投稿者: masato

  • 若者・女性が住み続ける地域へ 見附、加茂、小千谷3市が人口減少の危機感や施策を共有

    若者・女性が住み続ける地域へ 見附、加茂、小千谷3市が人口減少の危機感や施策を共有

    新潟県見附市、加茂市、小千谷市の3市による「令和8年度 三市合同勉強会」が26日、見附市役所で開かれた。「若者や女性の流出と人口減少対策」をテーマに、それぞれの市の取り組みを発表し、意見交換した。人口規模など共通点の多い3市が自治体の枠を越えて課題や施策を共有し、職員の資質向上や人的ネットワークの強化につなげる。

    「令和8年度 三市合同勉強会」
    「令和8年度 三市合同勉強会」

    勉強会は今回で3回目。見附市の稲田亮市長、加茂市の藤田明美市長、小千谷市の宮崎悦男市長と、テーマに関係する各市職員ら合わせて14人が参加した。

    合併しない決断をした人口規模の近い3市が連携

    勉強会は、平成の大合併を経験していないことや人口規模が近いことなど、共通点のある3市が職員同士で学び、交流する場として始まった。会場は持ち回りで初回を加茂市、2回目を小千谷市で開き、今回初めて見附市が開催地となった。

    稲田見附市長
    稲田見附市長

    開催市を代表してあいさつした稲田市長は、3市の首長が同年代で、「チャレンジしていきたい」という思いを共有していることも勉強会発足の背景にあると話した。

    今回のテーマは、見附市でも新たな総合計画の中で人口減少対策を最優先課題のひとつに位置付けているとし、「若い人たちにいかに戻ってきてもらえるか、ずっと住んでもらえるまちにすることが大事」と述べた。

    さらに3市だけでなく長岡市や三条市も含めた地域全体で若者の定着を考える必要性を指摘。「お互いの取り組みを学び合い、人口減少対策のヒントを得るとともに、市長、職員間のネットワークをさらに広げたい」と期待した。

    藤田市長「加茂市は一度も人口増加していない」

    藤田市長は、3回目を迎えて職員同士の交流が生まれてきたことにふれ、「目的が達成されているところもあるのかなと思う」と振り返った。

    人口減少については、2025年国勢調査の結果を踏まえ、加茂市の人口が30年前と比べて約32%減ったと説明。県全体では人口が増えた時期もあったが、加茂市は昭和の大合併が行われた1950年代以降、「一度も人口が増加したことはない」と厳しい現状を語った。

    藤田加茂市長
    藤田加茂市長

    「人口の貯金もない状態で減り続け、それに伴う課題がたくさん出てきている」としながら、「一市だけでどうにかしていくものではない。今後、生まれてくる市民、地域の皆さんのためにも、今できることを考えていかなければいけない」と述べ、他市の取り組みを加茂市へ持ち帰る考えを示した。

    藤田市長はこの日、開催地への敬意を込めて見附特産の「見附ニット」を着用。「色の発色が良く、着心地もいい。いち消費者として見附ニットを応援している」と話して会場を和ませた。

    宮崎市長「人口の数だけでなく構造が大切」

    宮崎市長は、勉強会について「格好だけの会議にはしたくない。本音でぶつけ合い、知恵を出し合って解決を目指していく会議」とした。

    小千谷市が進める人口減少対策も「情報はすべて提供したい」とし、他市で参考にできるものがあれば積極的に活用してほしいと呼びかけた。同時に、職員同士が率直に話せる関係づくりの重要性にも言及した。

    宮崎小千谷市長
    宮崎小千谷市長

    人口減少は「数字にとらわれるだけではいけない。大切なのは人口構造」と指摘。年齢構成を持続可能な形に近づけながら、市民一人ひとりの満足度を維持、向上させるために必要な施策を逆算して考える「バックキャスト」の視点が重要だとした。

    「3市で学び合い、より良いまちづくりにつなげ、それが結果として新潟県全体の成長につながれば」と話した。

    各市の取り組みを発表、見附市内も視察

    勉強会ではこのあと、見附、加茂、小千谷の順に「若者や女性の流出と人口減少対策」をテーマとした施策や現状を発表し、質疑応答と意見交換を行った。

    勉強会後は市内視察も行い、見附駅交流拠点「MITSUKERU(ミツケル)」、「みつけイングリッシュガーデン」、「道の駅パティオにいがた」を訪問。視察や懇親会を通じても職員同士の交流を深めた。

  • 人気絵本作家・高畠那生さんの原画約60点 燕図書館で10月9日から

    人気絵本作家・高畠那生さんの原画約60点 燕図書館で10月9日から

    新潟県燕市の燕図書館は、10月9日から25日まで同館2階展示ホールで人気絵本作家・高畠那生(たかばたけ・なお)さんの絵本原画展を開く。『うしとざん』『だるまだ!』『バナナじけん』の3作品から約60点の原画を展示する。

    高畠那生 絵本原画展
    高畠那生 絵本原画展

    高畠さんは1978年岐阜県生まれ。東京造形大学絵画科を卒業し、軽やかな筆遣いと鮮やかな色彩、大胆な構図を特徴とするユニークな絵本を数多く発表している。

    『カエルのおでかけ』で第19回日本絵本賞、『うしとざん』で第68回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞と第70回小学館児童出版文化賞、『おきにいりのしろいドレスをきてレストランにいきました』で第29回日本絵本賞を受賞するなど、高い評価を受けている。

    今回展示するのは、小学館の『うしとざん』、好学社の『だるまだ!』、BL出版の『バナナじけん』の原画。印刷された絵本とはひと味違う、筆のタッチや色づかいを間近で見ることができる。

    高畠さん本人と『絵本に出てくるバナナ』を制作

    原画展に合わせて、11日午前10時から正午まで燕市中央公民館3階中ホールで高畠さん本人によるワークショップ「絵本作家たかばたけなおと絵本に出てくるバナナをつくろう!」を開く。

    誰でも参加でき、定員は先着50人。9月12日から専用フォームで申し込みを受け付ける。当日は絵本の販売とサイン会も行う。

    原画展は10月9日から25日までで、19日は休館。開館時間は平日が午前10時から午後7時、土・日曜、祝日は午前10時から午後5時。問い合わせは燕図書館(0256-62-2726)。

    ■たかばたけなおワークショップ申込(9月12日から)

  • メガネブランド「Zoff」が「そよら三条須頃」に今秋オープンへ

    メガネブランド「Zoff」が「そよら三条須頃」に今秋オープンへ

    メガネブランド「Zoff(ゾフ)」が、新潟県三条市のショッピングセンター「そよら三条須頃」に「Zoff そよら三条須頃店」をことし秋にオープンする。

    「そよら三条須頃」は「Workman Colors そよら三条須頃店」とスターバックスのブランド名が表示されている
    「そよら三条須頃」は「Workman Colors そよら三条須頃店」とスターバックスのブランド名が表示されている

    Zoffは株式会社インターメスティックが展開するメガネブランド。現在、新潟県内には新潟市内に「Zoff ラブラ万代店」と「Zoff CoCoLo新潟店」の2店舗ある。

    そよら三条須頃はイオンリテールが2025年11月7日にオープンした新潟県内初の「そよら」。イオンスタイル棟、専門店棟、ヤマダデンキ棟の3棟で開業した。

    開業当初から、当初計画していた4棟のうち残る専門店などの入る1棟を増設し、2026年秋の完成を予定していた。

    イオンリテールも開業時の発表で、2026年秋をめどに専門店や飲食店を増設するとし、完成予定図にはカフェ、メガネ店、洋服店が描かれていた。

    増設エリアには3棟が並び、「Workman Colors そよら三条須頃店」が9月17日、スターバックスコーヒーが今秋オープン。それぞれブランド名がすでに表示されている。

  • 燕市とバイタルネットが健康増進で連携協定

    燕市とバイタルネットが健康増進で連携協定

    新潟県燕市と医薬品卸売業の株式会社バイタルネット(本社・宮城県仙台市)は25日、健康増進に関する連携協定を結んだ。生活習慣病などの疾病予防や感染症対策などで協働し、市民の健康寿命の延伸を目指す。

    佐野市長とバイタルネット新潟第二支店の鈴木支店長
    佐野市長とバイタルネット新潟第二支店の鈴木支店長

    バイタルネットは医薬品卸売業をコア事業とし、東北6県と新潟県で事業基盤を築いている。医療機関や医薬品、医療機器メーカーとのネットワークを生かし、地域のヘルスケアインフラ構築にも取り組んでいる。

    今回の協定は、市と同社が相互に連携、協働して市民の健康増進につなげるのが目的。連携事項は、健康づくり、生活習慣病予防、がん対策、感染症対策、災害対策への協力、その他の健康増進・重症化予防の6項目。

    市は、協定を通じてこれまで以上に疾病予防や感染症対策などの健康づくりを進めるとしていく。

  • トラスコ中山が三条市に「HC東日本物流センター」新築移転 全国30カ所目、24日稼働

    トラスコ中山が三条市に「HC東日本物流センター」新築移転 全国30カ所目、24日稼働

    機械工具卸売商社のトラスコ中山株式会社(東京都港区、中山哲也代表取締役社長)は24日、新潟県三条市に新築移転したホームセンター向け物流拠点「HC東日本物流センター」の稼働を始めた。ホームセンター向けの出荷能力を高め、海外から輸入する商品のストック拠点としての役割も担う。

    トラスコ中山のHC東日本物流センター
    トラスコ中山のHC東日本物流センター

    同社は全国の物流センターに約63万アイテムを在庫し、工場などのものづくり現場で使う工具や副資材を供給している。今回のHC東日本物流センターは、ことし5月18日に稼働した愛知県北名古屋市の「プラネット愛知」に続き、全国30カ所目の物流センターとなる。

    既存のHC東日本物流センターは「プラネット新潟」に名称を変更し、新潟県内向けの物流機能を強化する。これまで新潟支店と新潟北支店の商品は群馬県伊勢崎市の「プラネット北関東」から供給していたが、今後はプラネット新潟から供給する体制へ移行する予定。配送距離の短縮などによる納品サービスの向上を図る。

    トラスコ中山のHC東日本物流センター

    新しいHC東日本物流センターは、ホームセンター向け商品の取扱量増加に伴い、旧センターの在庫保管能力や出荷能力が限界に近づいていたことから移転を決めた。

    新センターでは保管能力と出荷体制を強化。ホームセンターから寄せられるストアブランド商品の在庫化や、商品を店舗ごとに仕分けて納品するといった要望にも、これまで以上に柔軟に対応する。

    海外メーカー商品のストック拠点としても活用。同社はタイ、米国、ドイツ、台湾、香港の5つの国と地域に仕入れ拠点があり、新センターを日本海側の陸揚げ拠点と位置づける。まとまった数量で輸入した商品を三条市で集約保管し、全国各地の物流拠点へ補充する役割を担う。

    トラスコ中山のHC東日本物流センター

    さらに塗料、接着剤、オイルなど消防法上の危険物に当たる商品を保管する危険物倉庫も整備した。保管能力を拡大することで取り扱える商品の幅を広げ、危険物商品の安定供給につなげる。

    同社は、利用者に近い場所に商品を在庫することで「最速」「最短」「最良」の納品を目指すとしている。

    トラスコ中山のHC東日本物流センター
    トラスコ中山のHC東日本物流センター

  • 【燕市長定例会見】障がい福祉への企業の貢献を3段階で認定

    【燕市長定例会見】障がい福祉への企業の貢献を3段階で認定

    新潟県燕市は佐野大輔市長は25日の定例会見で、市内の障がい福祉サービス事業所と積極的に取引する企業を認定、表彰する「燕市障がい福祉サービス事業所工賃アップパートナー企業認定制度」を今年度から始めると発表した。県内初の取り組み。障がいのある人の工賃向上につながる企業との取引や業務連携を広げる。

    記者会見する佐野市長※燕市提供写真
    記者会見する佐野市長※燕市提供写真

    市内の障がい福祉サービス事業所で働く人の工賃向上と福祉的就労の充実を目的に創設する。前年度の事業所と企業などとの取引実績を確認し、物品の購入、業務委託、販売機会の無償提供の3分野を対象に実績に応じて3段階で認定する。

    最上位の「プレミアム工賃UPパートナー」は、物品購入総額50万円以上、業務委託総額100万円以上、販売機会の無償提供40回以上のいずれかを満たす企業などが対象。「工賃UPパートナー」はそれぞれ15万円以上、30万円以上、15回以上のいずれか、「工賃UPサポーター」は3分野のいずれかで取引実績がある企業などを認定する。

    さらに「プレミアム工賃UPパートナー」の認定を複数年継続した企業などを表彰する。初の認定式は12月3日午前10時から市役所で行い、プレミアム認定企業などに認定証を交付する。

    市は、企業側に障がい福祉事業所への発注や物品購入を促し、働く意欲を持つ障がいのある人が能力を発揮して地域で自立した生活を送れる環境づくりにつなげたい考えだ。

    高齢者の「身寄り」、認知症をテーマに催し

    このほか会見では9、10月を中心とした事業10項目を発表した。

    頼れる家族が身近にいない高齢者への支援を考える「地域福祉推進セミナー」は10月23日午後2時から中央公民館で開く。日本総合研究所シニアスペシャリストの沢村香苗氏が、単身高齢者の実情や高齢期に備えておくこと、地域で変化に気づいて専門機関につなぐ役割について講演する。定員100人、参加無料。

    9月の「認知症月間」では、5日午後1時半から吉田公民館で認知症の早期受診についての講演と映画「オレンジ・ランプ」の無料上映会を開く。14日から21日までは市役所を認知症支援のシンボルカラーのオレンジ色にライトアップするほか、1日から認知症サポーター養成講座のオリジナル動画を市ホームページで公開する。

    長寿を祝う事業では、ことし88歳になる598人と100歳になる36人に9月中、市内の地場産品などから選べるカタログギフトを贈る。100歳で希望する人には市長が直接、届ける。23日には文化会館で80歳を対象にした「燕市感謝を伝える80歳のつどい」を開き、約140人が参加予定だ。

    9月は「鬼まつり」 酒呑童子行列に佐渡の鬼太鼓

    9月1日から30日までは「つばめ鬼まつり」月間として、市内15施設で鬼をテーマにしたワークショップや関連グルメの販売などを行う。

    メーンイベントの「第21回越後くがみ山 酒呑童子行列」は、27日午前10時から午後4時まで「道の駅SORAIRO国上」と酒呑童子神社周辺で開く。燕市合併20周年を記念して佐渡伝統芸能集団「越佐」が鬼太鼓を披露。酒呑童子が退治された地として知られる京都府福知山市・大江山の酒呑童子も登場し、午後1時半から鬼軍団による行列を行う。

    20日午後1時からは吉田南小学校体育館で「つばめ多文化共生サッカーフェスティバル」を初めて開く。中学生以上を対象に、日本人と外国人の混合チームを当日のくじ引きでつくり、トーナメント戦を行う。国籍や性別を問わず参加でき、参加無料。

    13日の日本プロサッカーリーグJ2のアルビレックス新潟対モンテディオ山形戦では、デンカビッグスワンスタジアムの「市町村デー」に燕市が出店。ソウルフードの鶏肉のレモン和え丼やいちごジェラートなどを販売し、街ガチャや酒呑童子行列の鬼軍団も登場して燕市をPRする。

    アテネ五輪金メダリスト塚原直也氏が体操指導

    26日にはジムナスト分水で「ゆめみらいスポーツ教室」を開き、2004年アテネ五輪体操男子団体金メダリストの塚原直也氏が指導する。同教室で体操を取り上げるのは初めて。市内の体操クラブに所属する小中学生を対象に、男女に分かれて基礎技術や競技への心構えを学ぶ。

    燕図書館では10月9日から25日まで、人気絵本作家、高畠那生さんの絵本原画展を開催する。「うしとざん」「だるまだ!」「バナナじけん」の原画約60点を展示。11日には高畠さん本人を講師に、絵本に登場するバナナを作るワークショップも行う。

    また9月26日午前10時から午後3時まで、燕市東太田の下水終末処理場で「燕市下水道フェア2026」を開催。処理場探検ツアー、水の実験教室、重機への乗車、マンホール缶バッジづくりなどを通して、親子らに下水道の役割を知ってもらう。

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  • らーめん風伯に「炙り白みそつけ麺」 白みその香ばしさと豆乳のまろやかさ

    らーめん風伯に「炙り白みそつけ麺」 白みその香ばしさと豆乳のまろやかさ

    新潟県新潟市のラーメン店「らーめん 風伯(ふうはく)」は25日、期間限定メニュー「炙(あぶ)り白みそつけ麺」(税込1,100円)の販売を万代店と女池店の2店舗で始めた。10月30日まで。

    「国際田上竹祭 TAGAMI Bam Boo Boo(たがみバンブーブー2026)」
    「国際田上竹祭 TAGAMI Bam Boo Boo(たがみバンブーブー2026)」

    人気メニュー「白みそ野菜」らーめんをベースにした新商品。濃厚な豚白湯スープに北海道産白みそと豆乳を合わせ、コクがありながらまろやかな味わいに仕上げた。

    白みそはラード、ニンニクとともに中華鍋であぶり、香ばしさを引き出した。丼のふちにもあぶった白みそを添え、食べ進めながら少しずつつけ汁に溶かして、みその風味を強める「味変」も楽しめる。

    つけ汁には香ばしく炒めた野菜を加え、麺にもゆで野菜をトッピングした。麺は自社工場で製造する平打ち太麺の「柿渋麺」を使用。新潟県産の「佐渡おけさ柿」の渋柿から抽出したポリフェノールを活用し、つるつる、もちもちとした食感が特徴という。

    風伯はことし7月、ラーメンのベースとなる豚骨スープをリニューアルしており、新商品にも改良したスープを使った。販売店は、万代店(新潟市中央区万代1-1-32)と女池店(同区女池上山1-5-15)。販売期間は10月30日まで。

  • 人口減少を「変革のチャンス」に 滝沢三条市長が市政報告会で集まった約260人を前に八十里越や教育の将来像を語る

    人口減少を「変革のチャンス」に 滝沢三条市長が市政報告会で集まった約260人を前に八十里越や教育の将来像を語る

    新潟県三条市の滝沢亮市長の市政報告会が24日夜、三条東公民館で開かれた。滝沢市長は2027年夏に暫定開通する国道289号「八十里越(はちじゅうりごえ)」をはじめ、国道403号バイパスの延伸や国道8号の4車線化、学校統合、三条市立大学の定員拡大などについて説明。人口減少が進む中でも「変化、変革を恐れることなく進めていかなければならない」と訴えた。

    滝沢市長
    滝沢市長

    2年前に2期目に無投票当選してから、市政報告会は昨年5月に続いて2回目。滝沢亮後援会が開いた。支持者ら約260人が参集し、来賓に杉井旬新潟県議、野崎久雄三条市議会議長らがあいさつし、市議らも出席した。

    八十里越「開通はゴールであると同時にスタート」

    滝沢市長は来年夏に暫定開通する三条市と福島県只見町を結ぶ八十里越のPR用ポロシャツ姿で登壇。八十里越について、国が事業化を決めた1986年が自身の生まれた年で、工事開始から長い年月を経て来夏の開通を迎えることにふれた。

    自身の先祖が戊辰戦争会津側から八十里越を越えて下田地域に逃げて来たと聞いているが、只見町議会議長に、義勇兵として越後の人たちを助けに来たと言えば、話がきれいになるとになるじゃないかと言われたエピソードも紹介した。

    約260人が参集
    約260人が参集

    「開通はゴールであると同時にスタート」とし、福島県や太平洋側との交流人口、関係人口を拡大し、三条市を新潟県側の玄関口として発展させたい考えを示した。

    道路整備を加速 石上大橋下流に新たな橋も

    道路整備では、景雲橋の所で止まっている国道403号バイパスを、三条市役所近くの第二産業道路まで延伸する計画に言及。残る約3キロのうち、県が担当する約2キロについて2026年度から事業を進めることになったと説明し、市が担当する約1.1キロと合わせて整備を促進する考えを示した。

    国道8号の三条市内の4車線化についても国への要望を続けるとし、工事中の区間について「できれば今年度中に」と国側から説明を受けていることを紹介した。

    滝沢市長
    滝沢市長

    さらに、第二産業道路や石上大橋、燕三条地域の渋滞を抜本的に改善するため、石上大橋より下流側に信濃川を渡る新たな橋を整備する、いわゆる石上大橋下流橋の必要性を強調。「国、県、市議会、市民と一致団結して前に進めたい」と意欲を示した。

    人口減少を人づくりで乗り越える「パワー理論」

    教育分野では、2028年4月に予定されている下田地域5小学校の統合について、飯田小学校の校舎を活用する方針のもと、校名、校歌、校章やスクールバスのルートなどの検討が進んでいると報告した。

    県央工業高校と三条商業高校が2029年4月に統合する県の計画については、背景に少子化がある一方で、「これを機にどのような教育をし、どのような人材を地域から輩出していくのかを考えるチャンス」と受け止めた。

    質疑応答
    質疑応答

    現在、9万人を割った三条市の人口が将来4万〜4万5,000人規模になる可能性がある。今は1人が1パワーとすると、三条市の総パワー量は9万パワー。学校の統合で教育を充実させ、人づくりをしっかりして1人が2パワーをもてば、仮に人口が 4万5,000人になったとしても9万パワーを維持できる。

    さらに1人が3パワーを持てれば13万5,000パワーになり、「むしろ今よりもパワーアップするまちづくりが進められる」と独自のパワー理論で人口減少を前向きにとらえた。

    三条市立大学は、2027年度入学生から1学年の定員を現在の80人から120人に増員する予定になっており、ものづくりや経営に加えてデジタル、グリーン分野の教育も強化する。卒業生の県央地域への就職についても成果が出ており、ことしは卒業生は13人が県央地域に就職した。「今いい状況だからと安心するのではなく、現状維持は衰退だと思って変革していく」と述べた。

    支援者を握手して送る滝沢市長
    支援者を握手して送る滝沢市長

    滝沢市長は2020年に34歳で初当選し、現在2期目。ことし1月に40歳になった。「変わるのは怖いし、何もしないのがいちばん楽だが、それでは市民への裏切りになる」とし、「残り2年間、市民の皆様、三条市のために全身全霊、粉骨砕身で働く」と締めくくった。

    質疑では、市民から生活道路の改良や物価高騰対策について意見が出た。物価高対策では、水道基本料金や小中学校給食費の無償化を評価する一方、近隣自治体に比べ現金給付や商品券などが少ないとの指摘や、中小企業支援を従業員の賃上げにつなげてほしいとの要望があった。

    来賓も人口減少時代の市政に期待

    また、開会にあたり、村上幸一後援会長は、滝沢市長が就任から6年を迎えることにふれ、「財政的に厳しいなか、市民が一致して協力していかなければならない」と述べ、引き続き市政への支援を呼びかけた。

    村上後援会長
    村上後援会長

    来賓の杉井旬県議は、少子化と人口減少を取り上げ、これまで人口増加を前提としてきた行政計画を根本から見直す必要があると指摘。「誰も経験したことのない人口減少時代の行政運営に滝沢市長が取り組んでいる」と述べ、市民にも時代の変化を踏まえた市政への理解と支援を求めた。

    滝沢市長
    滝沢市長

    野崎久雄三条市議会議長は、国道403号をはじめとする道路整備の要望活動を紹介するとともに、出生数の減少に伴う学校再編の必要性に言及した。将来は市内の中学生全体でも現在より大幅に少なくなるとして、「10年、20年先を見据え、早めに青写真を示してほしい」と長期的な計画づくりを求め、「人口が減るから悲観するのではなく、その中ですごい三条市をつくればいい」と滝沢市長の今後に期待した。

    野崎議長
    野崎議長

    祝辞を寄せた国定勇人衆院議員は、滝沢市政について、産業振興や子育て支援、防災力強化などを着実に進めていると評価し、国政の立場から今後も連携していく考えを示した。

    後援会青年部
    後援会青年部

    菊田真紀子衆院議員は、市民との対話を重視した市政運営や子育て支援、防災・減災、産業振興などを評価。八十里越開通を見据えた都市開発や交流人口の拡大について、滝沢市長のリーダーシップに期待した。

    河原井拓也県議は、滝沢市長が国や県への要望活動で自ら先頭に立っていることを紹介。八十里越や道路、河川などのインフラ整備について、「三条市の将来と市民のために行動する熱意と行動力に感銘を受けている」とし、県政の立場から支えていく考えを示した。

    後援会青年部は、今後も各地域で少人数を含めた座談会を続け、市民の声を直接聞く機会を設けていくと説明。若い世代にも市政や地域への関心を広げ、後援会として滝沢市長を支えていくとした。

    野崎後援会副会長
    野崎後援会副会長

    閉会のあいさつで後援会の野崎勝康副会長は、2期目が無投票だったことによる支援側の気の緩みを懸念していたとしながら、「きょうの市政報告を聞き、その懸念は払拭された」と評価。八十里越開通や新たな信濃川架橋などへの期待を示し、今後も市民とともに滝沢市長を支えていくよう呼びかけた。

  • 田上町を竹あかりで包む「たがみバンブーブー2026」が9月12日開幕 300人が光と音楽で練り歩く 田上中3年生が新会場をプロデュース

    田上町を竹あかりで包む「たがみバンブーブー2026」が9月12日開幕 300人が光と音楽で練り歩く 田上中3年生が新会場をプロデュース

    新潟県田上町の放置竹林を活用した竹あかりのアートイベント「国際田上竹祭 TAGAMI Bam Boo Boo(たがみバンブーブー2026)」が9月12日(土)から10月12日(月・祝)まで、町内各所で開かれる。ことしは約300人が参加する「光のパレード」や、田上中学校3年生が総合プロデュースする新会場も登場する。

    「国際田上竹祭 TAGAMI Bam Boo Boo(たがみバンブーブー2026)」
    「国際田上竹祭 TAGAMI Bam Boo Boo(たがみバンブーブー2026)」

    放置竹林を地域資源に 4年間で13万6,000人が来場

    田上町を拠点に昨年5月に設立された一般社団法人SAIKACHI(サイカチ)(渡辺勇祐代表)が運営するたがみバンブーブー実行委員会が主催する。町内に広がる未整備の放置竹林を地域資源として生かそうと、竹林の整備から伐採、作品制作、設置、運営までをボランティアの「たけのこ団」や学校、地域住民らとともに行ってきた。

    過去4年間の来場者は延べ13万6,000人で、昨年2025年は延べ4万2,000人が来場。制作にかかわったボランティアや児童生徒も累計延べ5,650人を超えた。

    実行委員会とたけのこ団の集合写真地元小学生とアーティストとの作業風景
    実行委員会とたけのこ団の集合写真(左)、地元小学生とアーティストとの作業風景(右)

    メインとなる「たがみバンブーブー竹林」は、放置竹林を整備して生まれたサッカー場1面ほどの広さの会場。4人のアーティストが手がける竹のアート作品をライトアップする。

    道の駅たがみでは、バンブーアートの展示や高さ6メートルの竹製ブランコを設置。週末には田上町や県内の店舗が出店する「バンブーナイトマーケット」も開く。

    300人が練り歩く新企画『光のパレード』

    たがみバンブーブー竹林作品たがみバンブーブー竹林作品
    たがみバンブーブー竹林作品(左)、たがみバンブーブー竹林作品(右)

    このほか、豪農の離れ座敷と枯山水庭園を持つ「椿寿荘」やJR羽生田駅前、湯田上温泉などにも作品を展示し、町全体を竹あかりのアート空間にする。

    ことし新たに企画するオープニングイベント「光のパレード」は、道の駅たがみからバンブーブー竹林まで約1.2キロを、約300人が光と音楽に合わせて練り歩く。美術家で光の演出を手がける高橋匡太さんが監修し、パフォーマンス集団「to R mansion」のステージや点灯式も行う。

    道の駅たがみ作品高さ6m 竹でつくったバンブーブランコ
    道の駅たがみ作品(左)、高さ6m 竹でつくったバンブーブランコ(右)

    田上中3年生が新会場を総合プロデュース

    新会場「TBBBたがみバンブーブーミュージアム」は田上中学校3年生が総合プロデュースする。食の専門家と考案したオリジナルフード、アーティストと制作する体験型アート、町内を巡るスタンプラリーなどを通じて田上町の魅力を発信する。

    さらに道の駅たがみから竹林会場までの道沿いには、地域住民が果実袋に笑顔を描いた作品「ひかりの実」を設置。散策しながら光の作品を楽しめるようにする。

    椿寿荘作品駅前アート作品
    椿寿荘作品(左)、駅前アート作品(右)

    参加予定アーティストは、総合プロデューサーの「CHIKAKEN(ちかけん)」をはじめ、高橋匡太さん、ロープ遊具アーティストのはんすさん、クリエイティブディレクターの迫一成さん、廃材再生師の加治聖哉さんら。

    ライトアップは期間中午後6時から8時半まで。道の駅たがみは午後10時まで点灯する。会場はバンブーブー竹林、道の駅たがみ、椿寿荘、JR羽生田駅前、TBBBたがみバンブーブーミュージアム、湯田上温泉など。

    光のパレード チラシ一部
    光のパレード チラシ一部

    料金表
    料金表

    たがみバンブーブーキービジュアル’
    たがみバンブーブーキービジュアル

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  • 「処暑」だった23日も三条市は最高気温は31.3度の真夏日

    夏の暑さが収まって新涼が間近いとされる「処暑」だった23日、新潟県三条市は曇りがちだったが、最高気温は31.3度の真夏日だった。

    最低気温は明け方の22.5度と涼しくなった。日中は蒸し暑かったが、日が暮れると一気に過ごしやすくなった。

    24日の新潟の予報は、曇時々晴で予想最高気温は31度。

  • 弥彦の皇室献上米と石巻の無添加たらこが出会う「やひこむすび」発売

    弥彦の皇室献上米と石巻の無添加たらこが出会う「やひこむすび」発売

    新潟県弥彦村のブランド米「伊彌彦米(いやひこまい)」と宮城県石巻市の無添加たらこを組み合わせたプレミアム冷凍おむすび「やひこむすび」が完成。24日、弥彦村で試食会と記者会見が開かれた。「縁を、むすぶ。」をコンセプトに、贈答品やふるさと納税返礼品として販売していく。

    左から弥彦村の本間村長、三ツ目の澤代表、湊水産の木村社長、第四生産組合の竹野組合長、弥彦アベニールの藁科代表
    左から弥彦村の本間村長、三ツ目の澤代表、湊水産の木村社長、第四生産組合の竹野組合長、弥彦アベニールの藁科代表

    弥彦村と三ツ目株式会社(新潟県三条市)、湊水産株式会社(宮城県石巻市)が連携して開発した。弥彦村で生産され、2018年に皇室献上米となった特別栽培米「伊彌彦米」と、湊水産が手がける無添加・無着色のたらこや明太子、弥彦産枝豆を使った冷凍おむすびで、「たらこ」、「明太子」、「枝豆たらこ」の3種類を詰め合わせる。

    東日本大震災で生まれた縁が商品開発へ

    伊彌彦米を活用した新商品の検討が開発のきっかけとなった。三ツ目には、2011年の東日本大震災の際に湊水産でボランティア活動をした経験のある社員がおり、その縁から湊水産とのつながりが生まれた。

    ことし4月中旬に初めてオンラインで打ち合わせを行い、約4カ月をかけて商品化した。

    「やひこむすび」
    「やひこむすび」

    湊水産は石巻市で45年以上にわたり、たらこや明太子を製造している。近年は、たらこの煮汁に宮城県産「ササニシキ」、鰹節と昆布の天然だしを合わせて炊き上げた冷凍おにぎり「たらこ屋がつくったおにぎり」を製造、販売している。

    湊水産の木村一成代表取締役は、初めて伊彌彦米を食べたとき、「甘みとしっかりした粒立ちに驚いた」という。たらこの煮汁を米に吸わせ、ご飯そのものにたらこの風味が広がるよう仕上げた。

    解凍後も「伊彌彦米らしさ」を

    一方で、冷凍後に電子レンジで温めても炊きたてに近い食感を保つことが開発上の課題となった。伊彌彦米に弥彦産もち米「こがねもち」を加え、配合を細かく調整。湊水産がこれまで培ってきた冷凍おむすびの技術を応用しながら試作を重ねた。

    左から「たらこ」、「枝豆たらこ」、「明太子」
    左から「たらこ」、「枝豆たらこ」、「明太子」

    木村社長は「伊彌彦米はこれまで使ってきた米とはまったく別物だった」と話し、解凍後も伊彌彦米の粒立ちや甘みを生かすための調整に時間をかけた。

    伊彌彦米は、農薬と化学肥料を50%以上削減した新潟県特別栽培農産物の認証米。生産する農事組合法人第四生産組合の竹野勝行組合長は、伊彌彦米がことし誕生から10年を迎え、その節目に新商品が誕生したことを喜んだ。

    また、「枝豆たらこ」には弥彦産枝豆を使用する。弥彦アベニール株式会社(弥彦村)の藁科克彦代表は、規格外となった枝豆の活用にもつながるとして、「規格外品をいかに生かすかという点でも、このおむすびには縁を感じる。もっと活用を広げていきたい」と期待した。

    子どもたちもぱくぱく試食
    子どもたちもぱくぱく試食

    自治体のふるさと納税事業を支援する三ツ目は、昨年度から弥彦村のふるさと納税事業でアドバイザー的役割を担い、今年度は正式に運営委託を受けた。返礼品の開発に取り組んだのは今回が初めて。

    「本当にご縁でつながって、すごく素敵な感じの話になった」と三ツ目の澤正史代表取締役。返礼品の開発は「どんどんいろんな地域でやりたいと思っている。とくに新潟は米はもちろん、ご飯のお供も多く、そういったものでも何か作れるのでないか」と構想を膨らませる。

    「自然」「地域」「人」の3つの縁

    商品名には、越後一宮・彌彦神社を有する弥彦の「自然の縁」、弥彦と石巻をつないだ「地域の縁」、さらに贈る人と受け取る人をつなぐ「人の縁」という「3つの縁」への思いを込めた。

    三ツ目の澤代表
    三ツ目の澤代表

    本間芳之弥彦村長は、伊彌彦米と弥彦産枝豆、石巻のたらこが一つの商品になったことについて、「単なるビジネスの連携ではなく、まさに『ご縁』という言葉がふさわしい」と評価。「弥彦村と石巻、そして全国の皆さまをつなぐ縁結びの架け橋になってほしい」と期待を寄せた。

    商品は化学調味料や着色料、保存料を使わず、電子レンジ600Wで約1分加熱すれば食べられる。冷凍保存できるため、家庭用だけでなく贈答品としての需要も見込む。

    3種類を詰め合わせた化粧箱入りで、通常販売価格は税込1,350円。オンラインショップなどで販売するほか、弥彦村のふるさと納税返礼品にも採用し、寄付額は8,000円。この日から彌彦神社前の「酒屋やよい」で販売を始め、今後は県内や弥彦村を中心に販路を広げ、アンテナショップなどでの販売も検討する。

    本間村長
    本間村長

    湊水産では将来的に、石巻のサケやタイ、ワカメなど別の水産物を使った商品や、いなりずしなどへの展開も視野に入れている。

    石巻と新潟をつないできた「恩返し」の縁

    湊水産と新潟との縁は今回が初めてではない。

    2004年の新潟県中越地震では、石巻市がいち早く旧山古志村(現長岡市)への災害応援に駆けつけた。その7年後の2011年に東日本大震災が発生すると、今度は長岡市が「恩返し」として、津波で壊滅的な被害を受けた石巻市でさまざまな復興支援活動を行った。

    その交流の中で、長岡市の朝日酒造株式会社と湊水産の接点が生まれた。震災復旧で支援を受けた湊水産は、長岡への恩返しにつながる商品をつくろうと、朝日酒造の吟醸酒かすを使った「粕漬けたらこ」などを共同開発した。

    湊水産の木村社長
    湊水産の木村社長

    そして今回、東日本大震災の際に石巻でボランティア活動をした三ツ目の社員との縁を通じ、「たらこ屋がつくったおにぎり」と伊彌彦米を組み合わせられないかという話が持ち上がり、「やひこむすび」の開発へとつながった。

    単なる企業同士の商取引ではなく、災害時に助け合ってきた地域や人の縁が、新たな商品として形になった。

    木村社長は「商品ができたこと以上に、弥彦と石巻という二つの地域の人と素材が出会い、一つの商品になったことがうれしい。いつか『弥彦といえばやひこむすび』と言ってもらえる商品に育てたい」と話している。

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  • eスポーツで世代を超えた交流 15歳から50歳まで51人が熱戦 「まちやま」で第2回デジタル三条市長杯

    eスポーツで世代を超えた交流 15歳から50歳まで51人が熱戦 「まちやま」で第2回デジタル三条市長杯

    三条市図書館等複合施設「まちやま」で23日、第2回デジタル三条市長杯「Next Generation Cup 8.23」eスポーツ大会が開かれた。15歳から50歳までの51人が『ストリートファイター6』で腕を競い、選手を含め約100人が来場。試合が決着するたびに大きな歓声が上がり、会場は熱気に包まれた。

    大画面に映し出された対戦を見守る参加者と観客
    大画面に映し出された対戦を見守る参加者と観客

    大会は、まちづくり会社の株式会社燕三条と三条市が共催。燕市でゲーミングカフェを運営する合同会社PPPが運営に協力した。トーナメントを勝ち上がったあら選手が優勝。ろちしん選手が準優勝、くさのの選手が3位、ショウヤ選手が4位となった。

    県内でほかに開かれる『ストリートファイター6』の大会でを通じて顔なじみになった選手がいる一方、今回が初出場で緊張した表情の選手もいた。年齢や大会経験に関係なく同じルールで競い、観客も大画面で勝負の行方を見守った。

    複数の対戦台を使って進められたトーナメント
    複数の対戦台を使って進められたトーナメント
    大画面と複数の対戦台が並んだ大会会場
    大画面と複数の対戦台が並んだ大会会場

    大会をゲーム愛好者だけの内輪の催しにせず、地域に開かれたスポーツ大会として運営することを意識した。開会式には滝沢亮三条市長を来賓に迎えた。閉会式では上位選手に賞状と景品を贈った。実況と解説を加え、ゲームに詳しくない観客にも試合の展開が伝わるようにした。

    会場を「まちやま」にしたのも、日常的に幅広い世代が利用する公共施設で開催することで、eスポーツにふれたことのない市民にも関心をもってもらい、若者をはじめとする新たな層が地域の催しに参加するきっかけになることを期待した。

    図書館等複合施設「まちやま」のサイエンスホールが競技会場になった
    図書館等複合施設「まちやま」のサイエンスホールが競技会場になった

    会場には最新作の『ストリートファイター6』と並んで、テーブル筐体協会による『ストリートファイターII』のテーブル筐体も設置された。かつて喫茶店などで親しまれたゲームを大人が懐かしみ、若い世代が新鮮な感覚で体験する姿もあり、新旧のゲーム文化が同じ空間で世代をつないだ。

    『ストリートファイターII』のテーブル筐体を楽しむ滝沢三条市長
    『ストリートファイターII』のテーブル筐体を楽しむ滝沢三条市長


    大会は関係者が多く、会場や機材、競技進行、式典、来場者対応など全体のディレクションに苦労した。一方で、各団体が「まちを盛り上げたい」「eスポーツの可能性を地域に生かしたい」という思いを共有し、新しい分野の大会を形にした。

    株式会社燕三条は「eスポーツ大会を内輪の催しにせず、選手が正式な競技の舞台に立っていると感じられ、観客も一緒に応援できる大会を心がけた。15歳から50歳までが同じ舞台で競う姿に、世代を超えて人をつなぐeスポーツの可能性を感じた」としている。

    大会参加者と滝沢三条市長の集合写真
    大会参加者と滝沢三条市長の集合写真

    同社が手がける燕三条匠の守護者プロジェクトでは、「Next Generation Cup」の名称に、次の世代にこのまちで遊び、競い、集まった記憶を残したいという思いを込めた。今後もeスポーツを活用し、地域に新たな交流や文化を生み出す取り組みを続ける考えだ。

  • 「良食生活館 分水パコ店」が8月30日で営業終了 「スーパーのアオキ」としてオープンへ

    「良食生活館 分水パコ店」が8月30日で営業終了 「スーパーのアオキ」としてオープンへ

    新潟県燕市分水新町のショッピングセンター「分水ショッピングパーク・パコ」内にある食品スーパー「良食生活館 分水パコ店」が、店舗改装に伴い8月30日(日)午後6時で営業を終了する。改装後は「スーパーのアオキ」としてオープンする。オープン日は未定。

    ショッピングセンター「分水ショッピングパーク・パコ」
    ショッピングセンター「分水ショッピングパーク・パコ」

    店頭には「店舗改装に伴う一時閉店のお知らせ」が掲示されている。「9月1日の吸収合併に伴い良食生活館分水パコ店としての店舗営業は下記の期日をもちまして終了となります」とし、長年の利用に感謝している。

    クスリのアオキホールディングスは5月、子会社のクスリのアオキが、良食生活館などを運営する(株)スポット(長岡市)と、「ピアレマート」の(株)魚齋藤(五泉市)、「ウオエイ」の(株)魚栄商店(新潟市南区)のグループ会社3社を9月1日付で吸収合併すると発表した。

    クスリのアオキを存続会社として、スポットなど3社は解散。食品スーパーが持つ生鮮食品の品ぞろえと、ドラッグストアの商品や調剤薬局を組み合わせ、店舗競争力を高める。

    分水ショッピングパーク・パコは1981年7月に開業。食品スーパーのキーテナントは「フレッシュマートツチダ」のあと「清水フードセンター」が2008年で閉店、良食生活館が出店。約18年にわたり分水地区の買い物を支えてきた。

    店頭告知では、新店舗を「スーパーのアオキ」と表記している。具体的な開店時期や店舗内容についてはまだ告知されていない。

  • 不安定な天気で下田地区では短時間に激しい雨も

    不安定な天気で下田地区では短時間に激しい雨も

    22日の新潟県三条市は明け方や正午過ぎに雨が降ったところがある不安定な天気で、日中の最高気温は30.7度だった。

    22日午後3時前、燕市吉田地区から三条市下田地区に見えた雨柱
    22日午後3時前、燕市吉田地区から三条市下田地区に見えた雨柱


    雨量は1時間で1.5ミリを最高に累計4.5ミリ降った。とくに下田地区では午後3時ごろを中心にゲリラ豪雨のような短時間に激しい雨が降り、遠くからも雨柱がはっきりと見られた。

    23日は夏の暑さが収まって新涼が間近いとされる「処暑」。新潟の天気予報は晴れ時々くもりで予想最高気温は31度。

  • ツインバードが日本製「4合精米器」発売へ 燕三条で開発、精米したての味を家庭で

    ツインバードが日本製「4合精米器」発売へ 燕三条で開発、精米したての味を家庭で

    新潟県燕市の家電メーカー(株)ツインバード(野水重明代表取締役社長)は、米どころ新潟燕三条のメーカーとしての知見と技術をもとに開発した日本製の家庭用4合精米器「4合精米器(MR-E522W)」を9月4日に発売する。

    家庭用4合精米器「4合精米器(MR-E522W)」
    家庭用4合精米器「4合精米器(MR-E522W)」

    昨年の米不足になどを背景に、好みの銘柄や美味しさにもこだわりながら食費も抑えられる玄米が注目されている。そうしたなか、おいしいご飯をより多くの人に味わってもらいたいと家庭用精米器のラインアップを拡充し、新たなモデルを発売する。

    この新製品は、米に負担をかけにくい形状のかくはん棒で、割れ米を減らして米の温度上昇を抑えながら精米できる「かくはん式」を採用。一度に4合まで精米でき、「通常」「みがき」「上白米」「胚芽」の4つの精米モードと、好みの食感や栄養価に合わせて「白米」「3ぶ」「5ぶ」「7ぶ」の4段階から好みのぶつき具合を選べる。

    「みがきモード」を搭載し、精米されて日がたった白米もみがける。さらに、ラストメモリー機能で前回と同じ設定で手軽に精米できる。

    かはんしき、ぶつき調整
    かはんしき、ぶつき調整

    操作部はフラットボタンで手入れしやすく、精米かごや、ぬかボックスなどのパーツは水洗いでき、清潔に使える。

    本体サイズは幅195、奥行き265、高さ235ミリで、重さ約3キロ。幅約20センチのコンパクトなサイズで、キッチンにも設置しやすくした。消費電力は175ワット。価格はオープン。

    ツインバードは1951年、燕三条地域でメッキ加工業として創業し、1984年から本格的に家電事業に参入した。今回の精米器について同社は、日本有数の米どころ新潟の米へのこだわりと、燕三条で培ったものづくりの技術をもとに開発したとしている。