秋の始まり「立秋」だった7日も各地で高温が続いた。三条市の気温は35.6度まで上がり、前日6日の最高気温35.4度に続き、2日連続の猛暑日となった。
明け方の最低気温は25.3度で久しぶりの熱帯夜に。終日快晴で気温はぐんぐん上がり、体感的にはことしいちばんの暑さと感じるほどだった。
8日の新潟の予報はくもりで予想最高気温は32度。

秋の始まり「立秋」だった7日も各地で高温が続いた。三条市の気温は35.6度まで上がり、前日6日の最高気温35.4度に続き、2日連続の猛暑日となった。
明け方の最低気温は25.3度で久しぶりの熱帯夜に。終日快晴で気温はぐんぐん上がり、体感的にはことしいちばんの暑さと感じるほどだった。
8日の新潟の予報はくもりで予想最高気温は32度。

新潟県燕市は7日、令和8年熊本地震で被災した熊本県八代(やつしろ)市へ、市内のアウトドア用品メーカー、(株)新越ワークス(燕市小関、山後佑馬代表取締役社長)が寄贈した簡易ベッド256台を発送した。同社と燕市、佐川急便株式会社が連携し、被災地から要望のあった寝具を速やかに届ける。
同日午前9時、新越ワークス本社前で出発式を行った。佐野大輔燕市長と山後社長らが見守るなか、簡易ベッドを積んだトラックが八代市へ向けて出発した。10日に現地へ到着し、八代市を通じて避難所で活用される予定。
新越ワークスは、これまでも被災者支援に取り組んでおり、10年前の熊本地震では熊本県のPRマスコットキャラクター「くまモン」をレーザー刻印したシェラカップ約2,000個を販売し、その売り上げから60万円ほどを被災地に寄付している。
今回の支援のきっかけは、4日にオンラインで開かれた「活力ある地方を創る首長の会」。八代市の小野泰輔市長が避難所で段ボールベッドなどの寝具が不足していると訴えた。
その直前、新越ワークスから燕市へ「被災地へ何か支援物資を届けたい」と申し出があった。燕市は同社にもオンライン会議へ参加してもらい、被災地の生の声を聞いてもらった。
段ボールベッドについては、国のプッシュ型支援によって必要量を確保できる見通しが立っていた。一方、燕市が、日中に素早く撤収でき、ベンチとしても使えるなど、避難者や支援職員、ボランティアが多用途に活用できる簡易ベッドを提案したところ、八代市から「活用させていただきたい」と回答があったことから、今回の支援が決まった。
新越ワークスはことし4月にも燕市へ防災用寝具を寄贈しており、自社製品を提供することを決めた。
当初は300台を送る計画だったが、トラックの積載重量との兼ね合いで256台に変更した。輸送は燕市と災害時の物資輸送協定を結んでいる佐川急便が担った。
寄贈したのは、新越ワークスのアウトドアブランド「ユニフレーム」の折り畳み式簡易ベッド「リラックスコット」。持ち運びや設置が容易で、ベッドだけでなくベンチとしても使える。
山後社長は「報道で避難所の皆さんが非常に困っていることを知り、私たちが持っているもので何か役に立てないかと考えていた。床で寝なければならない方もいると聞いている。少しでも体を休めるために活用してもらえればありがたい」と話した。
佐野市長も実際にベッドへ横になり、段ボールベッドに比べても寝心地が良いことを確かめた。
佐野市長は「災害時には、必要とされている物資をいかに早く届けるかが大切。燕市が要請する前から新越ワークスに名乗り出ていただき、佐川急便にも迅速に対応していただいた」と両社に感謝した。
長期化する避難生活については「避難所にいるだけでも精神的な負担は大きく、疲労が災害関連死につながることもある。少しでも心と体を休めてもらい、その負担の緩和に役立てば」と願った。
燕市は今後、国や県、首長間のネットワークを通じた要請を見ながら、職員派遣を含む追加支援にも迅速に対応する。
令和8年熊本地震は7月28日に発生し、熊本県内で最大震度7を観測した。八代市では避難生活が続き、寝具をはじめとする生活物資の確保が課題になっている。

新潟県三条市の新年の風物詩として長く親しまれてきた「三条市元旦マラソン大会」が、次回の2027年1月1日の第22回大会を最後に終了する。安全な大会運営に必要な交通誘導員の確保が困難になったためで、旧三条市時代を含めて56年に及ぶ歴史に幕を下ろす。
滝沢亮三条市長が7日の定例記者会見で発表した。「非常に残念で心苦しい」としたうえで、「歴史ある三条市元旦マラソン大会も、来年1月1日がラストランとなる。大勢の方から参加いただき、一緒に大会を盛り上げていただきたい」と呼びかけた。
終了を決めた最大の理由は、コースの安全を確保する交通誘導員の不足だ。市によると、交差点など誘導員を配置する必要がある場所は約70カ所に上る。
これまでは市職員をはじめ、三条市陸上競技協会やスポーツ関係団体のメンバーなどが運営を支えてきた。以前は高校生を配置したこともあったが、安全面から専門の警備員による交通誘導が必要との認識が強まっていた。
2023年に北海道の自転車ロードレースで死亡事故が発生。交通規制や安全対策を講じる注意義務を怠った疑いで、主催者らが業務上過失致死容疑で書類送検された。この事故を契機に大会運営に一層厳格な安全確保が求められるようになったことも、運営方法を見直す背景のひとつとなった。
一方、元日は商業施設の初売りなどで警備需要が高く、警備員の確保が難しい。最後となる次回大会では、複数の警備会社に依頼して約10人を確保し、主要交差点に配置する。しかし、約70カ所すべてを専門の警備員でまかなうことは困難という。
陸上競技関係者の高齢化や、元日に市職員を動員する負担も重なり、ボランティアを中心とした運営では安全確保が難しいと判断した。
開催日を元日以外に変更する案も検討したが、通常の日は元日より交通量が多く、市街地を走る現在のコースではさらに多くの警備員が必要になる。このため、日程を変更して大会を存続させる見通しも立たない。
元旦マラソンは1972年(昭和47)、「走ること・歩くことは体力づくりの基本」「一年の計は元旦にあり」を掲げ、旧三条市で始まった。
2005年に旧三条市、栄町、下田村が合併して現在の三条市が誕生したことに伴い、大会回数を改め、翌2006年元日に「第1回三条市元旦マラソン大会」として再出発した。最後となる2027年大会が、現在の三条市になってから22回目となる。
2009年にランナーズチップを導入してから参加者が急増。ことしは1,608人が応募し、荒天もあって、このうち1,239人が参加した。仮装の部やファミリー向け種目の拡充に加え、事前申込制度の定着やネットエントリーの普及などによって、市外や県外からも参加しやすくなった。
県内では、ほかの地域でも元旦マラソンが行われている。県央地域では加茂市、このほか村上市、五泉市、阿賀野市、新潟市西区、新潟市南区、魚沼市などで開催されている。
市は元旦マラソンの終了後も、市民がランニング大会に参加できる機会を確保するため、毎年10月に開いている市民駅伝競走大会に、個人で申し込める「フリーの部」を新設する。個人の申込者を抽選で組み合わせてチームを編成する。
市民駅伝は、2027年夏に予定されている国道289号八十里越の開通に向けて機運を高めるため、ことしから「八十里越ヴィレッジ駅伝2026」に名称を変更する。ただ、市街地を走る元旦マラソンに代わる新たな個人マラソン大会を開く予定はない。
最後となる「第22回三条市元旦マラソン大会」は、2027年1月1日に「たいぶん」を発着点に開く。3キロ、5キロ、10キロ、歩け歩け3キロのほか、2027メートルの「KIZUNA(きずな)2027」と「親子でチャレンジ2027」を行う。居住地を問わず誰でも参加でき、参加費は無料。
開会式の総合司会は、三条市下田地域出身のよしもと新潟県住みます芸人で、三条市ふるさとPR大使見習いの関田将人さんが務める。関田さんが出場者にインタビューするほか、三条高校書道部が書道パフォーマンスを披露し、ラストランに花を添える。
申し込みは例年より早い8月10日から11月1日まで。市ホームページから申込書をダウンロードし、「たいぶん」、栄体育館、下田体育館のいずれかへ持参するか、電子申請システムで申し込む。当日の申し込みは受け付けない。

新潟県三条市は7日、市立本成寺中学校で、市内の小学校2校と全中学校、義務教育学校の体育館に導入したエアコンと輻射(ふくしゃ)パネルによるハイブリッド型冷暖房システムのデモンストレーションと見学会を開いた。学校体育館への同システムの導入は、北陸から東北にかけての日本海側では初めて。児童生徒の熱中症対策と、災害時の避難所環境の改善を図る。
見学会には、新潟県と県内市町村の教育委員会、スポーツ担当部署など19団体から78人が参加。遠くは村上市や糸魚川市から訪れるなど、学校体育館の空調整備に対する自治体の関心の高さをうかがわせた。
冷暖房システムを導入したのは、一ノ木戸小学校、嵐南小学校・第一中学校、第二、第三、第四、本成寺、大島、栄、下田の各中学校と大崎学園。12体育館に計167台を設置し、5月30日までに工事を終えた。
整備費は12体育館の平均で、設計委託料約460万円、工事監理委託料約140万円、工事費約7400万円の計約8000万円。全体では約9億6000万円となる。
滝沢亮三条市長は、「近年の暑さで夏に思うように体育や部活動ができない状況が毎年続いている。まずは子どもたちの命と安全を守るため、中学校を中心に導入した」と説明した。
さらに多くの学校体育館が指定避難所となっていることにふれた。花角知事は「災害は真冬に起こるのか、夏に起こるのかわからない。避難所の環境整備という意味でも導入を決めた。他の自治体にとっても参考になれば」と話した。
導入したシステムは、冷房能力10キロワット、暖房能力11.2キロワットのエアコンと輻射パネルを組み合わせる。
冷房時はエアコンの冷媒を利用して輻射パネルを約10度まで冷やす。温度の高い人や床、壁などから低温のパネルへ熱が移る性質を利用し、体育館全体を効率よく冷やす。暖房時は反対にパネルを温め、熱を人や床、壁へ伝える。
一般的なエアコンだけの空調に比べ、体育館の中央と端で温度差が生じにくい。室内が設定温度に近づくとエアコンの風が微風になるため、風の影響を受けやすい卓球やバドミントンにも適しているという。
輻射パネル自体は電力を使わず、空調能力を通常の約70%に抑えることができるため、電気料金もエアコン単体より約3割削減できるとする。初期費用は高くなるものの、ランニングコストや将来の更新費用を含めた長期的な運用では有利に。10年余りで初期費用の上乗せ分を回収できるとされる。
エアコンと輻射パネルをボールから守る防球格子は、道路や敷地内の側溝などの上に置かれる金属などの格子状のふた「グレーチング」の製造で知られる三条市の(株)カワグレが製作した「Made in 三条」となっている。
デモンストレーションでは、午前7時35分に設定温度20度で運転を開始した。外気温が同7時半の30.6度から同10時半には34.5度へ約4度上がり、体育館上部のギャラリーも31.2度から35.1度へ上昇した。
一方、体育館中央は31度から27.2度へ約4度下がり、壁際も30.2度から28度へ低下。広い体育館の中央と端で大きな温度差が出ないシステムの特徴を示した。
会場には災害時に使用するパーティションと簡易ベッドも展示された。輻射熱はパーティションで仕切られた内側にも届くため、外側とほぼ同じ室温を保てるという。ただし、停電時には現在の設備だけでシステムを稼働させることはできず、災害時の電源確保は今後の課題となる。
見学会では、本成寺中学校の卓球部や男子バスケットボール部の生徒が、空調の効いた体育館で練習した。生徒は昨年度までは20分運動するたびに10分間、冷房の効いた部屋で体を冷やしていたと話した。
暑さ指数(WBGT)が31を超えると運動できず、走るなど身体への負荷が大きい練習も難しかったと言い、「ことしは体育館にエアコンがついて快適に運動できる。昼休みもみんなで楽しく遊べるようになった」と喜んだ。
第二体育館には、先に(株)サンユー印刷(三条市)の寄贈で天井に遮熱シート、窓に遮熱カーテンが施工されている。
これまでは第一体育館より暑かったが、冷暖房と遮熱設備の併用ではっきりとわかるくらい第一体育館より 涼しく、「遮熱があるのとないので全然、違う」と参加者は効果の大きさに驚いていた。
システムの導入に緊急防災・減災事業費および緊急防災・減災事業債が利用できないかと話す人もいた。
三条市は今後、未整備となっている小学校体育館への導入についても検討する。

新潟県三条市の市立第三中学校女子バスケットボール部が、8月6、7日に富山県で開かれた北信越中学校総合競技大会バスケットボール大会で優勝し、全国中学校体育大会(全中)への出場を決めた。
北信越大会は、魚津市の魚津テクノスポーツドーム(ありそドーム)と朝日町文化体育センター(サンリーナ)を会場に行われた。
三条第三は1回戦で長野県の西箕輪・伊那東部を81-40で破ると、2回戦は石川県の七尾に56-44で勝利。準決勝では同じく石川県のKAGA NEXIRISを66-39で退けた。全中は切符は2校なので、この時点で三条第三の全中出場が決まった。
さらに決勝では石川県の金沢学院と対戦。接戦の末、70-67の3点差で競り勝ち、北信越の頂点に立った。三条第三のバスケットボールでの全中出場は初めて。三条市内の中学校が球技で全中に出場するのは珍しい。
全中バスケットボール大会は8月17日から20日まで島根県で開かれる。三条第三からはこのほか、水泳クラブチームに所属する生徒2人も、17日から19日まで広島県で開かれる全国中学校水泳競技大会に出場する。
全国大会に出場する生徒は12日、三条市役所を訪れ、滝沢亮市長に北信越大会優勝と全国大会出場を報告する。

6日の新潟県三条市は35.4度まで気温が上がり、8月に入って初めて、18日ぶりの猛暑日となった。
明け方の最低気温は24.0度。日中は前日に続いてほぼ快晴で、湿度が高めで風は弱く、厳しい暑さとなった。青空には力強い入道雲が立ち上がる盛夏だった。
7日の新潟の予報は晴れで予想最高気温は34度。
新潟県警加茂署の発表では、7日午前6時半ごろ、加茂市天神林地内の市道で、軽乗用車と原動機付き自転車がぶつかる交通事故があり、原動機付き自転車を運転していた加茂市の農業男性(84)が死亡した。
加茂市のパート従業員女性(65)が運転する軽乗用車が、前方を走っていた男性が運転する原動機付き自転車にぶつかった。
男性は新潟市内の病院に搬送され、当初は意識があったものの、その後、容体が急変。同日午後4時19分、外傷性出血性ショックにより死亡した。

新潟県弥彦村の温泉街で3日から11日までことしも「夏休み子供縁日村」が開かれており、地元や弥彦温泉の宿泊客に昔ながらの縁日を楽しんでもらっている。
弥彦村商工会青年部と弥彦温泉旅館組合の主催で毎年、開かれている。会場を変えながら20年以上も続いており、昨年まではおもてなし広場の屋外が会場だったが雨に泣かされたこともあり、ことしは全天候型の多目的施設「ヤホール」に会場を移した。
毎晩午後7時から9時まで開き、ゲームコーナーに射的、輪投げ、型抜き、ヨーヨー釣り、スマートボールを用意。受け付けで1枚200円のゲーム札を買って遊び、どれもおもちゃや菓子の景品付き。飲食の提供もある。
子どもたちはゲームをはしごして遊び、親はヤホール前のいわばテラス席で、ビールで乾杯して夕涼み。旅館の浴衣にげたで訪れる人もいて夏の風物詩として定着している。
運営するのは商工会青年部だが、部員は14人と少ない。それぞれが仕事を終わってから集まるが、OBもローテーションに入って手伝っている。
飲食の提供も手が回らないので、委託した。今後も継続できるように工夫している。「大変だけど、こうして子どもたちが喜んで遊んでくれるとやめるわけにはいかない」と話している。

燕市社会福祉協議会主催の「夏休み福祉体験教室」が4日、燕市民交流センターで開かれた。市内の小学3年生から6年生まで15人が申し込み、福祉や寄付について学ぶとともに、木材を組み立てて世界に一つだけの募金箱を作った。
福祉が普段の暮らしと密接に関わっていることや、寄付を通した地域貢献について学び、子どもたちに地域福祉への関心を持ってもらおうと毎年、開催。福祉についての講座と「募金箱を作ろう教室」の二本立てで、夏休みの自由研究にも役立ててもらう。
初めに燕市社会福祉協議会の職員が「福祉って何だろう」と題して講話。燕市の人口や高齢者の割合、困っている人を地域で支える仕組みなどを紹介した。
さらに「寄付からはじまる地域づくり」をテーマに、共同募金の役割や集まった寄付金が地域の福祉活動に役立てられていることを説明した。
それから募金箱作りに挑戦。燕市蔵関の住宅会社(株)ハンズワタベが協力した。同社があらかじめ切りそろえた7枚の木材と、くぎ、木工用接着剤を用意した。子どもたちは同社の社員や社会福祉協議会職員から手伝ってもらいながら、金づちを使って木材を組み立てた。
壁、底、屋根の順に取り付けて家の形をした1辺が15センチほどの巣箱風の募金箱を完成させると、絵の具で色を塗ったり、シールや飾りを付けたりして思い思いに仕上げた。
慣れないくぎ打ちに慎重な表情を見せながらも、次第に金づちを扱うこつをつかみ、会場には軽快な音が響いた。
ハンズワタベによる募金箱作りへの協力は2016年に始まり、新型コロナウイルス禍による中断を挟んで、ことしで10回目。同社から7人が参加した。
燕市社会福祉協議会では、以前から行っていた工作教室に福祉の視点を加え、2021年度から「福祉体験教室」として実施している。子どもたちに楽しみながら福祉へ興味を持ってもらう「福祉の種まき」として、毎年内容を工夫している。
家庭用雑貨製造の(株)日本通商(資本金1000万円、新潟県燕市)は3日、新潟地裁三条支部から破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約64人に対して約1億8900万円。
帝国データバンクの調べでは、同社は1982年7月に創業し、83年12月に法人改組した。ステンレス線材を使った水切りかご、スポンジたわし入れ、壁面ラック、タオルハンガーなどの生活収納用品や浴室用品を製造。地元金物商向けのOEM製造に加え、自社企画商品も手がけ、2002年8月期には年売上高約3億6000万円を計上していた。
しかし、その後は業容がしだいに縮小し、2025年8月期の年売上高は約8000万円まで落ち込んだ。連続欠損と多額の借り入れ負担から債務超過を解消できず、段階的に資金繰りが悪化。ことし7月23日に事業を停止し、同月27日に新潟地裁三条支部へ自己破産を申請していた。
破産管財人には、北辰法律事務所県央事務所(燕市井土巻2-188-5)の齋藤貴介弁護士が選任された。債権届け出期間は9月14日までで、財産状況報告集会は11月24日午前11時から。

東京・浅草の観光人力車集団「東京力車」に所属する新潟県弥彦村出身の女性俥夫(しゃふ)、中村寿々(すず)さん(21)が6日、弥彦村に凱旋(がいせん)し、弥彦神社と弥彦競輪場を結ぶコースで1日限りで人力車を走らせた。
弥彦村観光商工課が観光客へのおもてなしとして「すずちゃんおかえり!ふるさと凱旋人力車めぐり」を初めて企画した。
弥彦競輪場で毎年夏に開かれる弥彦村納涼音楽祭では、2年前から東京力車が人力車の運行を行っている。ことしも7日の納涼音楽祭に出演するのにあわせ、初めて前日の6日にも村内での運行を依頼した。
中村さんと東京力車の男性俥夫の2人が、弥彦神社一の鳥居前と弥彦競輪場宝光院側入り口を結ぶ片道約700メートルのコースを往復した。乗客は人力車ならではの高い視点から弥彦の風景を眺め、俥夫との会話を楽しんだ。
中村さんは白い半袖シャツに黒い腹掛けと股引、手甲、地下足袋を合わせた俥夫姿。茶色がかった髪を白い髪留めでまとめ、強い日差しの下、人力車の梶棒を握って力強く駆けた。みるみる顔が赤くなり、汗が噴き出した。
明るい笑顔を絶やさず乗客に話しかけた。華奢(きゃしゃ)な体つきだが、腰を落として大きく踏み込み、乗客を乗せた人力車を軽快に引く姿はりりしく、沿道でもひときわ目を引いた。
弥彦の土産店で販売されているクラゲ風鈴を購入するため、大阪府から1泊2日で訪れたともに26歳の女性2人も、中村さんが引く人力車に乗った。
1人は京都・嵐山や東京・浅草で人力車に乗った経験があり、「1,500円で乗れる機会はなかなかない」と、初めての友人を誘った。「普通に歩いたり、車で移動したりするのとは全然違う。乗るだけで旅の印象が思い出として残りやすい」と魅力を語った。初めて乗った女性も「乗っていると涼しかった」と笑顔を見せた。
景色のきれいな場所で俥夫に写真を撮ってもらえることや、会話を楽しめることも人力車の魅力。中村さんとは年齢が近く、話も弾んだ。
結婚して長岡市で暮らす女性は、子どもと一緒に一の鳥居前にある実家へ帰省していた。子どもにせがまれて人力車に乗り、「お姉さん、格好良かったね」と、弥彦での特別な体験を喜んでいた。
中村さんは弥彦村で生まれ育ち、現在は東京都内の日本女子大学で英文学を学ぶ4年生。大学2年の10月、交流サイト(SNS)で東京力車の動画を見たことをきっかけに、俥夫の仕事を始めた。
客を乗せて走るには、浅草の歴史や観光案内、接客、運転技術などを学ぶ必要がある。約半年間の研修を重ね、2025年4月に俥夫としてデビューした。
「人力車を引ければいいという仕事ではない」と中村さん。客の様子を見ながら自分で考えて動くことが重要で、観光案内だけでなく、フリートークやもてなしの力も求められるという。
中学、高校ではバレーボールに取り組んだが、大学進学後は特にスポーツをしていない。それでも「走っているときはそれほど重くなく、コツをつかめばスイスイ進める」と笑顔を見せた。
仕事の魅力について「お客さまと直接関わる仕事なので、『楽しかった』と言って笑顔で帰っていただけると、やってよかったと思う」と話す。この日も人力車に初めて乗る客が多く、「こんな感じなんだ」と新鮮な体験を楽しんでいたという。
弥彦で人力車を引くことに、中村さんは「自分が生まれ育った大好きな場所なので、シンプルにうれしい」と喜ぶ。中学生のころは弥彦燈籠(とうろう)まつりで祭り笛を吹いていたが、ことしは大学の授業があり帰省できなかった。「本当は燈籠まつりにも帰ってきたかった。またやりたい」と郷土への強い思いを語った。
7日の納涼音楽祭では、東京力車が抽選に当たった来場者を人力車に乗せ、競輪場内を1周する。中村さんが出演するのは今回が初めて。
大学卒業後は東京都内の企業に営業職として就職することが決まっており、俥夫の仕事は卒業を区切りにいったん離れる。
「ほかのことにも挑戦してみたい。大学で一度ストップして、また違うことに挑戦したい」と、新たな一歩を見据えていた。

新潟県警三条署は5日、少年の非行防止と健全育成に長年、尽力した三条地区少年警察ボランティア連絡会の近藤雅哉(こんどう・まさや)さん(33)=三条市塚野目=に、県警本部生活安全部長表彰の感謝状を伝達した。25歳で少年補導員となって8年。近藤さんは「まだ道半ば。悪いことをせず、75歳まで続けたい」と息の長い活動を誓った。
三条署で行われた伝達式で小林茂雄署長から近藤さんに「多年にわたり、少年警察ボランティアとして地域における少年非行防止活動を積極的に推進し、少年の健全育成に多大な貢献をされた」とする桑山朗県警本部生活安全部長名の感謝状を手渡した。
近藤さんは2018年、若い人材を求めていた三条署員に声をかけられ、兄や姉のような身近な立場で少年の成長を支援する青年ボランティア「三条地区BBS会」で活動していた仲間とともに少年補導員を引き受けた。当時25歳。周囲から「20代で入る人はまずいない」と驚かれたという。
少年補導員は各警察署長が委嘱する少年警察ボランティア。祭りなどで巡回し、飲酒や喫煙をはじめとする非行の防止と少年の健全育成に取り組む。
活動を始めた当初は、どのように声をかければよいのかも分からなかった。祭りの警備を終えた後、草むらでたばこを吸っていた女子高校生を見つけたこともあった。近藤さんたちの腕章に気づいた女子高校生が、すぐにたばこを捨てたという。
小林署長は「腕章を着けて姿を見せ、まずいと思ってたばこをやめさせること自体が大きな効果。注意を受けなくても、今後はやってはいけないと思ってもらえればありがたい」と、その存在そのものが非行の抑止につながっていると感謝した。
最近も近藤さんが実際に少年に声をかけたことがある。複数の少年を前にしたときは逃げられないよう補導員同士で配置を考えたが、「注意すると、みんな意外と素直。話を聞いている間に逃げるのではないかと思ったが、逃げなかった」と話す。
近藤さんは会社員として働く一方、三条市子ども会育成連合会の理事や井栗地区の子ども会長を務め、地域イベントの運営、紙芝居など幅広い活動に携わる。水遊びイベントでは、子どもの盗撮防止や着替え場所の確保などにも気を配り、少年補導員として得た防犯意識をイベント運営に生かしている。
祖父もかつて三条市の少年指導員として夜回りに取り組み、指導員の会長を務めた。自宅には祖父が受けた感謝状や表彰状が残っている。今回の感謝状について「祖父の感謝状の隣に置けたらいい」と喜んだ。
少年補導員の定年は75歳が目安。近藤さんは「定年まではまだ42年ぐらいある。まだ始まったばかり」と笑い、これからも地域の少年たちを見守り続ける。

新潟県弥彦村は7日(金)、日本で唯一の村営競輪場・弥彦競輪場で夏恒例の「弥彦村納涼音楽祭」を開く。開設76周年を迎えた競輪場のバンク内に特設ステージを設け、小柳ゆきさん、徳永ゆうきさん、陸上自衛隊第12音楽隊などが一日限りのライブを繰り広げる。入場無料、雨天決行。
弥彦競輪が長年にわたって開催を続けられているのは、競輪ファンをはじめ、村民や地元住民の理解と協力があってこそとして、感謝と恩返しの気持ちを込めて村の主催で毎年開き、ことしで5回目。幅広い世代が一緒に楽しめる催しとして「弥彦村の夏の風物詩」に育てている。
ことしの出演は、デビュー曲「あなたのキスを数えましょう〜You were mine〜」がミリオンセラーとなった実力派シンガーの小柳ゆきさん、演歌歌手や俳優として活躍し、バラエティー番組でも人気の徳永ゆうきさん、浅草の現役俥夫によるエンターテインメントユニット「東京力車」。
さらに、新潟を拠点に活動する歌手のえのもとくみこさんと、新潟市出身のアニメソング歌手・石田燿子さんによる「クミコトヨウコ」、新潟のラップボーカルユニット「Rafvery」、長岡市出身のギターデュオ「ひなた」が出演する。RafveryはKAZZさんのみの出演となる。
フィナーレは、群馬県の相馬原駐屯地を拠点とし、ことし創設25周年を迎えた陸上自衛隊第12音楽隊が飾る。同音楽隊は群馬、栃木、長野、新潟の4県を担任地域とし、年間約70回の演奏活動を展開。2007年の新潟県中越沖地震では、避難所や老人ホームを巡って慰問演奏を行った。
観覧エリアは午後4時に開場し、同4時45分に開演。午後8時50分ごろの終演を予定している。
ライブに先立ち、午後3時からお祭り縁日と屋台コーナーが始まる。縁日には弥彦競輪のマスコットキャラクター「スピーディア」、弥彦村の「ミコぴょん」、新潟県警の「ひかるくん」も登場する。アルコールの提供はない。
入場制限はなく、最大入場人員は1,500人。音楽祭の来場者は宝光院側の入場口を利用し、車は近隣の村営駐車場に止める。観覧場所によってはステージが見えにくい場合がある。
真夏の屋外で日陰のない場所もあるため、主催者は水分補給などの熱中症対策をこまめに行うよう呼びかけている。弥彦村、BSN新潟放送が共催。問い合わせは弥彦競輪場、電話0256-94-2066(午前9時から午後5時)。タイムテーブルは次の通り。

4日に北陸地方の梅雨明けが発表されてから2日目、5日の新潟県三条市は最高気温33.6度の猛暑が続いた。
明け方の最低気温は21.6度まで下がったが、日中は快晴が続いて気温がぐんぐん上がった。
青々とした田んぼはいっせいに穂を伸ばしている。早稲はすでに穂を垂らし始め、実りの時期に向けた成長の節目を迎えている。
6日の新潟の予報は晴れ。予想最高気温は35度と厳しい暑さになる。

首都圏の大学野球部の1、2年生チームによる「第12回次世代育成大学野球サマーリーグ」が6日、新潟県三条市の三条パール金属スタジアムを拠点に開幕した。10日までの5日間にわたり9大学と県内高校が4会場で24試合を繰り広げる。
初日6日の開幕戦は、午後1時から立教大と駒沢大が三条パール金属スタジアムで対戦した。それに先立って開会式が行われた。
高橋誠一郎副市長があいさつし、「野球を通じて人と人の新しい出会いと交流が生まれることに期待する」とし「自然と伝統なものづくりが息づく三条市の魅力にふれ、心身をリフレッシュしてほしい」と願った。
続く始球式では、ことしの三条パール金属スタジアムの球場感謝祭の園児絵画展で422点の応募のなかから最優秀賞に選ばれた三条市立西鱈田小学校1年の坂井亜樹(さかい・あき)さん(8つ)が行った。
坂井さんが鱈田保育所の年長児だったときに描いたビデオゲームをテーマにした作品で、タイトルは「ゆめのなかでマインクラフトのエンダーマンになってしまったけどもとのせかいにもどってきた」。
ストーリーのある現代アート風にも映る作品。坂井さんには作品が胸にプリントされたTシャツを着てマウンドに。野球の経験はないが、少し投球を練習した成果を披露した。
この日の三条市は35.4度の猛暑日に見舞われ、炎天下で文字通りの熱戦を展開した。
ことしのサマーリーグは12回目。慶応、明治、法政、立教、國學院、駒澤、筑波、拓殖、新潟などが参加する。駒澤大学はことし初参加となる。
一方で早稲田は参加を見合わせ、毎年、注目の早慶戦の応援合戦は見られないが、代わりに9日(日)正午から三条パール金属スタジアムで行われる第二試合の慶応対明治戦で慶明応援合戦を繰り広げる。
会場は三条パール金属スタジアムのほかに新潟市白根球場、五十公野公園野球場、見附運動公園野球場で行われる。入場料はないが、1口1,000円の育成協力金に協力を求めている。
| 日程 | 試合 開始 |
対戦・行事 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 7日(金) | 10:00 | 立教大 vs 国大 | 三条パール |
| 10:00 | 産附 vs 法政 | 白根野球場 | |
| 13:00 | 立教 vs 県央工高 | 三条パール | |
| 13:00 | 拓殖 vs 法政 | 白根野球場 | |
| 16:00 | 筑波 vs 明治 | 三条パール | |
| 16:00 | 慶応 vs 駒澤 | 白根野球場 | |
| 8日(土) | 9:00 | 新大 vs 立教 | 三条パール |
| 9:00 | 筑波 vs 法政 | 白根野球場 | |
| 9:30 | 拓殖 vs 慶応 | 五十公野公園 | |
| 12:00 | 明治 vs 国大 | 三条パール | |
| 12:00 | 筑波 vs 駒澤 | 白根野球場 | |
| 12:30 | 新発田農 vs 慶応 | 五十公野 | |
| 15:00 | 明治 vs 北越高 | 三条パール | |
| 15:00 | 新潟西高 vs 駒澤 | 白根野球場 | |
| 9日(日) | 9:00 | 立教 vs 法政 | 三条パール |
| 9:00 | 新潟高 vs 拓殖 | 白根野球場 | |
| 9:00 | 駒澤 vs 国大 | 見附運動公園 | |
| 12:00 | 慶応 vs 明治 応援合戦 |
三条パール | |
| 12:00 | 筑波 vs 拓殖 | 白根野球場 | |
| 12:00 | 佐渡高 vs 新大 | 見附運動公園 | |
| 10日(月) | 9:00 | 明治 vs 拓殖 | 三条パール |
| 12:00 | 筑波 vs 慶応 | 三条パール |