新潟県三条市の三条防災ステーションで20日、「三条凧(いか)合戦 秋季大会」の2日目が開かれ、10歳から15歳までの小中学生を対象にした「SANJO IKAGASSEN NEXT」が行われた。昨年の35人を3人上回る38人が6チームに分かれ、おとな顔負けの空中戦を繰り広げた。

小学校の凧クラブ2チームも参戦
「SANJO IKAGASSEN NEXT」は、三条凧合戦の技術や魅力を次代に引き継ごうと昨年初めて開催され、ことしが2回目。参加した38人のうち、裏館小学校と一ノ木戸小学校の凧クラブがそれぞれチームを組んで参加。残る4チームは、当日集まった子どもたちで編成した。
子どもたちは、各チームを支えるおとなの揚げ師から凧の扱い方や糸の出し引きなどを教わり、仲間と声を掛け合いながら合戦に挑んだ。
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使用したのは、おとなの合戦で使う30枚張りや50枚張りより一回り小さな20枚張りの凧。それでも空に揚がれば迫力は十分で、子どもたちは相手の凧の動きを見極めながら糸を操った。

おとなも「本戦に出ても全然、勝てる」
学校の凧クラブなどで経験を積んだ子どもは、巧みな糸さばきで凧を操り、指導するおとなを驚かせた。その腕前に「本戦に出ても全然、勝てるよ」と舌を巻く声も上がった。
子どもたちも負けてはいない。「俺らをなめてもらっちゃ困るんだよな」と、口もおとな顔負けだった。
一方、指導役のおとなが合戦に夢中になり過ぎ、つい自分で凧を操り続けてしまう場面もあった。糸を引いていればおとなも子どももない。周囲から「子どもに揚げさせてください」とたしなめられると苦笑いしていた。

昨年より3人増え、4回戦で熱戦
昨年の初開催では35人が参加し、2回戦を行った。好評を受け、ことしは競技を4回戦に倍増。参加者も3人増えた。
学校の凧クラブで腕を磨いてきた子どもも、その場で初めてチームを組んだ子どもも、三条凧合戦の次代を担う若い揚げ師として熱戦を展開していた。
