25・26日と燕三条トレードショウ 過去最多の出展95社、特別展示「イチオシ商品」で来場者投票も (2025.9.23)

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新潟県燕三条地域のものづくりを全国に発信する見本市「燕三条トレードショウ」が、25日(水)、26日(木)の2日間、燕三条地場産業振興センター(三条市)で開かれる。ことしで9回目を迎え、地場の卸売業者と製造メーカーを中心に過去最多となる95社が87ブースに出展し、工具や金物、アウトドア用品から家電製品まで燕三条地域を中心に幅広い製品が一堂に会する。

記者会見
記者会見

実行委員長を務める燕商工会議所の田野隆夫会頭は、記者会見で「地元で開催することで取引先に直接、製品を見てもらい、工場見学などを組み合わせられるのが大きな強み」と強調した。コロナ禍を経て定着したオンライン展示と併用したハイブリッド型で来場が難しいバイヤーにも商品情報を届ける。昨年は約2000人が来場し、そのうち450人が県外からだった。

ことしの特別展示は「イチオシ商品」がテーマ。出展各社の自慢の製品を来場者が投票で評価し、人気投票でグランプリを決定する。投票者にはオリジナルタンブラーが抽選でプレゼントし、来場者にとっても“参加型”の企画だ。

燕市と三条市の出展比率はおよそ2対1で、継続出展が72社、新規が23社。三条商工会議所主導の団体「スパークレス」として9社が初参加するなど、地域外への広がりも見える。

燕三条トレードショウのホームページ
燕三条トレードショウのホームページ

田野会頭は「時代の変化に対応できる商品開発と創意工夫を怠れば、中小企業は淘汰される。燕三条は起業家精神のあち。若い世代が新しい挑戦を続けてほしい」と力を込めた。間もなく会頭を退くが、田野会頭のカリスマ的なリーダーシップで立ち上げ、牽引してきた事業だけにひとかたならぬ思い入れがあり、「今後は次世代が引き継いで発展させてほしい」と期待した。

会場では事前予約により、周辺企業のショールームや工場見学も可能。入場はBtoB展示のため名刺2枚が必要で、一般客は入場できない。公式サイトでは製品カタログや詳細な仕様も公開され、商談のきっかけづくりに活用される。

燕三条地域は金属加工や生活用品で全国に知られる産業集積地。トレードショウは東京や大阪に頼らず「地元発信の商談の場」として始まり、全国から注目を集める展示会に成長した。田野会長は「中小企業の現場にこそ力強い挑戦がある」と来場を呼びかけている。

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