、ひとちんさんとさとちんさんが滝沢市長とともに出演。シニアライフや地域の課題などについて来場者と意見交換する。

10月8日(木)午前10時から総合福祉センター、20日(火)午後6時から三条東公民館、29日(木)午後2時からいい湯らてい、11月7日(土)午後2時からそよら三条須頃で開く。申し込み不要で、シニア世代だけでなく家族や高齢者施策に関心のある人も参加できる。

話してみたいこと、聞いてみたいことなどの「トークテーマ」も10月29日午後5時まで募集する。

防災、ミズベリング、建設の3フェスを同時開催


9月26日(土)午前10時から午後3時まで三条防災ステーションで「さんじょう消防・防災フェスタ2026×ミズベリング三条フェス×わくわく建設フェスタ」。3つのイベントを同時開催する。

起震車による地震体験をはじめ、災害対応車両の展示・乗車、防災グッズの紹介、トイドローン体験、防災講座などを実施。ポニー乗馬、スケートボード講習会、ショベルカー乗車、水鉄砲作り、流木ストーンアート、キッチンカーなど、子どもから大人まで楽しめる内容を用意する。

滝沢市長は「楽しみながら防災について考えていただきたい」と来場を呼びかけた。

三条市美術展、申し込みと搬入を別日に

第22回三条市美術展を10月17日(土)から20日(火)まで開く。今回から出品方法を変更し、これまで同じ日に行っていた出品申し込みと作品搬入を分ける。

申し込み期間は9月1日から30日まで。中央公民館、栄公民館、下田公民館の3カ所に加え、オンラインでも受け付ける。一般の出品手数料は1点1000円、高校生以下は無料。

作品搬入は10月12日(月・祝)午後1時から6時まで三条市体育文化会館アリーナで行う。滝沢市長も「今回も書道の作品を出品したい」と話した。

10月3日は栄ふるさと祭り

「2026栄ふるさと祭り」が10月3日(土)午前11時から午後7時まで、三条市役所栄庁舎前駐車場などで開かれる。栄太鼓保存会の演奏、子どもたちのよさこい踊りやhiphop、大道芸人りんごによるパフォーマンス、栄凜會を中心とした8団体の総踊り、三条市商工会青年部のステージイベントなどを繰り広げる。

午後5時からは「Old Rose with 長井剛」のスペシャルライブ、6時から花火大会。飲食ブースは午前11時から午後7時まで営業する。雨なら花火は4日以降に順延し、それ以外の催しは中止する。

ごみ拾い専用トング「MAGIP」で競うスポGOMI

「2026三条スポGOMI(ごみ)大会」を9月27日(日)、三条市立大学周辺で開く。雨天決行で、参加無料。申し込みは13日(日)まで。

チームでまちを歩き、ごみを拾って種類や量に応じたポイントを競う「スポGOMI」。三条大会では、市内で生産されたごみ拾い専用トング「MAGIP(マジップ)」を使う。

優秀チームにはMAGIPや三条市産の農産物などを賞品として贈る。

八十里越「雪の量に応じた柔軟な対応を」

国道289号八十里越の冬期通行について質問に滝沢市長は、4日に福島県側で県境部の整備で最後となる「(仮称)平石山トンネル」の着工式が行われ、同トンネルとスノーシェッドの完成が通年通行につながることから「一日でも早い完成を希望している」と述べた。

一方、それまでの冬期の対応については、あらかじめ一定期間を一律に通行止めにするのではなく、「雪の量に応じた柔軟な対応」を求めた。

国道252号六十里越は冬期間、一律に閉鎖されているが、「雪がいつから降り始めるかは毎年、違う。例えば11月から3月まで、雪の多い少ないにかかわらず絶対に閉じるのではなく、その年の状況や雪の降り具合に応じた柔軟な対応が必要ではないか」と述べた。

さらに、冬期に通行を認める対象を緊急車両に限定する考えか問われると、「除雪をちゃんとするのであれば、緊急車両だけが通るというのはもったいない」とし、一般車を含めた通行を念頭に置いていることを明らかにした。

八十里越が福島県只見町にとって「命の道」となる役割にも触れ、通年化までの間も積雪状況に即した運用が望ましいとの考えを示した。

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