燕市夏まつりフォトコンテスト表彰式、最優秀賞はビールを飲むブタを被写体に根布和之さんが2連覇 (2014.9.6)

燕夏まつり連絡協議会（会長・鈴木力燕市長）は6日午前10時から燕市吉田産業会館で燕市夏まつりフォトコンテストの表彰式を行った。

合併前まで10回続いた飛燕夏まつりフォトコンテストを新市で引き継ぎ、テーマを旧3市町の夏まつりに拡大して開いているフォトコンテスト。ことしは55点の応募があり、写真家の渡辺収一郎さんの審査で上位から最優秀賞1点、捧武賞1点、優秀賞3点、入選5点、佳作5点の15点を決めた。

15点は2日から8日まで吉田産業会館で展示しており、その会場で表彰式を行った。被表彰者8人出席し、鈴木市長から賞状や副賞、賞品を手渡した。

最優秀賞は会社員根布和之さん(46)＝新潟市西蒲区和納＝さんの「愛情」。昨年は分水まつりの分水太鼓で酒呑童子にふんして太鼓をたたく姿を撮った作品で最優秀賞を受けており、なんと2連覇。応募はこの2回だけで、勝率百パーセントだ。

十数年前から写真を始め、数年前に新潟日報写真コンテストで最優秀賞を受けたこともある。今回は飛燕夏まつりを取材し、ペットのようにリードにつながれたブタにみこしの担ぎ手がビールを飲ませている場面を撮った。

「蒸し暑い日で、本当にうまそうにブタがビールを飲んでいた」と根布さんは話していた。このブタは絶好の被写体だったようで、同じブタを撮った写真が1点ずつ入選と佳作に入った。

捧武賞は自動車整備業菊地柾芳さん(70)＝燕市八王寺＝。50歳から写真を始めて写歴20年。この燕市夏まつりフォトコンテストで最優秀賞を受けたことがあり、おいらん道中写真コンテストで1位になったことも。ことしの白根大凧合戦写真コンテスト2014で最高賞のグランプリを受けている。

今回の受賞作は「祭りの一時」。飛燕夏まつりで祭り衣装のおじいさんと孫娘が目を見合って話し、おじいさん足元でペットの犬があくびをしているショット。「同じカットが3枚ばかりあって、犬があくびしているこの写真がいちばん良かった」と菊地さんは話した。被表彰者と優秀賞受賞作品は次の通り。

関連リンク

• out（新しいウィンドウで開く）
• in