投稿者: masato

  • 「困った時の燕三条」がトヨタと燕三条企業をつなぐ ハイラックス向けカスタムパーツを共同開発

    「困った時の燕三条」がトヨタと燕三条企業をつなぐ ハイラックス向けカスタムパーツを共同開発

    公益財団法人燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市須頃1)は10日、同センターのビジネスマッチング事業を通じて、トヨタ自動車と燕三条地域企業による共同開発プロジェクトが結実し、新製品が誕生したと発表した。

    トヨタのハイラックス
    トヨタのハイラックス

    開発したのは、トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」向けのカスタムパーツ。トヨタ自動車の技術者が同センターに相談したことがきっかけで、優れた加工技術をもつ燕三条地域企業とのマッチングが実現した。

    同センターのビジネスマッチング事業は、燕三条地域がもつ多種多様な加工技術に精通した専任スタッフが、発注企業のニーズを聞き取り、最適な地域企業を紹介する。これまでに1,400件以上のマッチング実績がある。

    今回のプロジェクトでは、製品化にあたり高い加工技術が求められた。3ミリ厚のアルミ板から高さ5ミリのフィンを一体成型する「超高難度プレス加工」に加え、熟練職人による「手曲げ」で精巧な曲線造形を実現する必要があった。

    こうした難度の高い要求に対し、同センターの専任スタッフが対応可能な燕三条地域企業を選定して紹介。単なる企業紹介にとどまらず、試作から量産に至るまで、トヨタ自動車と地域企業の双方を伴走支援し、量産化の壁を乗り越えた。

    同センターでは、発注企業の課題に対して「困った時の燕三条」として付加価値の高いマッチングを目指している。今回の事例についても、世界トップクラスのメーカーの高い要求を燕三条の技術力で解決した成功例としている。

    同センターは今後も、燕三条地域企業の紹介窓口として、要望に応じた最適な企業を紹介し、製造業の発展に貢献していく。問い合わせは同センター(0256-35-7811)。

  • 加茂市希望ヶ丘でクマ1頭の目撃情報 加茂市では前日にもクマ目撃

    新潟県加茂市によると、10日午前9時50分ごろ加茂市希望ヶ丘の東側山手で体長約1メートルのクマ1頭が目撃された。クマは東側の山中に移動したという。

    希望ヶ丘には新潟経営大学がある。また、前日9日午後5時ごろにも加茂市桜沢地内で体長約1メートルのクマの目撃情報があり、警戒が必要だ。

  • 三条市下田地域の畑でクマ1頭を目撃

    新潟県三条市によると10日午前8時半ごろ三条市下田地域の栗山地内の畑で、体長1メートルほどのクマ1頭が目撃された。

    その後、クマは山側に立ち去った。

  • 燕市吉田南地区に「クスリのアオキ」の新店舗の建設が進む

    燕市吉田南地区に「クスリのアオキ」の新店舗の建設が進む

    新潟県燕市吉田南地区でドラッグストア「(仮称)クスリのアオキ吉田南店」の建設が進んでいる。

    燕市吉田南地区で建設が進むドラッグストア「(仮称)クスリのアオキ吉田南店」
    燕市吉田南地区で建設が進むドラッグストア「(仮称)クスリのアオキ吉田南店」

    建設地は吉田西太田地内で、スーパー「ウオロク吉田店」の裏手。周辺には「ウエルシア燕西太田店」もあり、日用品や医薬品、食品などを扱う店舗が集まる買い物利便性の高いエリアとなっている。

    吉田南地区は近年、住宅地としての整備も進んでいる。建設地に隣接する住宅分譲地でも住宅の新築が進み、新たな住民の流入も見込まれる。

    国道116号の東側で、徒歩圏内には燕市役所、JR南吉田駅、吉田南小学校があり、行政、交通、教育の施設がまとまっているのも特徴だ。

    さらに周辺には銀行やホームセンターも立地し、日常生活に必要な施設がそろい、子育て世帯から高齢者まで幅広い世代にとって暮らしやすい環境が整い、燕市内でも生活利便性の高いエリアとして存在感を増している。

  • 新潟県央工業高校同窓会が6月26日に総会 「集い、語ろう。」を合言葉に参加者募集、二十歳の卒業生は無料招待

    新潟県央工業高校同窓会が6月26日に総会 「集い、語ろう。」を合言葉に参加者募集、二十歳の卒業生は無料招待

    新潟県央工業高校同窓会は6月26日(金)午後6時半から三条市のジオ・ワールドビップで令和8年度同窓会総会を開くので、19日(金)まで参加者を募集している。

    新潟県央工業高校同窓会令和8年度同窓会総会「集い、語ろう。」
    新潟県央工業高校同窓会令和8年度同窓会総会「集い、語ろう。」

    同窓会総会は、卒業学年などを問わず、先輩も後輩も「集い、語ろう。」を合言葉に、母校を同じくする同窓生が親睦を深める場。会費は7,000円で当日、受け付ける。参加は事前予約制で、常任委員か同窓会事務局に申し込む。

    総会には学校の教職員も多く出席する予定で、例年200人近くが集まる。ことし二十歳になった2024年3月の卒業生は無料招待する。

    会場では議事終了後、同窓会長あいさつ、校長あいさつ、来賓あいさつに続いて部活動激励会も行う。全国大会や北信越大会などに出場する部活動の監督、野球部の顧問らを招き、同窓生が母校の活躍を後押しする。

    激励対象はウエイトリフティング部、レスリング部、卓球部、野球部を予定している。 

    県央工業高校は、前身である燕工業高校、三条実業高校、三条工業高校、三条商工学校の同窓生もつなぐ母校。同窓会では、世代や学科を越えて交流を広げる機会として、幅広い参加を呼びかけている。

    申し込み、問い合わせは新潟県央工業高校同窓会事務局(電話・ファクス0256-33-0880、メール kenohko-doso@e-akiba.jp)へ。

    関連リンク

  • 加茂市桜沢地内の住宅街でクマの目撃情報

    新潟県警加茂署の発表では、9日午後5時ごろ加茂市桜沢地内の住民から体長約1メートルのクマの目撃情報が寄せられた。

    クマは南側の山に入っていった。クマが目撃された場所は住宅街で、加茂署と加茂市役所では付近住民に注意を呼びかける広報と警戒活動を行っている。

  • スポーツフェスタVol.3を28日にスポーツランド燕で 子どものスポーツを始めるきっかけに

    スポーツフェスタVol.3を28日にスポーツランド燕で 子どものスポーツを始めるきっかけに

    子どもがスポーツを始めるきっかけになればと、6月28日(日)午前10時から午後3時半までスポーツランド燕(新潟県燕市小牧)で体験型スポーツイベント「スポーツフェスタVol.3」が開かれる。雨天決行。

    スポーツフェスタVol.3
    スポーツフェスタVol.3

    1日でさまざまなスポーツを体験

    「子どものスポーツを始めるきっかけに!いつもと違うスポーツを体験してみよう!」をテーマにことしで3回目のイベント。メジャースポーツからスケートボードまで、1日でさまざまなスポーツを体験できる。

    「そろそろ子どもに何かさせたいけれど、うちの子は何に興味があるのだろう」と考える保護者に、子どもの興味を見つける機会にしてもらう。

    スポーツ体験では、燕市内小学生のスポーツチームなどがブースを設ける。野球は燕南野球スポーツ少年団、卓球はつばめジュニア卓球クラブ、サッカーはエルファ燕Jr、バドミントンはつばめインパクト、少林寺拳法は少林寺拳法燕スポーツ少年団が担当する。

    このほか、STANDスケボースクールによるスケートボード体験スクール、いのラボによる10メートル走・走り方チェック、燕市レクリエーション協会によるモルック体験もある。

    スポーツフェスタVol.3
    スポーツフェスタVol.3

    スケートボード体験やワークショップ、飲食販売も

    スケートボード体験はスクール形式。初心者向けに乗り方や滑り方をレクチャーする。道具一式のレンタルもあり、スケートボード、プロテクター、ヘルメットを借りられる。午後にはコンテストも行う。

    スポーツ以外にも、ASOBO-Re NIIGATAによるコマ遊びやけん玉遊び、maru.の似顔絵やグッズ販売、COCORUのパーソナルカラー診断、Photographer Akira Tanakaの撮影会、TOO GOOD TO WASTEの古道具販売、カラダゆがみ工房の歪みチェック・骨盤調整などを用意する。

    飲食販売は、阿部商店の焼きそばや唐揚げ、Cafe flat beanのホットドッグやコーヒー、Kikkakeのこねこプリンやスムージー、アイス、okumaのくま焼きや最中アイス、ドリンクなどが並ぶ。

    問い合わせは、くつろぎマルシェ実行委員会事務局(電話:090-8050-0767、担当:丸山さん)へ。

    関連リンク

  • 【三条夏まつり】花火はナイアガラ行わず4者合同グランドスターマイン、有料席、有料駐車場を試験導入、「三条凧ばやし」は「越後一」を「日本一」に

    【三条夏まつり】花火はナイアガラ行わず4者合同グランドスターマイン、有料席、有料駐車場を試験導入、「三条凧ばやし」は「越後一」を「日本一」に

    第22回三条夏まつりの第2回全体会議・実行委員会が9日、三条商工会議所で開かれ、7月31日(金)、8月1日(土)の2日間開かれる三条夏まつりの行事計画や交通規制、安全対策などを確認した。ことしは大花火大会で有料観覧席と有料駐車場を試験的に導入する一方、恒例だったナイアガラは行わず、最後は4者合同のグランドスターマインで締めくくる。

    第22回三条夏まつりの第2回全体会議・実行委員会
    第22回三条夏まつりの第2回全体会議・実行委員会

    物価高騰や猛暑のなか安全第一で準備

    冒頭、三条夏まつり協賛会長の兼古耕一三条商工会議所会頭は、物価高騰の影響で運営を取り巻く環境が厳しいなか、多くの企業、団体からの協賛に感謝。「安心安全な夏まつりを継続していくため、新たな取り組みもある。参加者、観覧者とも笑顔あふれる夏まつりにしたい」とあいさつした。

    名誉会長の滝沢亮三条市長は、三条祭り、三条凧合戦に続き「いよいよ三条夏まつりの順番」とし、暑さ対策と安全管理の徹底を求めた。ことしから試験導入する有料観覧席、有料駐車場についても「取り組みの意義を市民や関係者に伝える努力をしていきたい」と話した。

    三条夏まつり協賛会長の兼古耕一三条商工会議所会頭
    三条夏まつり協賛会長の兼古耕一三条商工会議所会頭

    初日は凧と凧ばやし踊り、市民民謡踊り流し

    初日の7月31日は、午後6時から7時半まで「凧(いか)と凧ばやし踊り」、午後7時半から8時50分まで「市民民謡踊り流し」を行う。凧と凧ばやし踊りは、一ノ木戸小、裏館小、嵐南小の児童計429人と三条凧協会約300人が参加する予定。コースは前年の一ノ木戸商店街安養院前スタートから変更し、神明町4交差点前から中央商店街リオン・ドール三条本町店前までとする。

    「三条凧ばやし」の「越後一」は「日本一」に

    「三条凧ばやし」は、児童の演奏のあとコース上でCD音源を流すが、ことしから歌詞の最後の「揚がる六角凧は越後一」の「越後一」を「日本一」に変えた音源を使う。

    この曲は、初代三条市立図書館長で民俗学、郷土史、民謡研究にたけた渡辺行一さん(1904-64)が1955年(昭和30)に作詞作曲した。オリジナルの歌詞は「日本一」だったが、59年(昭和34)に全国民謡舞踊コンクールで優勝したときに「越後一」と変えて歌った。

    昨年の凧と凧ばやし踊り
    昨年の凧と凧ばやし踊り

    しかし「越後一」では、県内の他地域の凧揚げへの当てこすりと受け止められかねず、渡辺さんが本来の歌詞に込めた意味とも違うため、以前から遺族が「日本一」へ戻すよう働きかけてきた。

    三条民謡研究会が「三条凧ばやし」を小学生に指導するときは、すでに「日本一」としており、ことしから凧と凧ばやし踊りのCD音源も「日本一」に統一される。

    暑さ指数31度以上で中止判断


    暑さ対策として、凧と凧ばやし踊りは31日午後6時の暑さ指数の予想値が31度以上となった場合や、熱中症特別警戒アラートが発令された場合に中止を判断する。ただ、三条凧協会の凧パレードは市民民謡踊り流しの判断に準じる。

    判断は29日午後6時、30日午後6時、31日午前9時の3段階で行い、一度、中止を決めた場合は覆らない。市民民謡踊り流しは午後7時時点の暑さ指数31度以上を基準に判断するため、小学生の凧と凧ばやし踊りが中止でも、民謡踊り流しは実施される場合がある。

    市民民謡踊り流しは、現時点で10団体636人が申し込んでいる。昨年の20団体の約半数にとどまっており、6月11日まで参加申し込みを受け付けるほか、当日の一般参加も歓迎する。踊りは三条音頭を3列、三条おけさを2列で行い、隊列の大きさをそろえながら進める。

    2日目は大花火大会 延期日は8月8日に

    2日目の8月1日は午後7時半から9時半まで大花火大会を開く。荒天の場合の延期日は、例年の翌日ではなく、長岡花火の警備体制との兼ね合いから8月8日(土)に変更した。これ以降の延期はあらためて協議する。

    昨年の凧と凧ばやし踊り
    ことしは行われない昨年のナイアガラ

    花火の打ち上げ場所は三条防災ステーション。内容はスターマイン31組、市民の花火1組、10号玉187発、7号玉38発、5号玉52発を予定する。

    昨年まで行っていたナイアガラは行わない。有料観覧席を設ける防災ステーション側から見えにくいことや、橋の封鎖、設備面などを総合的に判断した。

    フィナーレは昨年まで、市民の花火と三条商工会議所でスターマインを打ち上げ、引き続き三条市と三条市議会でナイアガラを行っていた。ことしはその4者を合わせたグランドスターマインを打ち上げる。BGMに三条市出身の全盲のシンガーソングライター、佐藤ひらりさん(25)のオリジナル曲『みらい』を流すのは変わらない。

    ナイアガラはひとまず昨年で見納めとなった。ナイアガラには花火大会の終止感があっただけに、寂しく感じる人もいるだろう。


    有料観覧席190シート、有料駐車場150台分を販売、シャトルバスの有料化は見送り

    新たに設ける有料観覧席は、三条市水防学習館わきの堤防上に設け、190シートを用意する。1シートは1.8メートル四方で4人まで利用でき、未就学児は人数に含まない。

    料金は税込み4,000円。当日、受付でブルーシート1枚を配布する。有料駐車場は、そこから道路をはさんだ向かいの旧競馬場駐車場に150台分を用意する。軽自動車、普通自動車に限り、1台税込み2,000円。大型車は利用できない。

    左の三条市水防学習館わきの堤防上が有料観覧席に、ここからはナイアガラが見えない
    左の三条市水防学習館わきの堤防上が有料観覧席に、ここからはナイアガラが見えない

    有料観覧席、有料駐車場とも販売開始は7月1日(水)正午から。予約サイト「Ticket pass」で受け付け、決済方法はクレジットカードかPayPay。利用日は8月1日午後4時半からで、延期の場合は8月8日に利用できる。

    ことしはシャトルバスの有料化も検討したが、市のマイクロバスで有料にするのは問題がある。有料にするならバスを民間委託する必要があり、ことしは見送った。

    花火大会では、ことしもケーブルテレビ生中継とYouTubeライブ配信を行う。音響プロデューサーを配置して会場音響を強化し、翌朝には観覧会場と打ち上げ現場の清掃ボランティアを募集する。

    夜店市「ヒガサン祭り」「サンシャインマスカット前日祭」「一ノ木戸夜市」に「三条総踊り」「まちやまつり」、「たいぶん夏祭り」

    協賛行事も多彩だ。7月12日は東三条商店街の「ヒガサン祭り」、7月30日は昭栄通り商店街の「サンシャインマスカット前日祭」、7月31日は一ノ木戸商店街の「一ノ木戸夜市」が開かれる。

    7月26日は三条市総合福祉センターで「三条総踊り」が行われ、よさこい、ダンスなどの団体が出演し、スペシャルゲストに「三条ChibiUnity」も予定する。

    8月1日は、三条市図書館等複合施設「まちやま」の広場で開館4周年記念イベント「まちやまつり」、三条市体育文化会館で「たいぶん夏祭り2026」も同時開催され、花火大会と合わせて市街地ににぎわいを広げる。

    警察、消防、教育委員会も安全対策を確認

    会議では三条警察署、三条市消防本部、三条市教育委員会からも安全対策への協力を確認した。消防本部は花火大会当日、消防職団員約40人の体制で警戒に当たる予定で、キッチンカーなどの火気取り扱いの確認も行う。三条警察署は有料駐車場の導入やナイアガラ中止に伴う人の流れの変化も踏まえ、雑踏警備の体制を詰める。

    物価高騰や猛暑への対応を迫られるなかで開かれることしの三条夏まつり。実行委員会では「安全第一」を合言葉に、開催まで残り1カ月半余り、準備を進めていく。

  • 盗品と知りながら銅線など10トン近くを買い受けた新潟市中央区の30代と50代の会社員2人を逮捕

    新潟県警新潟東署、新潟中央署、西蒲署、県警組織犯罪対策課などは9日、盗品と知りながら銅線など10トン近くを買い取った非鉄金属などの買い取りなどを営む企業の従業員でいずれも新潟市中央区に住む男(33)と男(52)の2人を逮捕した。

    発表では、2人は共謀のうえ会社の業務として昨年3月27日、同社事務所でAら5人から銅線など合計9,730キロを買い受けた疑い。

    2人は銅線などが盗品であり、Aらが偽名を使って売却し、その処分について事実をいつわり装う目的があることを知りながら、代金1,283万6,000円で買い受けた。

    これにより、盗品を有償で譲り受けて犯罪の収益を受け取るとともに、Aらによる犯罪収益の処分について事実を仮装する行為を容易にさせてほう助した。

  • 弥彦から世界へ飛び出した先輩が母校で講演 パラグアイ在住の立川巧雪さんが弥彦中3年生にエール

    弥彦から世界へ飛び出した先輩が母校で講演 パラグアイ在住の立川巧雪さんが弥彦中3年生にエール

    新潟県弥彦村立弥彦中学校(廣川統校長・生徒189人)で9日、弥彦村出身で南米パラグアイ在住の起業家、立川巧雪(たちかわ・こうせつ)さん(35)のキャリア教育講演会が開かれ、3年生66人が「弥彦から世界へ飛び出た日本人」の生き方に耳を傾けた。

    弥彦中3年生のキャリア教育講演会で講演する立川巧雪さん
    弥彦中3年生のキャリア教育講演会で講演する立川巧雪さん

    弥彦出身の起業家が母校で講演

    立川さんは弥彦村矢作出身、弥彦中学校卒業で生徒にとっては大先輩。県立三条東高校から長岡造形大学へ進み、大学の卒業設計でパラグアイに学校をつくる構想を提案して全国大会で最優秀賞を受賞した。

    それをきっかけに、2013年にパラグアイへ渡った。現在は首都アスンシオンで「TACHIKAWA Design E.A.S」を経営。建築デザインを中心に、緑色で水より重い木材パロサントを使った木工クラフトブランド「Todo Palo Santo MIDORI」も展開している。

    講演会は「弥彦から世界へ飛び出た日本人~立川巧雪さんキャリア教育講演会~」と題し、キャリア教育の一環として企画。立川さんは約40日間の一時帰国中に全国23カ所で行っている「緑パラグアイレクチャー2026」の22カ所目、セミファイナルとして母校で講演した。

    「僕らの北は弥彦」

    立川巧雪さん
    立川巧雪さん

    立川さんは「未来の明るい後輩のみんなの前で話せてとてもうれしい」と始めた。講演のキーワードはスペイン語の「Nuestro norte es el sur」。英語で「Our North is South」、日本語で「私たちの北は南」という意味で、南米の思想家・芸術家が唱えた言葉として紹介した。

    世界地図は北が上に描かれることが多いが、「別に人のまねをする必要はない。自分たちは自分たちでいい。それを大切にすればいい」と説明した。

    そのうえで「弥彦で育ったことは皆さんのアイデンティティー。弥彦に生まれ育ったみんなはラッキー」と強調。「東京がいい、海外が素敵だというあこがれもあると思う。よそのことを知るのも大事。でも今、生きている、住んでいる弥彦村を大切にしてほしい」と求めた。

    クイズ形式で、妻も弥彦の小中学校の同級生で、パラグアイで生まれた娘には名前も名字も国籍も2つあること、パラグアイから日本までチリ、オーストラリアを経由して50時間かかったことなどを紹介。生徒に問いかけながら話を進めた。

    立川巧雪さん
    立川巧雪さん

    20万円を手に旅立ったパラグアイは「絶望のスタート」

    一方で、海外へ出るまでの道のりは順風満帆ではなかった。大学4年の卒業設計に行き詰まり、恩師から厳しくしかられていたころ、知り合いのアーティストから「先生を見返すしかない。パラグアイへ行って自分の足で確かめてこい」と20万円を渡されたエピソードを紹介した。

    「英語もスペイン語もできない。パスポートもない。でも受け取って、1週間後にパスポートを取り、その1週間後にはパラグアイに着いた」と振り返った。

    しかし、渡航初日に買ったばかりのiPhoneをバス停で盗まれ、仕事もなく、最初の1週間は泣きながら部屋の大掃除。新聞配達をし、時給200円のオンラインの仕事も受けた。「絶望のスタートだった」が、「答えは簡単。頑張るしかない。あきらめずにがむしゃらに突き進むしかない」。

    そこで大切だったのが「Help me」だったという。「大変な時、つらい時、自分で抱え込まずに口に出して助けてくださいと言う。僕の人生は本当にそれ。いろんな人に助けてもらってここまでやってこられた」と述べた。

    パロサントの木工品を手に取る

    持参したパロサントの木工品などパラグアイの産品
    持参したパロサントの木工品などパラグアイの産品

    立川さんが現地で扱う南米原産の天然の香木「パロサント」は、緑色をした硬く重い木で、水に沈むほど密度が高く、香りも特徴的。生徒は実際に木材やはし、コースター、先住民の手彫りの工芸品、パラグアイの伝統刺しゅう「ニャンドゥティ」を使った扇子などを手に取り、重さや香りを確かめた。

    立川さんは、パロサントの箸が岸田文雄元首相や台湾の蔡英文前総統に贈られたこと、ニャンドゥティの扇子がスペイン王妃の手に渡ったことも紹介した。

    さらに、パロサントの植林プロジェクトが政府機関やWWF関係者らも関わる取り組みになった経緯についても、「最初は自分が口に出しただけ」と説明。「こんにちはだけで終わっていたら何も変わらなかった。口に出さないことには変わらない。自分のしたいこと、好きなことを口にすることが大切」と生徒に語りかけた。

    立川さんも紹介された『世界へ飛び出た100人の日本人』を献本
    立川さんも紹介された『世界へ飛び出た100人の日本人』を献本

    「口に出すことが大事」

    講演後の質疑では、生徒から「パラグアイに住んで良かったと思う瞬間は」と質問があり、立川さんは「すべて。パラグアイに行ったから今の仕事ができたし、皆さんに会えたのもパラグアイに行ったから」と答えた。

    生徒代表は「立川さんがいろいろなことを口に出して、そこから国家プロジェクトにつながっていったことが印象に残った。今日の話を学校生活や生徒会に生かしたい」と感謝を述べた。

    講演を聞いた3年生の女子生徒は「海外に行って活躍しているのがすごいと思った。クイズや大喜利みたいなやり取りもあって面白かった」と話した。

    別の男子生徒は「言葉にしたことが国家プロジェクトになったという話で、口に出すことは大事だと思った。自分も頑張ってみようと思った」と刺激を受けていた。

    3年生と記念写真
    3年生と記念写真

    立川さんは最後に「人生は何があるかわからない。飛び出してみる、頑張ってみる。弥彦の先輩からのメッセージです」と後輩にエールを送り、立川さんが100人の1人として紹介された本『世界へ飛び出た100人の日本人』(集英社インターナショナル)を学校にプレゼントした。

    10日は中澤利彦さんとトークセッション

    また、翌10日が立川さんの「緑パラグアイレクチャー2026」ファイナルで、午後6時から弥彦村の(株)二村建築敷地内のスマイルステージで、ニューヨークのアポロシアターで2年連続優勝を果たした燕市(旧吉田町)出身のプロダンサー、中澤利彦さんとトークセッション「中澤・立川トークセッション2026@弥彦」を行う。

  • 加茂の足と靴下の店「ごえん」が5周年祭 足底圧計測やアウトレットセールも

    加茂の足と靴下の店「ごえん」が5周年祭 足底圧計測やアウトレットセールも

    新潟県加茂市の靴下メーカー(株)山忠(中林道治代表取締役社長)直営のファクトリーショップ「足と靴下の店 ごえん」は、オープン5周年を記念して19日(金)から28日(日)までの10日間、「ごえん5周年祭」を開く。

    ごえん5周年祭
    ごえん5周年祭

    「ごえん」は2021年に、創業60余年の山忠が自社靴下工場に併設してオープンした。足と靴下を通じて“足からの健康”と“地元加茂の魅力”を発信。スタッフは足の専門校スクールオブペディ認定の「足のコンシェルジュ」の資格を持ち、足の悩みや靴下選びをサポートしている。

    5周年祭では、期間中に3,000円以上購入した人を対象に、ごえんの人気アイテムやスタッフおすすめ商品が当たるくじ引きを毎日、実施。1会計につき1回、参加でき、景品がなくなりしだい終了する。

    土、日曜限定で、山忠が取り扱うアパレル、インナー、雑貨、靴下などを最大50%オフで販売するアウトレットセールを開く。山忠は靴下メーカーとして知られるが、カタログ通販では衣料品や雑貨なども幅広く扱っており、担当者は「靴下だけでなく、山忠の商品をお得に知ってもらう機会になれば」と話す。

    ごえん5周年祭
    ごえんの店内

    21日(日)と28日(日)は、理学療法士の足の専門家による足底圧計測を行う。足裏にかかる圧のバランスなどを測定し、右足や左足への荷重の偏り、足のくせ、靴の減り方につながる負担のかかり方などについて、1人ずつ直接アドバイスを受けられる。

    予約不要で、所要時間は約20分。周年祭など限られた機会に行う無料の計測会で、ふだん日曜定休の同店が期間中は日曜も営業する。

    27日(土)と28日(日)はキッチンカーも出店する。27日は黒糖クレープの店「カンテラ」、28日は「たい焼き 和」が出店。売り切れしだい終了する場合がある。

    会場は加茂市下条甲435-1の株式会社山忠靴下工場敷地内。営業時間は午前10時から午後6時まで。毎年、周年祭を開いており、ことしは5周年の節目でもあり、内容を充実させた。問い合わせは「足と靴下の店 ごえん」(電話0256-53-0265)へ。

    関連リンク

  • 「たまごの日」の6月9日に「いい湯らてい」で1日限りの「たまごかけご飯セット」690円 生たまごはお代わり自由

    「たまごの日」の6月9日に「いい湯らてい」で1日限りの「たまごかけご飯セット」690円 生たまごはお代わり自由

    6月9日の「たまごの日」に合わせ、新潟県三条市南五百川の日帰り温泉「いい湯らてい」で9日(月)の1日限りで、ふだんのメニューにはない「たまごかけご飯セット」を用意し、税込み690円で提供する。

    「いい湯らてい」で6月9日の1日限りで「たまごかけご飯」690円
    「いい湯らてい」で6月9日の1日限りで「たまごかけご飯」690円

    セットは、ご飯、みそ汁、漬物に、こだわりの新鮮たまごが付くシンプルなたまごかけご飯で、館内のお食事処はくちょうで提供する。たまごかけご飯に合うしょうゆとして、たまごかけご飯用、牡蠣(カキ)だし、牛だしの3種類のしょうゆを用意し、好みに合わせて味わえる。

    さらに、生卵はお代わり自由。好きなだけ卵を割り入れ、自分好みのたまごかけご飯を楽しむことができる。

    「卵」の字が「6」と「9」のように見えることから6月9日は「たまごの日」。それにちなんで初企画で、価格も数字に合わせて690円に設定した。担当者は「1日限りなのでこの機会にぜひ」と来館を呼びかけている。問い合わせは「いい湯らてい」(0256-41-3011)。

    関連リンク

  • 警察官をかたって現金600万円をだまし取った自称内装デザイナー20代男を緊急逮捕

    新潟県警西蒲署などは8日、警察官をかたって現金600万円をだまし取った住居不定の自称内装デザイナー男(28)を特殊詐欺(ニセ警察詐欺)の疑いで緊急逮捕した。

    男は何者かと共謀してことし5月28日ごろから6月8日までの間、何者かが複数回にわたり、新潟市西蒲区に住む80代男性の自宅に電話会社を装って電話をかけ、男性名義で不正な携帯電話が作られていると述べた。

    さらに警視庁の警察官を装い、「薬物事件で逮捕した?人が名簿を持っている」、「あなたも犯人グループの一員として逮捕する」などと言い、身の潔白を証明するには男性の口座にある現金の番号を調査する必要があるとうそを言い、8日、男性に現金600万円を入れた袋を自宅前に置かせ、男がだまし取った。

  • 息子を名乗り現金300万円をだまし取った静岡県浜松市の飲食店従業員30代男を逮捕

    新潟県警十日町署などは8日、オレオレ詐欺で現金300万円をだまし取った静岡県浜松市の飲食店従業員男(33)を詐欺の疑いで逮捕した。

    男は何者かと共謀して昨年9月上旬ごろから10月13日までの間、何者かが複数回にわたり、愛知県名古屋市中村区に住む70代女性に息子などを名乗って電話をかけ、その息子が税金滞納などのため現金を至急、必要としているといったうそを言った。

    女性に現金300万円が入った荷物を埼玉県春日部市内の集合住宅に宅配便で送らせ、ことし10月14日、何者かが荷物を受け取り、だまし取った。

    なお、男はことし5月19日に十日町署で詐欺の疑いで逮捕している。

  • 三条市栄地域の民家敷地内のカキの木にクマの痕跡

    新潟県三条市によると、8日午前5時ごろ三条市栄地域、高安寺地内の民家屋敷内のカキの木にクマの痕跡のつめあとや枝折れが確認された。