投稿者: masato

  • 「幻の枝豆」が三色だんごに 弥彦産茶豆の新名物誕生 老舗「御菓子司 羽入」が製造、「赤福級」の定番土産目指す

    「幻の枝豆」が三色だんごに 弥彦産茶豆の新名物誕生 老舗「御菓子司 羽入」が製造、「赤福級」の定番土産目指す

    新潟県弥彦村産茶豆を使った新商品「弥彦茶豆三色だんご」が誕生した。規格外となった茶豆に新たな価値を生み出すアップサイクルプロジェクトの一環として開発されたもので、8月12日から18日まで新潟三越伊勢丹で開かれる催事で初披露される。製造は創業110年の老舗和菓子店「御菓子司 羽入」(新潟市秋葉区)に委託した。同店の名物「三色だんご」をベースにした“枝豆バージョン”ともいえる商品で、老舗の技術と弥彦産茶豆が融合した新たな土産菓子として注目を集めそうだ。

    「弥彦茶豆三色だんご」、左から粗挽き、ペースト、ごま入り
    「弥彦茶豆三色だんご」、左から粗挽き、ペースト、ごま入り

    老舗の三色だんごを茶豆でアレンジ

    「弥彦茶豆三色だんご」は、一口サイズの団子24個の上に、弥彦産茶豆を使った3種類の餡を彩りよく重ねた和スイーツ。

    御菓子司 羽入の三色だんごは、創業以来100年以上にわたり親しまれてきた看板商品のひとつ。今回の商品では、茶豆をベースに、ごまを合わせた餡、なめらかなペースト、粗挽きペーストの3種類を用意し、それぞれ異なる食感と風味が楽しめるよう仕上げた。価格は2,000円前後を予定している。

    規格外茶豆を生かすアップサイクルブランド

    「弥彦茶豆三色だんご」、左から粗挽き、ペースト、ごま入り
    「弥彦茶豆三色だんご」、左から粗挽き、ペースト、ごま入り

    企画したのは、YAHIKO Avenir(ヤヒコアベニール)合同会社(弥彦村、藁科克彦代表)が展開するアップサイクルブランド「YAHIKO UPCYCLING」。

    香りが高く甘みの強い弥彦産茶豆は、収穫期間が短く生産量も限られることから「幻の枝豆」とも呼ばれる。一方、形や大きさなどの理由で市場に出荷できない規格外品が全体の4〜5割を占めるという。

    そこで、規格外品を加工品として生まれ変わらせ、新たな価値を生み出そうと商品開発を進めている。

    ラテやアイスなど全8商品を展開

    で新潟三越伊勢丹で開かれる催事で販売する8商品
    新潟三越伊勢丹で開かれる催事で販売する8商品

    今回発表した商品は三色だんごのほか、茶豆ラテ、茶豆アイスクリーム、ポタージュ、やひこむすび、パン、無添加ソーセージなど全8種類。

    加工用の茶豆ペーストや粗挽き素材を活用し、和菓子だけでなく洋菓子やパンなど幅広い商品展開を目指している。

    「赤福のような定番土産に」

    同社は2024年11月に設立し、2025年4月から本格始動した。当初は事業立ち上げを支援する立場だった藁科代表が、自ら事業主体となって商品開発と販路開拓を進めてきた。京都・祇園祭で弥彦産茶豆をPRしたほか、福岡への出荷も商談が進んでいる。

    YAHIKO Avenir合同会社の藁科代表
    YAHIKO Avenir合同会社の藁科代表

    藁科代表は「枝豆で作ったら絶対においしいと思い商品化した」と振り返り、「狙っているのは赤福。弥彦へ来たらこれを買って帰るという定番の土産にしたい」と話す。

    新潟三越伊勢丹での催事終了後はオンライン販売を開始するほか、9月には弥彦のおもてなし広場での販売も予定している。弥彦を代表する新たな名物土産として定着を目指す。

  • がん治療中も「自分らしく」 県央初のアピアランスケア講座、メイクで患者の心を潤わせて涙を流す人も

    がん治療中も「自分らしく」 県央初のアピアランスケア講座、メイクで患者の心を潤わせて涙を流す人も

    がん治療に伴う脱毛や肌の変化など、外見の悩みを抱える患者にカバーメイクをアドバイスする「アピアランスケア講座」が19日、三条看護・医療・歯科衛生専門学校(新潟県三条市上須頃)で開かれた。専門家によるメイク体験やウィッグ相談、患者同士の交流などを通じ、治療中も自分らしく日常を送るためのヒントを伝えた。

    がん患者のためのアピアランス講座
    がん患者のためのアピアランス講座

    講座は済生会新潟県央基幹病院で消化器外科、乳腺外科・化学療法部の部長を務める沢津橋孝拓医師が企画。県央乳癌患者会「With you cafe」が主催し、同病院と三条看護・医療・歯科衛生専門学校が企画、化粧品や健康食品を製造販売するファンケルが協力した。

    がん患者とその家族を対象に午前と午後の2部制で開いた。各回20人の定員はすぐに申し込みが定員に達した。遠くは新潟市や小千谷市などからの参加もあった。

    告知の直後に心が傷つき、治療で体も傷つく

    開会式で沢津橋医師は、約3年前から構想してきた講座が実現したことに感謝し、開催の背景を説明した。

    日ごろ乳がん患者を診療する中で、患者ががんの告知を受けた瞬間、それまで見えていた世界が一変し、「闇の中に放り込まれたような、先の見えない怖さ」に襲われる姿を見てきたという。

    乳がんでは告知後、検査を経て、おおむね1カ月以内に手術や薬物療法が始まる。乳房の切除や抗がん剤による脱毛など、治療の初期から外見に大きな変化が生じることがある。

    沢津橋医師
    沢津橋医師

    「心の傷が癒えないまま、いきなり体も傷つく。どうにかして患者さんを支えられないかという葛藤を日々、感じている」。

    外見の変化は、人からどう見られるかという不安だけでなく、自己肯定感の低下や社会生活への不安にもつながる。外見の変化にストレスを感じる患者は調査上の数字よりも多いのではないかと考えている。

    表面上は「がんだから仕方がない」「治療中だから仕方がない」と受け入れているように見えても、実際には諦めに近い気持ちを抱えている患者も少なくないという。

    がんを治すために人生を送る逆転

    治療に一生懸命になるほど、患者の生活の目的が「がんを治すこと」だけになりやすい。

    沢津橋医師は、家族で毎年長岡花火を見に行くことを楽しみにしていた患者の例を紹介した。抗がん剤治療中、白血球の値が下がったものの、治療は「ぎりぎりできる」と医師に言われた。その「ぎりぎり」という言葉が心に残り、患者は人混みを避けようと、その年の花火をあきらめた。

    本来はできることでも「治療中だから」と患者自身が行動の選択肢から外してしまう。旅行へ行かない、人混みに出ない、食べたい物を食べないといった小さな制限が積み重なり、しだいに「できないこと」が当たり前になる。

    「本当は人生に五つの選択肢があったのに、自分で三つを消して二択にしてしまう。それでは楽しい人生を送れなくなる。病気の中で、それが一番大きな不利益だと思う」。

    がん患者のためのアピアランス講座
    がん患者のためのアピアランス講座

    治療は本来、これまでと同じように人生を過ごすためのものなのに、現実は「がんを治すために生きる」という逆転が起きることがある。

    「病気になったからといって、昨日までできたことが、きょう突然できなくなるわけではない。できないことを自分でつくらないでほしい」。

    沢津橋医師は、体調の波やつらい日があることを認めながらも、当たり前の日常にある小さな幸せや、病気になったからこそ気づける幸せを大切にしてほしいと訴えた。

    鏡を見て「やっぱり病気だ」と思わせない

    抗がん剤治療では、髪だけでなく眉毛やまつ毛が抜けたり、肌が乾燥したり、シミや色素沈着が現れたりすることがある。

    鏡の中に映る自分を見て「髪がない」「肌が荒れている」「眉毛もまつ毛もない」と、改めて病気を自覚する患者もいる。

    沢津橋医師は「鏡を見るたびに『やっぱり自分は病気なんだ』と現実に直面することを、少しでも減らしたい」と話す。

    病気だけを見るのではなく、その患者が抱える悩みをどう改善し、その人らしい笑顔を取り戻すかが治療の本質と考える。

    がん患者のためのアピアランス講座
    がん患者のためのアピアランス講座

    「がんの治療成績を追求するのと同じように、目の前の患者さんが生き生きと過ごすことも追求しなければならない。医療者自身がアピアランスケアに関心を持つことが大切」。

    これまで外見の変化は「治療だから仕方がない」と後回しにされがちだった。現在はアピアランスケアも治療の一部として重視されるようになってきた。

    メイクは美しさを競うためではなく自分らしく過ごすため

    ファンケルのスタッフは、予防的なスキンケアとカバーメイクについてミニレクチャーした。「アピアランスケアのメイクは、美しさを追い求めるためのものではない。その人が自分らしく、生き生きと過ごすためのメイク」と説明した。

    外見を整えることは、つらい治療期間中に外へ出ようとする力にもなる。「病院でメイクをした患者さんは、来た時と帰る時では表情が本当に違う。美容の力を使い、できることから自分らしく取り組んでもらえれば」と願った。

    会場には、患者同士の交流と悩み相談、ウィッグ相談、メイク体験、食事や運動などを紹介するブースが設けられた。

    ファンケルのスタッフは、患者一人ひとりに「何が気になるか」「何を使ってみたいか」を聞き、肌や眉毛など、それぞれの悩みに応じたメイクを施した。

    「マスクが外せなかった」患者に笑顔や涙

    メイク体験を受けた女性は、治療による肌の変化に悩み、ふだんはマスクを外せない状態だったという。

    がん患者のためのアピアランス講座
    がん患者のためのアピアランス講座

    「自分でするのとは全然、違った。肌が敏感になっているけど痛くなく、きれいにカバーしてもらって、つやつやになった。とてもうれしい」とにっこり。

    乾燥を防ぐため自分なりに保湿していたものの、スタッフの助言を受けて、手入れが足りなかったことにも気づいた。「相談を聞いてもらい、こうした方がいいと教えてもらった。本当に来てよかった」と感謝した。

    メイク後の自分の姿を見て、涙を流す参加者もいた。沢津橋医師は「化粧の力はすごい。外見だけでなく心にも潤いを持って帰ってもらえたらうれしい」と話した。

    行政とも連携し県内へ 医療用ウィッグなどの購入費助成制度の普及にも取り組んだ実績も

    沢津橋医師はこれまで、がん治療による脱毛に対応する医療用ウィッグなどの購入費助成制度の普及にも取り組んできた。

    燕市に署名を提出して制度創設を働きかけ、燕市での導入後は三条市など県央地域にも動きが広がった。新潟市などにも働きかけ、昨年6月時点では県民のおよそ98%が暮らす自治体で助成を受けられる環境になったという。

    一方で、制度があっても患者に知られていなければ利用につながらない。今後は医療機関から制度を積極的に知らせる必要がある。

    今回の講座は、三条看護・医療・歯科衛生専門学校に開催を働きかけ、2年ほど前からアピアランスケアに力を入れるファンケルとも連携して、およそ1年がかりで準備した。

    患者や家族のほか、オブザーバーとして看護師、医療系の学生、他病院の医師や看護師、長岡市のアピアランスケア団体関係者も参加した。

    沢津橋医師は今後、県央地域の自治体の健康づくり部門などとも連携し、継続的な開催を目指す。

    「まずは今回、車輪を回したかった。県央地域に住む人たちが充実した毎日を過ごすために何ができるか考え、県内に広げていきたい」と話した。

  • B&G海洋センター屋内プールが8月1日リニューアルオープン 学校プール集約の拠点に、10億円超投じ移転新築 旧施設跡地は駐車場へ

    B&G海洋センター屋内プールが8月1日リニューアルオープン 学校プール集約の拠点に、10億円超投じ移転新築 旧施設跡地は駐車場へ

    燕市は8月1日、移転新築したB&G海洋センター屋内プールをリニューアルオープンする。建設から40年以上が経過し、老朽化が進んだ施設を隣接地へ移転新築したもので、総事業費は工事請負費で10億1,594万円。B&G財団から1億円の助成を受け、学校プールの集約や市民スポーツの拠点として機能を強化した。

    8月1日リニューアルオープンのB&G海洋センター屋内プール
    8月1日リニューアルオープンのB&G海洋センター屋内プール

    オープンを前に7月21日、報道機関向け内覧会が開かれ、燕市教育委員会の担当が施設の特徴や整備の狙いを説明した。

    築40年超で老朽化 暑さ寒さへの対応も課題

    これまでのB&G海洋センターは1985年(昭和60)にB&G財団から無償譲渡を受けて整備され、市民の健康づくりやスポーツ振興を支えてきた。しかし築40年以上たち、機械設備を中心に老朽化が進行。近年は夏の猛暑や冬の寒さへの対応も課題となり、利用者から改善を求める声が高まっていた。

    25m×6コース
    25m×6コース

    利用者数は2024年度が2万9,172人、2025年度が2万7,419人で、年間約3万人が利用している施設となっている。

    屋根固定化で一年中快適に利用

    新施設は燕市中央公園内の隣接地に移転した。従来のテント構造から屋根固定式となり、年間を通して安定して利用できる環境を整えた。

    鉄骨造平屋建て、延べ床面積約1,137平方メートル。25メートル6コースのメインプールと6メートル×8メートルの幼児用プールを備え、管理棟とプール棟を一体化した。

    幼児用プールは6×8m
    幼児用プールは6×8m

    施設内には更衣室、シャワー室、医務室、監視室、放送室、事務室のほか、多目的ルームを新設。機械設備も屋内へ移設し、維持管理性を向上させた。

    保護者も見学できる多目的ルーム

    今回のリニューアルで新たに整備された多目的ルームは、プールを見渡せる見学スペース「ギャラリー」としても活用される。

    新設の多目的ルーム「ギャラリー」からはプールを見渡せる
    新設の多目的ルーム「ギャラリー」からはプールを見渡せる

    保護者が子どもの泳ぐ様子を見学できるほか、水泳教室や健康教室、各種イベントなどにも利用できる。市は学校プール利用時の準備・着替えスペース、利用団体のトレーニング、自主事業など幅広い用途を想定している。

    バリアフリー化と設備更新

    更衣室は男女とも拡張し、ロッカー数は男女それぞれ80に増設。トイレは洋式化し、多目的トイレや障がい者対応更衣室、おむつ交換台も整備した。

    プールへの入水には移動式のプール用手すり付き階段を使用でき、車いす利用者にも対応。飛び込み台は取り外し式とし、一般利用時は設置せず、水泳クラブなど団体利用時のみ使用する。

    障がい者用トイレとシャワー
    障がい者用トイレとシャワー

    また、プールサイドには床暖房システムを導入。冬季でも快適に利用できるよう配慮した。

    学校プールを集約 教員負担も軽減

    整備の大きな目的の一つが学校プールの集約だ。

    市内では学校プールの老朽化が進み、維持管理費や教職員の負担が課題となっていた。担当者によると、学校プールは1校当たり年間100万円単位の維持費がかかるほか、水質管理のため毎日の薬剤投入やろ過設備の管理を教職員が担っているという。

    新施設の建物正面
    新施設の建物正面

    水を一度入れ替えるだけでも数十万円の費用が必要となるほか、老朽施設の改修には億円単位の費用が見込まれることから、個別更新ではなく集約化を進めた。

    現在、市内で学校プールを保有する学校は吉田小、吉田南小、分水中の3校に限られる。それ以外の学校はB&G海洋センターかビジョンよしだのプールを利用して水泳授業を実施している。

    ランニングコストの削減だけでなく、教職員の働き方改革にもつながる。

    旧プールは解体し駐車場に

    テント構造の旧プール
    テント構造の旧プール

    現在のプールは、盆明けにも解体工事に着手する予定。跡地は中央公園を含めた施設利用者向け駐車場として整備し、駐車スペースを拡充する。

    8月1日オープン 16日まで無料開放

    8月1日のオープニングセレモニー終了後に一般開放を開始。8月16日まで無料開放し、17日から通常営業へ移行する。

    9日にはシドニー五輪競泳メダリスト・中村真衣さんを講師に水泳教室も開かれる。営業時間は通年営業となり、長期休業期間中の平日は午前9時から午後9時まで利用できる。

    利用料金は高校生以上の一般が1回300円、小中学生100円、65歳以上200円で、回数券や定期券も用意される。

  • 一ノ木戸商店街に夏のにぎわい再び 「一ノ木戸夜市」7月31日開催 風ばやし演奏と子ども制作の横断幕が初登場

    一ノ木戸商店街に夏のにぎわい再び 「一ノ木戸夜市」7月31日開催 風ばやし演奏と子ども制作の横断幕が初登場

    新潟県三条市仲之町の一ノ木戸商店街で7月31日(金)午後4時から9時まで、「一ノ木戸夜市」が開かれる。2024年に5年ぶりに復活した夜市の流れを引き継ぎ、今年は新たに三条風ばやしの演奏や、子どもたちが制作した横断幕の展示を加え、商店街の夏を盛り上げる。

    一ノ木戸夜市
    一ノ木戸夜市

    一ノ木戸夜市は、長年にわたり地域に親しまれてきた夏の恒例行事。一時は開催が途絶えていたが、地域住民や商店街の協力で昨年、復活し、今年も開催する。

    今回の目玉は、夜市では初となる「三条凧ばやし」の演奏。三条市の民謡として古くから受け継がれてきた風ばやしを、三条凧協会凧囃子倶楽部が午後7時半ごろから披露し、商店街に夏らしい風情を演出する。民謡流し後の演奏となるため、開始時間は前後する場合がある。

    もうひとつの新たな取り組みが、子どもたちによる横断幕展示。7月18日に開かれた「夜市の横断幕を作ろう」ワークショップで制作した大型の横断幕を会場入口に掲げる。

    来場者を迎える看板として活用するとともに、子どもたちが地域行事づくりに参加することで、商店街への愛着や地域とのつながりを深める機会とする。

    会場は一ノ木戸商店街共有駐車場(三条市仲之町4-30)。飲食店やキッチンカーが並ぶほか、射的やスーパーボールすくいなどの子ども縁日を実施する。小学生以下を対象に先着50人へ花火をプレゼントする企画も用意している。主催は協同組合一ノ木戸商店街、運営は株式会社TREE。

  • 3夜連続の熱帯夜に続く最高気温34.8度 20日の三条市

    3夜連続の熱帯夜に続く最高気温34.8度 20日の三条市

    新潟県内は3連休最終日の20日も厳しい暑さに見舞われ、気温は猛暑日に迫る34.8度まで気温が上がった。

    20日夜の月
    20日夜の月

    明け方の最低気温は26.3度で、これで3夜連続の熱帯夜となった。日中は日が照り続けて気温はぐんぐん上がり、猛暑日は免れたものの、昼夜を問わずエアコンなしでは過ごせないような暑さだった。

    21日の新潟の予報は曇り時々晴れで予想最高気温は32度。

  • 燕市の中等教育学校3、4年生と分水中3年生7人がオーストラリアへ 親善大使として出発式、「失敗を恐れず積極的に挑戦を」

    燕市の中等教育学校3、4年生と分水中3年生7人がオーストラリアへ 親善大使として出発式、「失敗を恐れず積極的に挑戦を」

    燕市教育委員会は21日、市役所つばめホールで「令和8年度 Jack&Bettyプロジェクト海外派遣事業 親善大使出発式」を開き、オーストラリアに派遣する市内中等教育学校3、4年生と中学生7人を激励した。親善大使は7月31日から8月7日までの5泊8日の日程でシドニー周辺を訪れ、ホームステイや現地校での交流、燕市の魅力を英語で紹介するプレゼンテーションなどを行う。

    Jack&Bettyプロジェクト海外派遣事業 親善大使出発式でプレゼンテーションを披露する親善大使
    Jack&Bettyプロジェクト海外派遣事業 親善大使出発式でプレゼンテーションを披露する親善大使

    今年度の親善大使に選ばれたのは、燕中等教育学校3、4年生6人と分水中学校3年生1人の計7人。いずれも昨年12月の英語スピーチコンテストなどを通じて選抜された。

    出発式では小林靖直教育長が「できるだけ日本語を使わず、積極的に英語でコミュニケーションを取ってほしい。現地で自分から話すことで英語への自信がつき、世界が広がる。10日後には充実した表情で帰ってきてほしい」と期待。「貴重な経験を後輩たちにも伝え、来年以降の挑戦につなげてほしい」と呼びかけた。

    小林教育長
    小林教育長

    来賓を代表して燕市国際交流協会の星野光治会長は、自身の海外経験を振り返って「言いたいことを伝えられなかったことを今でも後悔している。失敗を恐れず、どんどん話してほしい。積極的に挑戦した経験は一生の財産になる」とエールを送った。

    親善大使7人は一人ずつ英語と日本語で留学中の目標を発表。「現地の人と積極的に会話したい」、「原稿を見ずにプレゼンテーションをしたい」「英語力を伸ばしたい」。「燕市の魅力を多くの人に知ってもらいたい」など、それぞれの決意を話した。

    プレゼンテーション
    プレゼンテーション

    続いて、現地で披露する英語の燕市PRプレゼンテーションを披露。市章の由来や金属加工産業、コシヒカリや本町きゅうりなどの特産品、学校生活、国上山やおいらん道中などの観光資源を紹介し、「燕市を訪れてほしい」と英語で呼びかけた。

    最後に佐野大輔市長が「皆さんには燕市をPRする全権を託します。失敗を恐れず、まずはチャレンジしてほしい」と激励。「6日間はあっという間。うまく話せなかったと後悔するより、まず一歩踏み出してほしい。体調を万全に整え、支えてくれる家族への感謝も忘れず、かけがえのない経験にしてほしい」と送り出した。

    燕市国際交流協会の星野会長
    燕市国際交流協会の星野会長

    派遣団は7月31日に燕三条駅を出発し、羽田空港からシドニーへ向かう。滞在中はホームステイを中心に、現地小学校での交流や英語研修、燕市紹介プレゼンテーション、シドニー市内研修などを行い、8月7日に帰国する。

    記念撮影
    記念撮影
  • 酒蔵の伝統行事「呑切り」を三条で体験 SUWADA100周年で麒麟山と記念コラボ

    酒蔵の伝統行事「呑切り」を三条で体験 SUWADA100周年で麒麟山と記念コラボ

    「SUWADA(スワダ)」ブランドのニッパー型つめ切りを製造販売する諏訪田製作所(新潟県三条市・小林知行代表取締役)は18日、同社の創業100周年を記念し、阿賀町の酒蔵・麒麟山酒造(齋藤俊太郎代表取締役社長)と連携した「麒麟山酒造×SUWADA 呑切(のみき)りイベント」をSUWADA OPEN FACTORYで開いた。満員となる32人が、蔵人だけで行う酒蔵の伝統行事の呑切りを体験し、未発売品や31年間、熟成させた古酒を含む20種類の日本酒を利き酒した。

    SUWADAで麒麟山とコラボした呑切りイベント
    SUWADAで麒麟山とコラボした呑切りイベント

    「呑切り」は、冬に仕込んでタンクに貯蔵している日本酒の呑み口を開き、味や香り、熟成の進み具合、異常の有無などを確かめる行事。製品化までの温度管理や熟成方法を決めるための重要な作業で、麒麟山酒造では毎年夏に行っている。

    麒麟山酒造は今月8日、新潟県醸造試験場の職員を招き、約50種類の酒質を確認した。今回はその中から20種類を選び、酒蔵の外ではめったに行われない「出張呑切り」として参加者に提供した。

    見る、嗅ぐ、引き込む、広げる、吐き出す、振り返る

    利き酒は、色の濃さや透明度、濁りなどを確認する「見る」から始まり、上立ち香(うわだちか)を確かめる「嗅ぐ」、少量を口に含んで空気とともに香りを鼻へ抜く「引き込む」、口全体に広げて甘味、旨味、酸味、苦味などを捉える「広げる」と続く。

    麒麟山の齋藤社長
    麒麟山の齋藤社長

    さらに、酒を吐き出して後味や切れ、余韻を確認し、最後に全体の調和を振り返って評価表に記入する。

    会場にはスポイトを差した容器と利き酒用の杯が並び、参加者は酒の色を見たり、香りを確かめたりしながら、一つ一つ丁寧に味わった。日本酒度や酸度、アミノ酸度、火入れ日などが記されたリストを手に、酒質の違いを比べた。

    最初に並んだ普通酒「伝辛」はアルコール度数が21度前後ある原酒。普通酒、超辛口、純米生酒、大吟醸酒、純米吟醸酒などが続き、火入れからの期間や精米歩合、酒米、仕込み温度による味の変化も体験できる構成とした。

    20種類のうち4種類は商品名が付いていない未発売酒。後半には1995年に火入れし、タンクの中で31年間熟成させた古酒も用意され、搾りたてに近い若い酒から長期熟成酒までを一度に飲み比べた。

    麒麟山酒造がプロモーションで協力した「SUWADA SAKE OPENER」
    麒麟山酒造がプロモーションで協力した「SUWADA SAKE OPENER」

    地域の暮らしに寄り添う酒造り

    麒麟山酒造の齋藤社長は、同社が奥阿賀で酒造りを続けてきた歴史を紹介。「地酒である以上、蔵のある地域の人たちが一番おいしいと言ってくれ、暮らしの中に麒麟山がないとねと思ってもらえる酒を造りたい」と話した。

    同社の看板商品「伝統辛口」は年間出荷量の約7割を占めるという。齋藤社長は「毎日飲める価格で、飲み飽きせず、暮らしに寄り添える酒造りに力を入れてきた。きょうはいろいろな酒を飲み比べて楽しんでほしい」と話した。

    諏訪田製作所と麒麟山酒造は、SUWADA OPEN FACTORYでの酒類販売をきっかけに関係を深めてきた。諏訪田製作所がダマスカス鋼製のぐい呑みを製作し、麒麟山酒造のロゴを入れた商品を同酒造で販売するなど、ものづくりを通じた連携も続けている。

    すべて麒麟山酒造の酒かすを使った料理を提供
    すべて麒麟山酒造の酒かすを使った料理を提供

    齋藤社長によると、呑切りは本来、蔵人が酒蔵内で行う仕事で、一般向けに蔵外で実施することはほとんどない。ただ、酒蔵まで車で訪れると試飲後の移動が難しいことなどから、昨年から出張形式で開催してきた。諏訪田製作所から100周年企画について相談を受け、今回の開催を提案した。

    「一度に比べると違いが分かる」

    県内からの参加者が中心だったが、県外から訪れた人もいた。

    三条市の50代の男性は、普段から麒麟山酒造の酒を飲み、県外の友人にも紹介しているという。SNSでイベントを知って申し込み、「普段は銘柄を見て、こんな味だろうと先入観を持って飲んでいる。名前の分からない酒もあり、新鮮だった。一種類ずつ飲んでいるだけでは分からない味の差も、一度に比べると感じられる」と話した。

    三条市の60代男性は「どれもおいしくて吐き出せなかった。いろいろな酒を飲めて良かった」と飲み比べに大満足だった。

    SUWADAで麒麟山酒造とコラボした呑切りイベント
    SUWADAで麒麟山酒造とコラボした呑切りイベント


    利き酒後は、SUWADA OPEN FACTORYに併設するレストラン「クイキリ」がすべて地元食材に麒麟山の酒かすを使った料理を提供。参加者は酒と料理の組み合わせを楽しみながら交流を深めた。

    齋藤社長は、国内で一人当たりの飲酒量や飲酒機会が減る一方、海外需要の伸びや、少量ずつ多様な酒を楽しむ若い世代の消費に可能性があると期待する。

    「特別な体験や人が集う場をつくることで、日本酒を知ってもらうきっかけになる。こうした機会を日常の飲酒につなげていくことが課題」と話した。

  • 三条信用金庫職員会がフードバンクにいがたに食料品寄贈 SDGsと地域貢献で2021年から継続

    三条信用金庫職員会は23日午前10時、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みと地域貢献活動の一環として、職員から集めた食料品や日用品を「フードバンクにいがた」県央センター(三条市北新保)へ寄贈する。

    今回、寄贈するのは、家庭で食べきれない食品や日用品を職員から募って集めたもの。レトルト食品、缶詰・瓶詰、インスタント食品、乾麺、海苔、調味料、食用油、菓子、飲料のほか、日用品など。

    寄贈先は、新潟県フードバンク推進協議会「フードバンクにいがた」事務局・県央センター(三条市北新保)。寄贈品は、食料支援を必要とする家庭や福祉施設などに無償で提供される。

    職員会活動として2021年から継続

    同金庫職員会は2021年から毎年、フードバンクへの寄贈を行っている。2020年は三条市内店舗が協力し、本店が寄付を行った。

    職員会では、フードバンクの活動を通じて、食料支援を必要とする家庭や福祉施設への支援に少しでも役立ててもらいたいとの思いから継続して取り組んでいる。

    「誰一人取り残さない社会」の実現へ

    三条信用金庫は、地域金融機関として「地域経済活性化」「豊かな地域社会」「持続可能な地域環境」の3つの実現を目指し、「三条信用金庫SDGs宣言」を公表している。

    同金庫は、誰一人として取り残さない持続可能な社会の実現に向け、今後も社会貢献活動に努めていく。

  • 顧客2人から合わせて150万円余りをだまし取った胎内市の会社員40代男を再逮捕

    新潟県警新潟中央署などは21日、顧客2人から合わせて150万円余りをだまし取った住宅メーカーの営業担当に就く胎内市の会社員男(41)を詐欺の疑いで再逮捕した。

    発表では、新潟市内の営業所に勤務していたとき、顧客に対し新築工事請負契約の手付金などの名目で現金をだまし取った疑い。

    調べでは、2024年4月中旬ごろ、30代の男性顧客Aさんに対し、「代金の一部を現金で支払う必要がある」などとうそを言い、現金約101万4,000円を受け取った。

    さらに同年7月上旬ごろには、20代の男性顧客Bさんに対し、「キャンペーン特典を受けるには代金の一部を現金で前払いする必要がある」などとうそを言い、同年12月上旬ごろまでの間に現金計51万2,000円をだまし取った。

    男はことし6月14日にも新潟県内で別の詐欺事件の疑いで逮捕されている。

  • 新潟市西蒲区竹野町の火災は出火から約19時間後に鎮火

    新潟市西蒲区竹野町の火災は出火から約19時間後に鎮火

    新潟県西蒲署の発表では19日午後、新潟市西蒲区竹野町で酒造会社(株)越後鶴亀などが燃えた火災は、出火から約19時間後の20日午後4時23分にようやく鎮火した。

    20日の新潟市西蒲区竹野町の火災
    20日の新潟市西蒲区竹野町の火災

    けが人はなかった。出火原因などは捜査中。

  • 2夜連続の熱帯夜に続く猛暑日 19日の三条は最高気温35.7度

    2夜連続の熱帯夜に続く猛暑日 19日の三条は最高気温35.7度

    19日の新潟県三条市は最高気温35.7度で、この夏3回目の猛暑日となる厳しい暑さだった。

    19日の三条市
    19日の三条市

    明け方の最低気温は26.4度で、2夜連続の熱帯夜だった。前夜は雨がぱらついた所があり、昼前まで曇り空だった。

    午後から青空が広がって気温がぐんぐん上がった。熱帯夜が明けたら猛暑日。熱中症には十分な注意が必要だ。

    10日の新潟の予報は晴れで予想最高気温は35度と厳しい暑さが続く。

  • 分水まつり開幕 初日は猛暑のなかでステージイベントや民謡流し、みこしで熱気

    分水まつり開幕 初日は猛暑のなかでステージイベントや民謡流し、みこしで熱気

    新潟県燕市分水地区の夏まつり「第53回分水まつり」が18、19の2日間、車両通行止めにした目抜き通りのお祭り広場で開かれており、初日18日は猛暑のなかで盛り上がった。

    分水おけさ
    分水おけさ

    ことしも例年のような流れでプログラムが進行している。18日は午後から企業対抗カラオケのど自慢大会、アコースティックデュオ「ひなた」によるオープニングライブ、島上小学校5・6年生による太鼓演奏、お笑い集団「ナマラ」のライブ、分水太鼓道場の演奏などが続き、夕方から子ども分水みこしのあと、分水みこしと民謡流しを繰り広げた。

    会場に並ぶ夜店は、ほかのまつりと重なった影響で昨年より20店も少ない38店にとどまったが、例年と変わらない人出でにぎわった。

    分水みこし
    分水みこし

    民謡流しは2人1組で踊るユニークなパートがある「分水おけさ」のあと「分水甚句」を踊った。踊り手は参加を見合わせた企業があり、ことしは昨年を大幅に下回る135人の参加にとどまったが、盛り上がりは例年通り。汗びっしょりになって笑顔で踊っていた。

    分水みこしは各地から担ぎ手が参加し、威勢のいいかけ声を合わせてみこしを担いでいた。19日は諏訪神社例大祭の斎行に始まって分水ダンスフェスティバルや分水チェリーベルと燕市文化協会芸能部によるステージ、分水太鼓と聖籠太鼓響による合同演奏「sato-oto」などが行われる。

    分水甚句
    分水甚句
  • 新潟市西蒲区の創業から140年近い酒造会社で火災

    新潟市西蒲区の創業から140年近い酒造会社で火災

    19日午後4時半ごろ新潟県西蒲区竹野町の酒造会社で火災が発生し、近隣へも延焼した。

    火災現場
    火災現場

    火事があったのは株式会社越後鶴亀(元上原酒造)。道路をはさんで向かいの住宅にも燃え広がった。

    現場は巻地域で角田山ふもとに近く、間手橋から新潟市方向へ500メートルほどの所。近所の人は「ボン、ボンと音がして昼間から花火かと思ったらものすごい火だった」と話していた。

    皇室献上と日本初の地ビールブランド

    同社は創業140年近い酒蔵。皇室に祝い酒を献上したこともあり、1994年に日本初の地ビールブランド「エチゴビール」を立ち上げている。

    火災現場
    火災現場
  • じょんのび館で五感を癒やす「ハーバルサウナ」 館内で育てたハーブ使う自然循環型イベントを開催

    じょんのび館で五感を癒やす「ハーバルサウナ」 館内で育てたハーブ使う自然循環型イベントを開催

    新潟市西蒲区福井の「日帰り温泉じょんのび館」は、7月25日(土)、26日(日)の2日間限定で、植物の香りや薬草の魅力を五感で楽しめる「ハーバルサウナ」を開催する。館内で育てたハーブやレッドオークをほうき状に束ねたウィスクを活用し、自然を身近に感じながら心身を整える特別な温浴体験を提供する。

    じょんのび館で「ハーバルサウナ」
    じょんのび館で「ハーバルサウナ」

    25日は男性、26日は女性を対象に計4回

    開催日程は、男性が25日(土)午後3時と午後7時、女性が26日(日)午後1時と午後3時の各2回。定員は各回7人で、いずれも予約制で、参加費は300円。

    参加費の一部は館内で育てるハーブの管理や、地域の植物を活用した温浴イベント、体験プログラムを継続するための活動資金に充てる。

    自然回帰への関心高まり背景に企画

    デジタル機器に囲まれた生活が当たり前となる一方、森林浴やハーブなど自然にふれて心身を整える自然回帰への関心が高まっている。地域の植物や自然資源を生かした体験も、地域の魅力を再発見する取り組みとして注目されている。

    じょんのび館ではこれまでも森のサウナや薬草スチームサウナなど、自然と調和した温浴体験を展開してきた。今回は館内で育てたハーブを使用するほか、レッドオークのウィスクによる森林の香りを取り入れ、植物の香りや薬草の魅力を五感で味わえる内容とした。

    「育てる・使う・体験する」の循環目指す

    この取り組みは一度限りではなく、「育てる・使う・体験する」という循環を通じて地域の自然資源の魅力を未来へつなげる活動として位置付ける。風呂を通じて自然との新しい関わり方を提案し、地域に根差した温浴体験の発信を目指す。

    関連リンク

  • 無免許運転をした三条市の無職60代男を現行犯逮捕

    新潟県警三条署は18日、無免許運転をした三条市の無職男(62)を道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕した。

    発表によると、男は18日午前10時43分ごろ、三条市南四日町4地内の市道で、無免許のまま普通乗用車を運転した疑い。