投稿者: masato

  • 飲食店(株)奥次郎(新潟市北区)が事業停止 負債は調査中

    飲食店経営(株)奥次郎(資本金1100万円、新潟市北区)は、3月31日付で事業を停止した。負債は調査中。

    帝国データバンクの調べでは、同社は1947年創業、75年11月に法人改組された飲食店経営業者。本店敷地内で、和風レストラン「奥次郎」、仕出し・宴会「さくら亭」、居酒屋「さぶ郎」を経営し、99年9月期には年売上高約3億339万円を計上していた。

    しかし、以降は周辺地域の人口減少などの影響から売り上げは低迷していたほか、近年では新型コロナの影響による来店客数の減少も重なり、2025年9月の年売上高は約1億6000万円にとどまっていた。

    また、物価高や人件費の高騰などにより採算が確保できない状態が続き、資金繰りが困難となったことから事業継続を断念した。

  • ニセ警察詐欺で三条市の70代男性が暗号資産1099万円相当をだまし取られる

    新潟県警三条署は、1日までに警察官や検事を名乗る男らに現金を振り込ませたうえ、暗号資産も送金させる特殊詐欺(ニセ警察詐欺)の被害届を受理し、捜査している。被害に遭ったのは三条市に住む70代男性で、被害額は暗号資産で計1099万円相当にのぼる。

    三条署によると、被害があったのは昨年8月上旬からことし9月2日までの間。男性宅の固定電話にデジタル庁を名乗る自動音声電話があり、その後、札幌中央署の警察官や検事を名乗る男らに転送された。

    男らは「特殊詐欺で捕まえた犯人が、あなたから通帳を買ったと言っている」「無実を証明するには口座を開設して現金を振り込み、お金の動きを調べる必要がある」などとうそを言った。

    男性は男らから送られてきた携帯電話機を使って連絡を取りながら、指示されるままインターネット銀行に自己名義の口座を開設して現金を振り込んだ。

    その後、同年9月2日、いずれかの口座へ1099万円相当の暗号資産を送金し、だまし取られた。その後、男性は再び現金の振り込みを指示されたが、金融機関から通報を受けた警察官に特殊詐欺の被害に遭っていると伝えられ、詐欺被害とわかった。

    三条署では被害防止の注意点として、警察が無実を証明するために口座開設や現金の振り込みを指示することは絶対にないとしている。

    また、警察官や検事を名乗る者から電話やメッセージアプリで「捜査の対象になっている」「資産はどのくらいあるのか」などと金の話をされた場合は詐欺を疑い、落ち着いて家族や最寄りの警察署に相談するよう呼びかけている。

  • 全日本プロレスの潮崎豪選手が一日保育士 三条市で4月26日の三条大会のプロモーション

    全日本プロレスの潮崎豪選手が一日保育士 三条市で4月26日の三条大会のプロモーション

    全日本プロレスを旗揚げしたジャイアント馬場のふるさと、新潟県三条市で4月26日(日)に行われる三条大会「チャンピオン・カーニバル2026」のプロモーションで3月30日、出場する全日所属の潮崎豪選手が来条してメディアや関係先を訪問した。つくし保育園(渡辺友恵延長)と子育て支援センターの訪問では、一日保育士として園児や保護者、保育士と交流した。

    子育て支援センターで親子と記念写真を写る潮崎選手
    子育て支援センターで親子と記念写真に写る潮崎選手

    近年、毎年のように三条大会を開いている。つくし保育園には昨年も青柳優馬選手が訪問している。

    潮崎選手はさっそく一日保育士を務めた。胸板の厚い潮崎選手が保育士と同じエプロンを着ると、パツパツに。子育て支援センターでは5組の親子が参加した。

    「アンパンマン」の手遊びに挑戦
    「アンパンマン」の手遊びに挑戦

    未満児は好奇心いっぱいで、お母さんや保育士はたくましいプロレスラーを目の当たりにして大興奮。「先生たちの方が盛り上がってる」と笑いが起き、和やかだった。

    潮崎選手はリングの上とは想像できない優しい笑顔と話し方で、未満児をあやしたり「アンパンマン」の手遊びをしたり。すっかり溶け込んでいた。

    記念撮影
    記念撮影

    つくし保育園では、年長児28人が潮崎選手に群がって歓迎。自然に車座になって年長児は質問攻め。「どうやったらそんなに強くなれるの?」に塩崎選手は「自分に厳しく、いっぱい練習すること」、「ご飯をたくさん食べると大きくなるよ」と答えた。

    ほかにも「お肉を5キロ食べたことある?」、など次々と質問の手が挙がった。プロレスのルールについての質問では、「コーナーをしっかりさわってからタッチしないと反則になる。ルールを守りながら戦うんだ」とていねいに説明する場面も。ふだんリングで激しい戦いを繰り広げる姿からは想像できないほど、子どもの目線に寄り添った語り口だった。

    車座になってつくし保育園園児が質問攻め
    車座になってつくし保育園園児が質問攻め

    4月から小学校へ進む年長児に「仲のいい友だちをたくさんつくって、小学校生活を楽しんで」とエールを送った。

    訪問の締めくくりには、チーム名「HAVOC(ハボック)」のポーズを全員で決め、「子どものペースとお母さんのペースで、楽しく育児やっていきましょう」という言葉を残して笑顔で保育園をあとにした。

    記念撮影
    記念撮影

    塩崎選手は昨年秋、10年ぶりに全日本プロレスに戻り、以前にも何度か三条市を訪れている。「三条は全日本プロレスにとって切っても切れない場所」と自身も語るように、縁は深い。4月26日の三条大会では、「そこで俺の力を見せる。HAVOCの力を見せる」と意気込みを話した。

    「チャンピオン・カーニバル2026」新潟・三条市厚生福祉会館
    全日本プロレス三条大会のポスター

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  • 三条市の副市長に高橋誠一郎前教育長、教育長に熊倉隆司前裏館小校長が就任

    三条市の副市長に高橋誠一郎前教育長、教育長に熊倉隆司前裏館小校長が就任

    三条市議会は1日の臨時会で、昨年7月末で上田泰成元副市長が退任して以来、空席だった副市長に高橋誠一郎前教育長(62)を選任する人事案に全会一致で同意した。

    ■副市長室で高橋副市長
    副市長室で高橋副市長

    あわせて、教育長に裏館小学校の熊倉隆司前校長(60)を任命する案についても全会一致で同意した。任期は、副市長が1日から4年間。教育長は、前任者の残任期間のことし7月25日まで。

    高橋副市長は、就任にあたり、「事業について、私はまだ詳しく知っているわけではない」とし、現場の職員と協力して勉強しながら知識を深めていく。

    「とにかく最初のスタートは、職員とできるだけコミュニケーションをいっぱいとって、職場の良い雰囲気がつくれるように、そこをまずは主眼にやっていきたい」と話した。

    熊倉教育長
    熊倉教育長
  • 燕市の退任式は7人だけを送る 杉本企画財政部長が急逝した盟友の春木前部長への思いに声を詰まらせる

    燕市の退任式は7人だけを送る 杉本企画財政部長が急逝した盟友の春木前部長への思いに声を詰まらせる

    新潟県燕市は31日、2025年度末で退任・退職する職員らの退任式を行い、長年にわたって市政運営を支えてきた職員の労をねぎらった。佐野大輔市長は一人ひとりに言葉を送り、「ここが終わりではなく、新たなスタート。燕市を離れても、これからも応援してほしい」と感謝を伝えた。

    辞令を受ける杉本企画財政部長
    辞令を受ける杉本企画財政部長

    佐野市長「ここが終わりではなく新たなスタート」

    定年延長の影響もあり、退職した職員は、杉本俊哉企画財政部長(60)だけ。ほかは割愛の教職員や県職員、地域活性化アドバイザーなど計7人で、昨年の23人の3分の1以下と少なかった。

    式では佐野市長から退職、退任の辞令を手渡して握手。勤続38年の杉本さんには感謝状を贈った。

    佐野市長はあいさつで、「本当は快く明るく送りたいが、皆さんがいなくなるのは本当に寂しい」と複雑な心境を語り、「ここが終わりではなく新たなスタート。燕市を離れても、これからも応援してほしい」と感謝を伝えた。

    佐野市長のあいさつ
    佐野市長のあいさつ

    杉本企画財政部長は分水町職員として合併協議の最前線に立った平成の大合併を振り返る

    退職者を代表して杉本さんがあいさつした。杉本さんは1988年に分水町役場に奉職し、昭和、平成、令和の3時代にわたり公務に携わってきた歩みを振り返った。

    印象に残る出来事として、2004年の中越地震、7.13水害、そして2年前の能登半島地震でごみ焼却場の煙突が傾いたときの対応などを挙げながらも、「いちばん印象深いのはやはり平成の大合併」と述べた。

    杉本部長が退職者を代表してあいさつ
    杉本部長が退職者を代表してあいさつ

    当時、分水町企画調整課の係長だった杉本さんは、旧燕市、吉田町、分水町による合併協議の最前線に立った。各市町の制度の違いをすり合わせるために数多くの部会や分科会が設けられ、職員数の少ない分水町では一人で複数の会議を掛け持ちすることも珍しくなかった。

    杉本さんも担当者名簿に最も多く名前が載っていたひとりだった。「合併の協議についていくのに必死だった」。電算統合も担い、合併直前には燕市や吉田町の職員の応援も受けて深夜まで作業した。20年前の3月20日の合併を「不安と安堵が入り混じる中で迎えた」と述懐した。

    デマンド交通の立ち上げにやりがいを感じ「つばめっ子かるた」でミッションコンプリート

    やりがいを感じた仕事は、新庁舎開庁に合わせて導入したデマンド交通「おでかけきららん号」の立ち上げ。旧三市町ごとに走っていた福祉巡回バスを見直し、予約制の新しい交通システムへ移行する大仕事だった。

    県内先進地への視察を重ね、市内すべてのタクシー会社と交渉し、社会福祉協議会に予約センター業務を引き受けてもらうなど、関係機関との調整を重ねた。さらに自治会長や民生委員らの協力を得て市内各地で何度も説明会を開き、利用方法の周知に奔走した。

    その結果、初年度から旧福祉巡回バスを大きく上回る利用があり、「今でも多くの市民に使っていただいている事業の立ち上げに携われたことにやりがいを感じた」と話した。

    花束を受ける退職者
    花束を受ける退職者

    もうひとつの大きな仕事として挙げたのが燕市のご当地かるた「つばめっ子かるた」の制作だった。合併後の市民の心をひとつにする新しい文化をつくるというミッションのもと、若手職員主体のプロジェクトチームで進めた事業で、杉本さんはリーダーを務めた。

    鈴木力前市長から課せられた「ミッションインポシブル」な難しいミッションにご当地かるたというアイデアをまとめた。読み札を公募し、絵本作家の黒井健さんに協力を依頼するなど苦労を重ねて完成にこぎ着けた。

    先の合併20周年式典で園児たちが読み札を暗唱する姿を見たときには、心の中で「ミッションコンプリート」と叫んだと笑いを交えて振り返った。

    仕えた歴代の小林清市長と鈴木力市長、さらに2012年に急逝した元分水町職員だった菊地剛副市長の薫陶に感謝した。

    盟友だった春木直幸さんの急逝に声を詰まらせる

    とくに思いを込めて話したのが、2年前に急きょ退職した前企画財政部長の春木直幸さんの存在だった。本来なら企画財政部長の席には春木さんがいるはずだったが、その離脱によって予定になかった自身が代理のような形で重責を担うことになったと述べた。

    花束を受ける退職者
    花束を受ける退職者

    財政を担当した経験がなく、自らを「能力もなく力不足」としながらも、最後の2年は「春木ならこの役をどう果たすか」を常に頭に描きながら職務に当たってきたと明かした。

    春木さんが退職したあとも酒を酌み交わす機会があった。春木さんは議会のインターネット中継を見ていて、「あそこはこう言うべきだった」「あれはちょっと違う」といった感想や助言をもらうこともあった。

    杉本さんにとって春木さんは、分水町時代から苦楽をともにしてきた同い年の同期で同志。厳しい局面に立つたびに思い浮かべる存在でもあった。

    昨年暮れに春木さんが亡くなってからは、その言葉を直接、聞くことはかなわなくなったが、議会答弁では用意した答弁書を読み上げながら何度も春木さんの顔が浮かんだ。

    この一節は、杉本さんの長い職員人生を支えてきた春木さんとの深い信頼関係と喪失感を表し、杉本さんは声を詰まらせた。

    拍手で退職者を送る
    拍手で退職者を送る

    長く勤務を続けることができたのは厳しくも温かい上司や同僚に恵まれたおかげだと感謝。歴代市長や副市長から多くの薫陶を受けたことは「仕事人生における最大の幸福であり、一生の財産」で、職場でともに歩んだ仲間たちにも感謝した。

    そのうえで、「地方自治体を取り巻く状況は決して楽観できないが、燕市には磨けば光るポテンシャルがまだまだある」ときっぱり。職員同士が手を携え、職員と市民がともに力を合わせれば、「燕市の未来は明るく輝くに違いない」と後輩職員にエールを送った。

    式の最後には花束が贈られ、退職者は大勢の職員の拍手に送られて退場した。長年にわたり市政を支えてきた職員の節目を、市役所全体で見送った。

  • 加茂・山重のしだれ桜見ごろに合わせ「桜ウイーク」 4月10日は幻想的な夜桜の夕べ

    加茂・山重のしだれ桜見ごろに合わせ「桜ウイーク」 4月10日は幻想的な夜桜の夕べ

    新潟県加茂市仲町の老舗料亭・清雲亭山重は、しだれ桜が見ごろを迎える時期に合わせて「桜ウイーク」を開いている。4月1日から22日までの期間限定で、ヤマカフェを本店大広間に移し、庭の枝垂れ桜を眺めながらランチやカフェメニューを楽しめる。4月10日には一夜限定の「夜桜の夕べ」も開催し、ライトアップされた桜とともに春の料理を味わう特別な時間を提供する。

    清雲亭山重の入り口のしだれ桜
    清雲亭山重の入り口のしだれ桜

    山重の入り口にあるしだれ桜は、毎年この時期に見ごろを迎え、春の風物詩となっている。期間中は桜がよく見える本店大広間を会場にし、やわらかな春の光の中で食事や喫茶を楽しめるようにした。器には時代物や輪島塗を使い、料理だけでなく歴史や文化も感じてもらう趣向だという。

    ランチタイムは午前11時半から午後1時半まで、カフェタイムは午後1時半から4時半まで、ドリンクのラストオーダーは午後4時。ランチメニューは「桜びより」4,000円と「椿だより」6,000円の2種類を用意した。
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    桜ウィーク
    桜ウィーク

    「椿だより」は要予約で1日10食限定。毎週月曜は定休日で、4月10日、17日、18日はランチ予約のみ受け付ける。

    4月10日(金)の「夜桜の夕べ」は午後5時半と6時半の各回一斉スタートで、会費はワンドリンク付き8,000円。ライトアップされた桜を眺めながら、昼間とは違った幻想的な雰囲気の中で春の味覚をゆったり楽しんでもらう。一夜限定の催しで、いずれも予約が必要。

    清雲亭山重の入り口のしだれ桜
    清雲亭山重の入り口のしだれ桜

    山重は「お花見の折にぜひ気軽に立ち寄ってほしい」としており、席数に限りがあるため予約を呼びかけている。予約、問い合わせは清雲亭山重、電話0256(52)0104。所在地は加茂市仲町4の15。

    清雲亭山重

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  • 三条市で新規採用23人が門出 滝沢市長「市民の前ではプロであれ」

    三条市で新規採用23人が門出 滝沢市長「市民の前ではプロであれ」

    年度初めの1日、新潟県三条市は新規採用職員辞令交付式を行い、23人が市職員や消防職員としての一歩を踏み出した。滝沢亮市長は「市民の前ではプロフェッショナルであってほしい」と訓示し、地域の情報に自ら目を通しながら、市民に誠実に向き合うよう求めた。

    新規採用職員を代表して古川倖之介さんが服務の宣誓
    新規採用職員を代表して古川倖之介さんが服務の宣誓

    新規採用は例年並みの23人で、内訳は中途採用4人、大卒10人、高卒2人、保育士2人、消防4人、保健師1人。

    式では、新規採用職員を代表して三条市出身で帝京大学を卒業、総務部行政課庶務係に主事として配属される古川倖之介さん(22)が服務の宣誓を行い、「主権が国民に存することを認める日本国憲法を尊重し、かつ擁護することを固く誓います」と述べ、全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを誓った。

    滝沢亮市長は新規採用職員一人ひとりに辞令書を読み上げ、「一緒に頑張りましょう」と添えて辞令書を手渡した。動作に見てとれるほどがちがちに緊張している新規採用職員も多かった。

    滝沢市長「ようこそ三条市役所へ」

    滝沢市長はあいさつで、「皆さんと一緒に働けること、そして皆さんと一緒に三条市をつくっていけること、さらに発展させていくことができることを、私をはじめ副市長、教育長、部長を含めた全職員が楽しみにしていた。本当にようこそ三条市役所へ」と歓迎した。

    滝沢市長
    滝沢市長

    この日は議会の臨時会が午前中に開かれたため、例年は朝に行う辞令交付式を午後に開催したことにもふれた。臨時会では全会一致で就任が決まった新しい高橋誠一郎副市長、熊倉隆司教育長も参列。「いつもと少し雰囲気が違い、例年よりも緊張感があるのではないか」と新規採用職員に気遣った。

    「同じ縁があって同じ日に三条市役所に入った仲間として、協力しながら、時には切磋琢磨しながら一緒に成長していってほしい」と激励した。

    十分に知らないのは折り込み済み、ひとりで抱え込まず周囲を頼ることが大切

    仕事の進め方や市役所の仕組み、三条市そのものについても、まだ十分に知らなくても「われわれも織り込み済み」。必要以上に萎縮せず積極的に学ぶ姿勢を求めた。

    「間違わないよう慎重になりすぎて仕事が遅くなるくらいなら、同僚や先輩に気兼ねなく、遠慮なく聞いてほしい」と、ひとりで抱え込まず周囲を頼ることが大切だとした。

    辞令書を手渡す
    辞令書を手渡す

    質問の仕方についても「ただ、どうですか、ああですか、と聞くのではなく、自分はこう考える、こう進めたほうがいいと思うがどうか、という聞き方をしてほしい」と述べ、自分なりの仮説や考えを持って相談することが、社会人としても市職員としても成長の速度を大きく左右すると指摘。受け身ではなく、自ら考えながら学ぶ姿勢が重要だというメッセージを送った。

    「市民の前ではプロフェッショナルであってほしい」

    市民対応に臨む際の心構えについては、「皆さんも市民から見れば、きょうから三条市役所の職員の一員。新人だと分かる印があるわけではない」。市役所の外に出れば一人ひとりが三条市役所を代表する存在になり、「市民の前ではプロフェッショナルであってほしい」と求めた。

    それは何も最初から完璧を求めているわけではない。「わからないのであれば、わかる人につなぐ、上司に確認する、担当につなぐという対応をしてほしい」。

    新規採用職員辞令交付式
    新規採用職員辞令交付式

    あいまいなまま受け流したり、その場しのぎで答えたりするのではなく、職業人として責任ある応対をすることが市民の信頼につながると説いた。「社会人として、そして三条市役所の職員の一員としての自覚を持って対応してほしい」と繰り返した。

    「そうした昔からあるメディアにも、しっかり目を通して」

    地域の情報をどうつかむかも大切。スマートフォンやパソコンで情報を得ることが当たり前の「デジタルネイティブ世代」であることに理解を示しつつ、「市民の多くは地元の新聞や地元のテレビを見ている」と指摘。「そうした昔からあるメディアにも、しっかり目を通した上で仕事に臨んでほしい」と求めた。

    「市民が『新聞に載っていた』『ニュースで言っていた』と話しているのに、自分は知らないままコミュニケーションするのは、職業人としての自覚が足りない」と踏み込み、地域の出来事を把握しておくことは市役所職員としての基本姿勢だと強調した。

    滝沢市長
    滝沢市長

    「自分で新聞を購読することもそうだし、市役所に少し早く来て新聞を読むことでもいい。地元のこと、地元の知識を得たうえで、市民やいろいろな人とコミュニケーションを取ってほしい」と語り、住民との信頼関係を築くためにも、地域を見る目を養うよう促した。

    最後には、「良い仕事をするにあたっては、何よりも心と体の健康が大前提」。新生活の始まりでひとり暮らしを始める人もいるかもしれず、体調管理の重要性を説いた。

    仕事だけでなく、自分自身の生活を整えることも社会人としての責任の一つだとし、「一緒に成長していきましょう」と呼びかけて締めくくった。

  • 【三条市議選】下田地域の思いを背負い3期目挑戦 藤家貴之氏が決起集会で決意表明「下田の未来をあきらめない」

    【三条市議選】下田地域の思いを背負い3期目挑戦 藤家貴之氏が決起集会で決意表明「下田の未来をあきらめない」

    4月19日投開票の任期満了に伴う三条市議選に向け、現職で3期目を目指す藤家貴之氏(47)の決起集会が29日、地元下田地域駒込の森の健康館「こだま」で開かれた。集まった支持者ら約70人を前に藤家氏は、中山間地の課題や農業、地域コミュニティー維持への思いを訴えた。

    藤家貴之氏の決起集会でガンバローコール
    藤家貴之氏の決起集会でガンバローコール

    藤家氏は1979年1月8日生まれ、三条商業高校、アップル外語観光カレッジ卒。家族経営の金属加工業に従事する一方、2017年から稲作経営を本格化し、現在は17町歩を作付けする。猟友会や鳥獣被害対策実施隊にも所属し、地域の現場に身を置いて活動している。

    2020年の市議補選で初当選し、22年の市議選で再選を果たし、3期目を目指す。

    笹岡後援会長「藤家貴之は常に現場の声に耳を傾け、地域の未来を真剣に考えている」

    決起集会では冒頭、笹岡大介後援会長は、過疎化や若者流出による人口減少、県道下田見附線や国道290号の改修、小学校統合など下田地域の課題を挙げ、「藤家貴之は常に現場の声に耳を傾け、地域の未来を真剣に考えている」と評価し、支援を訴えた。

    笹岡後援会長
    笹岡後援会長

    滝沢市長は「愛され力」と「吸収力」を評価

    来賓あいさつで滝沢亮市長は、藤家氏と自身が同じ時期に当選したことにふれ、「ひとつは愛され力。地域の皆さんが信頼していて、どんなささいなことでも相談しやすい存在だ」。さらに「もうひとつは吸収力。いろんな人の助言を素直に吸収し、この5年半で本当に成長された。市や市役所が気づかなかった課題を届けてくれている」と述べた。

    滝沢市長
    滝沢市長

    藤家選対委員長「農業のおもしろさや下田の美しい田んぼの魅力を市と連携しながら発信して」未来へつなげる

    藤家諭選対委員長は市議選の現況報告を行った。現職8人が勇退し、定数22に現職14人、新人9人が立候補し、定数22を1超過の見通しとなっている。

    下田地区の現職は4人だが、立候補予定は1人減って3人となっている。そのうえで藤家氏は下田地区の農業の現場を熟知し、「農業のおもしろさや下田の美しい田んぼの魅力を市と連携しながら発信していくことで、若い人たちに農業の素晴らしさが伝わり、下田の美しい田園風景を未来へとつなげていける」と期待した。

    藤家諭選対委員長
    藤家諭選対委員長

    藤家氏は決意表明で「地域の声を議会に届けることを大切にしながら活動してきた」と実績を示す

    藤家氏は決意表明で、「地域の声を議会に届けることを大切にしながら活動してきた」と振り返った。とりわけ中山間地・下田地域の現実を強く意識してきた。

    人口減少や高齢化、自治会役員や消防団、地域行事の担い手不足などを挙げ、「地域のつながりが弱くなるということは、地域そのものの力が弱くなるということだ」と危機感を示した。

    藤家氏の決意表明
    藤家氏の決意表明

    自身が議会で、自治会の将来像や地域コミュニティーの維持、小学校統廃合、農業問題などをテーマに取り上げてきた。小学校統合については、「5年半前は議会でも話題に出ないほどシビアな問題だった」。市議の立場から議会に投げかけ続けてきた経緯を説明し、「自分なりにできた仕事だったのかなと思う」と一定の自負を示した。

    道路整備では、長沢や赤坂地内の進ちょくにふれ、引き続き開通実現に力を尽くす考えを示した。投票所環境の改善でも、地域の声を受けて集落センターへの変更につなげた例を紹介し、「目に見える形でもひとつずつ前に進めてきた」と実績をアピールした。

    農業については、資材価格高騰や米価の問題にふれ、「農業は単なる産業ではない。地域の景観を守り、水害から守り、地域の文化そのものを支えている大切な基盤」と強調。鳥獣被害についても、イノシシやシカ、サル、クマなどによる被害の深刻化を挙げ、「現場に出て実際に対策を行っている立場だからこそ見える課題がある」と述べた。

    支援者ら約70人が参集
    支援者ら約70人が参集

    八十里越開通では将来像を滝沢市長に直接、ただす

    さらに、来年夏の開通予定が示された八十里越道路にも言及。藤家氏が滝沢市長に将来像をただす場面もあり、滝沢市長は「道路そのものが観光地になる可能性がある」としたうえで、「ただの通り道にしてはいけない。三条で立ち止まってもらい、食べてもらい、買ってもらい、お風呂にも入ってもらう取り組みが必要」と述べた。藤家氏はこれを受け、「下田が置いてけぼりにならないようにしたい」と応じた。

    三条市立大学や、県央工業高校と三条商業高校の統合計画にも話を広げた。地域のものづくりや農業と若者育成を結び付ける必要性を指摘。「製造業をしながら農業ができるのは、この地域ならではの強み」と語った。

    そのうえで今回の選挙戦について、「立候補予定者を見ても、農業の現場をよく知っている立場の人は少ないと感じた」と述べ、「三条市にとって、また地域にとって農業は重要。現場の声を届ける役割をわたしにやらせていただきたい」と力を込めた。

    「今、必要なのは覚悟と危機感」「私はこの地域の未来をあきらめない」

    ■出席者を見送る
    出席者を見送る

    今後、下田地域からの立候補者が減る見通しも危惧し、「誰が下田地域の思いを議会に届けるんだというときに、重要な立場になるのではないかと思っている。下田地域が置いてぼりにならないように頑張らないといけない」と訴えた。

    最後は「これまでなんとかなっていたから、これからもなんとかなるという根拠のない期待ではいけない。今、必要なのは覚悟と危機感だ」と述べ、「この地域の未来は誰かがつくってくれるものではない。私たち自身がつくっていくもの。私はこの地域の未来をあきらめない」と支援を求め、住民の奮起にも期待した。

    集会の最後は、選対委員の発声で「藤家孝之三条市議会議員選挙頑張ろう」と声を合わせ、必勝を期した。

  • 燕市で越後線を走行する列車とぶつかった人が死亡

    30日夜、新潟県燕市吉田鴻巣地内のJR越後線の線路付近で列車とぶつかった人が死亡した。

    県警燕署の発表では、午後9時半ごろ岩室駅から北吉田駅方向へ4両編成の普通列車が走行中、運転士が異音に気づいて緊急停車し、確認したところ人と列車がぶつかったことがわかった。

    死亡した人の性別や身元は不明で、事故と事件の両面で捜査している。

    列車の乗客25人と運転士1人、車掌1人にけがはなかった。上下線で運転を見合わせたが、午後11時17分に運転規制を解除した。

  • 新潟で桜開花 平年より8日、昨年より6日早く過去10年で3番目に早い

    新潟で桜開花 平年より8日、昨年より6日早く過去10年で3番目に早い

    気象庁は31日、新潟で桜(ソメイヨシノ)が開花したと見られると発表した。平年より8日、昨年より6日早い。過去10年では観測史上最速だった2023年3月27日、21年の3月28日に次いで3番目に早い。

    31日、三条市厚生福祉会館駐車場でふつうに咲き始めたソメイヨシノ
    31日、三条市厚生福祉会館駐車場でふつうに咲き始めたソメイヨシノ


    三条市でも桜が咲き始めた。三条市厚生福祉会館駐車場に並ぶ桜は、前日30日は日差しが反射して開花が早まる特定の場所以外では咲いていなかったのに、31日はそれ以外の部分でもぽつぽつ花開いていた。

    5日には弥彦村で桜のシーズンにあわせた弥彦湯かけまつりが開かれる。湯神社で受けた霊泉、御神湯をJR弥彦駅前から湯曳き車で弥彦神社へ運び奉納するが、桜は見ごろ手前くらいになりそうだ。

  • 未明に見附市の老舗割烹から出火して6棟燃える

    未明に見附市の老舗割烹から出火して6棟燃える

    31日未明に新潟県見附市新町1の住宅密集地の老舗割烹で出火し、6棟が燃えた火災で読者撮影から写真が寄せられた。

    火災現場(読者提供)
    火災現場(読者提供)

    県央地域でも29日に弥彦村、30日は燕市と田上町で相次いで火災が発生している。このところ好天が続いて空気が乾燥し、火災が発生しやすい状況になっており、火の元やストーブの片付け、野焼きなどに十分な注意が必要だ。

    ■火災現場(読者提供)
    火災現場(読者提供)

    現場は原信見附店近く。

  • 三条市が退職者辞令交付式 市政支えた退職者に感謝 合併や水害、新型感染症対応など振り返る

    三条市が退職者辞令交付式 市政支えた退職者に感謝 合併や水害、新型感染症対応など振り返る

    新潟県三条市は31日、この日付けの退職者の辞令交付式を行い、長年にわたり市政を支えてきた退職者一人ひとりに辞令を交付した。退職者は「良き上司、良き先輩、良き同僚、そして良き後輩に恵まれた」、「多くの方に支えていただいた市役所生活だった」などと感謝し、滝沢亮市長は合併や水害、新型感染症対応など困難な局面を支えてきた功績に敬意を表した。

    退職者辞令交付式後の記念撮影
    退職者辞令交付式後の記念撮影

    退職者は60歳で退職の8人、割愛の教職員3人のほか普通退職の合わせて33人。一人ひとり名前を呼んで滝沢市長が辞令を読み上げて手渡し、花束も贈った。退職者はそれぞれ席に戻る前に短くあいさつした。

    市町村による合併協議の事務局や図書館等複合施設「まちやま」の建築業務にかかわって「わたしの人生にとってかけがえのない宝物となった」と話す人や、「きょう来るときに、いちばん最初に辞令をもらった時を思い出した」、「市政に携わらせていただき、大変貴重な経験をさせていただいた」と振り返る人もいた。

    滝沢市長から退職者に辞令を手渡す
    滝沢市長から退職者に辞令を手渡す

    滝沢市長はあいさつで、「辞職を承認する」と辞令を読み上げたが、できれば4月1日からも一緒に仕事をしたい願いもあり、承認すると言わなければどうなるのだろうと思いながら辞令書を渡したと話し、別れを惜しんだ。

    「本当に多大なるご功績に、三条市長として、また一市民として心から感謝申し上げる」と感謝した。

    退職者辞令交付式
    退職者辞令交付式


    市長に就任して6回目の年度末を迎え、退職者とともに市政を担ってきた時間を「貴重な経験」と振り返った。

    そのうえで退職者が歩んできた時代は「2回の水害、20年前、21年前の合併、最近で言えば新型感染症への対応など、三条市も予期しなかった甚大な影響があった中で、皆さんが大活躍してくださったおかげで今の三条市がある」。

    滝沢市長
    滝沢市長

    退職後も市政や後輩職員を温かく見守ってほしいと呼びかけ、「明日からの皆さんの新しい人生が、これまで以上に輝かしいものになることを心より祈っている」とはなむけの言葉を贈った。

    式の最後には、出席した退職者の所属部署の職員などが拍手で退職者を見送り、長年の労をねぎらった。このあと退職者は記念撮影を行い、奉職した庁舎をあとにした。

    職員の拍手に送られる退職者
    職員の拍手に送られる退職者
  • 鉄骨工事(株)高山鉄工所(新発田市)が自己破産を申請 負債は約1億4700万円

    鉄骨工事(株)高山鉄工所(資本金1000万円、新潟県新発田市)は、3月25日に事業を停止し、同日、新潟地裁新発田支部へ自己破産を申請した。負債は債権者約33人に対し約1億4700万円。

    帝国データバンクの調べでは、同社は1973年11月に設立された鉄骨工事業者。Mグレード認定鉄骨製作工場としてビル、アパート、事業所、工場など大型施設の鉄骨工事を主体に鋼構造物加工も行っていた。

    新潟県内のほか関東、東北など県外からも多く受注し、2012年12月期には年売上高約3億8302万円を計上していた。

    しかし、その後は競合の激化により受注が減少傾向となり、23年12月の年売上高は約1億3688万円に減少。大口受注があった24年 12月期の年売上高は2億104万円まで回復したものの、直近では予定していた工事案件が複数、重なり、外注費、原材料費や運送費などのコストがかさんで資金繰りが悪化していた。

  • 月額500円の福利厚生を地域に浸透へ 協栄信用組合とタンポポが契約締結 会員1万人突破も目指す

    月額500円の福利厚生を地域に浸透へ 協栄信用組合とタンポポが契約締結 会員1万人突破も目指す

    いずれも新潟県燕市を拠点とする、燕市と弥彦村の中小企業で働く人たち向けに福利厚生サービスを提供する公益財団法人燕西蒲勤労者福祉サービスセンター「タンポポ」(浅野智行理事長)と、零細企業や個人事業主への資金提供を目的に地元産業界が設立した協栄信用組合(池内博理事長)。同じような背景から生まれた両者が30日、ビジネスマッチング契約を締結した。協栄信用組合の営業ネットワークを通じてタンポポの周知と新規会員獲得を進め、地域企業の人材確保や定着支援につなげ、これによりタンポポは悲願の会員1万人突破を目指す。

    左から協栄信用組合の三五課長、池内理事長、タンポポの浅野理事長、田辺事務局長
    左から協栄信用組合の三五課長、池内理事長、タンポポの浅野理事長、田辺事務局長

    タンポポは、1973年に燕市勤労者福祉共済として発足し、2012年に今の組織になった。公益財団法人燕西蒲勤労者福祉サービスセンターとなった。3月1日現在の会員数は9,168人、事業所数は816。月額会費は1人500円、入会金は無料で、事業所単位で加入できる。

    主なサービスは、結婚や出産、入学、永年勤続などの祝金、傷病や住宅災害などへの見舞金、人間ドックやインフルエンザ予防接種などの補助、旅行や映画、コンサートなどのチケットあっせん、日帰り温泉や飲食店など200以上の協賛店での割引きなど多岐にわたる。

    協定では、協栄信用組合がもつ地域企業とのネットワークと、タンポポの会員企業ネットワークを活用し、双方の企業ニーズを共有、紹介することで、会員拡大や業務提携、サービス利用促進などにつながるビジネス機会を創出する。対象は燕市、弥彦村の中小企業で、支店や営業所、個人商店、農家なども含む。

    協栄のネットワークでタンポポを広めて地域企業の人材確保と定着のサポートの手伝いを

    締結式は協栄信用組合本店営業部で行われ、協栄信用組合の池内理事長と営業推進部の三五裕太郎課長、タンポポの浅野理事長と田辺美香子事務局長が出席。池内理事長と浅野理事長が協定書に署名、押印した。

    契約書に署名、押印
    契約書に署名、押印

    田辺事務局長は、全国に同様の団体が約300ある一方で「まだまだ認知度が低く、タンポポとは何をしているところか、どうやって入るのか知られていない部分がある」と説明した。

    「燕市内に本店を置く協栄信用組合の地域に根差した活動とネットワークで、タンポポを広めていただきたい。地域企業の人材確保と定着のサポートのお手伝いをお願いしたい」と期待。具体的には4月1日から協栄信用組合の各本支店にパンフレットを設置し、営業担当者の訪問時にも紹介する取り組みから始めると話した。

    池内理事長は信用組合と「親和性が高い」「みんながまるっといい取り組み」

    池内理事長は「信用組合の経営理念にすごくマッチした取り組みで、親和性が高い。利用する従業員、事業主、サービス提供施設やイベントの主催者まで、みんながまるっと良くなる取り組みだ」と強調。「地域の皆さんにタンポポという素晴らしい取り組みがあることをもっと広めていきたい」と述べた。

    浅野理事長は、協栄信用組合が昨年、タンポポの会員企業となったことにふれ、「もっと早く知っていれば良かったとの言葉をいただき、心強く感じた」と振り返った。

    タンポポは「燕市で発足してから長年にわたり、燕、弥彦地域の事業所に勤める皆さんや事業主の福祉の増進、地域経済の振興や活性化に寄与するため活動してきた」とし、「協栄信用組合の力を借りながら、よりいっそう会員の皆さまに満足いただける事業を進め、地域の福利厚生に役立っていきたい」と話した。

    岐阜県大垣市の事例発表が協定のきっかけに 就職先選びの判断材料にもなる福利厚生

    協定締結のきっかけは、浅野理事長らが昨年10月、全国中小企業勤労者福祉サービスセンターの東ブロック会議で、岐阜県大垣市のサービスセンターが地元信用金庫と連携して会員増強につなげた事例発表を聞いたことだった。「燕なら地元は協栄さんだよねということでアクションを起こした」と明かした。

    また、三五課長は「福利厚生は人材の定着や採用につながっている。求人票でもうたえる内容になる」と採用や人材定着に結び付いているとも話した。

    企業側からも福利厚生サービスについて相談が寄せられている。浅野理事長も「面接で『タンポポに入っていますか』と求職者から聞かれたことがある」と話し、福利厚生の有無が就職先選びの判断材料になっている実態を示した。

    タンポポでは今後、協栄信用組合との連携に加え、燕商工会議所、燕商工会、弥彦村役場などにもパンフレットを設置し、認知度向上を図る考えだ。地域企業の人手不足が課題となるなか、福利厚生の充実を切り口にした新たな会員開拓に挑む。

  • 【三条市議選】岡田竜一氏が事務所開きで5期目へ決意 「市民の声を三条市、新潟県、国へつなぐ」

    【三条市議選】岡田竜一氏が事務所開きで5期目へ決意 「市民の声を三条市、新潟県、国へつなぐ」

    4月19日投開票の任期満了に伴う三条市議選で5期目を目指す現職の岡田竜一氏(62)=上保内=の事務所開きが29日、自宅事務所で開かれた。後援会関係者や来賓ら約30人が参集し、岡田氏のこれまで4期16年の実績を評価するとともに、「つなぐ」を掲げる岡田氏の役割に期待した。

    必勝コール
    必勝コール

    加藤後援会長「岡田氏の持ち味はつなぐこと」

    必勝祈願の神事のあと、選対本部長も務める加藤一後援会長があいさつした。岡田氏について「4期16年、先頭に立って頑張ってきたが、力はまだまだこんなものではない」と話した。

    今回の市議選では若い候補者が多いと予想され、「若い人がどんどん立候補して市政が活性化するのは大変よろしいこと」としながらも、岡田氏の持ち味は「つなぐ」ことにあると述べた。

    必勝を願って神事
    必勝を願って神事

    その上で国政、県政、市政、さらに地元自治会と市民の声をダイレクトにつないでいく力が岡田氏の強みだとし、「5期目となれば市議会の中でも中堅、いや中心的な存在。先輩議員にも新しく入ってくる人にも、その中で役割を果たしてくれる」と期待を込めた。

    国定衆院議員「このまちを前進させていくためにも欠かせない存在」

    来賓の国定勇人衆院議員は、「滝沢市長と手を携えながら、このまちを前進させていくためにも岡田竜一氏は欠かすことのできない存在」と述べ、選挙を勝ち抜いてこそ、これまで培ってきた手腕を今後も市政に生かせると訴えた。

    河原井県議「いろんな方に愛されて、いろんな人をつないできた」

    河原井拓也県議は、自身が市議時代に最初に岡田氏が会派へ誘ってくれたことを振り返り、「いい先輩、兄貴分として導いてもらった」と紹介。自民党三条支部の幹事役としても国政選挙などで力を発揮してきたとし、「本当にいろんな方に愛されて、いろんな人をつないできた」と人柄と実績をたたえた。

    左から加藤後援会長、国定衆院議員、河原井県議、滝沢市長
    左から加藤後援会長、国定衆院議員、河原井県議、滝沢市長

    滝沢市長「5期目はベテランとして三条市を一緒につくっていける人」

    滝沢亮三条市長は岡田氏について「5期目という意味ではもう中堅ではなく、三条市議会を引っ張っていただかなければならない存在」と指摘。「自分が前に出るというより、いろんな人を支え、いろんな人のいいところを引き出すのが岡田さんのキャラクター」と評した。

    人口減少対策を根底に「7つのミッション」を掲げる

    岡田氏の掲げる「つなぐ」にふれ、「地元と三条市政を、国を、県をつなぐ役割に加え、5期目はベテランとして三条市を一緒につくっていける人だと信じている」と語った。

    会場では来賓や後援会長、岡田氏本人らがだるまに目入れのあと、岡田氏が謝辞と決意表明し、「三条市は大きな節目にある」と切り出した。

    だるまの目入れをする岡田氏
    だるまの目入れをする岡田氏

    八十里越の開通や国道403号三条北バイパスの事業継続といった道路ネットワークの整備、下田地区の地域づくりや観光、水害対策としての布施谷川改修事業の進捗などを挙げ、「県、国との連携が不可欠」と強調した。

    そのうえで、自身の役割について「三条市、県、国へと市民の声をつなぐこと」と明言。配布したリーフレットでは「7つのミッション」を掲げ、その根底には人口減少対策があると説明した。

    「人口流入を促すことも大切だが、今、住んでいる市民、住民が出ていかない対策が大事」と訴え、住み続けられるまちづくりの必要性を前面に押し出した。

    、「4期16年間の実績をベースに、原点である『子どもたちの笑顔たえないまちづくり』に立ち返って選挙にのぞむ」と決意を表明。支援の輪を広げてほしいと呼びかけた。

    涙ぐんで原点の「子どもたちの笑顔たえないまちづくり」に立ち返って選挙にのぞむ

    岡田氏の決意表明岡田氏の決意表明
    岡田氏の決意表明

    岡田氏は16年前の初当選時に「子どもたちの笑顔が絶えないまち」を訴えたことを振り返り、現在も自宅前の小学校で毎朝、登校する子どもたちから元気をもらっていると感謝し、「子どもは地域の宝であり、未来への希望」と話すと涙ぐんで声を詰まらせた。

    医療、学校教育、就労まで子どもの成長過程に応じた行政施策を議会としてチェックし、提案していかなければならないとした。

    今回の市議選は、新人候補が多数、名乗りを上げていることから「大変、厳しいものと予想される」としつつ、「4期16年間の実績をベースに、原点である『子どもたちの笑顔たえないまちづくり』に立ち返って選挙にのぞむ」と決意を表明。支援の輪を広げてほしいと呼びかけた。

    会の最後は必勝コールを行い、陣営はトップ当選を目標に掲げて気勢を上げた。出陣式は4月12日午前9時から事務所前で、個人演説会を同日午後5時から石上公民館で開く。