【衆院新潟4区 合同・個人演説会 全文】1/9 [自己紹介] (2017.10.19)

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18日開かれた衆院選新潟4区に立候補したいずれも前職の無所属・菊田真紀子氏(47)と自民・金子恵美氏(39)による合同個人演説会での両候補の発言の全文を掲載する。

合同個人演説会を終わって菊田氏から金子氏に握手を求める
合同個人演説会を終わって菊田氏から金子氏に握手を求める

■自己紹介

金子恵美氏皆さまこんばんは。自民党公認、そして公明党推薦で立候補しております金子恵美と申します。今日はこういう機会をいただきまして誠にありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。

私は新潟市議会議員、そして県議会議員を経て国会議員となり、2期、務めさせていただきました。私が国政を目指したまず最初の理由は、民主党政権下での東日本大震災の頼りない対応、そして低迷をした経済、さらには崩壊している外交、それを見るにつけ、このままでは日本は大変、危機的状況に陥ると私自身、危惧し、そして何とか日本を立て直したいと言う強い思いから立候補しました。

その後、衆議院議員として昨年は2期目と昨年、総務大臣政務官を拝命いたしまして、地方行政、そして郵便行政、さらには情報通信分野を担当させていただきました。

ときには高市大臣の名代としてG20などの国際会議において日本のプレゼンスやブランドを高めるような発言をしてまいりました。そして、与党議員として地元においては道路整備であるとかさまざまなインフラ整備、学校施設等、私自身、国から予算を獲得して、そして416億円以上の総額予算を獲得してまいりました。

また、法律、立法府の人間でありますので議員立法にもかかわりまして障害をおもちの方、病気を抱えている方、さまざまな方が誰でも活躍できる社会、すなわちユニバーサルな社会、ユニバーサル社会の実現に向けたユニバーサル社会実現法案、この法案の成立に向けて取り組んだところです。また、職人の皆さんの経済的な支援、あるいは社会的地位の向上のためのマイスター制度の構築にも取り組ませていただきました。2期4年9カ月の期間、皆さまに与えていただいた議席を守るため日々、精一杯、務めてきたところです。

今回、再び自公政権とはなりましたけれども、まだまだ経済、上向いたとはいえ、外交も修復してきたとはいえ、地方においてはまだまだ、その景気回復の実感がないという声をたくさんいただいております。引き続き国政の場で経済対策、さらには北朝鮮の緊張感高まっているなかでその北朝鮮への対応を含め、日本を責任を持って守り抜きたいという思いで3期目の挑戦をさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

皆さん、こんばんは。きょうはお仕事のあとの大変、お疲れのところ大勢の皆さまにご出席をいただきましてこの討論会、私も候補者としてこの場に立たせていただいていることを、まずもって感謝と御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

私はこれまで5期10年にわたりまして連続して国会議員に送り出していただきました。気がついてみれば県内において最も経験の長い議員とならせていただきました。平成16年のあの7.13水害、その年の秋に起きた中越大震災、さらには3年後の中越沖地震、平成23年の下田での大変な水害がございました。今でもその時の記憶が大変、強く深い印象となって残っております。

このたび私は政治生命をかけて退路を断って初めて無所属から出馬をしました。何もかもハンディが多く、まるで新人候補のような気持ちでありますが、しかし、私は新潟4区の皆さまから自分の信念を貫くことの大切さ、そしてしっかりと自分の足で立って歩むことの大切さを教えていただいたと思っております。私は政治生命をかけて安倍政権の暴走に歯止めをかけるため、この新潟から声を上げることの必要性を今ほど感じるときはございません。

本日のテーマにはありませんが、あえて申し上げます。森友・加計学園の問題は単なるスキャンダルではありません。統治機構の腐敗であります。総理や総理夫人のお友だちを優遇し、国会で追求を受けると記憶にないと答弁する。行政が歪められる、正直者が馬鹿を見る、こんな世の中を、こんな政治を私は許してはいけないと思っています。

絶対、権力は、絶対に腐敗をします。今回の選挙で安倍政権を勝たせてしまえば、みそぎはすんだとばかりに開き直るでしょう。巨大与党の不正を正し、真っ当な政治を国民の手に取り戻す。その決意を述べて私の自己紹介といたします。

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