投稿者: masato

  • 三条フォーク村の村長・田邉頼己さん死去 72歳、吉田拓郎を愛し20年以上にわたり地域の音楽活動けん引

    三条フォーク村の村長・田邉頼己さん死去 72歳、吉田拓郎を愛し20年以上にわたり地域の音楽活動けん引

    新潟県三条市でフォークコンサート団体「三条フォーク村」の村長として親しまれた自営業の田邉頼己(たなべ・よりみ)さん=三条市井栗=が25日午後10時1分、脳出血のため亡くなった。72歳だった。

    72歳で死去した田邉頼己さん
    72歳で死去した田邉頼己さん

    家族によると、田邉さんは22日夜、自宅の浴室で体調を崩した。当初は意識があり救急要請を拒んでいたが、その後容体が悪化。救急搬送され入院したものの、後頭部の脳出血と診断され、25日夜に息を引き取った。

    葬儀は家族葬で執り行われ、一般弔問は28日午後5時半から6時30分まで受け付ける。会場はいずれもセレモニーホール三条会堂(三条市興野3丁目11番11号)。喪主は孫の田邉隆人さん。

    「吉田拓郎一筋」のフォークファン

    田邉さんは若い頃、陸上自衛隊に入隊経験がある。三条市内で営業していた焼き鳥店「とっとこ」を開業し、のちにフォーク酒場「よりみち」となった。近年は除雪事業や資材運搬などの自営業に携わっていた。

    ギターを弾く田邉さん
    ギターを弾く田邉さん

    吉田拓郎の熱心なファンだった。ドラムやギターを演奏し、「飼い猫に『拓郎』と名付けるほどの拓郎一筋だった」と仲間は振り返る。

    三条フォーク村を復活させて村長に

    三条フォーク村は、昭和期に活動していた同名のフォークイベントを復活させようと結成。田邉さんが村長として中心的な役割を担い、公民館などを会場に年4〜5回ほど無料コンサートを開いてきた。

    コンサートはいつも会場を来場者でいっぱいにするほど人気で、地域の音楽文化の裾野を広げてきた。

     
    田邉さんが村長として最後になった7月5日の三条フォーク村のサマーライブ、下部の3人のイラストのいちばん左は田邉さんか

    出演者が参加費を出し合って運営費を賄い、自前の音響機材も整備するなど手作りの活動を続けてきた。

    チャリティー活動にも尽力

    コンサートは入場無料を基本とし、会場では募金活動も実施。集まった義援金は水害や能登半島地震など災害被災地への支援として社会福祉協議会などへ寄付するなど、音楽を通じた地域貢献にも力を注いだ。

    仲間は「人のために動くことが好きな人だった。フォーク村も道具や仲間がそろっているので、これからも活動は続いていくと思う」と故人をしのんだ。

  • ペットフード万引き容疑で燕市の無職60代女を現行犯逮捕

    新潟県警燕署は27日、ペットフードを万引きした燕市の無職女(63)を現行犯逮捕した。

    女は27日午後0時半ごろ、燕市内の商業施設でペットフード1点(販売価格1,680円)を盗んだ疑い。

    店舗関係者が万引きを確認し、警察に通報。駆け付けた警察官が現行犯逮捕した。

  • 滝沢三条市長と子育ての「あるある」を語り合う 市内4会場でふれあいトーク 初回は27日午後2時から「あそぼって」で

    滝沢三条市長と子育ての「あるある」を語り合う 市内4会場でふれあいトーク 初回は27日午後2時から「あそぼって」で

    新潟県三条市は7月27日から、市民と市長が身近なテーマについて意見を交わす「市長とのふれあいトーク 子育て編」を市内4会場で開く。子育て中の滝沢亮市長とFM-NIIGATAパーソナリティの大海玲子さんが、市民とともに子育てにまつわる悩みや工夫、「あるある」を語り合う。

    「市長とのふれあいトーク 子育て編」
    「市長とのふれあいトーク 子育て編」

    ふれあいトークは、市長が市民の声を直接、聞いて市政に生かすことを目的とした取り組み。今回は子育てをテーマに、遊びや外出、学校、家庭学習、親子で過ごす時間、運動不足、ゲームや動画との付き合い方、仕事との両立、防犯対策など、子育て世代に身近な話題を取り上げる。

    開催は4回。初回は7月27日午後2時から3時まで子育て拠点施設「あそぼって」で開く。続いて8月7日午後7時から8時まで大崎学園地域交流室、8月18日午前10時半から11時半まで市役所栄庁舎内の教育センター、8月29日午前10時半から11時半まで、そよら三条須頃イオンスタイル棟2階のこどものあそび場前催事場で開く。

    いずれも事前申し込みは不要で直接、会場へ。子ども連れでも参加しやすいよう、生後5カ月から小学2年生までを対象とした保育ルームも用意する。利用希望者は各開催日の1週間前までに政策推進課へ連絡する。

    7月27日と8月18日の会場では、ロースタリー型障がい者雇用支援サービス「BYSN(バイセン)」で焙煎したオリジナルコーヒーもサービスする。

    話してみたいテーマを募集

    三条市は、ふれあいトークで取り上げるテーマや、滝沢市長、大海さんへのメッセージも募集している。

    テーマは「子どもの遊び場をどうしているか」「放課後や夏休みの過ごし方」「家庭でのタブレット端末の使い方」「親子で過ごす時間を増やす工夫」「子どもの運動不足」「ゲームや動画の影響」「子育てと仕事の両立」「子どもの安全や防犯対策」など、子育てに関する内容なら幅広く応募できる。

    応募は市の専用フォーム、または任意の用紙に名前、年代、連絡先、提案するテーマと理由などを記入し、市役所本庁舎3階の政策推進課へ持参する。名前はニックネームでも可能で、性別や子どもの年齢の記載は任意。提案理由は300字以内とする。

    応募期限は8月14日午後5時。寄せられた内容は市の施策の参考にする場合があり、テーマとして採用する応募者に市から連絡することもある。問い合わせは三条市総務部政策推進課広報広聴係、電話0256-34-5523。

  • 燕市が7月定例会見 合併20周年事業やスワローズ連携、DX人材育成など11件を発表

    燕市が7月定例会見 合併20周年事業やスワローズ連携、DX人材育成など11件を発表

    新潟県燕市の佐野大輔市長は27日、市役所で7月の定例記者会見を開き、燕市合併20周年を記念した絵画コンクールをはじめ、高校生が企画する市内バスツアー、製造業向けDX人材育成講座、東京ヤクルトスワローズとの連携事業、市公式InstagramとTikTokの開設など11件を発表した。

    佐野市長の7月の定例記者会見
    佐野市長の7月の定例記者会見

    佐野市長は、子どもや若者の視点をまちづくりに生かすとともに、ものづくり、農業、観光など燕市の幅広い魅力を市内外へ発信していく考えを示した。

    子どもが描く「20年後の燕」

    合併20周年記念事業の「つばめっ子が描く未来の燕」絵画コンクールは、市内在住か在学の小中学生を対象に、「20年後の燕市がこんなまちであってほしい」をテーマとした作品を9月25日まで募集する。

    小学校1〜3年、同4〜6年、中学生の3部門を設け、それぞれ市長賞、市議会議長賞、教育長賞を選ぶ。受賞者には賞状と記念図書カードを贈り、11月21日に表彰式を行う。

    応募された全作品は11月21日から25日まで、市内公共施設で展示する方向で調整している。

    佐野市長は「子どもたちがどんな燕市になってほしいと思っているのかを見ることは、これからの政策にも生きてくる。自由な発想で描いてほしい」と期待した。

    高校生が燕市を「点ではなく面」で案内

    高校生34人が所属する「燕市役所まちあそび部」は8月30日、市外在住者を対象に「つばめぐりバスツアー」を行う。

    燕市産業史料館での鎚目(つちめ)入れ体験を皮切りに、道の駅SORAIRO国上、国上寺・五合庵、信濃川大河津資料館、宮町商店街、燕三条地場産業振興センターを巡る。定員は25人程度、参加費は昼食代や体験料を含め5,000円で、申し込みは8月15日まで。

    企画や準備、当日の案内はまちあそび部員が担う。佐野市長は「ものづくりや観光、商店街などを点ではなく面で見てもらえる内容。ツアーをきっかけに、もう一度、燕市に来たいと思ってもらえたら」と話した。

    このほか、広報つばめの「子ども記者」19人も取材活動を開始。「燕ジュニア検定」「子どもの居場所」「燕市B&G海洋センター」の3チームに分かれ、11月発行の子ども広報に向けて取材や編集を進める。

    製造業のDXを経営と現場の両面から

    製造業向けDX人材育成講座は、富士通フロンテック新潟工場を会場に、経営層・工場長向けの2日間コースと、現場リーダー・製造管理スタッフ向けの3日間コースを設ける。

    経営層向けは9月17、18日、現場向けは10月7、8、15日に開催。工場見学や講義、ディスカッション、ワークショップを通じ、社内改革の進め方や属人化の解消、作業標準とデジタル技術を組み合わせた現場づくりを学ぶ。

    佐野市長は、市内製造業について「手仕事が多く、人手不足になるとできる仕事が限られる。生産効率だけでなく品質を担保するためにもDXを活用してほしい」と説明。一部企業ではロボット化などが進む一方、「市内企業の大半では、まだDXへの関心をどう高めるかという段階」との認識を示した。

    若手デザイナーと燕の加工技術を結ぶ「若monoデザインコンペティション燕」も8月1日から作品を募集する。11回目のテーマは「ぬくもり」。39歳以下の個人またはグループを対象に、金属を使った製品デザインを10月31日まで募り、大賞受賞者には賞金30万円を贈る。

    スワローズとの連携を秋も展開

    東京ヤクルトスワローズとの連携事業では、9月19日に市役所南側の水田などで「スワローズ・ライスファーム稲刈り」を開く。

    春に植えた稲を参加者が刈り取り、収穫米をスワローズの選手に届ける。稲刈り体験は50人、トークショーは300人を募集し、8月3日から26日まで申し込みを受け付ける。

    ゲストにスワローズ前監督の高津臣吾さんや燕市PR体鳥(長)のスワローズマスコットキャラクターのつば九郎、ダンスチーム「Passion」らを迎え、お笑い芸人のラブレターズの溜口佑太朗さんが司会を務める。

    9月22日には明治神宮野球場で、東京ヤクルト対阪神戦に合わせて「燕市DAY」を開催する。小中川バファローズの選手が始球式やスタメンキッズを務めるほか、つば九郎ロゴ入りエコカップ、スプーン、フォーク、学校給食で人気のトマ味噌カレー豚丼などを販売する。

    オリジナルうちわを先着5,000人、つば九郎米450グラムを先着1,000人に配り、ふるさと納税や観光もPRする。

    InstagramとTikTokを開設

    燕市は27日、市公式InstagramとTikTokを開設した。アカウント名は「新潟県燕市」、ユーザー名は共通で「@koho_tsubame」。

    Instagramではイベントや地元グルメ、おすすめスポットなどの写真、TikTokでは若者が思わず見たりシェアしたりしたくなる短い動画を発信する。

    市民などから好きな燕市の風景、場所、もの、出来事の写真とエピソードも募集し、市公式SNSなどで紹介する。

    佐野市長は、Instagramについて年度末までにフォロワー500人を目標に掲げ、「燕市にこれまでなじみのなかった人にも魅力を感じてもらい、実際に足を運ぶきっかけにしたい」と話した。

    新米20キロを市長が直接届ける

    燕市産農産物を対象とした「つばめ食べて応援キャンペーン」は8月1日から10月31日まで実施する。

    7回目の今回は合併20周年賞として、燕市産米「飛燕舞」の新米20キロを佐野市長が当選者3人に直接届ける。市外の当選者には配送する。

    宮?製作所のソテーパン、ル レクチエ、プリンとのむヨーグルト、味付き肉、熟成焼き芋などを計470人に贈り、外れた人の中から600人にトマ味噌カレー豚丼のレトルトパックが当たる。前年度は1万8,274件の応募があり、関連売上額は約8,150万円だった。

    婚活支援や八十里越・佐渡企画展も

    20、30歳代を中心とした婚活実践講座「ドキラボ」を8月から11月まで3回開く。

    男性向けのマッチングアプリ・身だしなみ講座、女性向けのライフデザイン・カラー診断講座、男女を対象としたマネープラン講座を用意。市内在住、在勤に限定せず、市外からも参加できる。

    燕市産業史料館では8月11日から9月27日まで、「燕〜八十里越(はちじゅうりごえ)〜佐渡 産業・工芸・文化展」を開催する。

    八十里越を通じて仙台、会津方面から伝わった鎚起(ついき)銅器やきせる、仙臺銅壺(せんだいどうこ)、会津漆器、会津本郷焼、佐渡金山の発展過程で生まれた無名異焼(むみょういやき)などを展示する。金塊つかみ体験、燕市の鎚起銅器の玉川堂と宮城県仙台市銅細工の住宅設備業タゼンの対談、仙臺銅壺の小箱作り、佐渡の鬼太鼓実演も行う。

    佐野市長は、2027年夏に予定される八十里越の暫定開通を見据え、「燕市としても観光につなげ、佐渡との交流も深めたい」と述べた。

    東電拠出金は一括活用を軸に検討

    会見では、東京電力が柏崎刈羽原発の再稼働に関連して拠出する資金を原資とした県の支援制度についても質問が出た。

    佐野市長は、燕市では旧分水町地域だけが個別給付の対象となる可能性があることから、市が一括して受け取り、避難所の空調や安全対策などに活用する方法が望ましいとの考えをあらためて示した。

    一方で、個別給付を行う場合、市町村側が電力契約や振込口座などの情報を把握する必要があることを指摘。市町村に任せる形ではなく、県などへの対応を求めている。

    制度の詳細はまだ正式に示されていないとして、旧分水地域の住民感情にも配慮しながら、市役所内や地域で議論し、最終的な活用方法を判断するとした。

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  • 弥彦燈籠まつりは土曜開催で例年以上の人出終日熱気 琴平町との交流50周年記念花火も夜空彩る

    弥彦燈籠まつりは土曜開催で例年以上の人出終日熱気 琴平町との交流50周年記念花火も夜空彩る

    新潟県弥彦村の夏の大祭「弥彦燈籠(とうろう)まつり」が25日、弥彦神社を中心に開かれた。国の重要無形民俗文化財に指定される伝統行事で、ことしは週末の土曜にあたったことから、朝から多くの参拝客や観光客が訪れ、例年以上のにぎわいを見せた。

    弥彦燈籠まつりの大燈籠
    弥彦燈籠まつりの大燈籠

    弥彦燈籠まつりは、千年以上の歴史を持つとされる弥彦神社最大の祭礼。五穀豊穣や無病息災を祈願する神事で、平安時代の寛徳年間(1044〜1046年)に京の祇園会(現在の祇園祭)を淵源として始まったと伝えられている。

    24日の前夜祭や民謡流しに続き、25日は朝から児童燈籠押しで幕を開けた。日中は大祭神事や青年燈籠押し、里神楽、お欅引などが次々と行われ、祭りムードを高めながら夜のハイライトへとつないだ。

    小若の木やり披露
    小若の木やり披露

    勇壮な大燈籠押しと松明大行進

    講中が奉納し、弥彦神社回廊に並べられていた12台の大燈籠は、拝殿前でお祓いを受けたあと、それぞれ温泉街の宿へと繰り出した。大燈籠は縦約2.5メートル、横約1.2メートル、高さ約0.6メートルの枠組みを色鮮やかな造花で飾った華やかなもの。

    道中では2台の大燈籠が向き合い、じりじりと間合いを詰めながら押し合う勇壮な場面も見られた。子どもたちが担ぐ小若用燈籠との押し合いも行われ、沿道から大きな歓声が上がった。

    一の鳥居前で花火と大燈籠
    一の鳥居前で花火と大燈籠

    各宿に到着すると、たる太鼓や盆踊り、よさこいソーラン、木やりなどが披露された。その間には、弥彦山山頂から松明を手に下山した一行による「弥彦山松明大行進」が、ボーイスカウトの鼓隊を先頭に温泉街を練り歩いた。

    さらに弥彦公園では奉納花火大会が始まり、温泉街の各所でさまざまな行事が同時進行。普段の静かな温泉街が、まるでテーマパークのような活気に包まれた。

    夜を締めくくる神輿渡御と秘舞

    花火を見物する稚児
    花火を見物する稚児

    そして、一般的な祭りなら終幕を迎える午後9時から、神輿渡御(みこしとぎょ)が始まった。大燈籠を先導に、稚児や宮司らによる神輿行列が町内を巡行。花火見物客の間を進みながら弥彦神社へ戻り、最後は仮舞殿で稚児が秘舞「神歌楽(かがらく)」と「天犬舞(あまいぬのまい)」を奉納し、祭りは幕を閉じた。

    交流50周年記念花火に琴平町長も感激

    この日は、弥彦村との交流50周年記念協定締結のため来村した香川県琴平町の片岡英樹町長らもおもてなし広場で祭りを見物した。琴平町は交流50周年を記念し、奉納花火大会で記念スターマインを贈った。 

    琴平町が贈呈した交流50周年記念花火の打ち上げが終わって万歳する片岡町長
    琴平町が贈呈した交流50周年記念花火の打ち上げが終わって万歳する片岡町長


    午後9時30分の打ち上げを前に、会場では事前に録音された片岡町長のメッセージが放送された。

    片岡町長は打ち上げの瞬間を立ち上がって見守り、花火が終わると万歳して喜びを表現。「50年間続いてきた琴平町と弥彦村のつながりを、弥彦のお祭りで花火という形で皆さんと一緒に喜ぶことができ、私も感動した」と笑顔で話していた。

    弥彦燈籠まつり

    弥彦燈籠まつり

    弥彦燈籠まつり

    弥彦燈籠まつり


    弥彦燈籠まつり

    弥彦燈籠まつり

    弥彦燈籠まつり

    弥彦燈籠まつり

    弥彦燈籠まつり

    弥彦燈籠まつり

    弥彦燈籠まつり

  • 三条市、加茂市、田上町にレベル3の大雨警報

    26日朝、新潟県県央地域では三条市、加茂市、田上町にレベル3の大雨警報が発表された。

    県内ではレベル4の大雨警報が長岡市、レベル4の土砂災害警報が村上市、長岡市、柏崎市、刈羽村に発表された。

    26日に入ってから午前9時までに三条市では、1時間で午前4時と5時にいずれも10.5ミリの雨量を記録したのを最高に累計29.5ミリ降った。

    また、この雨が気温を下げ、三条市の明け方の最低気温は24.1度と25度を割り、熱帯夜は連続8日間でようやくストップした。

  • 日本文理4年ぶり甲子園 県央出身5選手が甲子園切符、吉田中出身1年・浅井投手が完投

    日本文理4年ぶり甲子園 県央出身5選手が甲子園切符、吉田中出身1年・浅井投手が完投

    24日にハードオフ・エコスタジアム新潟で行われた第108回全国高校野球選手権新潟大会決勝で、日本文理が帝京長岡を8-2で破り、4年ぶり13回目の夏の甲子園出場を決めた。登録選手20人のうち、県央地域の中学校出身選手が5人を占める。決勝では燕市立吉田中学校出身の1年生右腕・浅井隼投手が9回を2失点で完投した。

    2025年12月に佐野燕市長を表敬訪問した浅井隼投手
    2025年12月に佐野燕市長を表敬訪問した浅井隼投手

    県央地域の中学校出身選手は、浅井投手のほか、2番打者で左翼手の安達煌栄千選手(加茂市立加茂中)、3番で一塁手の秦碧羽選手(燕市立吉田中)、3年の染谷崇史選手(田上町立田上中)、2年の白倉瞳太郎選手(三条市立第二中)の5人。染谷、白倉の両選手は決勝で出場機会はなかった。

    決勝では、安達選手が2回に左犠飛を放って3点目を挙げ、3回には盗塁を決めて好機を演出。続く秦選手が中前適時打を放ち、日本文理は序盤3回までに8点を奪って主導権を握った。

    浅井投手は、昨年11月に開催された「第23回全国中学生都道府県対抗野球大会 in 伊豆」で初優勝した新潟県選抜のエースとして背番号「1」を背負い、チームを全国制覇に導いた。新潟県選抜は大会4試合すべてを完封し、完全試合も達成している。

    日本文理では1年生ながら今大会を通じて主戦投手として活躍し、決勝でも9回を投げ抜き2失点で完投勝利。中学時代の全国制覇で培った経験を発揮し、4年ぶりとなる日本文理の夏の甲子園出場に大きく貢献した。

  • 映画鑑賞で夏の思い出を つばめベースで26日に無料上映会 「長ぐつをはいたネコと9つの命」

    認定NPO法人フードバンクつばめ(青柳修次理事長)は26日午後1時30分から、燕市仲町のフードバンクつばめ仲町拠点「つばめベース」で無料の映画鑑賞会を開く。子どもの居場所づくりを目的とした助成事業「こどもの居場所応援プロジェクト」の一環で、家族や友人同士で夏休みのひとときを楽しんでもらおうと参加を呼びかけている。

    会場は午後1時に開場し、上映は午後1時30分から。上映作品は、日本では2023年に公開された米国の人気CGアニメーション映画「長ぐつをはいたネコと9つの命」。参加費は無料で、定員は40人。先着順で受け付ける。

    映画鑑賞会は、子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりを進める取り組みの一つ。夏休み期間中の思い出づくりとして、多くの親子や子どもたちの参加を期待している。

    また、つばめベースでは7月末から8月初旬にかけて「つばめベースイベントウィーク」を開催。そばの振る舞いや卓球体験会など、地域住民が気軽に交流できるさまざまな催しを予定している。

    問い合わせは、つばめベース(電話0256-46-8305)へ。イベント情報はつばめベース公式Instagram⁠でも発信している。

  • 新潟県弥彦村と香川県琴平町が交流50周年 新協定締結で「次の50年」へ 花火や弥彦米贈呈で記念事業

    新潟県弥彦村と香川県琴平町が交流50周年 新協定締結で「次の50年」へ 花火や弥彦米贈呈で記念事業

    新潟県弥彦村と香川県琴平町は25日、弥彦村役場で「交流50周年記念協定締結式」を開き、半世紀にわたる交流を受け継ぎ、観光や行政、文化など幅広い分野で連携を深める新たな協定を締結した。節目を記念し、琴平町からは弥彦燈籠まつりへの記念花火、弥彦村からは琴平町の子どもたちへの弥彦米贈呈など、50周年記念事業も展開する。

    本間弥彦村長(左)と片岡琴平町長
    本間弥彦村長(左)と片岡琴平町長

    両町村の交流は1976年(昭和51)、「信仰と観光の親善町村提携に関する盟約」を締結したことに始まる。全国有数の門前町として、弥彦村は越後一宮・弥彦神社、琴平町は金刀比羅宮を擁する共通点から交流が始まった。当時の両神社宮司が大学時代の同窓だったのが縁で実現した。

    今回、締結した「琴平町と弥彦村との信仰と観光による交流深化に関する協定」は、これまでの友好関係を基礎に、観光振興だけでなく行政や文化、人的交流などへ連携を広げ、次の50年に向けて交流を発展させることを目的としている。

    神社を中心に発展した門前町同士

    弥彦燈籠(とうろう)まつりにあわせて25日、弥彦村役場で調印式を行った。琴平町から片岡英樹町長、渡辺信枝町議会議長、金比羅神社・琴陵泰裕宮司、造田泰総務課長の4人が来村した。

    協定書に調印
    協定書に調印

    本間芳之弥彦村長は「弥彦村と琴平町は神社が町村のアイデンティティそのものであり、年間200万人を超える参拝客が訪れる全国有数の観光地という共通点がある」と紹介。「新協定は観光振興をはじめ行政分野での連携をより具体的に進めるもの。50年築いてきた絆を大切にし、これからも共に歩んでいきたい」と述べた。

    また昨年、琴平町を訪れ、国の重要文化財・旧金毘羅大芝居(金丸座)で歌舞伎を鑑賞した経験にも触れ、「歴史ある芝居小屋で文化の重みを感じた。歌舞伎文化に深く感銘を受けた」と振り返った。

    本間弥彦村長
    本間弥彦村長

    「弥彦は関係人口のひとり」と片岡町長

    片岡町長は「議員時代から何度も弥彦村を訪れており、弥彦神社の荘厳さ、弥彦山の景色、燈籠まつりの熱気、おいしい米や枝豆、地酒が毎回、心に残っている」と語り、「私は弥彦の関係人口のひとりだと思っている」と述べた。

    さらに「人口規模や少子高齢化への対応など共通の課題も多い。行政同士だけでなく町民・村民、子どもたち同士の交流にも力を入れたい」と今後の展望に期待した。

    交流50周年を記念し、弥彦村から琴平町の保育園児、小中学生へ1人に弥彦米2合パックを贈呈した。片岡町長は「子どもたちから、甘くてもちもちでおいしかった、また弥彦村に行きたいという声が届いた」と紹介し、感謝を述べた。

    片岡琴平村長
    片岡琴平村長

    一方、琴平町は返礼として、この日の夜の弥彦燈籠まつり奉納花火大会で50周年記念花火を贈った。午後9時半の打ち上げで、両町村の友好を夜空に刻む。

    議会交流も半世紀継続

    祝辞で本多隆峰弥彦村議会議長は「50年は人生でいえば金婚式。互いを尊重し支え合ってきた絆は金のように価値あるものとなった」と表現。「この歴史を次世代へ引き継ぐ責務がある」と述べた。

    記念撮影
    記念撮影

    渡辺信枝琴平町議会議長は、協約締結翌年の1977年に訪問団の一員として初めて弥彦村を訪れた思い出を紹介。「当時は瀬戸大橋もなく、フェリーや列車を乗り継いで訪れた。皆さんの温かいもてなしは今も忘れられない。ことし再びこの節目に立ち会えたことを感慨深く思う」と語った。

    記念事業も展開

    50周年記念事業では、この締結式と米の贈呈、記念花火のほかにも、10月10日の金刀比羅宮例大祭に弥彦村が新米の弥彦産米を奉納する。

    締結式では本間村長と片岡町長が協定書に署名し、固く握手。会場からは、半世紀続いた門前町同士の絆を次世代へつなぐ新たな出発を祝う大きな拍手が送られた。

    【memo】50周年を機に行政交流から民間交流へ 歌舞伎や食文化など新たな展開にも期待

    本間芳之村長は、新協定締結の経緯について「町長、村長とも代替わりし、50周年という節目に何か記念に残ることをやろうという話になった」と説明。「具体的な事業が先にあったわけではなく、『もう一度結び直して、これから友好を深めていこう』という思いが出発点だった」と明かした。

    その象徴として、琴平町は弥彦燈籠まつりへの記念花火を贈り、弥彦村は琴平町の子どもたちへ弥彦米をプレゼント。これまでになかった取り組みを互いに贈り合い、50周年の節目を形にした。

    本間村長は昨年、琴平町で予定されていた「こんぴら石段マラソン」に合わせて現地を訪れたが、雨天中止となったことにもふれた。石段は1368段もある。「下見では奥社まで登った。天気が悪いと石段が滑りやすいことも実感した」と振り返った。

    一方、金刀比羅宮の琴陵宮司は、弥彦村との縁について「新潟のお米は非常にインパクトが強かった」と話し、琴平町の子どもたちへ贈られた弥彦米が好評だったことを紹介。弥彦神社と同様に、金刀比羅宮も境内の大部分が山林で占められ、「山の半分ほどが境内」と、その壮大なスケールを紹介した。

    片岡町長は、今後は行政同士だけでなく民間交流にも力を入れたいと話した。

    琴平町では、国の重要文化財・旧金毘羅大芝居(金丸座)で毎年4月に「四国こんぴら歌舞伎大芝居」を開催。中村獅童さんや松本幸四郎さん、市川團十郎さんら歌舞伎界を代表する俳優が出演し、16日間・32公演を行う全国有数の歌舞伎公演として知られる。

    「地芝居ではなく、歌舞伎座などで上演される本格的な歌舞伎をそのまま上演している。江戸時代の芝居小屋を今も活用しており、役者との距離が非常に近いのが魅力」と紹介。本間村長も昨年、その舞台を鑑賞した。

    さらに片岡町長は、過去に弥彦村の多目的施設「ヤホール」で讃岐うどんの実演・振る舞いを行ったことがきっかけとなり、弥彦村内で讃岐うどん店が誕生したエピソードも披露。「こうした民間交流が交流事業の成果のひとつ。これからも新しい交流を生み出していきたい」と期待を寄せた。

    話題は食文化にも及び、今回初めて燕市の名物・背脂ラーメンを味わったという片岡町長。実は父はラーメン屋。「次は長岡生姜醤油ラーメンや三条カレーラーメンも食べたい。新潟五大ラーメンを制覇しなければ」。弥彦米や地酒に続き、新潟のラーメンも新たな交流の楽しみにしていた。

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  • 弥彦燈籠まつり前夜祭 330人が民謡流しで本番へ機運高める

    弥彦燈籠まつり前夜祭 330人が民謡流しで本番へ機運高める

    新潟県弥彦村で25日に行われる国指定重要無形民俗文化財「弥彦燈籠(とうろう)まつり」を前に24日、前夜祭と恒例の民謡流しが開かれ、本番を翌日に控えた村内は祭りムードに包まれた。

    弥彦燈籠まつり前夜祭の民謡流し
    弥彦燈籠まつり前夜祭の民謡流し

    前夜祭は多目的施設「ヤホール」を会場に午後から2部構成で開催された。午後4時からの第1部では、一宮姫太鼓が勇壮な演奏を披露し、弥彦民謡協会が伝統の舞踊を上演。続いて、弥彦村の公式マスコットキャラクター「ミコぴょん」の生誕祭が行われ、会場を盛り上げた。

    生誕祭では、ファンから寄せられた約2,000枚の写真で制作したモザイクアートもお披露目された。また、ミコぴょんは、8月1日から10月3日まで投票が行われる全国のキャラクター人気投票「ゆるバース2026」にエントリーしており、1位獲得を目指して来場者に投票への協力を呼びかけた。

    ■ミコぴょん聖誕祭でピコぴょんモザイクアートを除幕
    ミコぴょん聖誕祭でミコぴょんモザイクアートを除幕

    夜には民謡流しが行われ、地域住民や関係団体など約330人が参加。弥彦神社一の鳥居前を出発し、「一宮甚句」と「弥彦音頭」の調べに合わせて踊りながらヤホールまで練り歩き、沿道からは大きな拍手が送られた。

    弥彦燈籠まつりは25日に本祭を迎え、神輿渡御や奉納燈籠巡行など、伝統ある神事が繰り広げられる。

    一宮姫太鼓
    一宮姫太鼓

    一宮姫太鼓
    弥彦民謡協会

    ミコぴょんモザイクアートと記念写真
    ミコぴょんモザイクアートと記念写真

    民謡流し
    民謡流し

    民謡流し
    民謡流し

    民謡流し
    民謡流し

  • 雨雲吹き飛ばす熱気 吉田まつりで約1,000人が民謡流し

    雨雲吹き飛ばす熱気 吉田まつりで約1,000人が民謡流し

    新潟県燕市内3地区の夏まつりの最後を飾る吉田地区の夏の風物詩「第67回吉田まつり」が7月24、25の両日、JR吉田駅前広場をメイン会場に開かれている。

    第67回吉田まつりの民謡流し
    第67回吉田まつりの民謡流し

    地元の吉田諏訪神社例大祭に合わせた夏まつりで、内容はおおむね例年通り。24日は吉田地区の園児約260人が制作した「子ども絵灯ろう」の展示に始まり、夕方からはおまつりLIVEが開かれ、チアダン華(はな)、きららこども園、吉中カラーガード、吉田繁盛太鼓が次々とステージを披露した。

    午後8時からは23団体約1,000人が参加して吉田民謡流しを開催。駅前ロータリーを「吉田ばやし」と「吉田繁盛ぶし」に合わせて踊り流し、ステージ前では「吉田甚句」の輪踊りを楽しんだ。最後はつばめ商工会青年部による和太鼓と竿灯、もちまきで締めくくった。

    60歳以上の女性のチアダンスグループ「チアダン華」
    60歳以上の女性のチアダンスグループ「チアダン華」

    雨予報で天候が心配されたものの、民謡流し開始直前に通り雨があっただけで、逆に打ち水のようになって夜の熱気を冷ましてくれた。

    注目を集めたのは、60代以上の女性8人で結成したチアダンスグループ「チアダン華」。昭和歌謡に合わせた元気いっぱいのパフォーマンスで会場を盛り上げた。

    つばめ商工会の竿燈からもちまき
    つばめ商工会の竿燈からもちまき


    民謡流しには町内会や企業などがまとまって参加。そろいの浴衣姿の団体も多く、蒸し暑い夜にもかかわらず、参加者は汗を流しながら踊りを楽しんでいた。

    2日目の25日は午前10時半から吉田諏訪神社例大祭、午後2時半から神輿渡御(みこしとぎょ)を行う。午後4時半からは新企画の企業対抗カラオケのど自慢大会吉田地区予選会、午後6時から子どもみこし、午後6時半から山車参加団体による踊りの披露、午後7時40分からは8団体による山車巡行と踊りの表彰、ヒップホップダンスを行い、最後は「よさこい繁盛ぶし」でフィナーレを飾る。

    チアダン華
    チアダン華

    きららこども園のカラーガード
    きららこども園のカラーガード

    通り雨で濡れた駅前広場で民謡流し
    通り雨で濡れた駅前広場で民謡流し

    民謡流し
    民謡流し

    民謡流し
    民謡流し

    民謡流し
    民謡流し

    民謡流し
    民謡流し

    民謡流し
    民謡流し

    民謡流し
    民謡流し

    民謡流し
    民謡流し

    佐野市長も民謡流しに参加
    佐野市長も民謡流しに参加

    民謡流し
    民謡流し

    つばめ商工会青年部の太鼓演奏
    つばめ商工会青年部の太鼓演奏

  • 越後鶴亀、火災後初めて公式コメント 本社工場全焼も「酒造りを決して絶やさない」再建へ決意

    7月19日に本社工場で発生した火災を受け、新潟市西蒲区の老舗酒蔵・越後鶴亀は25日、公式ホームページで「火災発生に関するお詫びと今後について」とする声明を発表した。近隣住民や取引先、顧客らに謝罪するとともに、本社工場が全焼したことを明らかにし、「『越後鶴亀』の酒造りを決して絶やすことなく、再建に取り組む」との決意を示し、ファンには朗報だ。

    近隣住民や関係者に謝罪

    火災によって被害を受けた近隣住民や地域住民、取引先、関係者、商品愛用者に対し、「多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。特に被害を受けた近隣住民については、それぞれの状況を丁寧に確認しながら誠意を持って対応するとした。

    出火原因は漏電の可能性 調査に全面協力

    同社によると、現時点で出火元が同社であることは判明しており、電気設備の漏電が原因である可能性が高いとの見解が示されている。

    一方で正式な出火原因については関係機関による調査が続いており、同社は調査に全面的に協力するとともに、結果を踏まえた再発防止策を徹底するとしている。

    本社工場は全焼 製造再開へ準備進める

    火災では本社工場が全焼し、商品や資材にも甚大な被害が生じた。しかし同社は、「創業以来受け継いできた想いと磨き続けてきた技術を未来へ繋いでまいりたい」と強調。「安全を最優先とした製造体制を再構築し、喜んでいただける商品を提供できる酒蔵として再建してまいりたい」と表明した。

    現在は製造再開と商品供給に向け、さまざまな可能性を検討し、具体的な準備を進めているといい、詳細は関係各所との調整が整い次第、公表する。

    全国から励ましの声や支援の申し出

    火災発生後、近隣住民や地域住民、取引先、酒蔵関係者、全国の顧客などから数多くの励ましや見舞い、支援の申し出が寄せられていることにも触れ、「社員一同、再建に向け真摯に取り組んでまいります」とした。

    越後鶴亀では、今後の進捗についてもホームページなどを通じて随時公表していく方針だ。

    同社はかつて日本初の地ビール「エチゴビール」を生み出した。天皇・皇后両陛下(現・上皇ご夫妻や天皇皇后両陛下)のご成婚宮中晩餐会などでも供された実績を持つ。手間暇をかける「小仕込み」で全量「瓶貯蔵」でフレッシュ感のある酒質にファンが多い。

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  • 着物リメイクの売上で業務用ミシン3台を寄贈 環境すまいる広場、かんきょう庵の教室充実へ

    着物リメイクの売上で業務用ミシン3台を寄贈 環境すまいる広場、かんきょう庵の教室充実へ

    新潟県三条市で地球温暖化防止や資源循環に取り組む市民団体「環境すまいる広場」(島田伸子代表・会員6人)は24日、三条市の環境啓発施設「かんきょう庵」に業務用自動糸切り付き本縫いミシン3台(約34万円相当)を寄贈した。着物や帯のリメイク作品を販売するチャリティー展示即売会の売り上げを活用したもので、かんきょう庵の着物リメイク教室などで活用される。

    「環境すまいる広場」の島田代表からかんきょう庵の坂田館長に目録を手渡す
    「環境すまいる広場」の島田代表からかんきょう庵の坂田館長に目録を手渡す

    眠っている着物を生かして資源循環

    環境すまいる広場は2018年に発足。「家の中に眠る着物を生かすことで、ごみを減らし、資源を大切にしたい」との思いから活動を続け、年2回、かんきょう庵などでチャリティー着物リメイク展示即売会を開いている。

    その都度、売り上げから経費を差し引いた約10万円を、三条市内の環境関連団体や環境活動に寄付している。

    当初は、来年夏に暫定開通予定の八十里越に合わせた植樹を希望していたが、実施予定がなかったため、市と協議を重ね、かんきょう庵で不足していたミシンの更新を支援することにした。

    老朽化したミシンに代わり業務用3台

    寄付したJUKI製の業務用ミシン
    寄付したJUKI製の業務用ミシン

    かんきょう庵では年2回の着物リメイク教室を開いており、その講師を環境すまいる広場が務めている。しかし、施設に備え付けのミシン8台は故障や老朽化が進み、参加者に自宅のミシンを持参してもらったり、会員が持ち寄ったりして対応してきた。

    そこで今回は、昨年10月とことし6月のチャリティー着物リメイク展示即売会の2回分の売り上げを活用し、新しいミシンを購入してかんきょう庵に寄付することにした。

    備え付けのミシンは家庭用だったが、寄付したのはJUKI製の業務用ミシン3台。直線縫い専用のシンプルな仕様で耐久性が高く、家庭用では難しい厚手の帯やデニム生地なども縫製できる。

    売り上げを地域の環境活動に還元

    新しいミシンの機能や捜査方法を聞く環境すまいる広場の会員
    新しいミシンの機能や操作方法を聞く環境すまいる広場の会員

    24日、かんきょう庵で贈呈式が行われ、島田代表がかんきょう庵の坂田和浩館長に目録を手渡した。

    島田代表は「地球温暖化が深刻化する中、少しでも環境のためになる活動をしたいという思いで続けてきた。売り上げを三条市の環境活動に役立ててもらいたい」とあいさつした。

    坂田館長は「環境すまいる広場には着物リメイクをはじめ、さまざまな地球温暖化対策や市の環境政策に協力いただいていることに感謝している。寄贈いただいたミシンは趣旨を踏まえ、有効に活用しながら環境施策を進めていきたい」と謝意を述べた。

    「もったいない」を大切に活動を継続

    島田代表は「使えるミシンが少なく、教室運営に苦労していた。多くの人に長く使ってもらえるよう、使い勝手の良い業務用を選んだ。『もったいない』という気持ちを大切にしながら、これからもリメイク活動を広げていきたい」と話した。

  • 三条市立大学が第18回知的ものづくりセミナー 「新しい価値を生み出すものづくり」をテーマに7月31日開催

    三条市立大学が第18回知的ものづくりセミナー 「新しい価値を生み出すものづくり」をテーマに7月31日開催

    三条市立大学(アハメド・シャハリアル学長、三条市上須頃)は、31日午後5時から同大学で第18回知的ものづくりセミナーを開く。テーマは「新しい価値を生み出すものづくり」で講師は同大学教授。企業関係者をはじめ一般の参加も受け付ける。

    三条市立大学第18回知的ものづくりセミナー「新しい価値を生み出すものづくり」
    三条市立大学第18回知的ものづくりセミナー「新しい価値を生み出すものづくり」

    知的ものづくりセミナーは、大学が持つ知的資源を地域へ広く発信するとともに、企業が大学へ気軽にアプローチできる環境づくりを目的に開催しているもので、三条商工会議所との共催事業。

    燕三条地域のものづくりを新たな視点で考える

    今回は「新しい価値を生み出すものづくり」をテーマに、三条市立大学の福井隆史教授が講演する。

    燕三条地域は世界に誇るものづくり産地として知られる一方、単に良い製品をつくるだけでなく、新たな価値を社会へ届ける視点が重要になっている。

    講演では、メーカーでの研究開発やスターリングエンジンを題材とした設計教育で培った経験をもとに、「新しい価値を生み出すものづくり」の考え方を紹介する。

    講演後はシャハリアル学長とのトークセッションも行う。

    三条市立大学では、産学連携や地域との交流を深める機会として、企業関係者だけでなく一般にも広く参加を呼びかけている。参加申し込みはオンラインフォームから。

    ■三条市立大学×三条商工会議所 地域連携事業 第18回知的ものづくりセミナー 申込みフォーム

  • 「子どもの『やってみたい』が主役」 親子で挑む「しごと市」に笑顔 新潟市江南区・光圓寺で第2回開催

    「子どもの『やってみたい』が主役」 親子で挑む「しごと市」に笑顔 新潟市江南区・光圓寺で第2回開催

    子どもたちが自分で考えた商品や体験を自ら販売し、大人と肩を並べて「仕事」に挑戦するイベント「おとなとこどもの しごと市」が20日、新潟市江南区沢海の真宗大谷派・光圓寺(村手敦史住職)で開かれた。昨年に続く2回目で、本堂や広間を会場に規模を拡大。飲食や雑貨、ワークショップ、占いなど24店舗が並び、子どもたちが主体的に店を開いた。

    商品づくりから接客まで子どもが主体

    「おとなとこどもの しごと市」
    「おとなとこどもの しごと市」

    会場には、アクセサリー、アロマ、書道、フラワーアレンジ、フェイスシール、パーソナルカラー診断、メイク体験、射的、キーホルダー作り、占いなど多彩なブースが並んだ。キッチンカーや飲食ブースもあり、終日にぎわった。

    イベントの特徴は、子どもが単なる「お手伝い」ではなく、ひとりの出店者として参加したこと。24店舗のうち、親子出店を含め半数に子どもがかかわった。小学1年生から中学生までが商品づくりや価格設定、接客まで自分たちで考えながら取り組んだ。

    主催する飯塚菜央さん(42)=新潟市東区=は「去年、参加した子どもたちから『来年も出たい』『次はいつやるの』という声をたくさんもらいました。今年は親が出店しなくても、自分だけで出たいという子も増えました」と手応えを話した。

    「親の仕事を子どもと一緒に」から始まった企画

    会場の光圓寺
    会場の光圓寺

    飯塚さんはイベント企画や講座運営を仕事とし、人と人をつなぐ場づくりをライフワークとしている。昨年、光圓寺からイベント開催の相談を受けたのをきっかけに、「子どもも一緒に出店できる場」を企画した。

    もともとは、自営業やイベント出店者の多くが、出店中は子どもを預ける現状に疑問も感じていた。

    「好きなことを仕事にしている親の姿を、子どもが見る機会は意外と少ない。だったら子どもも一緒に仕事をすればいいと思ったんです」。

    昨年は出店者の子どもが中心だったが、今年はイベントを知った子どもたちが「自分もやりたい」と参加を希望し、輪が広がった。

    「また出たい」が何よりの励みに

    主催者の飯塚さん
    主催者の飯塚さん

    会場では子どもたちが積極的に客へ声を掛け、自ら商品を説明し、会計まで担当した。飯塚さんは「子どもは本当にやる気がすごい。前日に遠足の前みたいに眠れなかったという話も聞きました」と喜ぶ。

    昨年参加した子どもの一人からは、「お客さんに喜んでもらうことが仕事の喜びという意味が、実際にやって初めて分かった。また出たい」と感想を伝えられたという。「主催者として、それ以上にうれしい言葉はありませんでした」と振り返る。

    出店準備では親子で商品や価格を相談する機会も多い。「イベントそのものだけでなく、準備の段階から家庭で新しいコミュニケーションが生まれていることもうれしい」と話す。

    お寺から広がる地域のつながり

    おとなと子どもが肩を並べて出店
    おとなと子どもが肩を並べて出店

    午前中は多くの来場者で会場は活気に包まれ、午後は出店者と来場者がゆっくり会話を楽しむ時間が増えた。「午後は『なぜこの仕事をしているのか』という思いまで伝えられる時間になりました」と飯塚さん。

    来場者には隣接する北方文化博物館の入館料300円引き券も配布され、寺を拠点に地域の魅力を発信する催しにもなった。

    会場を提供した光圓寺の村手住職は、「子どもたちが自分を表現できる場があると本当に生き生きする。お寺がそうした場として使ってもらえるのはありがたい」と話した。

    飯塚さんは「子どもたちから『また出たい』という声をたくさんもらいました。来年も子どもも大人も挑戦できる場を続けていきたい」と意欲を示した。