投稿者: masato

  • 【三条市議選】新人・相場浩氏が決起集会 「歩いて聴いて動かす三条」掲げ初挑戦へ 地域活動の歩みと火災からの再起の決意語る

    【三条市議選】新人・相場浩氏が決起集会 「歩いて聴いて動かす三条」掲げ初挑戦へ 地域活動の歩みと火災からの再起の決意語る

    19日投開票の三条市議選(定数22)の立候補に向けた新人の相場浩氏(57)のキックオフミーティングが2日、図書館等複合施設「まちやま」のサイエンスホールで開かれた。会場には支援者ら約100人が参集。相場氏は「歩いて聴いて動かす三条」を掲げた。まち歩き、PTA、自治会など長年にわたる地域活動で培ってきた経験を踏まえ、「誰かと誰か、何かと何かの間に立ち、三条を動かしたい」と訴え、参加者は「和一緒(わっしょい)」コールを響かせて気勢を上げた。

    「和一緒(わっしょい)」コールを響かせる
    「和一緒(わっしょい)」コールを響かせる

    市議選を前に相場氏が立ち上げ、代表に就く政治団体が愛する会「三条を愛する会」が主催して開いた。配布したリーフレットには、着物姿の相場氏の写真とともに「歩いて聴いて動かす三条」の文言を掲げる。

    さらにそこには「私にあるのは、モノづくりで養った形にするチカラ。地域活動で培った合意形成、流れを整えるチカラ。私はつねに、誰かと誰か、何かと何かの『間(あいだ)』に立ち、三条を動かします」と相場氏の姿勢を端的に示した。

    司会者は「しがらみや大きな後ろ盾に頼らず、この地域の皆さまとともにつくる挑戦のスタートの場」とこのイベントの性格を説明。現職国会議員や県議、市長らの来賓をあえて招かず、ニュートラルなスタンスを形で示した。

    齋藤孝之輔後援会長「誰よりも三条のことを愛していた」

    齋藤孝之輔後援会長はあいさつで、相場氏とは50年の付き合いと話し、「仲間思いで、とにかく人が集まる人間。彼の周りにはいつも人がいて、いつも熱い話があった」と人柄を語った。

    齋藤孝之輔後援会長
    齋藤孝之輔後援会長

    若いころから互いに別の立場でまちづくりにかかわり、月1回、集まって語り合う関係を10年以上続けている。「毎月、毎月、顔を合わせて、世間話も仕事の話も、くだらない話もしてきた。そういう積み重ねのなかで、相場という人間を見てきた」と振り返った。

    さらに相場氏が三条エコノミークラブ会長や三条祭り若衆会会長を務めたこと、八幡様の世話方、同窓会、民謡保存会、子ども大名行列、自治会、PTA、まち歩きなど幅広い地域活動に携わってきた。「何をやっても人と人の間の中心にいる人だった。誰よりも三条のことを愛していたと思う」と評した。

    一方で、約3年前に相場氏の工場で火災が発生し、近隣に類焼が及び、相場氏が深い苦境に陥った時期にも言及した。「50年付き合ってきて、あんなに弱っている姿を見たのは初めてだった。すべてをひとりで背負っていた」と振り返り、声を震わせた。

    「相場らしくやればいい。何でも話を聞くよと声を掛けた時に、くもっていた表情がいつもの笑顔に変わった。その顔は一生忘れられない」。「相場は口だけの男じゃない。やると言ったことは必ずやる。不器用だが逃げない」と述べ、支援を呼びかけた。

    三条民謡保存会の高橋江里子さん「相場さんだから応援したい」

    三条民謡保存会で活動を共にする高橋江里子さんは、三条祭りの民謡流しで三条音頭や三条おけさを演奏するほか、小学校での指導や地域の祭りでの踊り指導にも携わっていることを話した。

    高橋江里子さん
    高橋江里子さん

    さらに、子ども大名行列の実行委員としても相場氏と一緒で、「お祭りが大好きで、お囃子が聞こえると飛び出していく。行けば必ず相場さんがいる、そんな存在」。コロナ禍で民謡流しができなかった時には、仲間とゲリラ民謡流しを行い、相場氏が三条の民謡や祭りを次世代につなげるために実践してきた姿を語った。

    「相場さんは、楽しみながらも、その先を見通して、どうしたら持続可能なことになるのかを常に考えている」と評価。「市議だから応援するのではなく、相場さんだから応援したい」と力を込めた。

    そして「三条の未来をつくるのは相場さんひとりではなく、ここにいる私たち一人ひとりでもある。子どもたちが何十年後かに『やっぱり三条に住みたい』『一度外に出たけど帰りたい』と言えるまちを、一緒につくっていきたい」と呼びかけた。

    子ども大名行列参加の金安拓海さん「相場さんのまいた種が実を結んだ」

    相場氏が立ち上げた子ども大名行列に参加した金安拓海さん(21)があいさつした。小学校2年生から6年生まで子ども大名行列に参加した。

    金安拓海さん
    金安拓海さん

    「自分にとっての憧れの存在は、三条祭りの奴さんだった。やりを投げて歓声を浴びる姿が本当にかっこよくて、自分も絶対にあの存在になりたいと思って育った」と、祭りに強く憧れた。

    年々、参加者が増え、金安さんが最後に出た年は、入ったころの2倍に膨らんでいた。中学進学後は指導側としてかかわり、今では子ども大名行列出身で本物の奴になった人が自分を含めて5人いる。

    「これはすべて相場さんたちが種をまいて育ててきたから実を結んだもの。少ない人数の時も、台風でびしょぬれになった時も、腐らず続けてきてくれたから、今の自分たちがある」と感謝を口にした。

    「伝統を守るだけでなく、新しい伝統をつくっていかなければならない。自分たちも次の世代として相場さんを支えたい」と述べ、会場から大きな拍手を受けた。

    相場氏は火事を出した苦悩から「おめらしくやればいい」の言葉に救われる

    こうした応援を受けて登壇した相場氏は、着物姿でマイクを握った。まち歩き活動を通じて三条の歴史を語ることが多い。「今ではものづくりのまちと言われるが、もともとは商人のまちでもあった。川の港があって物流が盛んになり、呉服屋がたくさん並んだ。そういう歴史の重なりの中に今の三条がある」と、三条への思いを自身らしい語り口で語り始めた。

    人生の転機となった火災についても率直に話した。「会社で火事が起き、延焼させた家もあり、たくさんの人に迷惑を掛けた。三条を出て行った方がいいんだろうなと思う時もあった」と明かした。

    相場浩氏
    相場浩氏

    子どもの頃から知る地域の人たちに迷惑を掛けたことへの苦しみや、「俺は何者なんだろう」「何ができるんだろう」と自問した日々があった。気持ちを切り替えるきっかになたのが、仲間から掛けられた「おめらしくやればいい」という言葉だった。

    イエローハット創業者・鍵山秀三郎氏の「大切なものを大切にする」が出馬につながる市境の変化に

    さらに、三条エコノミークラブ会長時代に招いたイエローハット創業者・鍵山秀三郎氏からもらった「大切なものを大切にする」と書かれた色紙を思い返した。

    当時は当たり前ことと思ったが、「家族も仲間も、そして地元三条も、自分にとって大切なもの。その大切なもののために、自分は本当に行動してきたのかと考えた時、まだ足りなかったと思った」と述べ、「大好きな三条に対して、行動として何かやれたらいいと思うようになった」と今回の挑戦につながる心境の変化になった。

    100人以上が来場
    100人以上が来場

    「三条ローカルネクスト」を提示して産業、絆、地域教育の考えを示す

    そのうえで、自身が掲げる方向性として「三条ローカルネクスト」を提示。リーフレットでは、軸に据えるテーマとして1.【産業】ものづくりの誇りを次世代へ、2.【絆】お祭りや文化、伝統をコミュニティの再生に、3.【地域教育】持続可能な『創り手』を育てる、の3本柱を掲げている。

    産業面では、まち歩きや観光の仕事に携わるなかで、三条の地域資源を外に向けてどう見せるかが重要と指摘。「ものづくりのまち、商業のまちとしての三条らしさを、外の人に響くような形で見せていく必要がある」と述べた。

    参加者で記念撮影
    参加者で記念撮影

    地域コミュニティーについては、PTAや自治会活動の経験から「昔はできたが、今は人手不足や高齢化で地域活動が難しくなっている現実がある」としながらも、自身も7.13水害を経験した立場から「顔見知りで一声かけられる関係の大切さ」を強調。「人と人とのつながりを、もう一度三条で大切にしていった方がいい」と語った。

    子どもをめぐっては、「地域でどう育てるかがこだわり」とし、子ども大名行列のように子どもたちが地域にふれ、地域を自分ごととして感じる機会を増やす重要性を訴えた。「地味でも持続可能性が大切。地域を自分ごとと思える子どもを育てることが、将来の三条の持続可能性につながる」と述べた。

    支援者を見送る相場さん
    支援者を見送る相場さん

    三条エコノミー時代の「和一緒(わっしょい)」を再び合い言葉に

    自身の役割について「私は常に誰かと誰かの間、何かと何かの間に立つ人間だと思っている」。これまで地域活動で培ってきた合意形成や、流れを整える力を生かし、「いろんな人の声を聞き、それをひとつに束ねていくことで、三条でかなえられることがあるのではないか」と語った。

    三条エコノミークラブ会長のときに「和一緒」と書いて「わっしょい」と読む言葉に出会い、1年間、それをテーマに掲げて活動した。そして「今、あらためて、わっしょいの気分で、三条の明日、未来を、何か形あるものに、みんなにとっていいものに、少しでも苦労が少ないものに、わっしょいできたらいいと思って三条を愛する会をつくり、その人間として活動していこうと思っている」と締めくくった。

    た石川貴大さん
    た石川貴大さん

    市議となって具体的にやりたいことを並べるというよりは、自身の考え方や立ち位置を示すことで立体的に示し、理解したうえで支援というより判断して任せてもらおうという、異色な決意表明だった。

    締めくくりは三条エコノミークラブ時代の後輩で、三条祭り若衆会の歴代会長も務めた石川貴大さん(39)の音頭で、両手で持ち上げるようなポーズで「三条!、わっしょい!」「相場!、わっしょい!」「浩!、わっしょい!」と唱和して心をひとつにした。

    嘉瀬一洋幹事長
    嘉瀬一洋幹事長

    嘉瀬一洋幹事長はや梨本次郎事務局長を置く。幹事長からは、相場氏が「初挑戦で組織もなく、しがらみもないところからのスタート」と紹介し、参加者に対して知人らへの声掛けや後援会拡大への協力を呼びかけた。

  • 中華外食チェーン「日高屋」の日本海側初出店「新潟駅万代口店」がオーシャンシステムのFCでオープン

    中華外食チェーン「日高屋」の日本海側初出店「新潟駅万代口店」がオーシャンシステムのFCでオープン

    中華外食チェーン「日高屋」の日本海側初出店となる新潟県1号店「新潟駅万代口店」が3日、新潟市中央区東大通1にオープンした。

    3日オープンした日高屋の新潟駅万代口店
    3日オープンした日高屋の新潟駅万代口店

    運営は三条市に本社を置くオーシャンシステムで、ハイデイ日高(埼玉県さいたま市)とのフランチャイズ契約による出店。オープン初日は開店前に行列ができていた。

    店舗は新潟市中央区東大通1-3-1、IPNEX新潟ビルディング1階で、新潟駅万代口近くの好立地。日高屋は、ラーメンや餃子、定食類を手ごろな価格で提供し、関東で400店舗以上を展開する。

    また、年度内に県内4店舗を展開する計画も伝えられている。

  • 燕市内で車にはねられた女性が意識不明の重体 運転していた40代男を現行犯逮捕

    新潟県警燕署の発表では2日、燕市内で歩行中の女性が車にはねられ、意識不明の重体で新潟市内の病院へ運ばれ、運転手の新潟市西蒲区に住む会社員男(40)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕した。

    男は2日午後4時半ごろ、燕市松橋地内の主要地方道で準中型貨物自動車を運転中、歩行中の女性をはねた。燕署は事故原因を捜査している。

  • 木造建築工事業(株)ナレッジライフ(新潟市西区)が破産手続き開始決定 負債約6億5000万円、事業は新会社が承継へ

    木造建築工事業(株)ナレッジライフ(新潟市西区善久、資本金1000万円、従業員4人)は3月26日、新潟地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約4人に対して約6億5000万円だが、一般商事債権は100%保護される予定だ。

    帝国データバンクの調べでは、同社は2004年4月設立。「木の温もり」をコンセプトに、優良国産木材や自然素材を多用した住宅建築を手がけ、健康や自然に配慮した家づくりを進めてきた。14年8月期には年売上高約15億2786万円を計上していた。

    しかし、近年は類似コンセプトの同業者増加に加え、低価格を前面に打ち出すローコスト住宅の台頭で競争が激化。24年8月期の年売上高は約2億3455万円まで落ち込み、資材価格の高騰も重なって5期連続で大幅な最終赤字を計上していた。

    その後、25年8月期の年売上高は約4億4409万円に回復し、損益面でも黒字転換したものの、経営体質の改善には至らず、事業継続を断念した。

    一方で、事業は別会社が引き継ぎ、営業は継続している。新たに設立される「SOLABLEライフ(ソラブルライフ)」が事業を承継し、全従業員の雇用も維持される見込みという。

  • 道の駅パティオにいがたで農産物直売所と精肉・総菜販売がプレオープン 23日には焼き肉店も営業を開始してグランドオープン

    道の駅パティオにいがたで農産物直売所と精肉・総菜販売がプレオープン 23日には焼き肉店も営業を開始してグランドオープン

    長岡市中之島地域の道の駅「パティオにいがた」が3日、一部リニューアルオープンし、農産物直売所「健幸めっけ」と精肉・総菜販売の「きらく横丁」が営業を始めた。23日には「大衆焼肉きらくパティオ店」も開店し、グランドオープンイベントを行う予定で、地元農産物の充実と手ぶらバーベキュー需要の取り込みで、地域住民と観光客の双方に親しまれる施設を目指す。

    リニューアルオープンした農産物直売所「健幸めっけ」
    リニューアルオープンした農産物直売所「健幸めっけ」

    農産物直売所とレストランの指定管理者が、4月1日からいずれも見附市が本社の(株)マルイと焼き肉店(株)きらくがつくる共同事業体、マルイ・きらく共同事業体がバトンタッチした。それに伴うリニューアル工事などで2月21日から休業していた。

    農産物直売所「健幸めっけ」と精肉・総菜販売「きらく横丁」は、いずれも原則年中無休で、営業時間は午前9時から午後7時まで。さらに23日には、「大衆焼肉きらくパティオ店」がオープンして飲食機能も本格的に加わり、グランドオープンとなる。

    農産物直売所「健幸めっけ」

    農産物直売所「健幸めっけ」の大久保和政店長は「基本は農家さん中心。農家から新鮮な野菜を持って来てもらい、地元の野菜や果物を地元の人に買ってもらいたい」と言う。

    大型連休は県外客の利用を見込み、「地元のおいしい商品を買って帰ってもらって喜んでもらえれば」と期待する。

    見附や新潟の手土産
    見附や新潟の手土産

    売り場では、地元農家の野菜売り場を従来より広げたのが特徴。店内を見渡しやすく、買いやすくするため、通路幅を確保しながらレイアウトを見直した。

    登録している農家は以前より増えて150軒近く。以前からの出荷者に加え、リニューアルを機にあらためて声をかけたところ、「また出してみよう」という農家も少なくなかったと言う。

    「農家さんが喜んで、ほかの店に出していた人もパティオに持って行こうと言ってもらえるようになりたい」とし、売り上げはこれまでの2倍にと意気込む。

    地元商店のパンや菓子が並ぶ
    地元商店のパンや菓子が並ぶ

    直売所では野菜や果物のほか、新潟県内各地の商品も扱う。佐渡の商品もそろえ、「佐渡まで行かなくてもここであるていど買えるようにしたい」と話す。地元の菓子店やパン屋の商品も多く並び、各店に足を運ばなくてもまとめて買えるのもうれしい。

    地元の観光客が立ち寄る道の駅という立地を生かし、土産物や菓子、ドリンク類なども加え、地元住民だけでなく来訪者にも対応できる品ぞろえを意識した。

    精肉・総菜販売「きらく横町」

    一方、以前はレストランだった部分は物販の「きらく横町」と飲食の「大衆焼肉きらくパティオ店」に仕切った。「きらく横町」は得意の焼き肉向け商品や精肉や総菜を中心にそろえた物販店として開店した。

    きらくにとって物販の常設店舗は、JAえちご中越農産物直売所「ただいまーと」に次いで2店舗目。既存店舗での物販や本店の飲食営業のノウハウを持ち込みながら、新たな立地で展開する。

    精肉・総菜販売「きらく横町」
    精肉・総菜販売「きらく横町」

    白隆一取締役営業部長は「以前の直売所部分では、肉の商品があまり扱われていなかった。うちは肉が得意なので、物販をやらせてもらい、肉の取り扱いを担う形になった」と話す。

    強みとして打ち出すのが、予約なしでも利用しやすいバーベキュー需要への対応。施設内では隣接エリアでバーベキューセットの貸し出しも行っており、来場者はその場で肉や必要な資材を購入し、手ぶら感覚でバーベキューを楽しめる。

    バーベキューセットもふんだんに用意
    バーベキューセットもふんだんに用意

    「今までは予約制で、ふらっと来てすぐ買うのが難しい部分があったと聞いている。今回はいつでも買えて、そのまま外で食べられる形にしたい」と話した。

    取り扱う商品は一般的な精肉に加え、焼き肉店ならではの商材が中心。さらに、 北海道の晋南貿易から仕入れた中華食材や「レトルトカレー リトルスプーン カレー 北海道 熟成」など、ほかではあまり見かけない商品も並べ、「ここならではの色を出していきたい」としている。

    ■■
    中華食品

    23日に開店する「大衆焼肉きらくパティオ店」は、ロースターを備えた一般的な焼き肉店スタイルで営業する予定。6人掛け12卓の計72席で、物販と飲食を一体的に提供する。

    パティオにいがたは、直売所、物販、今後の焼き肉店に加え、公園やバーベキュー利用、今後整備予定の大型遊具も含め、滞在型の魅力向上が期待されている。

    大久保店長は「普段は地元の人に愛され、週末は県外の人にも来てもらって、楽しく過ごせる居心地のいい場所にしたい」と話す。パティオにいがたのトイレは日本トイレ大賞を受賞したことで知られ、「トイレが有名なら、店も負けないくらいいちばんになりたい」と笑顔だった。

    道の駅 パティオ にいがた
  • 「未来は革新的に挑戦する者のもの」 三条市立大入学式で第6期生80人が新たな一歩

    「未来は革新的に挑戦する者のもの」 三条市立大入学式で第6期生80人が新たな一歩

    金属加工の集積地、新潟県燕三条地域からイノベーティブ・テクノロジストを輩出する三条市立大学(アハメド・シャハリアル学長)は3日、2026年度入学式を行い、第6期生80人が新たな学生生活の第一歩を踏み出した。今春の入学者は昨年度より14人少ない80人で、女子は11人。県内出身者47人、県外出身者33人で、このうち燕三条地域出身者は8人だった。

    新入生代表で赤木さんが宣誓
    新入生代表で赤木さんが宣誓

    開学から6年目で志願倍率6.7倍の高水準を維持

    三条市立大学は、燕三条地域の産業の持続的な発展のため、次世代のリーダーを育成するために5年前に生まれた大学。工学部技術マネジメント工学科の単一学部、単一学科で地域をキャンパスに地元で産学官連携実習などユニークな教育体制をとっている。

    今年度の入学者の内訳は、総合型選抜10人、学校推薦型選抜が市内1人、工業系2人、一般選抜が前期50人、中期17人。総合型選抜や推薦を含めた全体の志願者数は533人で、定員80人に対する志願倍率は6.7倍。前年度の7.5倍を下回ったものの、引き続き高い水準を維持した。

    入学式
    入学式

    入学式は桜ほころぶ春の青空に恵まれた。夫婦で訪れる人もあり、入学式では新入生より保護者の数の方が多く、着物の人もいて晴れやかだった。

    シャハリアル学長「未来は革新的に挑戦する者のもの」

    シャハリアル学長は式辞で、「皆さんは三条市立大学という新しい学びの場に、その第一歩を踏み出した。この一歩は単なる進学ではなく、自らの未来をつくり出す敬意ある選択であり、社会に価値を生み出す人生への出発」と歓迎した。

    シャハリアル学長
    シャハリアル学長

    そのうえで、三条市立大学は「300年以上にわたり金属加工を中心とした技術と精神を受け継いできた燕三条地域の現場を学びに変える大学」。「育てたいのはイノベーティブ・テクノロジスト。課題を見つけ、本質を見抜き、技術を用いて解決し、社会に実装できる人材」と話した。

    新入生に向けては、好奇心を持ち続けること、挑戦を恐れないこと、仲間とともに成長することの3つを求めた。「未来は革新的に挑戦する者のもの。どうか自らの可能性を信じ、この三条の力を世界へと羽ばたかせてほしい」とエールを送った。

    新入生代表「大学で得られる経験や学びに大きな期待と希望を抱いている」


    新入生を代表して長崎出身で県立猶興館高校を卒業した赤木未羽さん(18)が宣誓。「不安もあるが、それ以上に三条市立大学で得られる経験や学びに大きな期待と希望を抱いている」と述べた。

    燕三条地域については「300年以上の歴史を持つものづくりの集積地」と認識し、「産学連携実習や、工学部でありながらマネジメントなどについて学べるカリキュラムなど、三条市立大学ならではの学びが詰まった4年間に胸が躍る」と決意を語った。

    滝沢三条市長「4年後には満開になって卒業を」

    来賓祝辞では滝沢亮三条市長は、「ようこそ三条市立大学へ、ようこそ三条市へ」と新入生を歓迎した。10日ほど前に出席した第2期生の卒業式にふれ、「卒業生は全員が自信にあふれ、次のステップへの期待に満ちていた」と紹介し、「皆さんも4年間、挑戦を続ければ、桜の花が満開になるように、卒業の時には満開になって次のステップへ進める」と励ました。

    滝沢三条市長
    滝沢三条市長

    また、「三条市立大学の学びのステージはこの建物だけではない。三条市全体、地域全体、新潟県全体を積極的に走り回って成長の速度を早めてほしい」と呼びかけた。

    燕市長が第1回以来の出席、地域連携の広がりも

    佐野大輔燕市長も来賓として出席し、祝辞を述べた。第1回の入学式は近隣市町村長にも来賓として出席を案内したが、それ以降は三条市長を招いた。

    今回、広域の地域との結び付きをより意識していこうと昨年秋に新市長が誕生したタイミングでもあり、佐野市長を来賓に迎えた。

    佐野燕市長
    佐野燕市長

    佐野市長は「ものづくりのまち燕市の原動力は、多様な専門技術をもつ企業同士の横のつながり」とし、「学生生活も知識を深め自分を磨く場であると同時に、仲間たちとの横のつながりを築く貴重な機会」と意義を話した。

    「地域のみならず広く社会に貢献できる人材を目指して研さんに励んでほしい」と期待。途中では燕市産業史料館もPRし、会場の笑いを誘った。

    入学式後は黒田浩司後援会長のあいさつがあり、エントランスの階段、アカデミーストップに新入生が並んで記念撮影も行った。

    学長講演が縁で長崎から入学

    今年の入学生80人のうち、県外出身者は33人に上り、相変わらず全国区の大学だ。宣誓を行った赤木さんは、シャハリアル学長が猶興館高校で行った講演をきっかけに進学を決めたと言う。

    アカデミックステップで記念写真
    アカデミックステップで記念写真

    「もともとものづくりに興味があった。地域の企業と実習したりできるので、将来にも役立つと思って選んだ」と話した。大学の印象については「すごくきれい」と笑顔で期待を膨らませていた。

    学長がトップセールスで学生確保、歴史の浅さを行動で補う

    シャハリアル学長は、各地の高校に足を運んで大学の魅力を直接伝える活動を続けている。「歴史の浅い大学だからこそ、知ってもらうためにはそれしかない。いちばん説得力があるのは自分で話すこと」と話した。

    赤木さん以外にも講演を聞いた高校生が入学につながる例もあり、学生獲得の地道なトップセールスが学生確保に結び付いている。

  • 2日の三条市は3月中旬並みの最高気温10.4度 あられが降った所もあったが桜の開花は進む

    2日の三条市は3月中旬並みの最高気温10.4度 あられが降った所もあったが桜の開花は進む

    2日の新潟県三条市は日中、雨が降ってあられに変わった所もあり、最高気温は3月中旬並みの10.4度にとどまった。

    2日夜の三条市図書館等複合施設「まちやま」の桜は早くも五分咲き
    2日夜の三条市図書館等複合施設「まちやま」の桜は早くも五分咲き

    雨は明け方に強く降り、午前7時までの1時間の5.0ミリを最高に累計27.5ミリのまとまった雨になった。

    夜になると雨はやんだが、4月の満月「ピンクムーン」は雲に隠れてほとんど見ることができなかった。

    気象庁は3月31日に新潟の桜の開花を発表したが、2日でそれから3日目。三条市図書館等複合施設「まちやま」にある桜はすでに五分咲きほどになり、開花の進行の速さに驚かされる。この週末には早くも見ごろ前半となりそうだ。

    2日午後3時ごろ降ったあられ
    2日午後3時ごろ降ったあられ

    気になる新潟の天気予報は、3日が晴れ時々くもりで予想最高気温17度、日がくもりのち一時雨で21度、4日が雨のちくもりで19度とぐずつきそうだが、気温は高くなる。

  • 三条市、所有者不明の空き家・空き地の流通促進へ民間企業と連携協定

    三条市、所有者不明の空き家・空き地の流通促進へ民間企業と連携協定

    新潟県三条市は1日、所有者がわからないまま放置され、流通が滞っている空き家や空き地の活用を進めるため、不動産事業を手がける株式会社AlbaLink(東京都江東区・河田憲二代表取締役)と「所有者不明の空き家・空き地の流通促進に関する連携協定」を締結した。

    三条市×AlbaLink
    三条市×AlbaLink

    三条市では、豊かな自然や鍛冶、金属加工のまちとしての地域特性をもつ一方、相続放棄などを背景に所有者不明となった土地や建物が長期間放置されるケースが地域課題となっている。

    こうした物件は財産管理人制度があるものの、売却や賃貸、解体といった次の動きにつながりにくく、結果として放置が長引く可能性が高いという。

    今回の協定は、こうした「所有者不明等の理由により流通が滞っている物件」を動かす新たな仕組みづくりがねらい。困難物件の取り扱いに専門的なノウハウをもつAlbaLinkと連携し、「所有者不明土地・建物管理人の選任」など法的手続きを活用しながら、物件を適正な権利関係に整え、通常の不動産取引ができる状態に戻すことを目指す。単なる買い取りを目的とした協定ではない。

    協定の主な内容は、空き家・空き地の流通に関すること、活用に関すること、そのほか目的達成に必要と認められる事項の3つの柱。所有者不明物件の利活用が進めば、防犯や景観面での改善に加え、地域資源としての再生にもつながりそうだ。

    AlbaLinkでは、今回の連携を通じて、行政と民間のノウハウを組み合わせ、所有者不明の空き家・空き地という難題の解決を図るとしている。

  • コロナ、リカちゃんとコラボした“ゆめかわ家電” 数量限定の衣類乾燥除湿機を発売、2日から先行予約

    コロナ、リカちゃんとコラボした“ゆめかわ家電” 数量限定の衣類乾燥除湿機を発売、2日から先行予約

    暖房機器や空調機器などを手がけるコロナ(本社・新潟県三条市東新保、大桃満社長)は、着せ替え人形「リカちゃん」とコラボレーションした数量限定商品「CORONA×リカちゃん カラフルポップな衣類乾燥除湿機」を4月22日に発売する。公式オンラインストア「コロナストア」と「コロナストア楽天市場店」で取り扱い、価格は税込3万8,000円。2日午前10時から10日午後4時まで先行予約を受け付けている。

    「CORONA×リカちゃん カラフルポップな衣類乾燥除湿機」
    「CORONA×リカちゃん カラフルポップな衣類乾燥除湿機」

    発売するのは「マシュマロピンク」と「ミントグリーン」の2色で、各500台限定。リカちゃんの世界観をイメージした特別デザインで、本体正面にはポップな「CORONA」ロゴ、操作パネル左上には「Licca」ロゴをあしらった。

    白物家電は白が多いなかで、暮らしを彩るかわいい家電を求める声と、同社の「快適で心はずむ毎日」を生み出したいという思いが重なり、コラボが実現した。

    「CORONA×リカちゃん カラフルポップな衣類乾燥除湿機」

    外箱もリカちゃんハウスをモチーフにしたオリジナル仕様で、ドアが開閉できる遊び心のあるデザイン。取扱説明書もコラボ限定のオリジナルデザインで、開封時からリカちゃんの世界観が楽しめる。

    先行予約購入者には、ゆめかわでポップなデザインのコラボ限定ぷっくりシールを特典としてプレゼントする。さらに4月22日正午から5月13日午後11時59分まで、コロナ公式インスタグラムでキャンペーンを実施し、抽選で30人にも同じシールを贈る。

    ベースとなるのは、コロナ除湿機のコンパクトモデル「Sシリーズ」。スリムでコンパクトな設計ながら、衣類乾燥時間は約136分、Yシャツ1枚なら約38分で乾かせる。

    「CORONA×リカちゃん カラフルポップな衣類乾燥除湿機」

    衣類乾燥オートストップ機能を備え、コンプレッサー式で電気代を抑えられるのも特徴。約3.0リットルのビッグタンクを搭載し、水捨て回数を減らせる。

    除湿可能面積の目安は50ヘルツで木造7畳から鉄筋14畳、60ヘルツで木造8畳から鉄筋16畳。外形寸法は高さ533ミリ、幅170ミリ、奥行365ミリ、重さ8.3キロ。

    リカちゃんは1967年に誕生し、時代や流行を反映しながら子どもたちの憧れや夢を形にしてきたロングセラーブランド。近年は子どもだけでなく、おとなにも愛されるブランドとして展開を広げている。

    「CORONA×リカちゃん カラフルポップな衣類乾燥除湿機」

    コロナは今回のコラボ商品について、子ども部屋はもちろん、リカちゃんを楽しむ大人の部屋にも最適とし、「見た目はキュート、機能は本格的な家電」とアピールしている。

    • 特設サイトURL:https://www.corona.co.jp/aircon/dehumidifier2/s/licca/index.html
    • 公式オンラインストア「コロナストア」URL:https://ec.coronaweb.com/
    • 「コロナストア楽天市場店」URL:https://www.rakuten.co.jp/corona-official/
    • コロナ公式InstagramアカウントURL:https://www.instagram.com/corona.co.official/
  • 弥彦村を「JAZZ VILLAGE」に 弥彦ジャズフェスタ実行委が夢発信、9月27日にVol.3開催へ

    弥彦村を「JAZZ VILLAGE」に 弥彦ジャズフェスタ実行委が夢発信、9月27日にVol.3開催へ

    弥彦ジャズフェスタ実行委員会は1日、PR TIMESを通じて「新潟・弥彦村をJAZZ VILLAGEへ」と題した“夢”を発信した。4月1日に夢を発信するApril Dreamプロジェクトに賛同したもので、自然、文化、人がセッションする「唯一無二の未来」を思い描きながら、ことし9月27日(日)に「弥彦ジャズフェスタ Vol.3」を開く考えだ。

    弥彦ジャズフェスタ
    弥彦ジャズフェスタ

    弥彦ジャズフェスタは2024年に始まった。実行委では、新潟県内有数の観光地、弥彦村を舞台に、参加者へ豊かな時間を提供するとともに、ジャズを通じて地域の魅力を引き出す催しとして定着を目指している。

    弥彦村は、弥彦神社を中心に長い歴史と自然、温泉街をあわせ持つ地域。門前町という特別なロケーションで聴くジャズには、日常を忘れさせ、心を解きほぐす力があり、弥彦だからこそ提供できる「上質な時間」を打ち出した。

    2025年の第2回開催では、弥彦温泉街の10カ所を会場に、若手からベテランまで31組、150人以上の県内ジャズアーティストが集結。弥彦神社での奉納演奏や旅館の軒先での演奏など、村全体に心地よいリズムが響いた。

    実行委が掲げる「夢」は、弥彦ならではの資源とジャズを掛け合わせた「五感で整う体験」の提供、ジャズをきっかけに温泉や食、歴史にもふれてもらうことでの地域活性化への貢献、そして音楽を通じた地域の輪の広がり。イベントを単発で終わらせず、村全体の活気につなげていく。

    その次の一歩として位置づけるのが、9月27日に開催する「弥彦ジャズフェスタ Vol.3」。前回の成功を大切にしながら、地域との連携をさらに深め、弥彦の豊かな自然と歴史に流れるリズムとともに来場者を迎える。

  • 加茂市が公共施設再編アクションプラン策定 統合中学校整備に約5億8000万円 給食センター新設や校歌制作も具体化

    加茂市が公共施設再編アクションプラン策定 統合中学校整備に約5億8000万円 給食センター新設や校歌制作も具体化

    新潟加茂市の五十嵐裕幸副市長は2日、入院中の藤田明美に代わって初めて定例記者会見を行った。公共施設再編アクションプランの策定や2026年4月の中学校統合に向けた準備状況、第60回雪椿まつりの開催など8項目を発表した。「アクションプラン策定はゴールではなくスタート」と述べ、公共施設再編や学校再編を着実に進める考えを示した。

    初めて記者会見に立つ五十嵐副市長
    初めて記者会見に立つ五十嵐副市長

    市長療養で副市長が初の定例会見

    会見の冒頭、総務課長は市長の病状について、3月16日に一般病棟へ移り、その後は順調に回復していると説明した。一方で入院期間や退院時期は未定で、今後、報告できる段階になれば改めて知らせるとした。

    公共施設再編アクションプランを策定

    この日の会見で中心的なテーマとなったのが、加茂市公共施設再編アクションプランの策定だ。市は令和23年度から2年をかけて案をまとめ、25年度には行政区や関係団体などを対象に説明会を重ねてきた。

    昨年3月にまとまった案をもとに、市長が約1年間かけて市内103カ所を回って説明し、その場で出た意見や疑問を反映して今年3月の策定に至った。

    アクションプランは本編240ページに及び、市ホームページで本編と概要版を公開するほか、市内13カ所の公共施設に配置する。

    アクションプラン概要版
    アクションプラン概要版

    市内小中学校には本編を配布し、概要版は学習用教材として貸し出す予定。行政区や団体向けの貸し出しにも対応する。「策定は手段であって目的ではない。持続可能な未来の実現に向けたスタートだ」。

    説明会で住民理解が得られたかを問う質問に対しては、担当課が「否定的な意見はほとんどなく、むしろもっと早く進めてほしいという声もあった」、五十嵐副市長も「今後20年間の計画だが、完成品ではなく、時代の流れや財政効果を検証しながら見直していくもの」と述べた。

    令和10年4月の中学校統合へ準備進む

    中学校統合準備では、統合先となる現若宮中学校の全体整備計画を3月に策定した。統合による生徒数増に対応するため、普通教室や特別支援学級教室を必要数確保し、教職員増に合わせて職員室も拡張する。

    トイレの洋式化、FF暖房機の更新、体育館への空調設備設置も進める方針で、体育館の空調には非常用電源機能を備えた機器を採用し、災害時の避難所機能の強化も図る。

    外構面では、登下校時にスクールバスが集中することを見込み、新たにロータリーを整備するほか、教職員や保護者ら来校者向け駐車場も整える。校門も拡幅し、緊急車両の出入りにも支障が出ないようにする。

    さらに近年のクマ出没を踏まえ、AIカメラや侵入防止柵の設置も盛り込んだ。概算事業費は約5億8,000万円で、今年度に実施設計、27、28年度に工事を行う。設計や財源確保の状況によっては、一部工事の前倒し実施も検討する。

    給食センター新設へ 最大1,150食を想定

    あわせて、(仮称)加茂市給食センターの新設も進める。建設予定地は加茂市千刈の旧県営住宅跡地で、今年度第1四半期に基本計画を策定し、設計、工事を経て30年度の供用開始を目指す。

    供用開始時には統合中学校1校と統合小学校2校へ給食を提供する体制を整え、調理能力は1日最大1,150食を見込む。この1,150食は20年度時点の児童生徒数や教職員数を試算したうえで算出したもので、その時点が最大規模になる見通しも示した。

    施設にはアレルギー対応食の専用調理室を設けるほか、米飯給食にも対応。見学エリアも整備し、食育の場としても活用できる施設を目指す。概算事業費は約20億6,000万円。整備・運営手法については現在サウンディング調査を進めており、その結果を踏まえて基本計画策定時に最適な手法を示す。

    校歌は加茂出身音楽家に依頼 校章は一般公募

    統合中学校の校歌と校章づくりも動き出す。校歌の作詞、作曲、編曲は、加茂市出身の音楽家・悠木昭宏さんに依頼する。悠木さんはNHKテレビ「おかあさんといっしょ」や「ピタゴラスイッチ」などで数多くの楽曲を手がけ、加茂小、加茂中、加茂高の卒業生でもある。年内の完成を見込み、その後、吹奏楽用スコアの制作も進める。

    校章は4月16日から5月14日まで一般公募する。応募資格に制限はなく、市内外を問わず誰でも応募できる。教育委員会で5案ていどに絞り込み、市内の児童生徒による投票を7月上旬に行い、最も得票数の多かったデザインを正式採用する。

    加茂土産物センターをリニューアル

    まちなか観光の拠点整備としては、穀町商店街にある加茂土産物センター・インフォメーションセンターが2日午前10時にリニューアルオープンした。加茂市観光協会が運営する。

    アクションプラン概要版
    アクションプラン概要版

    これまで5年間親しまれてきた「BBC-Kamo Miyagemono Center-」は指定管理期間満了で3月1日に営業を終えていたが、新たに加茂市観光協会が運営を担う。

    営業時間は午前10時から午後5時で、火、水曜と年末年始は休館。今後は観光案内や土産物販売、情報発信を担う中心施設として活用していく。

    クマ・サル対策で不要果樹伐採に補助

    有害鳥獣対策では、「加茂市不要果樹伐採事業費補助金」を創設した。サルやクマを引き寄せる要因となる柿や栗などの果樹を伐採する費用を補助する。対象は市内在住者か行政区長。民家からおおむね50メートル以内にあり、直径20センチ以上の柿や栗などが対象となる。

    対象地域は、これまで出没があった地域に加え、今後、市街地へ出る可能性も考慮し、おおむね信越線より上流側を想定している。

    伐採は事業者への委託が条件で、個人による伐採は補助対象外。補助額は対象経費の2分の1以内、1戸当たり上限5万円。予算額は100万円、最大20件の利用を見込む。

    申請は4月15日ごろ開始予定だが、事前に現地確認を行ったうえで交付の可否を決定する。受け付けは11月13日までだが、予算に達ししだい終了する。

    健康ポイント事業は新規200人募集

    健康づくりでは、6年目を迎える「かも健康ポイント事業」の新規参加者200人を募集する。現在、約1,350人が参加しており、専用歩数計を身に着け、市内14カ所の専用端末「かざすくん」にかざすことで、歩数などに応じたポイントが付与される。

    特定健診や健康講座への参加でもポイントを得ることができ、たまったポイントは商品券や健康グッズと交換できる。対象は20歳以上の市内在住者で、市は日常の「歩く」を通じた無理のない健康づくりへの参加を呼びかけている。

    「愛KAMOらーめん」提供開始

    食と観光の話題では、一風堂を運営する力の源ホールディングスと、加茂七谷温泉美人の湯の指定管理者「合同会社加茂人」が共同開発した「愛KAMOらーめん」が4月1日、美人の湯2階の「ななたに食堂」で提供を始めた。

    鴨(カモ)から引き出した濃厚なだしに新潟県産しょうゆ4種を合わせ、100%国産小麦に全粒粉を練り込んだ極太麺を使用。鴨のローストや加茂産ネギを添えた一杯で、2月末から3月初めに東京で開いたお披露目イベントや、3月29日の美人の湯での関係者向け披露でも好評だった。

    第60回雪椿まつり 11日にメイン行事 初日は献花祭と真剣による演舞奉納も見どころの神事

    第60回雪椿まつりは4日から19日まで開かれる。初日の4日は、青海神社拝殿で午前10時から献花祭、午後6時から神事を行う。献花祭で生けられた花とともに、ライトアップされた拝殿で神事を営むのは今回が初めて。神事で行われる真剣による演舞奉納も見どころとなる。

    第60回雪椿まつり
    第60回雪椿まつり

    メインとなる11日は、友好都市・東京都大島町の坂上長一町長らを迎え、午前11時から青海神社赤鳥居前の特設ステージでオープニングセレモニーを行う。

    加茂市出身のメゾソプラノ歌手・押見朋子さんのミニコンサートをはじめ、キッズダンス、民謡、カモレンジャーショーなどのステージイベントを予定。宮大門周辺では「ゆきつばきマルシェ」、新潟経営大学の学生ブース、自衛隊や警察車両の展示、木工体験ブースなども展開する。

    今回は国道289号八十里越道路の令和9年夏の暫定開通を見据え、福島県只見町、南会津町、三条市にもPRブースを出展してもらい、県境を越えた交流促進も図る。午後4時30分からは鴨山公園池ノ端で後夜祭を開き、明かりの中で酒や創意工夫を凝らした料理を楽しめる催しとする。

    11日は午前7時から午後6時まで会場周辺で臨時交通規制を行い、市役所と会場を結ぶ無料シャトルバスも運行する。

    雨天時はステージイベントとマルシェを市民体育館で開催し、後夜祭は中止。開催形態は10日午後3時までに特設サイトや市ホームページ、SNSで知らせる。

    このほか期間中は、鴨山トレジャーハンティングや雪椿杯争奪加茂市近郊家庭婦人バレーボール大会、加茂ウェルネスウォーク&ポールウォーキングなども予定している。

    5月3日に「二十歳を祝う会」

    また、2026「二十歳を祝う会」は5月3日午後1時半から加茂文化会館大ホールで開く。対象は2005年4月2日から2006年4月1日生まれの227人。4月上旬に案内状を発送する。

    以前、加茂市に住んでいた人も出席でき、式典後には学校区ごとに集合写真を撮影する。家族の見学も可能としている。

    関連リンク

  • JEJアステージ弥彦工場の火災の焼失面積が判明

    新潟県警燕署は、3月29日に弥彦村大戸のJEJアステージ(株)弥彦工場で発生した火災の焼失面積は6,118平方メートルとわかった。

    けが人はなかった。出火原因は引き続き捜査中。

  • 各種機械製造メークス(株)(新潟市北区)が事業停止、自己破産申請へ 負債は約3億7400万円

    各種機械製造のメークス(株)(資本金300万円、新潟市北区)は、3月31日に事業を停止し、新潟地裁へ自己破産を申請する予定だ。負債は債権者約38人に対し約3億7400万円。

    同社は、2011年4月に設立された各種機械製造業者。グループ会社が行っていた機械製造事業を承継して設立された。

    機械メーカー、食品メーカー、医療機器メーカーなど向けに、搬送装置や食品製造機械、工業用洗浄機、印刷機械、医療関連機械、建設機械などを幅広く製造し、16年12月期には年売上高約3億4000万円を計上していた。

    しかし、その後の業容はしだいに縮小、新型コロナの影響もあって得意先の設備投資意欲が減退した 2020年12月の年売上高は約2億5000万円に減少していた。

    24年12月期の年売上高は約3億2000万円まで回復したものの、近年は資材価格高騰の影響が大きく、厳しい資金繰りを余儀なくされていた。

  • 弥彦の春、いよいよ沸騰 40回目の「湯かけまつり」4月5日開催、温泉街を熱気で包む

    弥彦の春、いよいよ沸騰 40回目の「湯かけまつり」4月5日開催、温泉街を熱気で包む

    越後に春の到来を告げる新潟県弥彦村の名物行事「第40回湯かけまつり」が5日(日)に開かれる。弥彦駅前を出発した湯曳き車と行列が温泉街を練り歩き、沿道では威勢のいい「湯かけ」で春本番を盛り上げる。節目の40回目を迎えることいも、弥彦のまちは熱気とにぎわいに包まれる。

    弥彦湯かけまつりに向けて弥彦駅前に置かれた湯曳き車
    弥彦湯かけまつりに向けて弥彦駅前に置かれた湯曳き車

    湯かけまつりは、弥彦温泉のシーズン幕開けを告げる恒例行事。湯神社からいただいた御神湯を湯曳き車に乗せ、弥彦神社へ奉納するまでの道中、青笹で湯を振りまきながら進む。無病息災や商売繁盛、交通安全、学業成就などを祈願し、観光シーズンの本格スタートを高らかに印象づける。

    当日は午前中に湯神社祭典を営み、正午すぎに弥彦駅前へ。0時35分から開会式を行い、氏子青年会小若による樽(たる)太鼓、弥彦よさこい添弥の演舞、弥彦芸妓の祝舞で祭り気分を一気に高める。

    弥彦湯かけまつり
    弥彦湯かけまつり

    1時には湯曳き車と行列が弥彦駅前を出発し、ヤホール前、おもてなし広場、みのや周辺、一の鳥居前などを進む。

    行列の見どころは、沿道を巻き込む「湯かけ」。一般見物客も自由に参加でき、笹で湯をかけて清めを受けながら行列と一緒に春を祝う。途中では小若による樽太鼓や一之宮姫太鼓の演奏も繰り広げられ、温泉街に勇壮な響きが鳴り渡る。

    1日の弥彦駅前の桜
    1日の弥彦駅前の桜

    終盤には手水舎前で神輿3基に「御神湯」を移し入れ、弥彦神社拝殿前で奉納。弥彦に春の訪れを告げる一日が締めくくられる。一般参加者は午後0時20分までに弥彦駅前に集合する。

    花見の名所でも知られる弥彦の桜の開花期に合わせた行事。見ごろは湯かけまつりに間に合わなさそうだが、4月とともにほころび始めた桜が春を告げている。

    早咲きの彼岸桜は1日で散り始め
    早咲きの彼岸桜は1日で散り始め

    弥彦ではこの時期、春の催しもめじろ押しだ。3月28日から4月19日までヤホール前とおもおてなし広場前で「やひこマルシェ2026春」、同じく3月28日からは弥彦公園桜並木などで桜ライトアップを実施する。

    4月1日から5月6日まで「弥彦お花見弁当」を販売。割烹 大山(0256-94-2161)、釜めし弥彦(0256-94-2245)、木原鮮魚店(0256-94-2447)がいずれも1,500円の弁当を電話受け付けで予約販売する。

    弥彦湯かけまつり交通規制図
    弥彦湯かけまつり交通規制図

    さらに4月18日には国重要無形民俗文化財「彌彦神社大々神楽」も控えており、弥彦の春はまさに見どころ満載となる。

  • 加茂・山重のしだれ桜見ごろに合わせ「桜ウイーク」 4月10日は幻想的な夜桜の夕べ

    加茂・山重のしだれ桜見ごろに合わせ「桜ウイーク」 4月10日は幻想的な夜桜の夕べ

    新潟県加茂市仲町の老舗料亭・清雲亭山重は、しだれ桜が見ごろを迎える時期に合わせて「桜ウイーク」を開いている。4月1日から22日までの期間限定で、ヤマカフェを本店大広間に移し、庭の枝垂れ桜を眺めながらランチやカフェメニューを楽しめる。4月10日には一夜限定の「夜桜の夕べ」も開催し、ライトアップされた桜とともに春の料理を味わう特別な時間を提供する。

    清雲亭山重の入り口のしだれ桜
    清雲亭山重の入り口のしだれ桜

    山重の入り口にあるしだれ桜は、毎年この時期に見ごろを迎え、春の風物詩となっている。期間中は桜がよく見える本店大広間を会場にし、やわらかな春の光の中で食事や喫茶を楽しめるようにした。器には時代物や輪島塗を使い、料理だけでなく歴史や文化も感じてもらう趣向だという。

    ランチタイムは午前11時半から午後1時半まで、カフェタイムは午後1時半から4時半まで、ドリンクのラストオーダーは午後4時。ランチメニューは「桜びより」4,000円と「椿だより」6,000円の2種類を用意した。
    ・

    桜ウィーク
    桜ウィーク

    「椿だより」は要予約で1日10食限定。毎週月曜は定休日で、4月10日、17日、18日はランチ予約のみ受け付ける。

    4月10日(金)の「夜桜の夕べ」は午後5時半と6時半の各回一斉スタートで、会費はワンドリンク付き8,000円。ライトアップされた桜を眺めながら、昼間とは違った幻想的な雰囲気の中で春の味覚をゆったり楽しんでもらう。一夜限定の催しで、いずれも予約が必要。

    清雲亭山重の入り口のしだれ桜
    清雲亭山重の入り口のしだれ桜

    山重は「お花見の折にぜひ気軽に立ち寄ってほしい」としており、席数に限りがあるため予約を呼びかけている。予約、問い合わせは清雲亭山重、電話0256(52)0104。所在地は加茂市仲町4の15。

    清雲亭山重

    関連リンク