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第23回三条市美術展審査員講評「書道」(2001.10.18)

【審査員】小黒五稜(毎日書道展審査会員 県書道協会副会長)

第23回三条市展を拝見致しました。伝統ある三条市展、古くから書の盛んな土地柄、それだけに今も腕利きが集っている。

一生懸命にみせていただきました。漢字、55点、行草の三行もの、四行ものが多く、優美なもの、ゴツゴツと無骨なものあり、大作から半折、様々な書風である。その中に臨書が随分多く、生き生きとしてひときわ輝いた一群が目に飛びこんで来た。かな18点、練度の差は多少見えたが、構成などほとんど似ているものが多かった。かな交じり作品3点それぞれ印象の違う作品であるが、無理に字形をまげて不自然に見えた。

特に!!臨書作品中、ちょっとしたことで賞を逸した作品が多い、制限された中ご寛容のほど。次回まで更に鍛練を重ね力作を発表されますことお祈りします。

書道市展賞

書道市展賞『臨石門頌』小林裕美子さん(18)=三条東高校=

『臨 石門頌』
小林裕美子さん(18)
=三条東高校=

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市展賞「臨 石門頒」小林裕美子氏 真正面から向きあってよくよく鍛練された線質、最後まで一貫してゆるまない、きびしい持続力には敬服。

奨励賞「臨 金文」金成泰子氏 大胆な紙面構成、線質も強く若々しい、余白がよくきいてきびしい空気を醸し出している。しかし氏名の書き方に難あり、奨励賞となった。

奨励賞第二席「過勤政樓」一風氏 一気に書き進んだ作品、余白もよくきいて、字形も巧みに見えたが快調のあまり不確実な字形が散見された。

奨励賞「雁塔聖教席臨」鶴春美穂子氏 一点一画最後まで一貫してゆるぎない作品、雅仙紙に筆がよく食い込んでいる、作品に向う態度に敬服。

奨励賞「臨 蘭亭序」馬場敦子氏 蘭亭の序全臨324字終始一貫、線一本として全くゆるぎない、多少の優劣はあるにしても精いっぱいの作品である。

奨励賞「花を慕ふ」かな 溝口耕山氏 紙面を切るごとく、とても快調に運筆、大きな破綻もなく練度の程がよくうかがえる。


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