投稿者: masato

  • 三条市「サンキッズカード」新名称はHUGCAに ふるさと納税45億円超で過去最高 ヒメサユリ祭りやクラフトフェア

    三条市「サンキッズカード」新名称はHUGCAに ふるさと納税45億円超で過去最高 ヒメサユリ祭りやクラフトフェア

    新潟県三条市の滝沢亮市長は14日、定例記者会見を行った。子育て支援カード「サンキッズカード」の新名称を「HUGCA(ハグカ)」と決めたことや、ふるさと納税の状況、「越後三条・高城ヒメサユリ祭り」や「三条クラフトフェア in 槻の森」、「三条凧(いか)合戦」など今後のイベントについて発表。また、市立中学校1校で学級編制の上限を超えた学級が判明し、年度途中で再編制を行うことも明らかにした。

    定例記者会見を行う滝沢市長
    定例記者会見を行う滝沢市長

    サンキッズカード新名称は「HUGCA(ハグカ)」に

    三条市がリニューアルを進めている子育て支援カード「サンキッズカード」の新名称が、「HUGCA(ハグカ)」に決まった。250件の応募の中から選ばれたもので、採用者は三条市在住の廣川桃子さん。

    名称には、「抱きしめる」を意味する「Hug」と、「育む」を組み合わせ、地域全体で子どもの成長を見守り育てていきたいという願いを込めた。

    滝沢市長は「孤立しがちな子育て期間中、親子が笑顔でいられるよう、温かな支援で優しく包み込みたいという思いを込めた」。採用者には賞金5万円を贈る。

    あわせてロゴデザインの募集も始めた。募集期間は27日までで、個人・法人や居住地を問わず応募できる。新ロゴは7月発表予定。

    現在のサンキッズカードは9月のリニューアルでデジタルカード化し、対象を18歳以下の子どもがいる保護者まで拡大する。

    ふるさと納税45億6559万円

    2025年度の三条市ふるさと納税寄付額は45億6559万円となり、前年度を約4600万円上回った。

    このうち米を返礼品とする寄付額は過去最高の3億8493万円で、前年度比1.3倍。全国的な米価格上昇や米不足報道などを背景に需要が高まったとみられる。

    滝沢市長は「寄付額単価の上昇に加え、米不足の報道があった時期に注文が増えた」と分析した。

    また、三条市下田地域出身で東京都在住の大竹博さんから、個人としては市過去最高となる1億円の寄付を受けたことに「次世代を担う教育支援や農業振興などに活用したい」と感謝した。

    返礼品数も522品増え、3403品となった。市は今後、体験型返礼品の充実にも力を入れる方針で、三条祭りを体験できる返礼品も新たに用意している。

    ヒメサユリ祭り15日開幕

    「越後三条・高城ヒメサユリ祭り」を15日から31日まで開催。会場は三条市森町の「ヒメサユリの小径(こみち)」。地元に群生するヒメサユリの開花に合わせて開く恒例イベントで、約1時間のトレッキングを楽しめる。

    越後三条・高城ヒメサユリ祭り
    越後三条・高城ヒメサユリ祭り

    期間中は地元野菜や山菜販売、フォトコンテスト、抽選会などを実施。17日には登山者限定のお楽しみ抽選会、23日には先着100人へのおにぎり無料サービスも行う。

    滝沢市長は「道の駅漢学の里しただや、いい湯らていなど周辺施設と合わせ、自然豊かな下田地域を楽しんでほしい」と期待した。

    三条クラフトフェアに180店

    県内最大規模の「第17回三条クラフトフェア in 槻の森」は16、17の2日間、三条市月岡の槻の森運動公園芝生広場で開かれる。

    第17回三条クラフトフェア in 槻の森
    第17回三条クラフトフェア in 槻の森

    全国から180のクラフト作家と14の飲食店が出店。木工、陶芸、革製品、アクセサリーなど多彩な手仕事作品が並ぶ。

    子ども向けの「ものづくり体験補助券」配布も行い、体験コーナーを充実させる。

    会場周辺の混雑対策として、三条地域振興局とJR東三条駅を結ぶ無料シャトルバスを運行する。

    三条凧合戦は6月6、7日

    三条市の伝統行事「三条凧合戦」は6月6、7の2日間、三条防災ステーションで開かれる。

    約300年続く伝統行事で、新潟県無形民俗文化財に指定されている。32組が六角巻凧で競い、一般飛び入り参加できる「龍王組」も設ける。

    7日には夢の大凧揚げや凧ばやし演奏、凧揚げ体験も行うほか、会場では飲食やキッチンカーなど25店が並ぶ「凧マルシェ」も同時開催する。

    市立中学校1校で学級再編制へ

    市立中学校1校で学級編制の上限35人を超える学級が判明し、年度途中で再編制を行うことも明らかにした。

    5月1日時点の調査で判明したもので、県内複数自治体でも同様の事例が確認されている。

    滝沢市長は「生徒、保護者の皆さまにご心配とご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げる」と謝罪。「生徒の心のケアに努め、再編制に向けた準備を進める」とした。

    再発防止策として、来年度以降は全校の学級編制について市教育委員会が3月中に詳細確認を行う。

    また、道の駅漢学の里しただ周辺整備を巡り、地元選出の国定勇人衆院議員が自身のブログで「立ち止まって考え直すべき」と発信した件で見解を問われ、滝沢市長は「多くの皆さまに関心をもっていただく機会になった。貴重なご意見として受け止めている」と述べた。一方で、事前に意見交換したことは「特段ない」とした。

  • 雑貨輸入販売KARIN SHOP(村上市)が破産手続き開始決定 負債は約1500万円

    雑貨輸入販売の合同会社KARIN SHOP(資本金200万円、新潟県村上市)は、5月1日に新潟地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約5人に約1500万円。

    帝国データバンクの調べでは、同社は2019年4月に設立された雑貨輸入販売業者で、インターネットショップ内で輸入雑貨の販売を行っていた。

    しかし、新型コロナの影響による輸入の減少に伴い25年3月期の売上高は約700万円にとどまり、損益面も低調に推移していた。以降も状況に改善はみられず、資金繰りが困難となったことからことし2月に事業を停止していた。

  • 【三条祭り】14日宵宮、15日本祭で15日は10万石の格式の大名行列に舞い込み

    【三条祭り】14日宵宮、15日本祭で15日は10万石の格式の大名行列に舞い込み

    新潟県三条市の八幡宮(藤崎重康宮司)で14日を宵宮、15日を本祭に春季例大祭「三条祭り」が行われている。15日は10万石の格式を誇る伝統行事の大名行列が行われる。

    三条若衆会がテントで三条祭りグッズなど販売
    三条若衆会がテントで三条祭りグッズなど販売

    1822年(文政5)村上藩主内藤信敦が京都所司代となったのを三条郷民が祝って10万石格式の行列を模して神輿渡御を行ったのがその始まりとされる。

    大名行列は午後0時45分に八幡宮を出発。200人を超える編成で参道から大通りを東進し、八幡宮の御霊(みたま)を載せた2基のみこしが渡御する。

    三条先供(さきとも)組合が行列を先導し、三条導祖神(どうそじん)会が担う花形のてんぐ、八幡宮囃子方(はやしかた)組合ははやしを担う。やっこの長柄ややりを投げて受け渡すパフォーマンスも見どころだ。

    大名行列の後、午後5時から八幡宮に2基のみこしが還御して境内で舞い込み。子どもの無事成長を祈って2~3歳の子どもを親が肩車してみこし、太鼓とともに八幡宮社殿を3周して拝殿に納まる。

    境内や参道に220の露店がぎっしり
    境内や参道に220の露店がぎっしり

    現場の指揮と実務を一手に引き受ける三条祭り若衆会(小林丈児会長)は、ことしも祭りはっぴや舞い込みようの白足袋、限定の手ぬぐいや巾着袋、絵馬、お面などのグッズを販売する。

    ことしは祭典委員会で(株)TSUMUGU(東京都町田市)の祭礼DXサービス「まつりNOW」を導入し、専用ウェブサイトから導祖神(てんぐ)と2基のみこしの位置をリアルタイムで確認できる。これにより「てんぐ様どこ?」を解消する。

    ■まつり NOW

    また、境内や参道には昨年より10店ほど少ないとはいえ220の露店がひしめき、午後3時ごろからは子どもたちでにぎわい始めていた。

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  • 100km踏破でしか得られない体験や仲間 ことしも開催の寺子屋つばさ100km徒歩の旅の参加者募集

    100km踏破でしか得られない体験や仲間 ことしも開催の寺子屋つばさ100km徒歩の旅の参加者募集

    新潟県央地域の小学生を対象にした恒例の青少年育成事業「第19回 寺子屋つばさ100km徒歩の旅」の参加者募集が始まった。ことしも8月7日から11日まで4泊5日の日程で三条市、燕市、弥彦村を舞台に100キロ踏破にチャレンジする。

    第19回 寺子屋つばさ100km徒歩の旅
    第19回 寺子屋つばさ100km徒歩の旅

    「寺子屋つばさ100km徒歩の旅」は、三条市や燕市など県央地域の小学校4~6年生を対象に、5日間かけて100キロを歩き抜く体験型事業。仲間と励まし合いながら歩き、達成感や挑戦する心を育むことを目的に毎年開かれている。

    三条市、燕市、弥彦村、加茂市、田上町の小学4~6年生32人を募集。参加費は3万円で、食費や記念Tシャツ、保険代などを含む。

    応募締め切りは5月24日で、ホームページ内のエントリーフォームから申し込む。応募多数の場合は抽選となる。

    ことしも2019年以来となる4泊5日開催。コースは三条市、燕市、弥彦村を巡るルートで、子どもたちは班ごとに学生スタッフとともに歩きながら交流を深める。宿泊先ではレクリエーションも予定している。

    実行委員会は「DXやAIなどの影響で時代は大きく変わっていくが、人と人との交流の楽しさや挑戦する経験を得られるよう尽力する」とし、参加を呼びかけている。

    参加決定後は、6月7日に三条市総合福祉センターで保護者説明会、7月5日に参加者・保護者合同研修会を開く。いずれも参加必須。旅の思い出報告会は9月27日に燕市文化会館で予定している。

    三条市、燕市、弥彦村が共催し、各教育委員会などが後援する。協賛する企業や個人も募集している。

    ■寺子屋つばさ100km徒歩の旅

  • 商業施設で医薬品を盗んだ燕市のアルバイト店員20代女を逮捕

    新潟県警燕署は13日、商業施設で医薬品を盗んだ燕市のアルバイト店員の女(26)を逮捕した。

    女は4月15日午前10時半ごろ、燕市内の商業施設で医薬18点(販売価格合計2万7522円)を盗んだ。

  • 【三条祭り】八幡宮拝殿の鈴をぴかぴかに磨いて新たに編んだ鈴緒とともに奉納

    【三条祭り】八幡宮拝殿の鈴をぴかぴかに磨いて新たに編んだ鈴緒とともに奉納

    14日、15日の2日間の新潟県三条市・八幡宮(藤崎重康宮司)の春季大祭「三条祭り」にあわせて、八幡宮の氏子町内にゆかりの有志でつくる敬神会(池田健治会長)は、ことしも八幡宮の拝殿に下がる鈴をぴかぴかに磨き上げ、宵宮の14日、新しく鈴緒を編んで奉納した。

    鈴緒を編む敬神会
    鈴緒を編む敬神会

    毎年5月1日に拝殿の鈴を下げて持ち帰り、2週間かけて磨きあげる。宵宮の14日に毎年、新しい鈴緒を編み鈴と一緒に奉納する

    敬神会はそのためだけに存在する。いつ始まったのか定かではない。真ちゅう製の大きな鈴には「昭和47年5月吉日」と刻む。

    14日午後からいつものように八幡町に住む会長の池田健治さん(86)の家の前にブルーシートを広げて作業した。

    露店が並ぶ参道を鈴を担いで進む
    露店が並ぶ参道を鈴を担いで進む

    荒縄を束ねてそれぞれ黒、赤、白の布で包んだ3本を作る。さらにそれをねじり上げて1本の鈴緒に編み上げる。鈴緒を下げる部分を作り、先端を房で覆えば完成だ。

    かごを担ぐように鈴を下げた棒の前後を肩に載せて拝殿へ。神前に鈴緒を敷いた上に鈴を供えて清払いのあと、はしごに登って拝殿の屋根の下に取り付けた。

    白井さんが自分で磨いた鈴を自分で拝殿に下げる
    白井さんが自分で磨いた鈴を自分で拝殿に下げる

    鈴磨きの担当は持ち回りで、ことしの担当はのこぎり製造メーカー4代目の白井憲太さん(45)。ことしの鈴緒について、「景気が良くなるように思い切って太いやつで力強く編んだのがポイント」とにっこり。

    「宵宮の直前にやるっていうのも、どうしてそうなったのかっていうのをちょっときょう話してて。ともかくことしも例年通りうまく順調に進んで良かった」と滞りなく三条祭りの準備ができたことを喜んでいた。

  • 弥彦温泉にバラ香る足湯 湯面いっぱいに無農薬の花びら

    弥彦温泉にバラ香る足湯 湯面いっぱいに無農薬の花びら

    新潟県弥彦村で、地元産の無農薬バラを使った「弥彦温泉で薔薇(バラ)の足湯」が16日、始まる。弥彦温泉おもてなし広場で5月末までの土、日曜に開かれ、色鮮やかなバラの花びらを浮かべた華やかな足湯で歓迎する。

    弥彦温泉で薔薇の足湯
    弥彦温泉で薔薇の足湯

    新潟市南区で収穫された無農薬のバラを使用。おもてなし広場に常設されている利用無料の足湯の湯面いっぱいに広がる赤やピンク、白などの花びらが、弥彦温泉街に優雅な雰囲気を添える。写真映えするスポットとしても注目だ。

    開催日は5月16、17、23、24、30、31日の6日間。時間は午前10時から午後4時まで。会場は弥彦温泉おもてなし広場(弥彦村弥彦1121)で、利用は無料。

    弥彦村では春から初夏にかけて観光シーズンを迎え、弥彦公園や温泉街には多くの観光客が訪れる。薔薇の足湯は毎年恒例で、温泉街の回遊や滞在時間の向上につなげたい考えだ。

    主催の弥彦温泉旅館組合青年部では、バラの収穫状況によっては中止となる場合があるとしている。開花状況などの最新情報は青年部のインスタグラム(https://www.instagram.com/yahikoryokan)で確認できる。

    【弥彦温泉で薔薇の足湯】

    • 開催日 5月16、17、23、24、30、31日
    • 時間 午前10時~午後4時
    • 会場 弥彦温泉おもてなし広場(弥彦村弥彦1121)
    • 料金 無料
    • 問い合わせ 0256-94-3154(弥彦観光協会)
  • 三条祭りへ仕上げのけいこ 「てんぐ」の高げたと囃子が響く

    三条祭りへ仕上げのけいこ 「てんぐ」の高げたと囃子が響く

    新潟県三条市・八幡宮(藤崎重康宮司)の春季例大祭「三条祭り」で15日行われる大名行列に向けて12日夜、八幡宮でてんぐを務める三条導祖神会(どうそじん)会と囃子(はやし)を担当する八幡宮囃子方組合(鈴木直会長)が八幡宮でけいこの仕上げを行った。

    三条導祖神会のけいこ
    三条導祖神会のけいこ

    三条導祖神会

    三条導祖神会が担当するてんぐは、大名行列のペースメーカー。会員10数人が道中で交代して務める。6日から13日まで毎晩、八幡宮参道から続く八幡小路で練習している。

    1枚歯か2枚歯の高さ約60センチもある高げたをはく。脇を支えてもらって歩く。練習ではふらつく場面もあったが、ひたすら歩き続けてバランス感覚を取り戻していた。高げたをアスファルトに振り落とす渇いた音が響く。

    清められていく感覚、元プロボクサーも奮闘

    ことしは新人はいない。2年目の福田隆宏さん(53)=(株)マルナオ代表取締役=は、「ふだん乗らない自転車を一年に1回乗って、自宅からここに来て、準備をして、けいこして」と、けいこから1年でも特別な体験だ。

    「てんぐになって歩いていると清められていく。ふだんの生活と正反対のような時間を味わうことができる」と言う。

    同じく2年目の小林秀徳さん(47)=(株)ヤマトキ製作所=は元プロボクサー。人一倍、体力に自信はあるが、練習に息が上がる。「1年目はなんか頑張ればいいだけだったけど、2年目やっぱりボクサーの2戦目みたいな。デビュー戦はがむしゃらに行くが、2戦目、3戦目はいろいろ考えるようになる」。

    ボクサーとしての経験を重ねながらも「けがだけしないように、転ばないように一生懸命やりたい」と話していた。

    八幡宮囃子方組合は小林新会長となって初めての三条祭り

    八幡宮囃子方組合は、大名行列に加わるだけでなく、14日午後7時からの宵宮祭の神事のあと30分ほど境内でも演奏する。

    八幡宮囃子方組合のけいこ
    八幡宮囃子方組合のけいこ

    けいこは2日に始まって6日目の12日は最終日となった。大名行列には会員50人が参加。2年前から女性が参加できるようになり、ことしは13人が女性だ。

    会長の小林柳太郎さん(73)は、入会から35年。昨年夏に会長に就いて初めての三条祭りを迎える。「女性が大名行列に加わってやっぱり華やかになった。ことしも例年通り無事にできれば」と気を引き締めていた。

  • 三条市立中で学級編制基準超え 中1で35人超の学級判明、再編制へ

    新潟県三条市教育委員会は13日、市立中学校1校で、中学1年生の学級編制が国の定める上限を超えていたことが判明したと発表した。対象となる学校では、生徒と保護者への説明を行うとともに、学級の再編制に向けた準備を進めている。

    国の「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」の一部改正により、2026年度から中学1年生の学級編制標準は35人以下となった。市教委によると、5月1日を基準とした学級編制調査で、1学級が35人を超えて編制されていたことが判明した。

    市教委は新潟県教育委員会に報告して対応を協議。学校側とも調整を進め、5月8日夕方に当該学年の学級を再編制する方向で決定し、生徒と保護者に説明を行った。

    今後は、生徒の心のケアに努めながら学級再編制を進めるほか、再発防止策として、来年度以降は全校の次年度学級編制について、市教育委員会が3月中に詳細確認を行うとしている。

    市教委は「生徒の心身の安定及び学校教育活動の正常な運営を図るため」として、学校への直接の取材や問い合わせを控えるよう求めている。
    三条市立中1校で学級編制ミス 中1学級が国基準上回る
    三条市教委、中1学級の定員超過判明で再編制 生徒・保護者に説明
    三条市立中で35人超学級 法改正後の新基準に対応漏れ

    県内ではこれまでも上越市などで同様の学級編成ミスが発生している。

  • 佐野燕市長が「みんなでつくる燕市」へ市政説明 人口減少に抗う令和8年度予算、市民と意見交換

    佐野燕市長が「みんなでつくる燕市」へ市政説明 人口減少に抗う令和8年度予算、市民と意見交換

    新潟県燕市の佐野大輔市長は10日、吉田産業会館で開いた「市長とのふれあいトーク」で市の現状と今年度当初予算の考え方を説明。出席した29人に対して佐野市政が掲げる「稼ぐ燕市」「育てる燕市」「燕はひとつ」の3本柱をベースに人口減少時代にあって持続、発展するまちづくりなどを話した。

    市長とのふれあいトーク
    市長とのふれあいトーク

    昨年10月に市長に就任した佐野市長の初めてのふれあいトーク。4月26日の41人が参加した燕地区・中央公民館を皮切りに、この日は2会場目。このあと17日に分水地区・分水福祉会館で開く。

    合併20年で人口は約1万人減

    佐野市長は、燕市が合併からことしで20周年を迎えたことにふれ、合併当時の人口8万3103人が昨年は7万3742人となり、約1万人減少したと説明。とくに20代、30代の減少が大きく、出生数も698人から387人と半減近くに減り、「人口減少は着実に進んでいる」と危機感を示した。

    一方で、社会動態は改善傾向にあり、2009年には322人の転出超過だったものが、昨年は26人の転出超過まで縮小。県内では人口減少率が比較的低い自治体のひとつに位置しているとした。

    今年度予算は483億5700万円

    今年度当初予算は483億5700万円。佐野市長は「変化の兆しが見える予算」と位置づけ、前年度より約9億円減としながらも、主要施策は引き継ぎつつ重点化を図った。

    「稼ぐ燕市」では、新産業創出、地場産業の販路開拓、事業承継の基礎調査、ISO9001認証取得支援、DXやロボット導入支援、工場の暑熱対策などを進める。農業では若手担い手の確保、稼ぐ農業の支援、有害鳥獣対策に取り組む。観光では食の土産品開発や産業観光の受け入れ体制づくりを進める。

    小学校給食費を無償化

    佐野市長
    佐野市長

    「育てるつばめ市」では、小学校給食費の保護者負担をゼロにする。中学校については物価高騰分を市が負担し、保護者負担は据え置く。

    医療的ケア児を一時預かりして保護者の休息を確保するレスパイト事業、不登校児童生徒の居場所づくり、子どもたちが燕市への愛着を深める「挑戦プロジェクト」なども進める。

    「燕はひとつ」では、出張ふれあいトーク、子ども会議、自治会やまちづくり協議会の支援、合併20周年事業などを展開。「行政だけで人口減少に立ち向かうことはできない」とし、官民一体、世代を超えた協力を求めた。

    1人5000円のクーポン、水道基本料金6カ月免除も

    物価高騰対策として、5月末から「つばめ応援フェニックスクーポン」第8弾を配布する。今回は1人あたり5000円分で、4人家族なら2万円分となる。使用期限は12月31日まで。

    また、6月検針分から6カ月間、水道料金の基本料金を免除する。ただし免除は基本料金のみで、使用量に応じた料金は通常通り徴収される。

    一方で今年度から下水道使用料を改定する方針も説明。燕市の下水道使用料は県内で最も低い水準で、32年間改定してこなかったとし、経費回収率や国の基準を踏まえて適正化を図るとした。

    吹奏楽部保護者「楽器修理費の支援を」

    意見交換では、燕中学校吹奏楽部の保護者は「娘から楽器の修理費をくださいと言われて来た」と切り出し、部活動の地域展開が進むなか、楽器修理費の負担増に不安を訴えた。

    楽器は学校備品として大切に使っているが、古くなって故障が増え、修理費は1000円ていどから10万円規模まである。修理不能なケースもあるとした。

    吉田中学校では、体験入部で「壊れた楽器しかなく、新入生に壊れた楽器をさわってもらっていた」という現状も紹介。燕中学校のバスドラムは昭和54年製で、市長より年上の可能性もあり、「壊れたら部品がなく買い替えしかない。1台30万~50万円する」と話した。

    「安全な道具で音楽を楽しみ、燕市に愛着を持って戻ってきてくれる子どもたちのために、ぜひ支援を検討してほしい」と求めた。

    小林教育長「吹奏楽の地域展開は全国的課題」

    佐野市長
    佐野市長

    これに対し小林靖直教育長は、吹奏楽部の地域展開は全国共通の課題と説明。東京で開かれた関東地区教育長会議でも議題になり、「楽器修理、運搬、保管、活動場所など課題が多く、全国的に地域展開が進んでいない」と話した。

    過去には基金を活用して楽器整備を行ったこともあるが、PTA支援などでも十分ではなかったと説明。小学校で使われなくなったマーチング用楽器や、生徒数減少で活動縮小した学校の楽器活用も含めて検討している。「子どもたちが前向きに練習やコンクールに取り組めるよう研究していく」と話した。

    佐野市長も「来年度予算の中で状況を見ながら前向きに取り組みたい」と話した。

    「図書館はどうなる」市民が質問

    下粟生津地区の女性は、「図書館というと限られた人しか利用しないイメージもあるが、三条市のように人が集う施設になれば」と述べ、燕市の図書館整備構想について質問した。

    佐野市長は、旧燕地区の図書館について「活用面で課題があるという声は受けている」と説明。吉田地区は道路に面し使いやすく、分水地区も公民館改修に合わせ利便性向上を図ったとした。

    そのうえで、公共施設適正化計画の見直しを今年度、来年度にかけて進めるなかで図書館のあり方も示したい考えを表明。「単独で建て替えるだけでなく、三条市のように複合機能を持たせる形も含めて検討する」と述べた。

    「働いて学んでよしの燕市に」

    新潟市西蒲区から燕市内企業へ通勤する男性は、「訪れてよし、住んでよし、働いて学んでよしの燕市にしてほしい」と要望した。

    市内企業では三条市、新潟市、弥彦村などから多くの通勤者がいる。「県立高校に通う生徒も含め、燕市で学んで働いてよかったと思えるまちに」と求めた。

    佐野市長は、工場環境改善支援や子育て応援企業認定制度などを紹介。「男性育休取得率80%近い企業もある」とし、働きやすい環境づくりを進めているとした。

    また、市内県立高校の志願倍率低下にもふれ、「吉田高校や燕高校に集まってもらえるよう魅力づくりを進めたい」と述べた。

    男性からは「エアマンのCMのように若者が就職したくなる企業発信も必要」とも話し、佐野市長は「魅力発信をしっかり進めたい」と述べた。

    ビジョンよしだの設備改善求める声

    吉田地区の男性は、30年以上利用している「トレーニングセンター ビジョンよしだ」について、「改装後、プール前シャワーのお湯が不安定になった」と指摘した。

    また、営業時間が午後10時まで延長された一方、「利用者が減っているように感じる」として、夜間利用状況やコスト面への疑問を投げかけた。

    佐野市長は、シャワー設備について指定管理者と共有するとし、「利用人数の状況も確認し、多くの人に利用してもらえるよう周知も進めたい」と述べた。

    小学生が質問「燕市を明るくするには」

    「まちづくりに興味がある」という市内小学校3年生女子は、「理想の図書館を自由研究にする。燕市が明るくなるために私に何ができるか」と質問した。

    佐野市長は、新設する「子ども会議」への参加を呼びかけ、「もっとこうなったらいいという意見を仲間と話してほしい」と応じた。

    また、「未来のつばめ」を描く絵画事業も紹介し、「未来の燕市を絵で提案してほしい」と期待を寄せた。

    中途障害者支援「制度の狭間を埋めて」

    日本車いすダンススポーツ連盟の女性は、脳卒中や脊髄損傷など中途障害者への支援充実を求めた。

    活動を通じ、「退院したい」「地域に出たい」という声を聞いてきた一方、支援につながらないまま亡くなった人や、諦めてしまう人も見てきたと説明。

    中途障害者向け支援センター整備や、制度の狭間にいる人への支援、30~40代への支援について市の考えを尋ねた。

    佐野市長は、「中途障害支援は抜け落ちがちな部分もある」との認識で、自立支援協議会や今後の計画策定の中で課題把握を進める考えを示した。

    とくに移動支援の必要性に触れ、「アンケートも実施予定なので、現場の声をぜひ寄せてほしい」と呼びかけた。

  • 「天狗様どこ?」解消へ 三条祭りにGPS活用のデジタルマップ

    「天狗様どこ?」解消へ 三条祭りにGPS活用のデジタルマップ

    新潟県三条市で行われる八幡宮(藤崎重康宮司)春季例大祭「三条祭り」で15日、神輿(みこし)や大名行列の現在地をスマートフォンで確認できる祭礼DXサービス「まつりNOW」が導入される。運営するのは(株)TSUMUGU(東京都町田市)で、来場者は専用ウェブサイトから導祖神(天狗)や神輿、一部の屋台、お手洗いの位置などをリアルタイムで確認できる。

    まつりNOW for 三条祭り
    まつりNOW for 三条祭り

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    「天狗様は今どこ?」の声に対応

    三条祭りは三条八幡宮の春季例大祭として毎年5月15日に行われる伝統行事。1822年(文政5)に始まった10万石格式の大名行列が見どころ。三条市指定文化財にもなっており、総勢200人を超える行列が市内を巡行する。

    一方で巡行範囲が広いため、「天狗様が今どこにいるのかわからない」「どこへ行けば大名行列を見られるのか」といった来場者の声も多かった。

    とくに、子どもの無病息災を願う恒例行事「舞込(まいこみ)」では、行列の進行状況を把握したい家族連れも多く、リアルタイム表示による利便性向上が期待されている。

    アプリ不要でスマホから利用可能

    まつりNOW for 三条祭り
    まつりNOW for 三条祭り

    「まつりNOW」は、神輿や山車(だし)、大名行列などにGPS端末を搭載し、位置情報をウェブ地図上に表示するサービス。専用アプリのダウンロードは不要で、スマートフォンのブラウザから利用できる。

    三条祭りでは、導祖神(天狗)や神輿のほか、一部の屋台、お手洗い、交通規制情報なども表示する予定。三条祭り公式ホームページ内の専用バナーや、現地に設置するQRコードからアクセスできる。

    (株)TSUMUGUは「想いを紡ぎ、世の中に可能性を生み出す」をミッションに掲げ、映像制作やブランディング事業を展開している。

    今回の三条祭りでの導入を皮切りに、今後は全国各地の祭りへの展開も進め、祭り運営の負担軽減や来場者の安全性・利便性向上につなげたい考えだ。

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  • 三条・一ノ木戸商店街に空き家活用の民泊「ここんち」 1人泊から1棟貸しまで対応

    三条・一ノ木戸商店街に空き家活用の民泊「ここんち」 1人泊から1棟貸しまで対応

    新潟県三条市の一ノ木戸商店街に、民泊施設「ここんち」がオープンする。運営するのは一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクト(齊藤巧代表理事)で、空き家を活用した民泊施設は同団体で2件目。5月12日に内見会が開かれ、今回のプロジェクトの担当、地域おこし協力隊の阿部晏菜(あべはるな)さん(27)らが施設の概要や今後の展望を説明した。

    民泊施設「ここんち」で主担当の阿部さん
    民泊施設「ここんち」で主担当の阿部さん

    「ここんち」は三条市林町1丁目、一ノ木戸商店街内の空き家を改修した施設。1968年(昭和43)築の建物で、商店街に面した一部は店舗だった。

    3年ほど前から空き家になっていて、ことし1月に燕三条空き家活用プロジェクトが取得し、民泊施設として整備を進めてきた。

    施設名は、空き家の「古き良きもの」と「今らしさ」を重ねる「古今(ここん)」の意味と、「ここの家」として親しんでもらいたいという思いを込めた。

    いちの部屋
    6人部屋の「いちの部屋」

    2階が宿泊フロアで、「いちの部屋」「にの部屋」「さんの部屋」の3室を用意。「いちの部屋」は6人までの部屋貸し3万4000円、「にの部屋」は1人部屋で4,800円、「さんの部屋」は2人まで1人5,700円、1棟貸しなら4万5000円。価格は時期により変動する場合がある。

    1階は共用スペースで、キッチンやリビング、浴室を整備。宿泊者同士が交流できる空間として活用するほか、将来的には土間スペースへのテナント誘致も構想している。朝食を提供する店舗など、商店街に不足する機能を加えたい考えだ。

    ■■
    1人部屋の「にの部屋」

    予約は民泊仲介サイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」を通じて受け付ける予定で、5月下旬ごろの掲載開始を見込む。現在は最終調整中で、掲載準備が整いしだい本格運用に入る。

    施設では近隣の銭湯「泉の湯」とも連携。宿泊客向けに100円引きチケットを配布し、商店街全体を楽しんでもらう取り組みも進める。

    阿部さんは「商店街で弁当を買ったり、泉の湯さんを利用したりと、商店街ならではの体験を重視した宿にしたい。ほかの場所にはない魅力を感じてもらえれば」と話した。

    2人部屋の「3人部屋」
    2人部屋の「3人部屋」

    阿部さんは岩手県奥州市出身。宮城県の工務店で現場管理を経験した後、三条市地域おこし協力隊として活動し、空き家・空き地バンク運営などに携わってきた。「ここんち」は立ち上げからメイン担当としてかかわった。「本当に間に合うのかなと思いながら進めてきたので、形になって感無量です」と笑顔を見せた。

    燕三条空き家活用プロジェクトは、民泊施設として複合交流拠点「三-Me.(ミー)」でも1棟貸しを行っているが、少人数で気軽に借りられる施設がほしいという要望もあり、それを「ここんち」で実現する。

    キッチン
    キッチン

    同プロジェクト代表理事の齊藤巧さんは「商店街を元気にすることがいちばんの目的。泊まるだけでなく、まちを回遊してもらえるような拠点にしたい」と期待した。

    「ここんち」の住所は三条市林町1丁目2-7で、カフェフルールとなり。問い合わせは燕三条空き家活用プロジェクト(0256-68-9840)。

    民泊施設「ここんち」
  • 人間国宝の玉川宣夫さん親子3代が作品解説 木目金、鎚起銅器、茶道具まで「燕の土壌があったから」

    人間国宝の玉川宣夫さん親子3代が作品解説 木目金、鎚起銅器、茶道具まで「燕の土壌があったから」

    燕市産業史料館で開かれている企画展「玉川宣夫 三代展」の作品解説会が10日、同館新館多目的ホールで開かれた。来場した40人を前に燕市の伝統産業、鎚起(ついき)銅器の技を継承する人間国宝の玉川宣夫のりおさん(84)を中心に、長男の達士たつしさん(56)、孫の佳太けいたさん(31)の親子3代が登壇し、展示作品に込めた技法や制作の裏話を語った。

    左から玉川宣夫さん、達士さん、佳太さん
    左から玉川宣夫さん、達士さん、佳太さん

    三代展は4月21日から5月24日まで開かれている。玉川宣夫さんを象徴する木目金(もくめがね)作品をはじめ、鎚起銅器の技術を受け継ぐ達士さん、佳太さんの作品を並べ、燕の金工の継承を3代の仕事で紹介している。観覧料はおとな400円、小中高校生100円。開館は午前9時から午後4時半まで、月曜休館。

    「燕という地盤がないとできなかった」木目金

    玉川宣夫さんは、代表的な技法である木目金について、20代後半で製法を知り、30歳ごろから日本伝統工芸展に出品し始めたことを話した。

    銅板や銀板などを25枚から30枚ほど重ね、80ミリ角ほどの地金を作り、それを延ばして模様を生み出す。宣夫さんは「燕には材料屋さんも(金属を打ち延ばす)スプリング屋さんもある。燕という地盤がないと、この技法は多分できなかった」と話した。

    ポスターに使った自身の作品は、候補がいくつかあったなかで、最後は宣夫さん自身の意向で決めた。宣夫さんは「ひだやしのぎをつけた作品は多いが、フラットな面を出した作品は少ないので選んだ」と明かした。

    玉川宣夫さ
    玉川宣夫さん

    作品の造形については「ガブッとかじると、中にエネルギーがいっぱい入っていて、ジュワッとうまい汁が出てくるようなフォルムを作りたい」と独特の感覚で表現。師匠から「器はシンメトリーでなければならない」と教わり、回転台を使って左右対称を意識してきたという。

    四分一、香炉、煙管も

    宣夫さんは木目金だけでなく、銅と銀の合金「四分一(しぶいち)」を使った作品も紹介。東京で修業した際に色金を知り、硬く扱いにくい一方で独特の光沢にひかれたという。

    正倉院宝物の銀薫炉の復元模造に携わった経験にもふれ、「1年で作る契約だったが終わらず、翌年夏ごろまでかかった。叙勲でおめでとうと言われていたころも、心の中は苦しくてしょうがなかった」と振り返った。

    玉川宣夫さ
    玉川宣夫さん

    近年は香炉も多く作っている。「湯沸かしは耳や口を作るのが面倒。香炉は本体とふたでいいので、今はもっぱら趣味的に作っている」とも。燕を代表する技術のひとつである煙管(きせる)については、需要の減少があるが、工芸品としての技術の価値を話した。

    達士さん「偶然性もおもしろい」

    達士さんは、2003年ごろに宣夫さんから木目金を学び始めた。最初の作品では高価な銀を使わず、銅と黒味銅を使った木目金に挑戦したと言う。

    黒味銅については、青黒く発色する一方で色が安定しにくい素材と説明。「年月がたつと色が変わると言われるが、この作品はいい色を保っている」と話した。

    達士さん
    達士さん

    受賞作では、銅、赤銅、四分一を重ねた木目金を使い、層の深さによって赤や黒の色の違いを出した。板の状態で丸い模様を彫り、その後に成形するため、丸の大きさや形が自然に変化する。「いい感じで変わるかどうかはやってみないとわからない。それもおもしろい」と制作の偶然性も作品の一部だ。

    大型作品については、26歳のころに初めて公募展に出した作品も紹介。題名を考えるのが苦手で、社長から「叫んでいるみたいだね」と言われたことから「叫び」と名付けたというエピソードも披露した。

    佳太さんは茶道から着想

    佳太さんは、直径80センチの銅板から打ち起こした大型の花瓶を紹介。「ひとりで作れる最大の大きさがこれくらいと先輩から教わった」と話した。

    佳太さん
    佳太さん

    表面には、銅の表面にスズの粉を焼き付ける「ちらし金」の技法を用いた。泥で覆った部分にはスズが付かないようにし、模様を作る。水差しや香炉にも同じ技法を使い、「個人的にちらし金がとても好きなんだと思う」と語った。

    茶道を学ぶ佳太さんは、掛け花入れについても解説。和室の壁に掛けて花を生ける茶道具で、「最初に赤い椿を入れたいと思った。そこから形や色を目指した」。今後は「銅の素材が生き生きするような作品、湯沸かし、水注ぎ、香炉、花入れなどを作り続けていくのでは」と話した。

    タイトルより技法を重んじる伝統工芸

    質疑では、作品に文学的な題名を付けるものと付けないものの違いについて質問があった。

    席を並べる三代
    席を並べる三代


    宣夫さんは「伝統工芸は技法を重視する。木目金なら木目金、掛け花入れなら掛け花入れ。文学的な名前はあまり付けたくない」と答えた。

    達士さんも「最近は思いを題名に乗せる人もいるが、自分は技法だけ載せる方が助かる」と話した。解説会の最後には、宣夫さんの同級生から花束が贈られるサプライズもあり、玉川三代から直接、思いを聞く機会に大満足だった。

    解説会のようすはライブ配信し、会期中はアーカイブを視聴できるようにしている。

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  • 巻き肩予防と姿勢改善学ぶ介護予防講座 5月28日に三条・栄寿荘で

    巻き肩予防と姿勢改善学ぶ介護予防講座 5月28日に三条・栄寿荘で

    三条市老人福祉センター栄寿荘(三条市福島新田丁1015-1)は、5月28日午後1時半から同センターで地域の高齢者の健康づくりと介護予防を目的に介護予防教室ひだまり啓発講座「巻き肩予防と姿勢改善のためのセルフケア」を開く。

    介護予防教室ひだまり啓発講座「巻き肩予防と姿勢改善のためのセルフケア」
    介護予防教室ひだまり啓発講座「巻き肩予防と姿勢改善のためのセルフケア」

    近年、スマートフォンの使用や猫背姿勢などによって肩が内側に入る「巻き肩」が増えている。それが肩こりや姿勢の崩れ、身体機能の低下につながることもある。

    講座では、特別養護老人ホーム「さかえの里」の作業療法士が講師を務め、自宅でも取り組める実践的なセルフケアを指導する。

    対象は主に高齢者だが一般参加も可能。参加費は100円。動きやすい服装で、うち履き、飲み物、タオルを持参する。

    申し込み、問い合わせは三条市老人福祉センター栄寿荘(0256-45-6311)へ。専用フォームからも申し込める。

  • 商業施設で懐中電灯を盗んだ無職70代男を逮捕

    新潟県警加茂署は10日、加茂市内の商業施設で懐中電灯を盗んだ三条市の無職男(72)を逮捕した。

    男は3月25日午前10時半ごろ、加茂市内の商業施設から懐中電灯1個(販売価格5280円)を盗んだもの。