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 松縄嘉彦燕三条JC理事長ロングインタビュー(3)(2000.12.21)
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合併をJCの求心力に利用している側面があるように映ることがあるが。
求心力ではないと思いますね。やんなきゃいけないことであって。大上段に構えると、綱領としては明るい豊かな社会を築き上げようというのがあるわけですけど、その地域、地域に合った行動目標を見つけようというのが、日本全国で759ある青年会議所がそれぞれの地域に併せた行動をとっているだけなんですけどね。
ちょうど僕が（青年会議所に）入ったころ。たまたま僕がそうだったかもしれませんけど、高校、大学卒業していろんなとこで働いてて戻ってきて、いろんな友だちがいないなかでどうしようと。そのときにたまたま青年会議所っていうのがあるから入ってみないか。それでいろんな友だちができた。ですから、逆にここ1、2年、合併が求心力だって言われるとわかるんですけども、10年前は逆に人づくりの場であると思ってましたよ。
10年前、確かに合併だって言ってたけども、何ら具体的に行動を示してなかったです。ただ、当時を振り返ってみると、それは決して合併を掲げることが求心力ではなかったです。それは中に入ってて思うだけで外から見られたのは違うかもしれませんけども。当時は人づくり、自分にとってもコネクションづくりということの方が多分、多かったと思いますよ。
逆に年度によって違いますが、合併云々というのは、例えば10の委員会があれば、そのうち一つ、二つがそういうものをやっていると。そのほかのものはまったく違うことを考えてやっているという感じでした。
ここ1、2年はいろんな方の署名をいただき、内々だけじゃなくて、いろんな人の力を借りてやんなきゃいけないんだという、今の方がまともなのかもしれませんね。
ここ10年ほどの間に加茂市長は合併反対の姿勢を明らかにし、寺泊町も長岡を向いているのがはっきりするなど、11市町村合併はますます難しくなっていると思うが。
加茂市長が反対の姿勢を明確にしたことで、割り切ってまず、第一段階として燕と三条をと。あの方のご発言というのもある意味良かったな、と。
合併に関するこれからの活動は。
議員さんにお任せの部分が非常に多いんですけど、とりあえず具体的な行動をとった中身というのは、両市の法定合併協議会の設置請求のお願いです。これを受けて両方の議会は60日以内に設置請求について審議に諮らなきゃいけないと。今の予定ではお正月の前後らしいんですけど、議会で協議会の設置について採択されるんですよ。作りましょうってことで初めて法定合併協議会ができて、合併に関する問題を協議会で諮っていただくことになります。
否決された場合にはどうしようか、なんてあるんですけど（笑）。両市の議員さんすべてにアンケートをとらしていただきました。県央地域がこのままでいいかどうかと、もうひとつは合併協議会設置について賛成ですか、反対ですか、もうひとつ、最後は、仮に協議会設置が可決された場合に私どもとしてはだらだらと延ばすことなく、早めに合併について案件を諮っていただきたいと。
その3点を内容証明で個人宅に送らせていただきました。アンケートでは回答内容について一言一句公開することを記してあります。1月1日以降に発表し、私どものホームページでも公開したいと思います。
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