投稿者: masato

  • 【燕市議選】妻が見込んだ「明るさと人懐っこさ」 有波保氏が燕市議選に挑戦

    【燕市議選】妻が見込んだ「明るさと人懐っこさ」 有波保氏が燕市議選に挑戦

    10月18日投開票の燕市議会議員選挙(定数20)に、燕市小中川の建設業、有波保(ありなみ・たもつ)氏(62)が無所属で立候補する意向を固め、1日、記者会見した。長年、建設業を通じて地域の課題に接してきたが、妻のかおるさん(58)の言葉が立候補への大きな後押しに。有波氏は「市民の声を直接、聞いて、ものの言える市議会議員を目指したい」と話している。

    有波保氏
    有波保氏

    有波氏は1964(昭和39)年4月20日生まれ。燕市立小中川小学校、燕市立燕北中学校、新潟県立巻農業高校(今の巻総合高校)造園科を卒業し、学校法人中央工学校土木建設科を卒業した。

    家業の有波建設で働き、16年前に廃業後は自営業として長男と2人で土木・コンクリート工事を手がける「アリナミ」を営む。地域消防団では第四分団第二部の部長を経て分団長も務めた。

    防災、地域経済、福祉を3本柱に

    政策には「命とくらしを守るまちづくり」「地域経済を元気にする」「支え合い安心して暮らせるまちへ」の3本柱を掲げる。

    防災・インフラでは、道路や歩道、防護柵の整備、防犯カメラやLED照明の増設、空き家・空き地問題への対応を挙げる。特に建設業者として現場を見てきた経験から、側溝や下水路、道路など生活に直結する課題に取り組みたいとしている。

    地域経済では物価高対策、農業や中小企業への支援、担い手不足対策を掲げる。

    福祉分野では、介護施設に入所する86歳の母親を通して介護現場を身近に見てきた経験から、介護人材の確保と若手の育成を重視する。

    高齢者から「バス停まで歩くこと自体がつらい」と聞くこともあるとして、コミュニティバスなど地域公共交通の充実にも意欲を示す。

    幼なじみの石田後援会長(左)と席を並べて記者会見
    幼なじみの石田後援会長(左)と席を並べて記者会見

    「出れば良かったのに」の妻の言葉がきっかけ

    有波氏は以前から、建設業の仕事で市内各地を回る中で、「ここを直してもらえないか」、「工事をお願いしたが、いつになるのか」といった住民の声を聞いてきた。

    道路や防護柵、下水路など、生活に身近なインフラの課題に接するたび、「改善できれば暮らしはもっと良くなる」と感じていた。

    しかし、自ら選挙に出ようとまでは考えていなかった。議員への挑戦を意識するきっかけになったのは、昨年10月の燕市議補選。かおるさんに『出れば良かったのに』と勧められた。

    かおるさんは、夫が誰に対しても自分から元気にあいさつし、初対面の人ともすぐに打ち解ける姿を日常的に見てきた。「私にはまねできない。誰にでも低姿勢で声を掛けられるところはすごいと思っていた」と話す一番の理解者だ。

    政治に強い関心があったわけではないが、燕市政について考えるなかで、「この人なら市役所や市政の風通しを少し良くできるのではないか」と夫の可能性を信じる。

    「物価高などで、世の中全体にあまり明るい雰囲気がない。せめてこの人の明るさで燕市を少しでも良くしてほしいと思った」と、夫に出馬を勧めた。

    有波氏自身も、亡き父、龍吉さんがかつて議員を志したことがあったと言う。ただ、建設業では利益誘導などを疑われることから出馬することはなかったが、妻の言葉によって有波さんの胸の奥にもあった思いが現実味を帯びた。

    地元の声も重なり出馬を決断

    ことし7月、小中川地区の住民が集まる席で、地元から市議を送り出したいという話が持ち上がった。候補として何人かの名前が挙がる中、有波氏が「それなら自分がやってみよう」と決断した。

    有波保氏
    有波保氏

    後援会は8月に立ち上げ、地元を中心に徒歩で住民宅を回る活動を始めている。9月4日には小中川自治会で推薦について協議する予定。今後は周辺地域にも支援を広げていきたい考えだ。

    東京で教員を目指している娘からは、「人にはやし立てられて出るなら応援しない。自分でやるというなら応援する」と言われたという。その言葉に夫妻とも気持ちを引き締め、「自分の意思で挑戦する」という覚悟を改めて確認した。

    「ものの言える議員」に

    後援会長は、小学校入学前からの幼なじみの同い年の石田裕之氏(62)。今も週に数回、顔を合わせる気心の知れた間柄。「とにかく明るく前向きで、コミュニケーション力が高い。市民との対話ができ、市民の声を市政に届けられる人」と評する。

    有波氏自身は「だめなものはだめ、違うものは違うとはっきり言える議員になりたい」と話す。

    選挙活動で打ち出す言葉は「熱意と誠意をもって燕市のさらなる発展のために頑張って参ります!!+笑顔」。その「笑顔」が長年、そばで見てきた妻も認める有波氏の持ち味だ。

  • 「燕三条のものづくりを守る」ツインバードがジャパネットのTOBに反対 ジャパネットの約30億円発注提案にも「NO」

    「燕三条のものづくりを守る」ツインバードがジャパネットのTOBに反対 ジャパネットの約30億円発注提案にも「NO」

    新潟県燕市の(株)ツインバード(野水重明代表取締役社長)は31日、株(株)ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市・高田旭人代表取締役社長兼CEO)が予定する同社株式への公開買付け(TOB)に反対することを取締役全員の一致で決めた。量販店との取引縮小や従業員の離職、燕三条地域のサプライチェーンへの影響などを懸念。独自の中期経営計画を進める方が企業価値向上につながると判断した。

     ツインバード本社
    ツインバード本社

    ジャパネットは6月19日、ツインバードを完全子会社化するため、1株800円でTOBを行う予定と発表した。ツインバードは社外取締役3人で構成する特別委員会を設置し、6月3日から8月31日まで18回にわたって提案を検討した。

    量販店売上で約23億円減の可能性

    反対理由のひとつが量販店との取引への影響だ。ジャパネットの発表後、複数の量販店から、完全子会社化された場合には従来通りの取引が難しくなるなどの意向が示されたという。

    ツインバードは、取引停止や縮小によって2027年2月期に量販チャネルで見込む売上高約33億3000万円のうち約23億円、中期経営計画の5年間では累計約87億円の売上高を失う可能性があると試算した。

    また、ツインバードが強みとする「多品種小ロット・高付加価値」のものづくりに対し、ジャパネットはPB商品を1商品当たり年間30万〜50万台販売する構想を提示。大量生産への対応によって、成長分野と位置付けるB2B事業などへの経営資源の投入が遅れる可能性があるとした。

    燕三条の取引先約30社への影響も

    地域経済への影響も反対理由に挙げた。ツインバードは燕三条地域やその近隣に約30社の委託先、調達先があり、企画・開発段階から地域企業と連携してきた。

    ジャパネットの大量生産・大量販売型のビジネスモデルへ転換すれば、地域のサプライチェーンを少なくとも一時的に「破壊し、再構築することが不可避」とし、長年、築いてきた取引慣行や信頼関係が失われる可能性があるとした。

    一方、ジャパネットはTOBへの賛同と成立を条件に、全自動コーヒーメーカー10万台、単機能電子レンジ5万台を含む合計約30億円の商品を発注する予定を示した。しかし、発注や納入の時期などが具体化されていないことから、ツインバードは効果を十分に検証できないと判断した。

    ツインバードは今後、FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)をはじめとするB2B事業やD2Cなど高収益事業への転換を進め、2031年2月期に売上高117億円、営業利益14億円、営業利益率12%、ROE13%以上を目指す。

  • 雨が時々降っても30日の三条市は真夏日

    雨が時々降っても30日の三条市は真夏日

    30日の新潟県三条市は時々、雨が降ったが、最高気温は30.7度の真夏日だった。

    30日夕方、北西の空に何本もまだらに雨柱が見えた
    30日夕方、北西の空に何本もまだらに雨柱が見えた

    最低気温は19.8度。雨は夕方に強く降ることがあり、1日で累計5.5ミリ降った。

    夕方の雨は短い時間、バケツをひっくり返したような強い雨が降る所もあり、北西の空には何本も雨柱を見ることができ、不安定な天気だった。

    31日の新潟の天気予報は、くもりのち時々晴れで、予想最高気温は31度。

  • タクシー料金1万4400円を支払わず 田上町の21歳男を現行犯逮捕

    新潟県警加茂署は30日、タクシーに無賃乗車したとして、田上町の無職の男(21)を詐欺の疑いで現行犯逮捕した。

    加茂署によると、男は同日、所持金がなく、目的地に到着しても料金を支払うあてがないにもかかわらず、支払う意思や能力があるように装って田上町内でタクシーに乗車し、乗車料金1万4400円を支払わなかった疑い。

  • 弥彦山で20代女性が転倒 ヘリで救助、新潟市内の病院へ搬送

    31日午後0時半ごろ、新潟県弥彦村弥彦地内の弥彦山(634m)表参道コース6〜7合目付近で、登山中の長岡市の20代女性が転倒し、ヘリコプターで救助された。

    県警西蒲署の発表では、女性は1人で弥彦山を登山していた。転倒したところを通りがかった登山客が119番通報した。

    消防は午後0時37分に覚知。女性はヘリコプターで救助され、新潟市内の病院へ搬送された。

  • LANDの小型航空「VEGA」最初の予約者は燕市 2029年初飛行・納入へ 堀江貴文氏が取締役 燕三条で部品製造も

    LANDの小型航空「VEGA」最初の予約者は燕市 2029年初飛行・納入へ 堀江貴文氏が取締役 燕三条で部品製造も

    株式会社LAND(東京都渋谷区・和田直希代表)は31日、新潟市内で記者会見を開き、三条市に設立した航空機メーカー「株式会社LAND Aeronautics(ランド・エアロノーティクス)」が開発するパーソナル航空機「VEGA(ベガ)」について、2029年の初飛行と予約者への納入を目指すことを明らかにした。機体の一部は燕三条地域の企業で製造する考えで、最終組み立てや運用の拠点も新潟県内で探している。すでに予約が入り、最初の予約者は燕市のものづくり関係者だったという。

    記者会見するLANDの和田代表
    記者会見するLANDの和田代表

    燕三条の企業10社未満をイメージ

    LANDは25日、100%子会社となる「LAND Aeronautics」を設立した。本社所在地は、燕三条ジャパンフェストの運営などで関係を深めた株式会社ドッツアンドラインズ(三条市帯織)と同住所に置く。和田代表が代表取締役、実業家の堀江貴文氏が共同創業者、取締役を務める。航空機の企画、開発、製造、販売などを手がける。

    初号機のVEGAは、米国のLight-Sport Aircraft(LSA)市場を視野に開発する小型のパーソナル航空機。販売予定価格は2500万円からで、初回は100機限定。予約金は250万円で、正式な機体売買契約を締結するまでは全額返金でき、購入時には全額を機体代金に充当する。

    27日の事業発表では、燕三条のものづくりサプライチェーンを活用する方針を明らかにしていたが、31日の会見で和田代表は製造体制についてより具体的に説明した。

    航空機の開発や機体のアセンブリーは、航空機産業が集積し、専門の技術者が多い名古屋など中部地方を中心に進める。一方で、部品については燕三条地域の金属加工技術を積極的に活用する考えだ。

    2029年の初飛行と予約者への納入を目指すパーソナル航空機「VEGA」
    2029年の初飛行と予約者への納入を目指すパーソナル航空機「VEGA」

    和田代表は、現時点では参画企業を決定していないとしたうえで、エンジン周辺の部品などを例に挙げ、「燕三条にはエンジンのボディーなどをつくっている会社もある」と話した。開発チームが地域企業を訪問し、得意分野や技術を確認しながら選定を進める。

    燕三条で構築するサプライチェーンの規模は10社未満ぐらいのイメージ。燕三条の新潟県内の企業とも材料調達や物流などで連携する考えで、最終組み立てや運用についても「今、新潟県で場所を探している」とした。

    和田代表は燕三条の強みについて、個々の加工技術だけでなく、企業同士の連携のしやすさも挙げた。地域企業を回るなかで、「その分野だったらあそこが強い」と別の企業につないでもらえることが多いと言い、多数の部品や工程を組み合わせる航空機製造では、こうした地域のネットワークも強みになるとみる。

    最初の予約者は燕市から

    VEGAの予約はすでに始まっている。和田代表は具体的な予約数は明らかにしなかったが、1人目はものづくりにかかわる燕市の人。その後も航空機が好きとみられる人や県外の経営者などから予約が入った。

    主力市場として想定するのは米国。米国では小型航空機を取り巻く規制の見直しが進んでおり、日本よりパーソナル航空機が普及する環境が整っているとして、まず米国での展開を視野に置く。

    一方、現時点で予約しているのは日本人で、和田代表は国内にも需要があるとの手応えを示した。

    株式会社LAND Aeronauticsのロゴ
    株式会社LAND Aeronauticsのロゴ

    開発スケジュールでは、2027年ごろに実際の機体を見られる段階まで進め、2029年に初飛行、予約者への納入を目指す。

    日本では現在、米国のLSAと同じ制度はなく、VEGAをLSAとして運航することはできないが、米国で先行する制度改革が将来的に日本にも波及する可能性に和田代表は期待。国内の制度整備の動きを見ながら、日本での普及も目指す。

    「オートマの飛行機」に

    LANDが目指すのは、現在の小型航空機を単に低価格で販売することだけではない。自動車がマニュアル車からオートマチック車へと変化し、機体を操縦しやすくするソフトウエア制御などを開発し、これまで航空機とは縁のなかった人でも利用しやすい「パーソナル航空機」を目指す。

    将来的な利用イメージは、例えば新潟と佐渡の移動。定期便の少ない地方空港などを結ぶ移動手段としての可能性にも期待する。

    開発する過程も「商品」に

    予約者には「VEGA OWNERS CLUB」のメンバーシップを無料で付与する。工場見学、プロトタイプの公開、オーナー限定イベント、開発進捗の共有、機体仕様の選択などを予定する。こうした取り組みは燕三条地域でも行う考えだ。

    航空機が完成してから購入してもらうだけでなく、「ものができるまで」を見せることそのものを体験価値にしたいという。

    LAND Aeronauticsの本社を置く帯織駅前のドッツアンドラインズのEki Lab
    LAND Aeronauticsの本社を置く帯織駅前のドッツアンドラインズのEki Lab

    自身も海外で製造業の経営に携わった経験がある。ものづくりは「作っているときがいちばん楽しい」。製造工程を公開し、利用者にものづくりそのものへの関心をもってもらい、航空機が生まれていく過程をオーナーと共有する。

    エンターテインメント分野で長く事業を手がけてきた経験も、航空機事業に生かす。航空機を所有し、製造現場を訪れ、自分の機体が完成するまでを楽しむ一連の体験を商品にする考えだ。

    燕三条ジャパンフェスが新潟で事業を続ける原点

    和田代表が新潟県、とりわけ燕三条で新しい産業をつくろうと考えるようになった原点は、2023年に初めて開いた「燕三条ジャパンフェス」だった。ことしも出演するLAND所属アーティストの川後陽菜さんもVEGAのデザインに参加する。

    初めての燕三条ジャパンフェスは、途中で落雷や大雨警報で中止を余儀なくされた。数千人の来場者を前に中止を告げたにもかかわらず、ステージを降りた和田代表に寄せられたのは、「新潟のためにありがとう」「燕三条のためにありがとう」「またやってね」といったポジティブな言葉だった。

    和田代表
    和田代表

    海外で長く事業をしてきた経験から「こんなにも熱い人たちがいるまちで何か事業ができたら」と和田代表は燕三条への思いを強くした。

    その後、トキエアの代表を務め、ことし6月末に退任した際にも、県内から「新潟を嫌いにならないで」「また一緒にやりましょう」といった声が多く寄せられたという。

    和田代表は地方創生について、「一番のコアなポイントは産業をつくることに尽きる」。海外で製造業を経営したときに、工場が成長して雇用が生まれるにつれて周辺に店舗や商業施設が増え、地域そのものが発展していく姿を目の当たりにした。

    「雇用こそが社会をつくり、文化をつくっていく」とし、新潟県で航空機という新たな産業を育てたい考えだ。

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  • 島根大生のインターンから生まれた「冷やししじみ蕎麦」 宍道湖と下田を一杯でつなぐ 売上の一部は熊本地震義援金に

    島根大生のインターンから生まれた「冷やししじみ蕎麦」 宍道湖と下田を一杯でつなぐ 売上の一部は熊本地震義援金に

    「道の駅 漢学の里しただ」(新潟県三条市庭月・渡邉梨絵駅長)の農家レストラン「庭月庵 悟空」で、島根県・宍道湖(しんじこ)産のシジミと下田産そば粉を使った期間限定メニュー「冷やししじみ蕎麦」(1,500円)が登場した。島根大学4年の山根織音(しおん)さんが三条市でインターンシップに取り組むなかで生まれたメニューで、売り上げのうち1食につき200円を令和8年熊本地震の被災地支援に寄付する。

    「道の駅 漢学の里しただ」の農家レストラン「庭月庵 悟空」が期間限定している「冷やししじみ蕎麦」
    「道の駅 漢学の里しただ」の農家レストラン「庭月庵 悟空」が期間限定している「冷やししじみ蕎麦」

    下田の課題を学ぶインターンから商品開発へ

    山根さんは、移住促進やまちづくりに取り組むきら星(株)(湯沢町)が三条市内に置く拠点でインターンシップに取り組んでいる。その一環で約1カ月間、週に数回、漢学の里しただに通っている。

    当初は、道の駅で接客をしながら生産者らと交流し、過疎化が進む下田地域の課題を探ることがテーマだった。しかし、道の駅側から「せっかくならもっと楽しいことをやろう」と提案。山根さんの地元・島根県の名物に話が及んだ。

    そこで出てきたのが、日本有数のシジミ産地として知られる宍道湖。山根さんに現地からシジミを取り寄せることができるつながりもあった。下田産そば粉を使う同店のそばと組み合わせることになり、島根と下田を一杯で結ぶしじみそばの商品開発が始まった。

    「冷やししじみ蕎麦」を共同開発した渡邉駅長(左)と島根大学4年の山根さん
    「冷やししじみ蕎麦」を共同開発した渡邉駅長(左)と島根大学4年の山根さん

    宍道湖産シジミを約80グラム

    一杯には宍道湖産のシジミを約80グラム使用。シジミから取っただしをそばつゆに合わせ、だしを取った後のシジミもそのままたっぷりと盛り付ける。

    担当者は宍道湖産シジミについて、だしを取った後も身に弾力が残り、「普通に食べてもおいしい」と話す。

    開発時は暑い時期だったことから冷たいそばに仕立てた。ミョウガと三つ葉を添え、シジミのうまみの強いだしにさわやかな香りを加えた。気温によっては温かいそばでの提供にも対応する。

    つゆにはシジミのだしがしっかりと感じられ、そばとの相性もいい。だしを取ったあとのシジミなのにしっかり歯応えとうま味が残って具としても楽しめる。つゆもそのまま飲みたくなる一度は味わってみたい一杯に仕上がった。

    下田産のそば粉でそばを打つ渡邉駅長
    下田産のそば粉でそばを打つ渡邉駅長

    1食200円を熊本地震の被災地へ

    商品開発だけで終わらせず、山根さんから「熊本地震で被災した人たちの一日も早い復旧、復興につなげたい」と提案があり、売り上げの一部を寄付することも決めた。

    1食につき200円を被災地支援に充てる。山根さんが三条を離れる前をめどにいったん販売実績をまとめ、集まった寄付金を関係機関を通じて届ける考えだ。

    販売は8月27日にスタートし、9月末までを予定しているが、材料がなくなりしだい終了する場合がある。

    島根からやって来た大学生と下田の道の駅との出会いから生まれた一杯。遠く離れた宍道湖と下田を食で結び、さらに熊本の被災地支援へとつなげる取り組みとなった。

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  • 空き巣で現金23万円あまりを盗んだ燕市の会社員60代男を逮捕

    新潟県警燕署は31日、住宅へ空き巣に入って現金23万円あまりを盗んだ燕市に住む会社員の男(61)を逮捕した。

    おとこはことし5月25日午前10時ごろ、燕市内の住宅に侵入して現金23万5000円を盗んだ。

  • 付け下げ、銘仙、胴裏も洋服に 「夏野空2026」で着物リメイクショー

    付け下げ、銘仙、胴裏も洋服に 「夏野空2026」で着物リメイクショー

    ことし7月3日に新潟県加茂市長谷に開業した屋外レジャー施設「野空Base(のぞらベース)」で29日、初めてのイベント「夏野空2026」が開かれ、ステージイベントの着物リメイクファッションショーでは、付け下げや絵羽織、銘仙(めいせん)などを仕立て直した個性豊かな衣装をモデル9人が披露した。

    「夏野空2026」での着物リメイクファッションショー
    「夏野空2026」での着物リメイクファッションショー

    ファッションショーを手がけたのは、三条市で「みちこ着物着付け教室」を主宰する鈴木道子さん。着なくなった着物などを素材に、ふだんでも着られる洋服へと生まれ変わらせた作品を発表した。

    付け下げ、絵羽織、銘仙、胴裏までリメイク

    着物としては着る機会が少なくなったものや、たんすに眠っていたものでも、形を変えることで再び身につけられる。ショーでは、思い出や素材の魅力を残しながら新たなファッションとして楽しむ着物リメイクの可能性を紹介した。

    作品には、付け下げや黒の絵羽織、大正から昭和にかけて広く親しまれた絹織物の銘仙などを使用。さらに、本来は着物の裏地に使われる胴裏(どううら)までその透明感も洋服の素材として生かした。

    着物ならではの色や柄を残しながら、ワンピースや羽織ものなど現代的なスタイルに仕立て直し、和装とはひと味違った魅力を引き出した。このうちふだんからバレエに取り組んでいる上越市から参加した2人がリメイクした着物をまとったままバレエも披露して会場を沸かせた。

    「夏野空2026」での着物リメイクファッションショー

    キッチンカーやライブも

    「夏野空2026」会場にはキッチンカーやテントブースが出店。和太鼓パフォーマンスをはじめ、篠笛、歌、ギターの弾き語り、ハンドパン演奏などのステージイベントも繰り広げられた。

    あいにくの雨だったが、自然に囲まれた野空Baseを会場に、飲食や買い物、音楽などを楽しむ来場者でにぎわい、着物リメイクファッションショーもイベントに華を添えていた。

  • 燕のステンレス製品は「民藝」になり得るか ツバメコーヒーでトーク

    燕のステンレス製品は「民藝」になり得るか ツバメコーヒーでトーク

    新潟県燕市吉田のツバメコーヒー(田中辰幸代表)は、9月8日(火)午後7時から同店で岡山県と徳島県で民藝・工藝を扱う店を営む2人をゲストに迎えたトークイベント「民藝はどこにいく——民藝店を営むときに見えたもの」を開く。燕のステンレス製品が民藝店で扱われ始めていることを切り口に、変わりつつある民藝のあり方や、これからのものづくり、店づくりを考える。

    ツバメコーヒーでトークイベント「民藝はどこにいく——民藝店を営むときに見えたもの」、ゲストに岡山県民藝振興株式会社取締役の仁科聡さんと徳島県で工藝店「遠近」を営む東尾厚志さん
    ツバメコーヒーでトークイベント「民藝はどこにいく——民藝店を営むときに見えたもの」、ゲストに岡山県民藝振興株式会社取締役の仁科聡さんと徳島県で工藝店「遠近」を営む東尾厚志さん

    ゲストは、岡山県民藝振興株式会社取締役で「くらしのギャラリー」に携わる仁科聡さんと、徳島県で工藝店「遠近(をちこち)」を営む東尾厚志さん。ツバメコーヒーの田中辰幸さんが聞き手を務める。

    燕の「conte」見学を機にトーク

    仁科さんと東尾さんは、燕市の金属加工メーカー、一菱金属株式会社が手がけるキッチンツールブランド「conte(コンテ)」の製造プロセスを見学するため燕を訪れる。conteは、燕の分業による金属加工技術を生かして生産されるステンレス製の台所道具のブランドで、2016年に発表された。その機会にあわせて今回のトークイベントを企画した。

    民藝は、柳宗悦(やなぎ・むねよし)らが1920年代に提唱した生活文化運動。名もない職人によって作られ、暮らしのなかで使われる日用品の美しさに価値を見いだした。日本民藝協会では民藝品の特徴として、実用性や無銘性、複数性、地方性、分業性などを挙げている。

    一方で、現代のものづくりでは手仕事と機械加工を単純に切り分けることは難しい。とりわけ燕では、プレスや研磨など複数の工場、職人による分業を経て量産品が作られる。

    イベントでは、そうした燕のステンレス製品が、実際に民藝店で扱われようとしていることに目を向ける。「民藝とは何か」という定義そのものを先に変えるのではなく、店頭に並ぶ品物や使う人の暮らしが変わることで、民藝に対する認識も少しずつ変化しているのではないか。民藝の「配り手」である2人が、その境界やグラデーションをどう見ているのかを語る。

    新潟県民藝協会の拠点も燕へ

    仁科さんは1972年生まれ。兵庫県西宮市で育ち、岡山県のインテリアショップ勤務を経て、36歳で岡山県民藝振興株式会社に入社した。同社は1947年設立で、「くらしのギャラリー」を通じて民藝や手仕事の品を紹介している。仁科さんは岡山県民藝協会理事も務める。

    東尾さんも1972年生まれで、徳島県神山町出身。2011年に独立し、2016年に「遠近」を開業した。四国大学「藍の家」の藍染研究員も務め、地域に根差した工藝や暮らしを伝えている。「遠近」では器や染織などを扱うほか、工藝を暮らしの中で使う体験も提案している。

    新潟県民藝協会の拠点も十日町市から燕市へ移ったばかり。燕にとっても民藝との関わりを考えるタイミングとなっている。

    イベントは午後7時から8時半まで。定員20人、参加費1,650円でアイスコーヒー付き。会場はツバメコーヒー(燕市吉田2760-1、0256-77-8781)。参加希望者はメール(tsubamecoffee@gmail.com)の件名を「民藝トーク2026」とし、名前と連絡先を添えて申し込む。

  • 道の駅SORAIRO国上で29、30日に4周年「サマーナイトピクニック」 企業対抗カラオケ決勝、中学生クイズ甲子園も

    道の駅SORAIRO国上で29、30日に4周年「サマーナイトピクニック」 企業対抗カラオケ決勝、中学生クイズ甲子園も

    「道の駅 SORAIRO 国上」(新潟県燕市国上)は、29、30の2日間、開業4周年記念イベント「サマーナイトピクニック」を開く。ステージイベントを中心に、子ども縁日やふわふわ遊具、屋台フードなどを用意。29日は「第3回企業対抗!燕市カラオケのど自慢大会」の本選、30日は「燕市中学校対抗!早押しクイズ甲子園」が行われる。

    「道の駅 SORAIRO 国上」開業4周年記念イベント「サマーナイトピクニック」
    「道の駅 SORAIRO 国上」開業4周年記念イベント「サマーナイトピクニック」

    分水まつり、吉田まつりを勝ち抜いた11チームがカラオケ本選

    2022年にリニューアルオープンしてから毎年開いている開業記念イベントで、両日とも午後2時から9時まで同道の駅を会場にイベントを繰り広げる。

    29日の目玉の企業対抗カラオケのど自慢大会はことしで3年目。ことしは初めて予選会を設け、7月18日の分水まつりと25日の吉田まつりの市内の2つの夏まつりで予選を行った。

    その結果、分水まつりから、つばめ商工会女性部(分水)、切り文字屋オッケイ、中野自動車商会、片山商事、第四北越銀行分水支店、吉田まつりから、わんだふるグループ、エステーリンク、AIRMAN①、Band b?Beautiful&bone?、AIRMAN②の5チームずつ、合わせて10チームが本選進出を決めた。

    企業対抗カラオケのど自慢大会
    企業対抗カラオケのど自慢大会

    本選は29日午後6時半から。通信カラオケDAMによる採点に加え、歌唱やパフォーマンスを重視した審査員の採点を合算して順位を決める。

    29日はこのほか、和太鼓奏者・坂牧颯人さんのパフォーマンスを皮切りに、パフォーマーjin、キッズキックボクシング演舞、飛燕太鼓、分水バイキングHIPHOPダンスなどがステージを盛り上げる

    30日は燕市内の中学生が「クイズ甲子園」

    30日午後4時からは「燕市中学校対抗!早押しクイズ甲子園」を開催。燕市内の中学校のうち8校の3人1組のチームをつくり、早押しクイズで学校対抗戦を繰り広げる。

    燕市中学校対抗!早押しクイズ甲子園
    燕市中学校対抗!早押しクイズ甲子園

    出題ジャンルは芸能、スポーツ、燕市に関する問題、なぞなぞ、曲のイントロを当てる「イントロドン」など。優勝チームには1人1万円相当、総額3万900円の賞品として、ラウンドワンのクーポン券、新潟市水族館マリンピア日本海の年間パスポート、Amazonギフト券の豪華賞品が贈られる。準優勝にも賞品を用意する。

    30日はキャラクターショー 「角醒ハンター オメガホーン & 超宇宙刑事ギャバン インフィニティ ショー」を午後2時半と7時の2回開催するほか、大道芸やフラダンス、午後4時からスライム作り、6時からシャボン玉作りのかこちゃんワークショップ、7時45分から光と音を組み合わせた「ナイトバブルショー」も行われる。

    両日とも子ども縁日、ふわふわ遊具、屋台フード・ドリンクなどを用意する。イベントは天気などにより内容を変更する場合がある。問い合わせは道の駅 SORAIRO 国上(0256-98-0770)。

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  • 「24時間テレビ49」新潟会場に県央出身シンガー 燕市出身NANAcoが熱唱、30日は三条市出身の佐藤ひらり

    「24時間テレビ49」新潟会場に県央出身シンガー 燕市出身NANAcoが熱唱、30日は三条市出身の佐藤ひらり

    日本テレビ系の「24時間テレビ49」に合わせたチャリティーイベントが29日、新潟市の新潟駅ビルCoCoLo新潟などで始まり、燕市出身の歌手NANAco(ナナコ)さんがガタリウム会場のステージに出演した。30日には同じステージに三条市出身のシンガーソングライター佐藤ひらりさんが登場し、2日続けて燕三条にゆかりの歌声がイベントを盛り上げる。

    「24時間テレビ49」のガタリウム会場に出演したNANAcoさん
    「24時間テレビ49」のガタリウム会場に出演したNANAcoさん

    燕市出身NANAcoがオリジナル曲など3曲

    NANAcoさんは本名・丸山奈々子さん(64)。燕市出身で、武蔵野音大音楽学部声楽科を卒業し、同大学院を修了。ウィーン国立音楽大学オペラ科への留学経験をもち、クラシックからシャンソン、ミュージカル、ポピュラーまで幅広いジャンルで活動し、アルバムもリリースしている。

    29日は午後1時半からCoCoLo新潟1階WEST SIDEの吹き抜け広場「ガタリウム」に登場した。24時間テレビのイベント出演は初めて。24時間テレビのチャリTシャツを着てオリジナル曲「一番星」と「神様の贈り物」、竹内まりやの「いのちの歌」の3曲を披露した。

    伸びやかな歌声を響かせ、会場を拍手で沸かせた。NANAcoさんは同日午後4時から万代会場にも出演した。

    会場のようす
    会場のようす

    ガタリウム会場では29、30日の2日間、午前10時から午後5時までイベントを開催。お笑い芸人や大道芸人、アーティストなどによるステージが繰り広げられている。入場は無料。

    30日は三条市出身・佐藤ひらりさん

    30日のガタリウム会場には、三条市出身の佐藤ひらりさん(25)が午前11時と午後2時の2回出演する。佐藤さんはシンガーソングライターとして活動し、東京2020パラリンピック開会式で国歌独唱を務めたことで広く知られる。

    地元三条との結び付きも強く、2026年には三条市立大学の校歌「革新の翼」を作詞、作曲している。24時間テレビのイベントにはこれまでも何度か出演しており、昨年もガタリウム会場に出演している。

    30日は、ほかに午前10時から「とにかく明るい安村」、午後1時と4時に「かりすま〜ず」などが出演する。観覧無料。

    30日のガタリウム会場のタイムテーブル
    30日のガタリウム会場のタイムテーブル
  • 29日の三条は10月上旬並みの最高気温22.7度

    29日の新潟県三条市は最高気温が22.7度にとどまり、10月上旬並みの涼しさだった。

    日中までの最低気温は20度を割る19.1度で、いずれもこの夏最低。日中を中心に雨が降り、午前11時までの1時間の5.5ミリを最高に累計19.5ミリ降った。

    日も差さず、半袖では肌寒さを感じることもあるほど涼しかった。

    30日の新潟の予報はくもりのち雨で予想最高気温は31度。

  • 初めて入場料を設定して熊本の被災地を遊んで応援 30日に栄公民館で「チャリティーバザール あそVIVA!!」

    初めて入場料を設定して熊本の被災地を遊んで応援 30日に栄公民館で「チャリティーバザール あそVIVA!!」

    令和8年熊本地震で被災した人たちを支援する「熊本応援チャリティーバザール あそVIVA(びば)!!」が、30日(日)午前10時から午後4時まで新潟県三条市新堀の栄公民館で開かれる。段ボール迷路や水遊び、昭和レトロ展、ステージなど親子3世代で楽しめる催しをそろえ、今回は初めて入場料を設定して収入から必要経費を差し引いた額を熊本へ義援金として届ける。

    「熊本応援チャリティーバザール あそVIVA!!」
    「熊本応援チャリティーバザール あそVIVA!!」

    2度の水害で受けた支援への恩返し

    「みやび家きんとう」こと近藤雅哉さん(33)=三条市=が主宰する「みやび屋本舗」が、年に数回、開催しているイベント。これまでは入場無料だったが、今回は熊本地震のチャリティーとして、小学生以下の子ども300円、中学生以上の大人100円の入場料を設定した。

    三条市は、2004年の7.13水害、2011年の7.29水害と2度の大きな水害に見舞われたときに、全国から多くの支援を受けた。「今度は誰かを支える側として、熊本地震で被災された人たちに恩返しの気持ちを届けたい」と企画した。

    段ボール迷路、水遊びに昭和レトロ展

    会場には、子どもたちが自由に遊べる「段ボール迷路」、夏ならではの水遊びを楽しむ「水遊び広場」を設ける。

    「あそVIVA!」では昭和から令和までのさまざまなおもちゃで遊ぶことができ、「昭和レトロ展」では昔懐かしい玩具や雑貨などを展示し、世代を超えて楽しめる。

    地域で活動する出演者による音楽などのステージパフォーマンスも行う。午前10時15分からは菓子まきがある。

    午後3時からは「チャリティービンゴ大会」。ビンゴカードは1枚100円で、豪華景品を用意し、楽しみながら支援に参加してもらう。

    飲食店など6店が出店

    出店は「カレー洋風食堂 味の店おかだ」、「ふふふ」、「さんきゅ♪♪オムライス」、「Luana」、「cafe toujours」、「マルハン東三条店」。

    栄公民館
  • エアコンなしで過ごせる最高気温26.6度 27日の三条市

    エアコンなしで過ごせる最高気温26.6度 27日の三条市

    27日の新潟県三条市は時々、雨が降り、最高気温は9月中旬並みの26..6度にとどまった。

    27日の日没前の燕市井土巻地内
    27日の日没前の燕市井土巻地内

    雨は午後1時、2時、3時にそれぞれ1時間に0.5ミリの累計1.5ミリだけ観測した。雨が降ると気温も下がり、最低気温は午後3時23分の22.9度。エアコンなしでも過ごせるすっかり秋の涼しさだった。

    28日の新潟に予報は雨のち曇りで予想最高気温は31度と夏の暑さが戻りそうだ。