閉店在庫処分中の三条市本町3、(株)まるよし（吉田行雄社長）は、全9店舗で8日まで営業、9日から営業停止の計画だったが、在庫不足などからうち4店舗は早ければ6日にも営業を終わる見込みになった。

生鮮食品以外は陳列台に空きが目立った5日のまるよし荒町店

当初の計画通り8日まで営業するのは、本店、大崎店、塚野目店、加茂メリア店、燕店の5店舗。それらを除く荒町店、本成寺店、島田店、加茂五番町店の4店舗は、商品がなくなりしだい閉店する。閉店後、4店舗の従業員はほかの5店舗で勤務する。

5日のまるよし荒町店

閉店を早める荒町店では5日、野菜、魚、肉などの生鮮品や惣菜はこれまでとさほど変わりなく並んでいたが、アイス類はほとんどなくなり、ハムやベーコンなどの加工品、菓子などの陳列台に空きが目立った。

同店へ買い物に訪れていた60歳代の主婦は「まるよしがなくなると困ります。商品の種類がたくさんあって、ゆっくり見ることができる店だったのに」と閉店を惜しんでいた。

また、たまご切手の交換商品のタマゴやコメは連日、交換する人が詰めかけ、時間帯によってたびたび品切れになり、そのつど補充している。吉田社長は「こんなにたくさんの方が集めてくださっていたことに改めて驚いています。ご迷惑をおかけしていますが、入荷しだい対応していきます」と、品切れで交換できないことがないよう努めている。

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