投稿者: masato

  • 燕三条の「異形頭」キャラが東京デビュー 燕市と三条市をモチーフにした異形頭キャラ「燕くん」「三条くん」

    燕三条の「異形頭」キャラが東京デビュー 燕市と三条市をモチーフにした異形頭キャラ「燕くん」「三条くん」

    新潟県の隣り合う燕市と三条市をモチーフにした異形頭の非公式PRキャラクター「燕くん」と「三条くん」が、5月23日、24日の2日間、東京ビッグサイトで開かれた日本最大級のアートイベント「デザインフェスタvol.63」で初めて公の場に登場した。

    「デザインフェスタvol.63」の「ワンコインランウェイ」に登場した異形頭の非公式PRキャラクター「燕くん」と「三条くん」
    「デザインフェスタvol.63」の「ワンコインランウェイ」に登場した異形頭の非公式PRキャラクター「燕くん」と「三条くん」

    登場したのは、同イベントの名物企画「ワンコインランウェイ」。燕市の鎚起(ついき)銅器の湯沸かしを頭部にした「燕くん」と、三条市の箸(はし)付き鉈(なた)をモチーフにした「三条くん」がステージを歩き、会場の来場者から温かい歓迎を受けた。

    鎚起銅器と箸付き鉈が異形頭キャラに

    「燕くん」と「三条くん」は、エイコースロゴス合同会社(三条市)が制作、運営する燕三条の非公式PRキャラクター。燕市を象徴する金属加工の技術や、三条市を象徴する刃物文化を、異形頭という独特のビジュアルで表現した。

    「燕くん」と「三条くん」のkランウェイ
    「燕くん」と「三条くん」のkランウェイ

    今回のデザインフェスタへの参加は、2人にとって初めて公の場に立つ機会となった。当日は会場でその独特な姿に引かれて足を止める来場者も多く、SNS上でも好意的な反応が見られた。

    「燕三条は2つの市なんだ」と関心も

    会場では、キャラクターのコンセプトを説明すると「燕三条は燕市と三条市の2つの市から成り立っていることを初めて知った」と話す来場者も多かった。キャラクターをきっかけに地域への関心が広がる場面もあった。

    東京ビッグサイトでデビュー
    東京ビッグサイトでデビュー

    一方で、新潟にゆかりのある来場者からは「燕三条だって!」。「このおふたりって、やっぱり微妙な関係なんですか?」といった質問も寄せられ、燕市と三条市の関係性を知る人ならではの反応もあった。

    クラウドファンディングで27人が支援

    このプロジェクトはクラウドファンディングサイト「For Good」でも支援を募り、27人から計27万1,000円の支援が寄せられた。すでに支援者への返礼品の発送も終わっている。

    「燕くん」と「三条くん」
    「燕くん」と「三条くん」

    今後は次回のデザインフェスタへの参加を画策中。グッズ化も視野に入れ、無理のないペースで活動を広げていく方針だ。イベント出演などの活動を支えてくれる地域の協力者との出会いにも期待している。

    同社では「燕三条という地域の魅力と面白さを、キャラクターを通じてじわじわと伝えていければ」と話している。

  • 新潟県央工業高同窓会総会に152人 2029年4月の三条商業との統合を前に「1+1を10にも100にも」

    新潟県央工業高同窓会総会に152人 2029年4月の三条商業との統合を前に「1+1を10にも100にも」

    新潟県立新潟県央工業高校同窓会(松縄嘉彦会長)は26日、令和8年度同窓会総会を開き、同窓生や来賓ら152人が出席した。2029年4月に県央工業高校と三条商業高校との統合を控えるなか、同窓会活動の継続と学校統合への期待を共有し、全国大会や北信越大会に出場する部活動への激励も行った。

    新潟県央工高同窓会
    新潟県央工高同窓会

    来年12月発行の同窓会名簿は県央工業として最後の名簿に

    総会では、2025年度の会務報告、決算・会計監査、2026年度予算、役員改選、同窓会名簿発行への協力などを議決した。2025年度決算は収入合計495万6,098円、支出278万7,177円で、差し引き216万8,921円を繰り越した。2026年度予算は収入、支出とも464万円を計上した。

    役員改選では、学校統合を控えて役員は原則留任。42年間にわたって監査員を務めた関根朝秋税理士が相談役に就き、後任の監査員に1969年卒の税理士、五十嵐輝幸さんを選任した。

    松縄会長
    松縄会長

    同窓会名簿は5年ごとに発行しており、次回は来年12月の発行を予定する。来年3月に全会員へ調査はがきを発送する予定で、事務局は「県央工業として最後の名簿になりそう。より精度の高い名簿にするため、必ず返信してほしい」と協力を呼びかけた。

    「県央工業としての同窓会は数少ない回数に」

    懇親会で松縄会長は、「参加人数を心配していたが、最終的に152人に出席いただいた。年に一度、皆さんと話ができる会をもてることをうれしく思う」とあいさつした。

    県央工業高校同窓会
    県央工業高校同窓会

    2029年4月に予定される三条商業高校との統合については、「一足す一が二ではなく、十にも百にもなるように」と強調。「県央工業高校としての同窓会は数少ない回数になってきたが、皆さんから力添えをいただき、年に一度の楽しい会にしていきたい」と述べた。

    松原直樹校長は、統合後の新たな産業高校については、経営管理やビジネス、AI、データサイエンスなどの情報技術を活用した学びを充実させる方向で検討しているとした。

    松原校長
    松原校長

    工業分野では、ものづくりの高度化、伝統技術と現代技術の融合、ロボットとの協働による次世代生産システム、資源循環や脱炭素社会を支えるものづくりなどを掲げ、「何を教えるかから、何ができるようになるかを意識し、統合へ向けた準備を進めていく」と話した。

    滝沢市長「統合をチャンスに」

    来賓を代表して滝沢亮三条市長が祝辞を述べた。高校統合の背景に少子化があることにふれた。現在の新潟県の高校生は1学年約1万8千人だが、2024年、2025年に生まれた赤ちゃんの数は県全体で1万人を切り、今の高校生と比べると約半分と説明した。

    滝沢三条市長
    滝沢三条市長

    そのうえで、「少子化が背景にあるのは間違いないが、決して後ろ向きな話、暗い話ではなく、むしろチャンスと捉えるべき」と述べた。

    さらに「優れた高校、いい高校を作り、人づくりをさらに充実させれば、三条市の商工業のみならず、市全体の発展につながる」とし、将来的には新しい校舎の整備も県に働きかけたい考えを示した。

    全国、北信越へ出場の部活動を激励 野球部にはバット2本

    総会後には部活動激励会を行った。ウエイトリフティング部、レスリング部、卓球部、野球部の監督らが登壇し、同窓会から激励を受けた。卓球部はインターハイ出場が13年ぶりで、女子選手の出場は初めてとなる。

    野球部には、夏の大会での活躍を願って同窓会からバット2本を贈呈した。春の選抜甲子園大会で本塁打が出たモデルのバットと紹介され、松縄会長から倉繁正志監督へ手渡された。

    18年ぶりの甲子園出場を願って野球部にはバット2本を贈呈
    18年ぶりの甲子園出場を願って野球部にはバット2本を贈呈

    倉繁監督は「日ごろから物心両面にわたり支援いただき、本当にありがとうございます」と感謝。夏の大会は7月9日に開会し、県央工業の初戦は7月12日午前10時から、五十公野球場の第1試合で新潟江南高校と対戦することを報告した。

    「3年生が悔いの残らないよう、万全の状態でサポートしたい。このバットで1本でも多くヒットを、1点でも多く得点を、1勝でも多く勝ち進んで、県央地区に明るい話題を届けたい」と決意を述べ、同窓生に声援を求めた。

    三条商業高校同窓会の木村会長
    三条商業高校同窓会の木村会長

    会場では、若い世代の同窓生として出席した2023年、2024年、2025年卒を中心とした8人も紹介。同窓会の次代を担う存在として拍手を受けた。

    乾杯は三条商業高校同窓会の木村譲会長が発声し、統合を控える両校同窓会の交流も深めた。乾杯後は、2008年に県央工業が甲子園へ出場した記録ビデオ「2008年甲子園への道」も上映され、同窓生は母校の歩みを振り返りながら、「もう一度甲子園へ」の思いを新たにしていた。

  • 「千歳のいのち延ぶ」戸隠神社で夏越の大祓で茅の輪をくぐる

    「千歳のいのち延ぶ」戸隠神社で夏越の大祓で茅の輪をくぐる

    1年の折り返しにあたる6月30日、各地の神社で半年分の罪やけがれをはらう「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が行われる。境内に茅萱(チガヤ)で作る「茅の輪(ちのわ)」を設けると神社も多い。新潟県燕市宮町の戸隠神社(星野和彦宮司)では、ことしも茅の輪を設置して29、30と2日間、大祓式が行われている。

    戸隠神社で夏越の大祓
    戸隠神社で夏越の大祓

    本来、大祓式は30日だけ行われるが、戸隠神社では30日に都合が悪い人もいるだろうと前日29日にも行っている。

    ことしも境内の石鳥居の下に頭をかがめずにくぐれる大きな茅の輪を設置した。茅の輪は、左回り、右回り、左回りと3回くぐることで無病息災、厄除けになるとされる。

    29、30日とも午後8時から大祓式を行い、神事のあと参拝者が行列して茅の輪をくぐる。

    木綿と麻を裂く
    木綿と麻を裂く

    29日は暑くも寒くもないさわやかな夜。茅の輪の前で神職が神事を行い、星野宮司は神歌「水無月(みなづき)の 夏越の祓する人は 千歳(ちとせ)のいのち 延ぶといふなり」などと唱えてから人形12茅の輪をくぐり、参拝者30人あまりがそれに続いた。

    3回目の茅の輪をくぐるとそのまま拝殿前へ。祝詞の左回り、右回り、左回りと3回くぐる。茅の輪をくぐる。1週間前から参道の石鳥居を利用して茅の輪を設置しているので、いつでもくぐることができるが、29日と30日はいずれも午後8時から大祓式を行い、神事のあと参拝者が行列して茅の輪をくぐる。

    参拝者に紙垂(しで)付きの萱とせんべいの授与
    参拝者に紙垂(しで)付きの萱とせんべいの授与

    さらに拝殿前で祝詞を奏上、木綿(ゆう)と麻を裂くなどの神事のあと、星野宮司が大祓の歴史や意味を説明して終わり、神職から参拝者に紙垂(しで)付きの萱とせんべいを授与した。

  • 三条署と加茂署合同の体験型採用説明会 7月11日に三条署で開催

    新潟県警三条署と加茂署合同の体験型採用説明会が7月11日(土)午前10時から午後1時まで三条署で開かれる。

    参加者は警察官に興味のある人とその保護者など。参加者に対し、?若手警察官による志望理由と警察学校での生活の説明、?通報受理から現場臨場に至る模擬捜査の見学、?鑑識資料採取体験、白バイとパトカーの展示が行われる。

  • 元ニット用原糸染色加工・五泉管財が特別清算開始命令 負債は約3億1000万円

    元ニット用原糸染色加工の五泉管財(株)(資本金2000万円、新潟市中央区)は15日、新潟地裁より特別清算開始命令を受けた。負債は債権者約5名に対し約3億1000万円。

    帝国データバンクの調べでは、同社は1904年5月創業、58年5月に法人改組されたニット原糸の染色加工業者。主に県外繊維商社を得意先として、原糸の染色のほか涼感加工(キシリトール配合)や肌に優しいタッチのスキンケア加工(シルクプロテイン配合)などの特殊染色も手がけていた。

    それらの加工技術や長年にわたる営業実績にふさわしい受注基盤を形成し、91年5月期には年売上高約16億5600万円を計上していた。

    しかし、海外からの安価な繊維製品流入により、得意先であるニット衣料品製造業者などの子算縮小などで業績は下降線をたどり、赤字決算を余儀なくされ債務超過に陥っていた。

    取引金融機関等の指導の下でリスケジュールなどが行われたものの、2023年5月期の売上高は約4億2000万円にまで低下。その後も状況は改善せず金融債権者と債務整理手続きで合意し、26年1月5日付で現商号に変更のうえ、同日、株主総会の決議により解散していた。

    なお同社の事業は別会社に譲渡され現在継続中。

  • 販売価格約1000万円分のトレカなど盗まれる 新潟市西区のカードショップで

    昨年5月にオープンしたポケモンカードを中心に展開する「カードショップ ねこにこばん」(新潟県新潟市西区・今井悠真代表)に27日午前2時ごろ、何者かが侵入してトレーディングカードや未開封品などが盗まれた。同店によると被害額は販売価格で約1000万円にのぼるという。

    【盗難に関するお願い】

    6月27日深夜、カードショップねこにこばんに侵入盗があり、カードおよび未開封品などが盗まれました。

    つきまして、当面の間当店は臨時休業とさせていただきますので、すみませんがよろしくお願いいたします。

    現在、警察が捜査中です。
    以下盗難に遭ったカードの一例です。 pic.twitter.com/PmlcG3pe2X

    — カードショップ ねこにこばん (@catcoinCPBS) June 27, 2026

    同店は以前にも侵入盗の被害を受けたことがあり、その犯人は逮捕されている。このため同店は当面、臨時休業する。

    同店で盗まれたものと思われるカードを市場で見かけたら、購入者や出品者へ直接、連絡するのではなく、警察か同店へ連絡を呼びかけている。

  • 【田上町長選】1票差で惜敗の今井幸代さんが支援者に感謝 「異議申し立てより町の融和」政治は一区切りの意向も

    【田上町長選】1票差で惜敗の今井幸代さんが支援者に感謝 「異議申し立てより町の融和」政治は一区切りの意向も

    5月31日投開票の新潟県田上町長選で、現職の佐野恒雄町長にわずか1票差で惜敗した今井幸代さん(41)の後援会は28日、羽生田公民館で支援者への感謝の会を開いた。今井さんは集まった50人余りの支援者に対し、開票日に支援者の前に姿を見せなかったことや、異議申し立てをしない判断に至った経緯を説明。「町の融和を軸に置いて考えた方がいい」と述べるとともに、15年間の政治活動にいったん区切りをつける考えも示した。

    支援者への感謝の会で今井幸代さん
    支援者への感謝の会で今井幸代さん

    「結果が出せなかったことは私の力不足」

    田上町長選の得票は、佐野町長3,030票、今井さん3,029票。1票差の歴史的な激戦で決着した。

    今井さんは2011年に町議選に初当選。8年前の町長選に立候補し、いずれも新人で立候補した佐野恒雄町長に次ぐ得票を得たが、当選はかなわなかった。その後、町議選で再選され、今回は副議長を辞めて2度目の町長選に挑んだ。

    感謝の会で今井さんは途中、何度も涙をふき、声を詰まらせた。8年前の町長選から支えてくれた支援者に感謝し、「政治活動は全体で15年。本当に大きな挑戦だった」と振り返った。

    そのうえで「結果として1票差で、皆さんにも本当に悔しい思いをさせてしまった。結果が出せなかったことは私の力不足に尽きる」と頭を下げた。

    50人余りの支援者らが出席
    50人余りの支援者らが出席

    開票日に姿を見せなかったのは「状況をきちんと把握できないまま公の場で言葉を発することは適切ではない」と判断

    開票日は1票差だったことから、選挙管理委員会が再確認を行い、結果確定まで緊迫した状況が続いた。

    今井さんは当時、別室で開票状況を見守っていたと明かし、「疑問票がどのような状況だったのか、異議申し立てをするのかしないのか、そういった状況がまったくわからないなかで、言葉を発すれば先走ってしまう部分がある」と説明した。

    「開票所で状況をきちんと把握できないまま、公の場で言葉を発することは適切ではない」と判断し、陣営として今後の対応を検討する形でその場を締めた。

    今井さんは「あの場でお伝えできなかったことは申し訳ない」としながらも、「1票差という状況下で、票の状況がまったく見えないなかだったことはご理解いただけるとありがたい」と話した。

    異議申し立てせず「町の融和」を重視 裁判になればしこりや分断も生み緊張状態が長期化

    涙をぬぐう今井さん
    涙をぬぐう今井さん

    異議申し立てをしなかった判断についても詳しく話した。異議申し立てをしてほしいという声もあったが、首長選はひとつしかない席を決める選挙であり、地域に大きなエネルギーを生む一方で、しこりや分断も生むとした。

    「異議申し立てをして裁判にもっていけば、相当長期的な時間を要する。そうなれば緊張状態が長期化する」。そのため、異議申し立てよりも「町の融和を軸に置いて考えた方が、政治的な空白を生まずにすむ。町にとって必要なことではないか」と判断したと話した。

    選挙後、すぐに支援者や報道への対応をしなかった背景には、家族を支える必要があったことも明かした。選挙戦では家族にも強い緊張感を強いていた。報道対応は事務局に一括して任せ、自身は家族を支えることに力を注いだと説明した。

    「皆さんに直接のお礼や経過を伝えられず、ここまで来たことは本当に申し訳なかった」とあらためてわびた。

    政治家“さちよ”から一個人“幸代”へ

    今後については「1票差という結果を完全に整理できたとは、正直まだ言えない」と率直に語った。一方で、地域活動も政治活動も「精いっぱいやってきた、やりきったという思いが非常に大きい」とし、「現時点においては、ここでひとつ区切りをつけたいという思いが強い」と述べた。

    小嶋町議からのエールを聞く
    小嶋町議からのエールを聞く

    「家族にも本当に大きな負担をかけていた。家族を少し支えながら、自分自身のこれからについては少しゆっくり考えたい」と話した。

    政治活動では名前を「さちよ」と平仮名で表記してきた。「政治家としての“今井さちよ”から少し肩の力を抜いて、一個人の“今井幸代”に戻らせていただきたい」とし、今後も地域の人たちと一個人として付き合っていきたいと語った。

    最後に、町議を5期務めた父と合わせて「35年、本当に長きにわたり皆さんからお世話になったことに、心から感謝を申し上げる」と締めくくった。

    高野後援会兆
    高野後援会兆

    支援者からは「引退ではなく休息時間に」

    高野博後援会長は、開票日は僅差だったため十分なあいさつができなかったことや、自身の都合もあって感謝の会の開催が遅れたことをわびた。

    そのうえで、「今後、この後援会の中から、来年の町議選や地区活動にいろんな形で出ていただくことを希望する」と述べ、後援会の中から若手が1人でも2人でも来年の町議選に出馬してくれることに期待した。

    中野選対本部長
    中野選対本部長

    中野勝彦選対本部長は「まさにドラマのように、この1票で選挙が決まることを痛感した。同時に、悔しさも響いてきた」と述べた。子育て中も大役を担ってきた今井さんに感謝し、「とりあえず一区切りということで、少し休んでもらって」とねぎらった。

    また、会の最後に小嶋謙一町議(町政クラブ)が「引退表明ではなく、ひとつの休息時間ということで」と話すと、支援者から拍手がわいた。

    小嶋町議は、今井さんのこれまでの議会活動について「町の将来を見据えた意見をずっと聞いてきた」と評価。「この結果を踏まえて、私たちの議会の中での主張をいろいろ聞いていきたい」と述べた。

    支援者を見送る
    支援者を見送る
  • 三条市笹岡地内の市道でクマの目撃情報

    新潟県警三条署の発表では、29日午後1時40分ごろ、三条市笹岡地内の市道上でクマが目撃された。

    通行人から午後1時40分ごろに体長約1.3メートルのクマ1頭を目撃、クマは東方向に逃げて行ったと通報があった。

    目撃場所は、民家が建ち並んでいることから、三条署と三条市役所では、付近住民などに注意を呼び掛ける広報と警戒活動を行っている。

  • 燕市スポーツ大使の池田雄一さんがアルビBBのアシスタントコーチ就任へ

    燕市スポーツ大使の池田雄一さんがアルビBBのアシスタントコーチ就任へ

    新潟アルビレックスBBは29日、元主将で燕市出身、燕市スポーツ大使の池田雄一(いけだ・ゆういち)さん(42)が、2026-27シーズンのアシスタントコーチ契約が決定したと発表した。池田さんと糸満盛人代表取締役社長のコメントは次の通り。

    昨年1月の燕市スポーツ大使就任式の池田雄一さん
    昨年1月の燕市スポーツ大使就任式の池田雄一さん

    池田 雄一 アシスタントコーチ コメント

    今シーズン、トップチームのアシスタントコーチをやらせていただくことになりました。常に学ぶ姿勢を持ち、様々な面で成長できるよう努力していきたいと思います。また、自分自身が成長することで、クラブの力になれるよう尽力していきたいと思います。今シーズン、よろしくお願いいたします。

    代表取締役社長 糸満盛人コメント

    このたび、池田 雄一さんとの2026-27シーズンにおけるアシスタントコーチ契約を締結させていただくこととなりました。一部フロント業務も兼務にて継続。新潟が誇るレジェンドのTOPチーム復帰です。引退後のこの一年間、フロント・ユースの活動支援にもご尽力いただき、知見・経験の拡大、視点の向上と、幅を拡げていただいたと捉えております。これらを十二分活かし、チームの勝利・成長に尽力願います。

  • 人が転落したような音で五十嵐川を捜索 三条市の昭栄大橋付近

    人が転落したような音で五十嵐川を捜索 三条市の昭栄大橋付近

    28日午後8時ごろ、新潟県三条市の五十嵐川に架かる昭栄大橋付近で人が転落したような音がしたことから、県警三条署と三条市消防本部では付近を捜索している。

    昭栄大橋の上から
    昭栄大橋の上から

    昭栄大橋付近で人が転落したような音がしたと通報があった。ただ、人が転落したところを誰も見ていないが、昭栄大橋の上や川岸からライトを照らすなどして下流側を捜索している。

    河川敷から川をライトで照らして捜索
    河川敷から川をライトで照らして捜索
  • 加茂市赤谷の路上でクマの目撃情報

    新潟県警加茂署の発表では、27日午後6時ごろに加茂市赤谷地内の路上で体長約60センチのクマ1頭を目撃したという情報が寄せられた。

    クマが目撃された場所は民家に近く、加茂署と加茂市役所は、付近住民に注意を呼びかける広報と警戒活動を行った。

  • 下田郷めぐりをガチャで楽しむ 「八十里越めぐりガチャ」先行販売、7月下旬にも本格販売へ

    下田郷めぐりをガチャで楽しむ 「八十里越めぐりガチャ」先行販売、7月下旬にも本格販売へ

    新潟県三条市下田地域の店舗や観光施設を巡ってもらおうと、地域PR型のカプセルトイ「下田郷八十里越めぐりガチャ」が誕生。27、28の2日間、スポーツセンターはやぶさ(三条市南五百川)で開かれている「八十里越バンジーフェス」で49個限定で先行販売している。7月下旬から8月上旬にかけて下田地域の5カ所に設置して本格販売する。

    スポーツセンターはやぶさで開かれている「八十里越バンジーフェス」の「いい湯らてい」ブースで先行販売されている「下田郷八十里越めぐりガチャ」
    スポーツセンターはやぶさで開かれている「八十里越バンジーフェス」の「いい湯らてい」ブースで先行販売されている「下田郷八十里越めぐりガチャ」

    ガチャの景品は、下田地域の店舗や観光スポットをモチーフにしたアクリルキーホルダー。横田精肉店、いい湯らてい、そば処山河、道の駅漢学の里しただ、嵐渓荘など、下田ならではの店や施設、名物、自然をモチーフにした全8種類にシークレット1種類を加えた計9種類を用意した。

    本格販売での設置場所は、横田精肉店、嵐渓荘、そば処山河、道の駅漢学の里しただ、いい湯らていの5カ所。下田まで足を運ばなければ買えない、下田限定のガチャで、各店舗100個、計500個の販売が当面の目標だ。

    い「下田郷八十里越めぐりガチャ」
    「下田郷八十里越めぐりガチャ」

    景品と一緒に参加店舗で使えるサービス特典が入った“当たり”もある。内容は設置場所などで使えるソフトクリームの割引、1,000円以上の買い上げで200円引き、日帰り入浴の割引など。当たった特典で店舗を訪れてもらい、地域内の回遊につなげるねらいだ。

    企画したのは八十里越めぐりガチャ実行委員会。三条市の地域おこし協力隊の大桃祐樹さん(47)をはじめ、設置場所の担当者で組織する。

    スポーツセンターはやぶさで先行販売
    スポーツセンターはやぶさで先行販売

    下田地域の飲食店などの横のつながりのなかで「下田でもガチャができたら面白いのでは」と話が出たのがきっかけ。来年夏の八十里越の暫定開通が迫るなかで、「下田を巡ってもらい、八十里越のPRにもなれば」と、八十里越の名を冠した地域PR型のガチャに発展した。

    来訪者に「集める楽しさ」と「巡る楽しさ」を体験してもらい、地域の魅力を読むだけでなく、実際に歩いて、食べて、買って、泊まって、持ち帰ってもらう仕掛け。販売数だけでなく、話題化や参加店舗の認知向上、来訪のきっかけづくりなどの効果も見ながら、地域とともに育てる取り組みにしていく。

  • 市長が120m直下の谷底へ向かってジャンプ 八十里越開通に向け「天空大橋」からバンジー 来夏の暫定開通へ機運高める2日間

    市長が120m直下の谷底へ向かってジャンプ 八十里越開通に向け「天空大橋」からバンジー 来夏の暫定開通へ機運高める2日間

    開通前の「八十里越天空大橋」がジャンプ台に

    新潟県三条市と福島県只見町を結ぶ国道289号「八十里越(はちじゅうりごえ)」の来年夏の暫定開通に向け、27、28日の2日間、開通前の橋を使った「八十里越バンジーフェス」が開かれている。「八十里越天空大橋」から約120メートル直下の大谷川の川底に向かって2日間で60人がバンジージャンプに挑み、27日は滝沢亮市長らゲストジャンパー5人のジャンプで始まった。

    滝沢市長バンジージャンプ
    滝沢市長バンジージャンプ

    ジャンプ台となったのは、八十里越の全体20.8キロのうち、5号橋りょうにあたる「八十里越天空大橋」。公募で名称が決まった橋で、長さ337メートルと、全体事業のなかで最も長い橋だ。

    橋は高さも圧巻だ。橋脚の最も高いところで地上から路面まで約84メートル、大谷川の川底までは路面から約120メートルある。バンジージャンプの参加者は、この谷底へ向かって飛び出す。

    滝沢市長「60人が八十里越の風を体感」

    バンジーに先立って行われた出発式で、滝沢亮三条市長は「楽しいイベントのはずなのに、サッカーW杯の日本戦の前のような謎の緊張感が会場を覆っている」と笑わせ、「60人が八十里越の風をその身で感じ、体感したことを多くの人に話してもらい、1年後の開通に向けた機運をさらに高めたい」とあいさつした。

    滝沢市長自身もゲストジャンパーのひとり。「1番目はちょっとやめてもらって、2番目という中途半端なところで申し訳ない」と苦笑いしながら、「押すな押すなで飛ぶかもしれないが、後押ししていただければ」と覚悟を語った。

    ゲストジャンパーで気勢を上げる
    ゲストジャンパーで気勢を上げる

    国定氏「一番優先順位が低かったバンジーが現実に」

    国定勇人衆院議員は、三条市長時代に若手職員との会議で「八十里越開通のプレイベントとして天空橋でバンジージャンプができないか」と話が出たことがきっかけだったと振り返った。「マラソン、自転車、バンジージャンプをやってみたらどうかと話したが、バンジーは一番優先順位が低く、絶対に応えられないと思っていた」とし、「長岡国道事務所の皆さんのおかげで現実のものになった」と感謝した。

    菊田真紀子衆院議員は「高所恐怖症なので想像するだけで足が震える」と話しつつ、「大変な難工事を経て、暫定開通というところまで来た。このイベントを通して全国へ大きく発信し、アピールできれば」と期待した。

    ジャンプ台
    ジャンプ台

    只見町の目黒仁也副町長は「普通のバンジーとは違い、新潟県と福島県をしっかりつなぐ、天空の架け橋となる第一歩のジャンプ」と激励。最後にゲストジャンパー5人が滝沢市長の掛け声で「八十里越バンジージャンプ、頑張るぞ、オー」と気勢を上げ、現地へ向かった。

    5人のゲストジャンパーが次々とジャンプ

    ゲストジャンパーは、三条市地域おこし協力隊でユーチューバーの包丁料理職人おいりさん、滝沢亮市長、只見町職員の目黒誠也さん、南会津町職員の渡部龍人さん、三条エコノミークラブの浅野大喜さんの順で飛んだ。

    ユーチューバーの包丁料理職人おいりさん
    ユーチューバーの包丁料理職人おいりさん

    実際に天空大橋に立つと、路面の下には深い谷と川、周囲には濃い緑の山並みが広がる。滝沢市長は「これまで何回か天空大橋に来たことはあるが、バンジージャンプをする目線で見たことはなかったので、これまで以上に高く感じる」と本音を漏らした。バンジージャンプは初めてで、「きょうで一発で決めて、もういいかなという感じ」と苦笑いした。

    滝沢市長は本番が近づくにつれてキャンセルを求めたらしいが、そこは三条市のトップとして逃げられない。直前になってファーストジャンパーだけは勘弁してほしいということで、おいりさんにお鉢が回ってきた。

    急きょトップバッターのおいりさん「想像以上に高い」

    前日になって急きょ1番目に指名されたおいりさんは、「立ってみると違う。想像以上に高い」と緊張気味。それでも「これだけの人数がいてよかった。半強制的に飛ばさざるを得ないのでよかった」と苦笑い。「僕の怖がり次第で次の人も怖がらせてしまうので、できるだけスムーズに楽しみたい」と使命感もにじませた。

    只見町職員の目黒さん
    只見町職員の目黒さん

    ジャンプ台に立ったおいりさんは、カウントダウンに続いて、緊張のあまり「三十里越開通おめでとうございます」と、なぜか五十里も短くなったが、思い切って体を投げ出した。

    滝沢市長は「天空大橋!」と雄たけびに続いてジャンプ、絶叫

    そしていよいよ滝沢市長。「天空大橋!」と雄たけびをあげてジャンプ。落下しているときは無言だったが、下がりきってから、学生プロレス経験者らしいオーバーアクションのような絶叫しながらも「八十里越〜!」と見事に叫んでみせた。

    南会津町職員の渡部さん
    南会津町職員の渡部さん

    「新潟県と福島県のきずながさらに強く」

    決死のジャンプを一発で成功させた滝沢市長は「本当に一瞬だった。景色を見る余裕はあんまりなかった」と振り返り、「八十里越の一日でも早い開通と、新潟県と福島県のきずながさらに強く結びつくことを祈りながら飛んだ。八十里越を全国に知ってもらい、開通後は八十里越を通って、新潟や福島を観光したいな、旅行に行きたいなという人を増やしていきたい」と願っていた。

    ゲストジャンパーのあと、一般参加者が順に飛んだ。一般参加は27日24人、28日30人で、先着順で申し込みを受け付け、すぐに定員に達する人気だった。

    、三条エコノミークラブの浅野さん
    三条エコノミークラブの浅野さん

    また、この2日間、日帰り温泉「いい湯らてい」と同じ敷地にある「スポーツセンターはやぶさ」では、マルシェやステージイベントが行われている。

    只見町とその隣りの南会津町が特産品販売や観光PRのブースを開設し、三条市や燕市、弥彦村の道の駅やマルシェ出店もある。弥彦の分水堂菓子舗の「パンダ焼き」が下田で買えるのもうれしい。午前10時から午後3時まで。

  • 県産南蛮エビを“どこよりも濃く” すし、麺、パスタで加茂・田上の同世代の料理人3人が異色コラボ

    県産南蛮エビを“どこよりも濃く” すし、麺、パスタで加茂・田上の同世代の料理人3人が異色コラボ

    県産南蛮エビを惜しげもなく使った濃厚ソースをテーマに、新潟県加茂市と田上町で飲食業を営む1986年生まれの料理人3人が共同開発したコラボメニューが7月2日、それぞれの店に登場。各店の持ち味を生かした南蛮エビメニューを9月2日までの2カ月間、数量限定で提供する。

    コラボメニューの寿司・割烹えびすの「南蛮えびすDEロール」と麺.spot土田の「県産南蛮海老つけ麺」
    コラボメニューの寿司・割烹えびすの「南蛮えびすDEロール」と麺.spot土田の「県産南蛮海老つけ麺」

    創業44年の「寿司・割烹えびす」(加茂市神明町2)が「南蛮えびすDEロール」、創業約100年のバイク店内にことし3月にオープンした麺店「麺.spot土田」(同市幸町1)が「県産南蛮海老つけ麺」をいずれも税込み1,500円で提供する。加えて、オープンから11年目のカフェ「山café一歩(いっぽ)」(田上町川船河)も南蛮エビの濃厚ソースを使ったパスタを提供予定。いずれも1日10食ほどを数量限定で販売する。

    寿司、麺、洋の技を合わせた異色コラボ

    3店の共通点は、佐渡産を中心とした県産南蛮エビを使った濃厚ソース。エビの頭からうまみを引き出し、香り高いエビオイルも重ねる。「どこよりも濃い」と胸を張るほどの濃度で、一口で口いっぱいに南蛮エビの風味が広がる。

    左から寿司・割烹えびすの小柳さん、麺.spot土田の土田さん、山cafe一歩の木村さん
    左から寿司・割烹えびすの小柳さん、麺.spot土田の土田さん、山cafe一歩の木村さん

    えびすの「南蛮えびすDEロール」と、麺.spot土田の「県産南蛮海老つけ麺」が中心となる。いずれも税込み1,500円。山café一歩は同じ南蛮エビの濃厚ソースを使ったパスタを数量限定で提供する予定で、内容は来店してからのお楽しみという。

    寿司・割烹えびすは巻き寿司と揚げ麺で

    寿司・割烹えびすの「南蛮えびすDEロール」は、同店の酢飯に南蛮エビの濃厚ソースを合わせ、巻き寿司に仕立てた。中にはキュウリ、白身魚、サーモンなど5種類ほどの具材を入れ、上にイクラをのせる。

    寿司・割烹えびすの「南蛮えびすDEロール」
    寿司・割烹えびすの「南蛮えびすDEロール」
    寿司・割烹えびす
    寿司・割烹えびす

    さらに南蛮エビをペースト状にして同店流に味付けしたエビしんじょう、卵焼き、ヤングコーン、麺.spot土田のつけ麺用の麺を揚げた揚げ麺を添える。

    それらを濃厚ソースにディップして食べる趣向。寿司、和食、洋のソース、麺を一皿にまとめた一品だ。

    寿司・割烹えびすの2代目、小柳大輔さん(40)は「麺屋さんとの異色のコラボだが、仲間だからこそ楽しくチャレンジできた。やるからには周りの予想を覆すようなものをつくりたかった」と話す。

    麺.spot土田は寿司桶に盛るつけ麺

    麺.spot土田の「県産南蛮海老つけ麺」は、通常使う麺とは別に、南蛮エビのソースに合うよう特注した麺を使う。加水率も調整し、試食を重ねて決めた。

    麺.spot土田の「県産南蛮海老つけ麺」
    麺.spot土田の「県産南蛮海老つけ麺」
    麺.spot土田が営業する土田商会
    麺.spot土田が営業する土田商会

    盛り付けには、寿司・割烹えびすの寿司桶を借り、そこに麺や具材を盛る。松の形に切ったキュウリ、梅の花形のニンジン、花レンコン、刺身のツマ、大葉などを添える。チャーシューの代わりに南蛮エビのしんじょうをのせる。カリカリに揚げた南蛮エビの頭も添える。

    つけ汁は南蛮エビのうまみを凝縮したもの。途中で、酢飯と魚のアラを使った味変用のペーストを加えると、酸味が加わって味わいが大きく変わる。魚の骨やエビの頭など、ふだん捨てられがちな食材を余すことなく使う発想も楽しい。

    麺.spot土田の土田一畿さん(39)は「オープンからノンストップで動いてきた。今回新しいことに挑戦できるのが楽しい。暇で疲れるより、常にチャレンジできるのは幸せ」と話す。

    左から小柳大輔さん、土田一畿さん、その母信子さん、木村一馬さん
    左から小柳大輔さん、土田一畿さん、その母信子さん、木村一馬さん

    きっかけは「捨てるのはもったいない」

    コラボの発端は、小柳さんが寿司店で出る魚のアラや南蛮エビの頭を何とか活用できないかと土田さんに相談を持ちかけたことだった。みそ汁などに使う以外は廃棄されることもあり、「もったいない」と考えたことから、南蛮エビを主役にしたメニュー開発が始まった。

    土田さんが畑違いの飲食業を始めるにあたり、木村さんにメニューを監修してもらっていたことから、すぐに3人のチームができあがった。3人は中学、高校時代からつながりがあり、子どもの保育園を通じた再会もあって、今回のコラボでさらに距離が縮まった。

    大型連休明けから本格的に開発を進めた。毎晩のように集まって夜遅くまで話し合ったり、試食したりした。LINEでも情報を共有しながら、ほぼ毎日のように試作を重ねた。土田さんの母で社長の信子さん(70)も開発を手伝い、3人の家族も協力してくれた。

    木村さんは「南蛮エビはもともとうまいイメージがあった。最初からかなりいいところまでいき、あとは微調整だった。単独ではできない味。3つの店の味が入っている」と話す。反響しだいでは、期間終了後のメニュー化も検討するという。

    寿司・割烹えびす
    麺.spot土田
    山café一歩

  • フィルムに焼き付けた星の光 弥彦の丘美術館で渡部佳則写真展「星の輝く場所」

    フィルムに焼き付けた星の光 弥彦の丘美術館で渡部佳則写真展「星の輝く場所」

    新潟県弥彦村の弥彦の丘美術館で27日、写真家、渡部佳則(わたべ・よしのり)さん(67)=新潟市西区=の写真展「星の輝く場所」が始まった。ライフワークとして全国各地で撮影してきた「星空のある風景」をテーマに、すべてフィルムで撮影した35点を展示し、8月9日(日)まで開かれている。

    写真展「星の輝く場所」で作品を解説する渡部佳則さん
    写真展「星の輝く場所」で作品を解説する渡部佳則さん

    渡部さんは1959年、見附市生まれ。中学校教諭を経て、新潟市を拠点に活動する写真家の上山益男さんに師事。1991年にStudio Fを設立し、フリーランスの写真家として書籍、広告、雑誌、新聞などで撮影、執筆を行ってきた。公益社団法人日本写真家協会会員。

    今回の会場には、新潟県内をはじめ、北海道、秋田、熊本、鹿児島、沖縄など各地で撮影した星空の写真が並ぶ。弥彦村で撮影した「弥彦神社御神廟と北斗七星」も展示され、今回の写真展を象徴する作品になっている。

    「フィルムでしか表現できない光」

    開場式で本間芳之弥彦村長は、渡部さんの作品を「宇宙の計り知れない長い時間が焼き付いた星たちの光と、地上の景色が織りなす美しい世界」と表現。メインビジュアルにした「弥彦神社御神廟と北斗七星」について、「本当にこういった景色が見られるのかと鳥肌が立つ思いがした」と話した。

    作品解説会
    作品解説会

    展示作品はいずれもフィルム撮影。デジタルカメラでは星が小さな点として均一に写りやすいのに対し、フィルムでは明るい星は大きく、暗い星は小さく写る。星の明るさを大きさとして表現できることが、渡部さんがフィルムにこだわる理由のひとつだ。

    渡部さんは「デジタルカメラは性能が上がりすぎて、人間の目で見えない暗い星まで写ってしまう。自分が見た星空と違っていた」と話す。フィルムについては「何の動力も電気もない。ただ星のエネルギーだけがフィルムの表面に化学変化を起こしていく。うそ偽りのない映像」と語った。

    小学6年で見た満天の星から

    メインビジュアルの「弥彦神社御新病と北斗七星」
    メインビジュアルの「弥彦神社御新病と北斗七星」

    渡部さんが星空にひかれたのは小学6年生のとき。見附で空を埋め尽くす星を見て「すっかりはまった」。高校時代、親に買ってもらったカメラで星の写真を撮り始めた。写真家として独立してからも仕事の合間に撮り続けた。

    暗い星空を写すには長時間露光が必要になるが、時間をかけると星の点が動き、線になってしまう。1993年ごろから、星も風景もぶれずに写す方法を試行錯誤した。1995年ごろには現在の作品につながる撮影方法にたどり着いた。

    その後、高感度フィルムは販売中止に。渡部さんは10年ほど前に約100本のフィルムを冷凍保存し、少しずつ使いながら撮影を続けている。近年は、低感度のフィルムでも星を写せるよう、フィルムカメラのボディーに最新のデジタルカメラ用レンズを装着できるよう自作した機材も使う。

    「苗名滝とカシオペア」
    「苗名滝とカシオペア」

    弥彦は「星も美しい場所」

    渡部さんにとって弥彦は、自転車で若いころから訪れたなじみの場所。競輪場や弥彦スカイラインにも通った。「しょっちゅう来ているところで、しかも星も美しい場所。そんなところで写真展ができることをすごくうれしく思っている」と喜んだ。

    開場式のあと渡部さん自身が作品を解説した。1996年の百武彗星や1997年のヘール・ボップ彗星といった天体ショー。石垣島で雷雲と星空を同時にとらえた作品、新発田市の田んぼに星が映り込む「田んぼの中の宇宙」、妙高高原の雪原と星空、阿蘇山火口、北海道の流氷と星空など、それぞれの撮影時の体験を交えて紹介した。

    ポストカードや書籍の販売も
    ポストカードや書籍の販売も

    「弥彦神社御神廟と北斗七星」は、昨年6月に撮影した。渡部さんは「この写真を見ていると、神様にありがとうございますとお礼を言いたくなるような一枚」と撮影したときの気持ちを思い出す。

    「自分が感動した星空を、そのまま持って帰れればという思いで撮っている。皆さんの中にある星空の記憶と重ね合わせながら見てもらえたらうれしい」と渡部さんは話している。

    関連イベントも

    会期は8月9日(日)まで、会期中は無休。展示作品とは別に作品のポストカードや渡部さんの書籍などを販売している。また、会期中に関連イベントとしてギャラリートーク、ミュージアムコンサート、天体観測会(参加申し込み終了)、作品解説会が行われる。日程などは次の通り。

    • ギャラリートーク 7月5日(日) 13:30〜
       渡部先生から「星空のある風景」を撮り続ける理由と、その魅力をうかがいます。
    • ミュージアムコンサート 7月26日(日)13:30〜
       アコーディオン奏者 田中トシユキ氏による星空コンサートです。
    • 天体観測会 7月26日(日)19:00〜  
       渡部先生が観測のポイントを説明した後、天体望遠鏡で夏の星空を観測します。
       参加申込終了
    • 作品解説会 8月1日(土)13:30〜
       作家による作品解説会です。


    関連リンク