投稿者: masato

  • ロボコンジャパンカップで嵐南小5年の相場祥汰さんが2年ぶり優勝 兄弟でダブルスも制す

    ロボコンジャパンカップで嵐南小5年の相場祥汰さんが2年ぶり優勝 兄弟でダブルスも制す

    小学生が自分で組み立てたロボットで競う「第21回ロボコンジャパンカップ2026」の決勝大会が9月27日(日)、新潟県三条市の三条商工会議所チェンバーズホールで開かれた。個人戦は33人が出場し、三条市立嵐南小学校5年の相場祥汰(あいば・しょうた)さんが2年ぶりに優勝。昨年に続いて行われたダブルス戦も「相場兄弟」が制し、相場さんは個人戦とダブルス戦の2冠に輝いた。

    個人戦33人、ダブルス22チームが出場

    特定非営利活動法人ロボコンジャパン(丸山光博理事長)が主催。8月22日の個人戦予選には61人が参加した。決勝大会は33人がまずリーグ戦を行い、各リーグ上位2人がトーナメントに進んで頂点を争った。

    ダブルス戦は昨年、第20回大会を記念して初めて実施した。好評で、今年も続けてほしいという声が寄せられたことから継続。予選大会は行わず、親子や兄弟、友達同士などで組んだ22チームが本大会に出場した。

    今年はコースも持ち運びしやすいものに刷新した。電光掲示板も設置して競技の雰囲気もグレードアップした。

    個人戦を制した相場さんは2024年の優勝者で、昨年は準優勝。今年は再び頂点に立った。準優勝は加茂市立七谷小学校5年の茂野一純(しげの・いずみ)さん、3位は新潟市立小林小学校6年の志田琴音(しだ・ことね)さんだった。

    ダブルス戦は、相場さんが兄弟で組んだ「相場兄弟」が優勝。準優勝は見附市立今町小学校4年の種部友俐(たねべ・ゆうり)さんと稲庭詠大(いなにわ・えいた)さんの「詠友(エイユウ)」、3位は志田さんと保護者の「チームDD」だった。

    工夫したロボットや最後まで挑む姿にも賞

    理事長賞は新潟市立上所小学校2年の熊田直俊(くまだ・なおとし)さん。初参加で、基本的な構造のロボットを使い、父親と一緒に最後まで取り組んだ姿が評価された。

    三条市長賞は三条市立一ノ木戸小学校1年の兼古樹(かねこ・いつき)さん。ローラー方式を取り入れ、逆回転させて球を送り出すロボットの斬新な工夫が評価された。

    燕市長賞は燕市立吉田南小学校4年の横田翔大(よこた・かける)さん。リーグ戦最初の試合で予選1位の選手を破り、最後まであきらめずに勝利を目指した姿が受賞につながった。

    ロボコンジャパンカップは2006年、燕三条青年会議所主催の「ふるさとロボコンチャレンジカップ in 県央」として始まった。2011年に特定非営利活動法人ロボコンジャパンを設立。ものづくりのまちの子どもたちに、ロボットづくりを通じてものづくりの大切さを伝え、親子のきずなを深める機会として続けている。

  • CAからエアラインパイロットへ 新潟空港で10月9日に航空業界の進路講演会

    CAからエアラインパイロットへ 新潟空港で10月9日に航空業界の進路講演会

    新潟県燕市で航空機開発などに取り組む(株)ATRヤマト(吉田宗玄代表取締役)は航空団体「EAA-1721東京」と共催し、10月9日(金)午後5時半から新潟空港旅客ターミナルで、航空分野への進路を考える中高生や大学生などを対象にした講演会「さぁ、おお空へ!」を開く。客室乗務員(CA)からエアラインパイロットになった新潟県出身の亮子ミラーさんらが、パイロットへの道や航空業界の仕事、世界の航空文化について語る。

    CAからパイロットになった亮子ミラーさんが講演

    亮子さんはCAを経てエアラインパイロットとなった。現在は米国アトランタを拠点に飛行教官として活動するほか、航空に関する情報を発信している。

    講演では、自身の経験をもとに「パイロットになるには」をはじめ、「空に関わるお仕事とは」、「アメリカと世界の航空文化」などをテーマに話す。航空業界の仕事や進路に興味のある若者に、実際の経験を通して空の世界を紹介する。

    あわせて、新潟航空サービス(株)の鈴木宏司さん、ATRヤマトの吉田宗玄代表取締役も登壇する。

    普段入れない空港バックヤードも見学

    講演会は航空文化の醸成と航空教育の一環として開く。昨年も亮子さんを講師に迎えて航空講演会を開いている。

    中高生や大学生だけでなく、保護者、教育関係者、航空産業に関わりたい事業者や航空業界に興味のある人も参加できる。

    当日は講演に加え、普段は一般客が入ることのできない新潟空港のバックヤードや屋上を巡る見学ツアーも行う。

    午後5時半から8時までで、5時から参加を受け付ける。会場は新潟空港旅客ターミナル2階奥の有料待合室。参加費は1人500円で、高校生以下は無料。参加費は会場費や設備費に充てる。

    参加希望者には、できるだけ事前申し込みを呼びかけている。申し込みは専用フォームから。問い合わせは新潟航空サービス株式会社、Eメール「nks-koho@niigata-kotsu.co.jp」(担当・渡辺さん、鈴木さん)。

    【航空分野進路講演さぁ大空へ!】イベント応募・見学お申し込み
    https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc7YWUL113pUupxb9NPljYex95i8SNIv0nu1UWCd-1DRMxayg/viewform

  • 【寄稿】JICA留学生 2026夏期インターンシップ実施

    【寄稿】JICA留学生 2026夏期インターンシップ実施

    ― 三条を学び、アフリカとの共創を考える10日間 ―

    NPO法人ソーシャルファームさんじょうは、2026年8月12日から21日まで、JICAの支援を受けて日本各地の大学院で学ぶ留学生3名をインターンシップとして受け入れた。参加者は、マラウイから1名、ガーナから2名で、それぞれ投資、農業、国際ビジネス等の分野で実務経験を有する人材で母国ではエリートである。

    鍛冶体験
    鍛冶体験

    今回のインターンシップでは、アフリカと日本が抱える社会課題を、地域資源、人材、産業を活用したソーシャルビジネスによって解決することを目的とし、三条市・下田地域をフィールドとして、農業、ものづくり、伝統産業、大学、地域づくり等について実践的に学んだ。ブルーベリー農園での収穫、三条鍛冶道場での鍛冶体験、三条市立大学や地域企業への訪問、そば打ち、村上市のお茶・地域産業の視察、三条ビーターズとの交流などを通じ、三条の地域産業や地域コミュニティが地域経済を支える仕組みを学んだ。

    ブルーベリー農園収穫体験
    ブルーベリー農園収穫体験

    そして今回の最大の成果は、参加者が地域で得た学びを自らの専門性や母国の社会課題と掛け合わせ、三者三様の事業提案を作成し、8月21日に発表したことである。

    マラウイ Alexanderは、地域に開かれた幼児・初等教育事業「The Reverse Shitada Case」を提案した。教育を人材育成と地域の将来を支える基盤と捉え、今回の学びをマラウイの教育環境に生かす構想である。

    そば打ち体験
    そば打ち体験

    ガーナ Papaは、「Africa–Sanjo Innovation Bridge」を提案。アフリカの大学で生まれた研究成果を、三条市立大学や三条のものづくり企業とつなぎ、研究から試作、事業化へと発展させるイノベーション・ハブの構築を目指す構想である。

    同じくガーナのGlennは、「Keystone Agent構想」を提案。SocietyやAgriculture等を軸に、地域社会と地域経済を持続的につなぐ仕組みを構築し、地域課題の解決と経済活動を両立させるソーシャルビジネスを構想した。

    企業訪問
    企業訪問

    今回のインターンシップでは、3名の留学生が「地域で学ぶ」だけでなく、「そこで得た経験を、自国の課題解決にどのように生かすことができるか」まで考え、具体的な事業構想として形にしたことが大きな成果となった。

    今後は、今回築いた人的ネットワークを継続し、大学、企業、アフリカの大学・政府機関、JICA等との連携を深めながら、今回生まれた3つの提案を具体的な事業・ビジネスへと発展させ、「日本×アフリカ」の持続的な共創モデルの構築を目指していく。

    三条市立大学訪問
    三条市立大学訪問
    三条ビーターズ訪問
    三条ビーターズ訪問
    村上茶舗訪問
    村上茶舗訪問
  • 15周年コンサートへアコーディオン漬けの3日間 「風のうた」が秋山郷で合宿、地域住民に成果披露

    15周年コンサートへアコーディオン漬けの3日間 「風のうた」が秋山郷で合宿、地域住民に成果披露

    アコーディオンやピアノを教える「音楽教室 風のうた」(荒木奈緒子主宰・新潟県燕市佐渡山)は、21日から23日まで津南町の秋山郷結東(けっとう)温泉「かたくりの宿」でアコーディオン合宿を行った。11月22日(日)に新潟市音楽文化会館で開く教室開設15周年記念コンサートを控え、個人レッスンや合奏で演奏を磨き、最終日の23日には地域住民らを招いた入場無料のミニコンサートで3日間の成果を披露した。

    「音楽教室 風のうた」が秋山郷結東温泉「かたくりの宿」で3日間のアコーディオン合宿の最終日にミニコンサート
    「音楽教室 風のうた」が秋山郷結東温泉「かたくりの宿」で3日間のアコーディオン合宿の最終日にミニコンサート

    「かたくりの宿」は3回目、合宿は毎年恒例

    「風のうた」は2011年に燕市内で教室を開いた。現在は新潟市内の「ITOYA CAFE」と新潟市西蒲区のカルチャープラザでレッスンを行い、生徒は30人近くを数え、アコーディオンに限ると20人余りが通っている。

    今回の「かたくりの宿」での合宿は2022年、24年に続いて3回目。最初は教室開設10周年記念コンサートに向け、集中的に練習するため、主宰の荒木奈緒子さん(52)が企画した。

    その後、生徒から「またやりたい」と声が上がり、合宿は毎年恒例に。かたくりの宿を利用しない年は、福島潟のほとりに建つ「蔵の宿 菱風荘」で合宿。今回で通算5回目となった。

    ことしは講師3人を含む19人が参加し、うち4人は日帰り。アコーディオンを弾く参加者は中学3年生から60代後半までと幅広く、県外から参加した人もいた。

    朝から個人レッスンと合奏 「音楽漬け」の3日間

    「音楽教室 風のうた」を主宰する荒木さん
    「音楽教室 風のうた」を主宰する荒木さん

    「かたくりの宿」は、旧小学校の木造校舎を活用した山中の温泉宿。合宿中は朝から屋内や屋外のスペースを使って個人レッスンや合奏が続いた。

    指導は荒木さんのほかに、11月の記念コンサートにゲスト出演するアコーディオン奏者の松原智美さんらも指導にあたった。松原さんはフランス、ドイツでクラシックアコーディオンを学び、国内外で演奏活動を続けている。

    荒木さんは「うまくなってほしいし、ご本人も上手になりたくて来ているので、それをかなえたいという思いが強い」と話す。練習は厳しくても、それだけでは終わらせない。

    夜には花火や卓球を楽しみ、朝には地元の人の案内で散歩するなど、交流の時間も設ける。「厳しいだけでは、面白くない。一緒に楽しむことも大事。信頼関係を築くうえでも合宿は大切だと思っている」と荒木さん。

    合宿の様子がNPO法人日本アコーディオン協会の機関誌で紹介されたり、参加者の口コミが広がったりしたことで県外にも知られるようになった。毎回3、4人ほどを外部から迎えているという。

    最終日は地域住民にミニコンサート

    アコーディオンのバラライカの合奏も
    アコーディオンのバラライカの合奏も

    23日は午後1時からかたくりの宿で「音楽教室 風のうた 合宿記念 アコーディオンミニコンサート」を開いた。この土地との縁を大切にしたいとの思いから、地域住民らを無料で招いた。

    荒木さんは開演にあたり、日頃練習している曲を披露すると紹介し、「アコーディオンの音色を楽しみながら、最後までゆっくりお聞きいただけたら」と呼びかけた。

    また、人と人とのつながりを大切にして音楽を続けてきたとして、「どこかに温かく届いたら、聴いてくれたらうれしい」と語った。

    プログラムは「What a Wonderful World」、「青春の輝き」、「You Raise Me Up」、「バチンの少年」、「ウグイスのヨーデル」、「ジャズ組曲第2番より 第2ワルツ」など。11月の15周年記念コンサートで演奏する曲を中心に本番に向けた予行演習も兼ねている。

    「音楽教室 風のうた」15周年記念アコーディオンコンサートのポスター
    「音楽教室 風のうた」15周年記念アコーディオンコンサートのポスター

    生徒たちは緊張して楽譜に向かい、演奏に集中した。途中で演奏が止まってしまうこともあったが、それも本番に向けた大切な試練。カウベルを鳴らして登場して笑わせたり、ロシアの代表的な民族弦楽器バラライカの合奏で趣向を凝らしたり。

    木造のかつての体育館にアコーディオンの音色が響き、来場した30人ほどが聴き入り、心を和ませた。順番に演奏をこなし、最後にはみんなで「マイ・ウェイ」を合奏して締めくくった。

    荒木さんはかたくりの宿のスタッフや地域住民らに感謝し、「また皆さんと一緒に音楽を楽しめる日を願っています」と締めくくった。

    「仲間が増えたことが幸せ」15周年の舞台へ

    荒木さんは教室の15年間の歩みを振り返り、「頑張ってこうやって仲間が増えたことが幸せ。いい15年でした」と話す。

    11月の記念コンサートでは、年代も職業も異なるメンバーが一つの音楽に向き合って作り上げた成果を届けたいという。

    「いろいろな年齢、いろいろな環境の人たちが同じ音楽に向き合って、一緒に時間を過ごして作ったものを聴いてほしい」。クラシックに偏らず、さまざまなジャンルの曲を織り交ぜ、子どもから大人まで楽しめるステージを目指して、本番までさらに演奏を磨く。

    15周年記念アコーディオンコンサートのポスターのゲストの松原さん(左)と
    15周年記念アコーディオンコンサートのポスターのゲストの松原さん(左)と

    「音楽教室 風のうた 15周年記念 アコーディオンコンサートー広く遠く響かせたい、アコーディオンのしらべー」は11月22日(日)午後1時半開場、2時開演。会場は新潟市音楽文化会館。

    入場料は大人2,500円、小中学生500円、未就学児無料。問い合わせは音楽教室 風のうた、電話0256-87-1165。

    音楽教室 風のうた 15周年記念 アコーディオンコンサート 2026/11/22(日) | チケット GETTIIS
    https://www.gettiis.jp/event/detail/101861/M34684

  • 順天堂大名誉教授の奥村康氏が「免疫と長生き」講演 10月25日に燕中央公民館、参加無料

    順天堂大名誉教授の奥村康氏が「免疫と長生き」講演 10月25日に燕中央公民館、参加無料

    新潟県燕市立東小学校区の燕東コミュニティ協議会教育部会は、10月25日(日)午後1時半から燕中央公民館中ホールで、順天堂大学名誉教授の奥村康氏を講師に講演会「免疫と長生き−不良長寿−」を開く。参加無料で誰でも参加できる。

    10月25日に順天堂大学名誉教授の奥村康氏を講師に講演会「免疫と長生き−不良長寿−」
    10月25日に順天堂大学名誉教授の奥村康氏を講師に講演会「免疫と長生き−不良長寿−」

    同協議会の「イキイキまちづくり事業」の一環。「免疫力アップのために不良老人宣言を!」を掲げ、「『健康常識』は、まさにウソだらけ!」をテーマに、テレビや雑誌などで日ごろ目にする健康情報について考える。

    奥村氏は長年、免疫学の研究に携わってきた研究者。講演では「免疫」と「長生き」の関係を、ユーモアを交えながらわかりやすく紹介する。「これからも元気に、自分らしく生きる」ためのヒントを伝える。

    主催者では、元気に長生きしたい人をはじめ、健康情報に疑問を感じている人、免疫力を高めたい人などに来場を呼びかけている。

    開場は午後1時、講演は午後1時半から3時まで。参加費は無料。主催は燕東コミュニティ協議会教育部会、燕市後援。

    申し込み、問い合わせは燕東コミュニティ協議会教育部会、電話090-6169-3165(平日午前9時~午後5時)。

  • 酒呑童子伝説の里に鬼が集結 国上で恒例の「酒呑童子行列」

    酒呑童子伝説の里に鬼が集結 国上で恒例の「酒呑童子行列」

    新潟県燕市分水地区に残る酒呑童子(しゅてんどうじ)の伝説にちなんだ「越後くがみ山 酒呑童子行列」が27日、分水地区国上の道の駅SORAIRO国上と酒呑童子神社を会場に開かれている。朝から晴れてさわやかな陽気に恵まれ、道の駅は駐車場が満車になるほど大勢の来場者でにぎわっている。

    準備万端の鬼軍団

    メイン行事の酒呑童子行列は午後1時35分から。鬼軍団がメインステージを出発し、公園内を練り歩いて酒呑童子神社へ向かい、最後は福まきで締めくくる。

    分水に残る酒呑童子伝説

    酒呑童子は、日本三大妖怪のひとつに数えられる鬼の頭領。分水地区の砂子塚に生まれ、少年時代は「外道丸」と呼ばれたとされる。国上寺で修行したあと、戸隠を経て京都・大江山へ向かったという伝承が残る。

    華やぎちんどん隊
    華やぎちんどん隊

    道の駅裏手にある酒呑童子神社は、縁結びや子どもの健やかな成長に御利益があるとされ、こうした酒呑童子ゆかりの地にちなみ、毎年「酒呑童子行列」が行われている。

    鬼メイクや佐渡の味 道の駅が鬼一色

    会場には、1人100円の鬼メイクコーナーをはじめ、無料の「鬼のつのパッチンづくり」、オリジナルフォトマグネット製作、バルーンアート、燕市立図書館のおはなし会など、親子で楽しめるブースが並んだ。

    つばめ商工会女性部の鬼っ子かき氷
    つばめ商工会女性部の鬼っ子かき氷

    飲食や物販も充実。佐渡からクレープやかき氷、いごねり、無名異焼、佐渡寿司、海産物加工品、手づくりしょうゆなどの店が出店し、道の駅は朝から鬼一色のにぎわいとなった。

    鬼太鼓から酒呑童子変化、そして行列へ

    ステージイベントは分水太鼓で幕を開け、てまりの湯音頭保存会、華やぎ・ちんどん隊、分水児童館「童楽夢」のダンスと続いた。

    かわいい鬼も
    かわいい鬼も

    さらに、佐渡伝統芸能集団「越佐」が迫力ある鬼太鼓を披露し、分水異業種交流会による「酒呑童子変化」へ。ステージで鬼の世界を盛り上げたあと、午後1時35分からの酒呑童子行列へと引き継ぐ。

    いっすねー!山脇さんの書道実演販売会
    いっすねー!山脇さんの書道実演販売会
    鬼のつのパッチンづくり
    鬼のつのパッチンづくり
    新潟経営大学中島ゼミは大河津神社を開設して大河津分水の貫通石のガチャを用意
    新潟経営大学中島ゼミは大河津神社を開設して大河津分水の貫通石のガチャを用意
    鬼メイクで決めた子どもたち
    鬼メイクで決めた子どもたち
    鬼メイクのコーナー
    鬼メイクのコーナー
  • 蔦屋書店柏崎岩上店が10月25日閉店 30年間の営業に幕

    蔦屋書店柏崎岩上店が10月25日閉店 30年間の営業に幕

    新潟県柏崎市岩上の蔦屋書店柏崎岩上店が、10月25日(日)午後8時をもって閉店すると店頭にお知らせを掲示した。

    蔦屋書店柏崎岩上店
    蔦屋書店柏崎岩上店

    お知らせでは、「30年もの間ご愛顧を賜り、ありがとうございました」と、従業員一同の感謝を伝えている。

    同店は新潟市に本社を置くトップカルチャーが運営。柏崎駅から徒歩約16分の場所にあり、近くには原信岩上店などがある。駐車場を備え、書籍のほか文具や雑貨などを扱ってきた。

  • 音楽とものづくりで燕三条を熱く 「燕三条ジャパンフェス」初日、ホリエモンやMASHIHOら多彩な出演者

    音楽とものづくりで燕三条を熱く 「燕三条ジャパンフェス」初日、ホリエモンやMASHIHOら多彩な出演者

    燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市須頃1)で26日(土)、「藤田金属 presents 燕三条ジャパンフェス2026 powered by LANDCON」が開幕した。ことしは初めて2日間開催に拡大。初日から多彩な出演者がステージを繰り広げ、音楽とファッション、燕三条のものづくりを組み合わせたフェスで会場を盛り上げた。27日(日)も午後5時から開かれる。

    ホリエモンとして熱唱する堀江貴文さん
    ホリエモンとして熱唱する堀江貴文さん

    燕三条ジャパンフェスは、(株)LAND(東京都渋谷区)が企画・製作。2023年の初開催から続くイベントで、ことしは燕三条地域にも拠点を構える藤田金属(株)(新潟市中央区)が冠協賛した。

    単なる音楽フェスではなく、「街ごと“つくる”フェス」を掲げ、ステージの製作やグッズなどにも燕三条の技術を取り入れ、エンターテインメントを入り口に地域のものづくりや人を発信している。

    MASHIHOや宮川大聖、ホリエモンらが出演

    午後5時の開演後、次々とアーティストが登場。韓国のボーイズグループ「TREASURE」の元メンバーで現在はソロで活動するMASHIHOさんや宮川大聖さん、YOSUKEさん、α+、ロマンディスコなどがパフォーマンスを披露した。

    RIP SLYMEのSUさんとDJ GENさんも登場し、ジャンルの垣根を越えたステージを展開。NON STYLEの井上裕介さんがMCを務めた。初日に出演予定だった@onefiveはメンバー複数人の体調不良のため出演を取りやめた。

    ファッションショーにはモデルのおさきさん、kononさん、「新潟の工場女子」も出演し、ライブだけにとどまらないプログラムを繰り広げた。

    堀江貴文さんも歌い、燕三条発の「飛行機」語る

    ステージでは、ホリエモンとして堀江貴文さんが新曲を歌ったあと、堀江さんと藤田金属の今井幹太社長、LANDの和田直希代表が、井上さんの進行でトークショーも行った。堀江さんは歌手としてステージで楽曲を披露したあと、燕三条のものづくりとLANDが進める小型航空機開発について語った。

    堀江さんは、燕三条の町工場が高い技術力を持ちながらも、飛行機や自動車のような完成品をつくる機会は少ないと指摘。「町工場とかに就職したり、技術者になりたいみたいな人たちの、夢の製品になった方がいいんじゃないかな」と、小型航空機の開発が若い世代にとってものづくりを志すきっかけになることに期待した。

    自身もパイロット免許の取得を進めており、「日本製の小型飛行機とか今、作られてないんで、そこから始めたい」と話した。

    和田代表は、小型航空機について2029年ごろの実用化を目指していると説明。根幹となる部品などを燕三条の技術でつくる考えを示した。

    「地元でアーティストが見られる誇りに」

    今井社長は、県外から燕三条を訪れた人がいる一方、地元の人にとっても「地元の燕三条でアーティストが見れるっていう誇りになってきたりすると思う」と話し、フェスが地域にもたらす効果に期待した。

    和田代表は、海外で工場を経営した経験から、産業が生まれることで人が集まり、街そのものが育っていく姿を見てきたと紹介。帰国後、「日本のどこかでそういうことをしたい」と考え、エンターテインメントとものづくりを組み合わせた地域づくりに取り組んでいると話した。

    さらに「続けていく」ことの大切さを強調し、「燕三条ジャパンフェスも本当、10年、100年と続けていきたい」と息の長いイベントへの意欲を見せた。

    27日(日)の2日目はK-POPグループ「Kep1er」をはじめ、AK-69、VINII、川後陽菜&YONAKA Bandが出演する。開場午後4時、開演午後5時、終演は午後9時の予定。チケットはS席1万1000円、A席6000円。

    LANDCON燕三条ジャパンフェス|2026年9月26・27日開催
    https://landcon.jp/tsubamesanjojapanfes2026/

  • 【燕市議選】参政党公認の野本正博氏が燕市議選へ 「若い人が戻れる働く場所を」

    【燕市議選】参政党公認の野本正博氏が燕市議選へ 「若い人が戻れる働く場所を」

    任期満了に伴う10月の新潟県燕市議選(定数20)に自営業の野本正博氏(62)=吉田文京町=が参政党公認で立候補する意向を表明した。26日に記者会見し、人口減少への危機感を背景に、若者が地元に戻って働ける環境づくりや地域産業の継承などに取り組みたいと語った。

    燕市議選に参政党公認で立候補する野本正博氏
    燕市議選に参政党公認で立候補する野本正博氏

    野本氏は燕市生まれ、同市在住。県立巻高校を卒業後、専門分野の資格を取得して5年間修業し、23歳で地元に戻って自営業を始め、現在も続ける。

    8月24日に初めて打診、約1週間で出馬決断

    立候補の話が具体化したのは8月24日。参政党関係者と初めて会い、その後、同党の川裕一郎衆院議員から地方議員の役割について話を聞いたことが決断の大きなきっかけになった。

    「急な話だったが、本当に迷いに迷い、悩みに悩んだ」と振り返る。参政党から燕市議選に誰も立候補しなければ「燕市にとって大きな損失になるのではないかと思い、誰もいないなら私がやろうと決断した」と話した。24日の打診から約1週間で立候補を決め、公認申請を進めた。

    参政党との関わりは、党が発足したころに神谷宗幣代表の演説をYouTubeで見たことが始まり。メールマガジンに登録し、無料サポーターとして党の活動を見てきた。今回の立候補を機に現在は運営党員になった。

    「20年後の燕市がどうなるか」 人口減少に危機感

    選挙で訴える課題について野本氏は、仕事を通じて市民と話すなかで、「20年後の燕市がどうなるか想像がつかないぐらい不安に思っている」人が多いとした。

    左から参政党新潟県支部連合会の芳川会長、野本氏、平井三条市議
    左から参政党新潟県支部連合会の芳川会長、野本氏、平井三条市議

    なかでも強く感じているのが若者の流出。「若い人が働きたい場所が少ないから、大学で東京に行ったらもう戻ってこない」「孫や子どもが燕に戻ってこない」という声を客からよく聞く。

    「働く場所を本当に作らないと、人口減少している地方は、その部分を何とかしていかない限り未来はない」と語った。

    産業だけでなく、農業や子育て環境などを次の世代へつなぐことにも取り組む考えで、「皆さんと一緒になって、そういう方法を見つけていきたい」。

    また、燕市だけでは解決が難しい課題もあり、国政政党である参政党とのつながりを生かして課題解決を図りたい考えも示した。

    地元や仕事で築いた人間関係を軸に

    準備期間が短いなかでの選挙となる。親戚や同級生、仕事の顧客、地元町内など、これまで築いてきた人間関係を中心に支持を求める。

    これまで街頭での政治活動の経験はないが、立候補への挑戦を客に話すと「頑張れ」と声をかけてもらうことが多い。

    「今まで真面目に仕事ができてよかった」と話した。「ただ仕事をこなすのではなく、ひとりのお客様と親身になって話すことを心がけてきた。それが今になって生きてきたのかな」ととらえる。

    会見には参政党新潟県支部連合会の芳川博美会長と同党の平井恵里子三条市議も同席。党として野本氏を支援していく考えを示した。平井市議は選挙対策を担う。

    左から参政党新潟県支部連合会の芳川会長、野本氏、平井三条市議
    左から参政党新潟県支部連合会の芳川会長、野本氏、平井三条市議

    三条市議選では平井氏がトップ当選

    参政党はことし4月の三条市議選で、新人の平井恵里子氏(47)を公認。平井氏は3,085票を獲得し、2位に約800票の大差をつけてトップ当選。三条市議では初の参政党所属議員となり、同党が地域に大きな支持基盤を持つことが明らかになった。

    燕市議会では、前回市議選で参政党公認で出馬した稲村隆行氏(40)が初当選している。今回は現職の稲村氏に加えて新たな候補の擁立を想定していたが、稲村氏はことし8月に参政党を離党した。

    平井市議は当初の候補者擁立について、「本来は現職がいて、もう一人立てられたら」と、複数候補の擁立を考えていたことを明らかにした。

    一方で稲村氏が無所属となったことから、党として新たな候補の擁立を急いだが難航。8月20日の燕市議選の立候補予定者説明会でも、まだ候補者が決まっておらず、平井市議は「同党から1人は立候補者を出したい」と話していた。

  • ノイズムの金森穣監督、2027年9月から弥彦村を活動拠点に 本間村長「選んでくれたことを歓迎」

    ノイズムの金森穣監督、2027年9月から弥彦村を活動拠点に 本間村長「選んでくれたことを歓迎」

    新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」を拠点に活動する舞踊団「Noism Company Niigata(ノイズム)」の金森穣芸術総監督は26日、自身のXで、2027年9月から新潟市を離れ、弥彦村を拠点に活動すると表明した。弥彦村の本間芳之村長は取材に対し、金森さんらから意向を聞いていると明かし、「弥彦を拠点として選んでくれたことを歓迎する。これからの活動を見守りたい」と話した。

    金森さんはXに、弥彦村を拠点にすることを決めたと投稿。「弥彦から世界へ新たなプロジェクトを展開していきます」と意欲を示した。Xの写真は、ノイズム国際活動部門芸術監督・主要ダンサーで妻の井関佐和子さんと並んで弥彦山を背に田んぼに立つショットを使っている。

    金森さんが率いる現在のNoism Company Niigataは、金森さんの任期満了に伴い、2027年8月末で活動を終えることが発表されている。


    本間村長、立ち上げ当初から公演を見続ける

    本間村長によると、金森さんらは村を訪れており、村長もこれまでに何度か会っている。活動場所や今後の計画は準備段階にあるとして、村としての具体的な支援には言及しなかった。一方で、芸術活動や暮らしの拠点として弥彦を選ぶのであれば歓迎したいという。

    本間村長はNoismの立ち上げ当初から金森さんとの接点があった。本間村長は当時、テレビ新潟放送網(TeNY)の事業部門で、りゅーとぴあに関わる取材や情報発信を通じて活動を知った。

    その後も新潟での公演をほぼ毎回見に行っていたという。特別に親しい間柄だったわけではないとしながら、「まさかこういう形でご縁が生まれるとは」と驚いている。

    新潟市を拠点とするNoismの活動が区切りを迎えることには残念な思いもあるという本間村長。今後については「彼らのコンテンポラリーダンスが地域の子どもたちの刺激になるような活動にも期待している」と述べた。

  • 佐渡の「鬼」が燕で躍動 伝統芸能集団「越佐」が鬼太鼓を披露

    佐渡の「鬼」が燕で躍動 伝統芸能集団「越佐」が鬼太鼓を披露

    新潟県燕市大曲の燕市産業史料館で26日、佐渡を代表する伝統芸能「鬼太鼓(おんでこ)」の実演が行われた。佐渡出身者らを中心に結成された佐渡伝統芸能集団「越佐(えっさ)」が出演し、勇壮な太鼓の響きに合わせて鬼が激しく舞い、来館者を佐渡の祭りの世界へ引き込んだ。

    27日まで同館で開かれている企画展「燕~八十里越~佐渡 産業・工芸・文化展」の関連イベントとして午後2時と3時の2回、屋外交流広場で行われた。

    邪気を払い、五穀豊穣や家内安全を願う

    鬼太鼓は佐渡島の多くの祭礼で受け継がれている伝統芸能。鬼が太鼓に合わせて舞い、集落の家々を回って邪気を払い、五穀豊穣や大漁、家内安全などを願う。

    佐渡島内には約120地域の鬼太鼓があるとされ、「豆まき流」「一足流」「前浜流」「花笠流」「潟上流」の大きく5つの系統に分けられ、越佐は「潟上流」がベース。それぞれの地域で太鼓のリズムや鬼の舞、笛や獅子の有無などが異なり、同じ鬼太鼓は一つとしてないともいわれる。

    実演した越佐のメンバーは小学生以上の11人。鬼太鼓が本来、地域の祭りで家々を回りながら厄を払い、人々の健康や豊作を願ってきた芸能であることを紹介し、「皆さんのもとにいい気を届けたい」と呼び掛けた。

    2回目の演舞には約50人が来場した。太鼓が鳴り始めると2匹の鬼が腰まである長い髪を振り上げて舞った。茶色の髪の鬼は邪気を払い、白い髪の鬼は太鼓で清められた気を届ける。

    太鼓の音にたきつけられたように腰を低く落としたり、大きく踏み込んだり、時に背中にある太鼓をたたくなど激しく舞った。聴衆に近づいて文字通りの鬼の形相であおるようなしぐさもあり、大泣きする子どももいた。

    佐渡出身者らが2018年に結成、現在は40人弱

    越佐は2018年に結成。代表の曽我学さん(43)ら佐渡出身者数人で活動を始め、その後、「鬼太鼓をやりたい」という人たちが加わり、現在は40人弱が所属する。

    メンバーは佐渡出身者に限らず、小学生から大人まで幅広い。主に新潟市秋葉区や東区を中心に練習し、出演機会は年間約25回を数える。新潟市周辺だけでなく、東京や大阪など県外に出向いて演舞を披露することもある。

    越佐の鬼太鼓は、佐渡の特定の一地区の型をそのまま再現するのではなく、曽我さんらが佐渡各地の鬼太鼓を取り入れて構成した。これまで燕市で披露したことはなく、曽我さんは「こちらの人は鬼太鼓を見る機会がなかなかない。こういうところで見てもらって、佐渡へ行こうと思うきっかけのひとつになれば」と話した。

    同館の企画展「燕~八十里越~佐渡 産業・工芸・文化展」は、世界文化遺産「佐渡島の金山」と、2027年夏の開通が予定されている国道289号八十里越にちなみ、燕、会津・仙台、佐渡を産業や工芸、文化のつながりから紹介している。27日(日)まで。

    また27日は、燕市国上の「道の駅SORAIRO国上」周辺で開かれる「第21回 越後くがみ山酒呑童子行列」で、午後0時半から越佐のステージがあり、佐渡グルメの出店もある。

  • 留置施設で警察官に暴行した新潟市西区の派遣社員20代男を現行犯逮捕

    新潟県警西蒲署は26日、留置施設で警察官に暴行した新潟市西区の自称派遣社員の男(25)を公務執行妨害の疑いで逮捕した。

    男は26日午後4時過ぎ、西蒲署留置施設内で制服警察官に対して胸ぐらをつかみ、胸付近を1回たたく暴行を加え、公務の執行を妨害した。

  • 田上の果物を1カ月発酵 山Café一歩が「田上×酵素」、ワッフルとジュースで新しい味わい

    田上の果物を1カ月発酵 山Café一歩が「田上×酵素」、ワッフルとジュースで新しい味わい

    新潟県田上町のカフェ「山Café一歩」が、田上産の果物を約1カ月発酵させ、ワッフルやジュースに仕立てる新たな取り組み「田上×酵素」を始めた。まずは自家栽培のブルーベリーを使った「田上×酵素のペアリングワッフル」を提供。今後はイチジクやレモンなど季節ごとに果物を替え、年間を通して田上の果物の新しい味わい方を提案していく。

    田上×酵素のペアリングワッフル
    田上×酵素のペアリングワッフル

    自家栽培ブルーベリーを発酵

    店のオーナーの木村一馬さん(39)が取り組む「田上×酵素」は、田上産の果物とてんさい糖を合わせ、約1カ月かけて発酵させる。

    水は加えず、果物から出る水分を利用する。仕込み後は朝、昼、晩に容器をかくはんし、発酵によって発生するガスを抜きながら約1カ月で完成だ。

    発酵を終えた果実は取り出してペースト状のジャムなどにし、液体部分はシロップとして生かす。

    現在、提供しているのは、店の周囲で自家栽培した無農薬ブルーベリーを使ったもの。店には約20本のブルーベリーの木がある。ことしは約120キロを収穫した。

    発酵させたブルーベリーは、果実を使ったジャム、そのジャムを使ったクリーム、赤ワインで煮詰めたブルーベリーソースの3種類に加工してワッフルに添える。発酵でできたシロップは水で割り、「酵素ジュース」としてワッフルと組み合わせる。

    発酵中のいちばん左がレモン、ほかはブルーベリー
    発酵中のいちばん左がレモン、ほかはブルーベリー

    このセットで2,500円。9月上旬から提供を始めた。甘すぎず発酵特有の豊潤な香りがくせになる。木村さんは「洋酒が入っているような風味がする。アルコールは入っていないが、大人向けのワッフルというイメージ」と話す。

    梅、桃で試作 ブルーベリーから本格展開

    「田上×酵素」の第1弾として仕込んだのは、山川仙六農園が栽培したブランド梅「越の梅」。3月ごろに仕込み、4月に完成した。量が少なかったことから商品にはせず、スタッフや家族で試食した。

    第2弾は佐藤農園の桃。シロップやジャムに加工し、こちらも試作を重ねた。

    そして第3弾が自家栽培ブルーベリー。量を確保できたことから、本格的にメニューとして提供を始めた。

    発酵でできたシロップを水で割った酵素ジュースもセットに
    発酵でできたシロップを水で割った酵素ジュースもセットに

    その次は、これから旬を迎える田上産イチジクでの仕込みを計画。10月中旬ごろには(有)ライスイア・コープの無農薬レモンを使って仕込む。ブルーベリーにとってかわって11月ごろからレモンに切り替える予定だ。

    梅、桃、ブルーベリー、レモンと、材料はいずれも田上産。季節ごとにその時期の果物を使い、「オール田上」で展開する。

    「健康より、田上の果物の新しい食べ方を」

    木村オーナーが果物を発酵させる方法を知ったのは7、8年前。以前、同店で働いていた日本酵素マイスター協会の酵素マイスター1級の資格をもつ知人から教わった。しかし、すぐに商品化することはなかった。

    山Café一歩を開いて10年以上。田上産の野菜を使ったパスタなど地域の食材を取り入れるメニューを増やしてきた。そこで改めて梅や桃、ブルーベリー、イチジク、レモンなど豊富な田上の果物に着目した。

    オーナーの木村さん
    オーナーの木村さん

    これまでも生の果物をワッフルに盛り付けることはあった。「生で食べるのはもちろんおいしいけれど、発酵させるとまた違ったおいしい食べ方ができる」と木村さんは話す。

    発酵や酵素という言葉から健康食品を連想されることも多いが、木村さんが目指したのは、あくまでも味。「健康というより、田上のおいしい果物にこういう食べ方もありますよと提案したい。春夏秋冬で果物が変わる。それが田上の強みだと思う」と言い切る。

    ブルーベリーは10月中旬ごろまで提供し、その後は季節の果物へ順次切り替える予定。将来は発酵で作ったシロップを商品化し、道の駅などで販売する構想もある。

    木村さんは「田上の魅力や果物のポテンシャルの高さをもっと知ってもらいたい。店でもこういう形で出しながら、より濃く田上を発信していきたい」。自分の手柄ではなく、田上の手柄にと意気込んでいる。問い合わせは山Café一歩(0256-57-1008)。

    ホーム | 山cafe一歩
    https://kimurakazuma0926.wixsite.com/yamacafeippo

  • 工場の奥で職人とつめ切りづくり SUWADAが「燕三条 工場の祭典」で特別ワークショップ

    工場の奥で職人とつめ切りづくり SUWADAが「燕三条 工場の祭典」で特別ワークショップ

    ニッパー型のつめ切りで世界に販路を広げる(株)諏訪田製作所(新潟県三条市高安寺・小林知行代表取締役)は、10月1日(木)から4日(日)まで開かれる「燕三条 工場の祭典2026」に参加し、普段の工場見学では入ることのできない製造現場で職人と一緒につめ切りづくりを体験する「SUWADA SPECIAL WORKSHOP」をはじめ、多彩なものづくり体験を行う。

    1日4人限定で職人の仕事を間近に

    「SUWADA SPECIAL WORKSHOP」は2日(金)、3日(土)の午後1時から5時まで。1日4人限定の事前予約制で、中学生以上が対象、参加費は2万2000円。

    参加者は通常の工場見学では入れない製造現場に入り、研磨や「合刃」など、つめ切りが完成するまでの工程を職人と一緒に体験する。

    職人から直接、話を聞きながら実際に手を動かし、SUWADAのものづくりをより深く知ってもらう。研磨体験で磨いたつめ切りは持ち帰ることができる。

    金属の排材を盆栽に

    10月1日から4日までの4日間は「ミニメタル BONSAIづくり」も行う。製品の製造過程で生まれる金属の排材を素材に、自由な発想で小さな盆栽をつくる。

    工場では「余りもの」に見える素材も、組み合わせや見立てを変えることで新たな作品に生まれ変わらせ、ものづくりの楽しさと素材の新たな可能性を体感してもらう。事前予約制で参加費は税込み4400円。

    工具に触れる展示や「SUWA謎」も

    このほか期間中は、職人が実際に使う工具に触れられる「道具に触れる。展」をはじめ、金属を使った「メタルチャームづくり」、オリジナルキャラクターを使った「アンドレキーホルダーづくり」、工場を巡って楽しむ「SUWA謎」、スタンプラリーなども行う。見るだけでなく、触れる、つくる、遊ぶというさまざまな角度からSUWADAのものづくりを体験できる4日間だ。

    メタルチャームづくりは4日間開催で予約不要、アンドレキーホルダーづくりは3日(土)、4日(日)に予約不要で行う。「SUWA謎・スタンプラリー」は自由参加、「道具に触れる。展」は自由観覧。

    案内付き工場見学は1日5回

    会場はSUWADA OPEN FACTORY(三条市高安寺1332)。案内付き工場見学は午前10時10分、11時、午後1時30分、2時15分、3時10分の1日5回で、各回約30分。予約不要、参加無料。

    問い合わせは諏訪田製作所営業部、電話0256-45-6111。

    関連リンク

    SUWADA – 諏訪田製作所
    https://www.suwada.co.jp/

  • 和紙、町家ごはん、靴下づくり 加茂の3者が「工場の祭典」で魅力発信

    和紙、町家ごはん、靴下づくり 加茂の3者が「工場の祭典」で魅力発信

    新潟県燕三条地域の名だたる工場などを開放して10月1日から4日まで開かれる「燕三条 工場の祭典2026」で、加茂市の加茂紙漉場、清雲亭山重、靴下メーカーの山忠が連携し、ものづくりと食を通じて加茂の魅力を発信する。3者を巡る初の公式ツアーはすでに満員となったが、各施設で行う体験や工場見学などには参加できる企画がある。

    3者が連携するのは、工場見学に加えて加茂のまちを周遊し、地域の文化や食にも触れてもらおうとする取り組み。10月1日に「加茂を丸ごと味わう一日ツアー」を行う。

    加茂商店街にある加茂紙漉場は、今回が工場の祭典への初参加。明治・大正時代に県内最大の和紙産地だった加茂の紙づくりの技術や文化を伝え、会期中は紙漉き体験や加茂紙を使ったワークショップを開く。

    老舗料亭「清雲亭山重」が運営する「YamaCafe」も初参加する。大正時代に建てられ、国の登録有形文化財となっている建物で、工場の祭典限定のスペシャルランチを提供。歴史ある建物の雰囲気とともに加茂の食を楽しんでもらう。

    6回目の参加となる山忠では、靴下の製造現場を間近に見られる工場見学や、かかとケア用靴下「足うら美人」の製造工程の一部を体験するワークショップを行う。工場前の「足と靴下の店 ごえん」では、足の特徴を知るための足底圧計測も実施する。

    工場の祭典限定グッズのほか、社員が着用しているオリジナルTシャツを数量限定で販売。10月1日からは、同社のフットヘルスウェアブランド「CARE:SOKU(ケアソク)」の「ととのえる ベーシック」の限定色「茜(あかね)」「夜(よる)」も数量限定で販売する。

    各施設のワークショップや工場見学などには参加可能な企画がある。開催日時や料金、予約の要否は各企画の案内で確認する。問い合わせは山忠の近藤さん、電話0256-53-0265。