三条市の“芸術の秋”の本命、第23回三条市美術展が20日から24日まで5日間、三条市体育文化センターでを開かれ、一般公募の315点をはじめ、市民が結実させた450の創作活動の果実が市民の鑑賞の目を待つ。

展示作業

三条市と三条市教育委員会が主催。14日の作品搬入受け付け、翌15日に審査が終わるとすぐに展示作業に。それも18日までにほとんど終わり、19日は建物前の立て看板と展示会場前受け付けのバックパネルの設置を待つくらいだ。

ただ、これまで建物前には玄関のひさしの上に横にのびる巨大な看板を設置していたが、緊縮財政にあってことしは地面に立てる畳1枚分の立て看板に縮小してちょっぴり節約。

市展ポスター

初日20日は午前9時から開場式を行ったあと表彰式、引き続き表彰パーティーに移る。最終24日は午前9時から午後4時までのほかは毎日午後7時まで。

5年前までは3年連続して5,000人を超える来場があったが、それ以降の4回は4,440人ていどで推移しており、1人でも多くの来場を呼びかけている。入場無料。

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市展賞受賞を含む入賞2回か、奨励賞4回で委嘱出品となる。ことしは日本画で市展賞の土田文雄さん＝三条市鶴田＝と奨励賞の土屋紀美子さん＝同月岡＝、高橋慶雲さん＝同神明町＝、洋画で市展賞の桑原孝子さん＝同北入蔵＝、彫刻で奨励賞の田中文子さん＝嘉坪川2＝、工芸で市展賞の大橋信義さん＝燕市＝と奨励賞の細井フジさん＝中新＝の7人が新たに委嘱出品となった。

【関連リンク】

第23回三条市美術展、入賞作品決まる(2001.10.16)